最終退行
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最終退行

1,023円 (税込)

5pt

現場銀行員による腐敗幹部との誇り高き闘い!リアリティーあふれる長編銀行ミステリー。

「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取を陥れようと策謀を巡らすリストラに遭った行員。その攻防から銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、組織に反旗を翻す。攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。

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最終退行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんだかんだで池井戸節。
    リアルな銀行の雰囲気とスリル、人間模様が最高に面白い。読み始めたら止まらなくなります。少しだけ、半沢直樹の香りがするかと思いきやー。

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    ちょっと最初は小難しくなかなか頭に入りずらかったけど、後半になるにつれてどんどんハマっていく。最後はさすが!と思う読後。腐った上司や権力を握る人が多いのでかなり腹が立つ。昭和時代のバブル前のイケイケドンドン時代にはこんな輩が多かったんだろうなと思う。家庭崩壊は残念だけど夫は出世して稼いでくるのが当た

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    半沢直樹シリーズの前身といっていい本作。起承転結を池井戸潤イズムで駆け抜けて軽快なテンポが読みやすい。序盤でヘイトを貯めて終盤でひっくり返してすべてを吐き出すパターンはこの頃から健在。やっぱり池井戸潤の作品はこうじゃなくちゃ面白くないとうなりました。

    0
    2021年08月24日

    Posted by ブクログ

    いやー、、、面白い、面白い。
    本当に池井戸潤さんの小説は、時間泥棒。あっという間に引き込まれて、離れられなくなる。
    真面目に働く主人公が、企業論理に嫌気がさし反旗を翻して自らの信念を貫き通す。主人公も決して正義面した四角四面の性格ではなく、清濁併せ呑む一面を持つところが、池井戸潤さんの小説に魅入られ

    0
    2021年06月22日

    Posted by ブクログ

    半沢直樹が終わった今。

    もう、ぜひこれもどうにか映像化してくれないだろうか。

    楽しみに楽しみに待ってます。どうかこれを映像化してください。興奮する。絶対。絶対興奮する。

    そうだなー主役はー誰がいいかなぁ。半沢直樹のイメージ強すぎるから同じ俳優は使いまわせないなぁ。と考えてしまうくらい映像で見た

    0
    2020年10月30日

    Posted by ブクログ

    池井戸潤を続けて読みたくなって2004年頃の発刊の作品ですが、つい買ってしまいました。
    大手都市銀行で副支店長を務める蓮沼鶏二40歳が主人公。ずっと地道に銀行員として勤めてきたが、取引先への貸し剝がしによる取引先社長の自殺への無慈悲な対応に遂に銀行に叛旗を翻す。同時に同銀行の会長と融資ゼネコン社長と

    0
    2019年09月29日

    Posted by ブクログ

    タイトルから予想される内容を遥かに凌駕するスケールの結末。ミステリーに疎い私には、読めど読めど先は読めなくて…。決して清廉潔白とは言えないし共感できない言動も多いけれど、大事な人を守るために、という人の心を踏みにじる人間を許さぬ蓮沼の姿には、温かさも感じました。にしても、縦にも横にも敵ばかり、に思え

    0
    2019年05月22日

    購入済み

    面白いです

    あっと言う間に読みきりました

    0
    2017年02月01日

    Posted by ブクログ

    とりあえず池井戸潤一気読み最後はこれ。

    これまた銀行の腐敗を描いた長編。
    M資金を裏題材に、高卒で入行したが大卒にキャリアを潰されて恨んでいる塔山と、大卒だけど本流からは外れた蓮沼は立場の違いから距離をとっていたが、やがて銀行腐敗の原因を作った会長久遠をともに追い詰めていく話。一つひとつことが明ら

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    池井戸さんの作品らしく、最後までドキドキしっぱなしであった。さらに、現実離れしている場面が少しあり、読み終えるまで飽きなかった。

    0
    2023年12月30日

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