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黙阿弥
黙阿弥の真の姿と心の奥の風景を描く曾孫からの鎮魂の評伝。 ――坪内逍遙に“明治の近松、我国のシェークスピア”と称された河竹黙阿弥。その78年の生涯を、秘蔵の原稿や手記をもとに、曾孫にあたる著者が心をこめて描いた評伝。幕末から明治への激動の時代を生きた黙阿弥の作者魂と、江戸作者の矜持。それは現代にも通じるひとつの「生」の記録でもある。 ※本書の初出は、「別冊文藝春秋」(1991年夏~1992年秋)に「孤影の人」という題で発表され、単行本は、文藝春秋より1993年2月に『黙阿弥』と改題され刊行しました。底本は、文春文庫『黙阿弥』(1996年)を使用し、著者により若干の訂正をいたしました。 -
書林逍遙
かくも深遠なる本の世界。太宰治・江戸川乱歩・柴田錬三郎・宇野千代・岡本綺堂・川口松太郎・三島由紀夫・舟橋聖一・幸田文・芥川龍之介・川端康成・夏目漱石・柴田翔・吉行淳之介・伊集院静・吉村昭・山田風太郎・小沼丹・向田邦子・近松秋江・武田泰淳……急逝が惜しまれる、稀代の読書家・久世光彦がこよなく愛した文学のかたち、そして初版本との出逢い! 〇書は<時代>を映し、かつての数々の<恥>を呼び覚ます。特に若い日に読んだ書は厄介だ。1冊1冊に恥が纏い付いている書の記憶は、突然蘇って、いまもこの身を苛んで離れない。「右大臣実朝」の顰みに倣うなら、《歳月トハ、怯懦ノ姿デアロウカ》――。<本文より> -
私の長崎地図
生まれ育った町を振り返りながら書き綴った「私の長崎地図」を中心に、筆者の長崎へ対する思いが溢れる小説、随筆を編纂した作品集。――生まれ故郷・長崎。しかし、そこは再訪するのに四半世紀の時を必要とした地でもあった。強い郷愁と訪れることへの不安が、町の色や海の香に彩られた過去から、現在に至る心の風景を紡ぎ出す。長崎を舞台にした「私の長崎地図」「歴訪」「色のない画」などの小説や随筆を精選したこの作品集は、『私の東京地図』と対をなす著者の魂の彷徨である。※本書は『佐多稲子全集』(講談社・昭和52年11月~昭和54年6月刊)、『小さい山と椿の花』(講談社・昭和62年10月刊)、『思うどち』(講談社・平成元年6月刊)を底本としました。 -
マサコの戦争
私は、本書を21世紀を生きる若い人たち、子供たちや、孫たちを戦争に行かせたくないと願っているお母さんやお父さんに、ぜひ読んでいただきたい。戦争にまきこまれたあとでは遅すぎるのである。――著者/私たちは時代の流れの中で、私たちの足もとにせまっていた見えない硝煙、地を這って響いていたにちがいない砲声、芳香の中にまぎれていたきな臭いにおいに、どうして気づかなかったのだろうか。――<「はじめに」より> -
失恋覚悟のラウンドアバウト
モテすぎて困る男子高生。魔法少女になると宣言した女子高生。ブラック企業のサラリーマン。盗み癖がなおらない女の子と、彼女に恋する小学生。いくつもの恋と嘘がひとつの町で繰り広げられ、やがて大きな渦となる!巧妙な伏線と軽妙な筆致。デビュー作で編集部を震撼させた新星・浅倉秋成待望の最新作! -
純粋異性批判 女は理性を有するのか?
「仕事と私とどっちが大事なの!」「浮気するなら私にわからないようにして!」……男には決して理解できない女の論理は、一体どこから生まれるのか?カントの『純粋理性批判』の構成に倣いつつ、「女という不可解」を徹底解剖する大胆不敵な女性論にして最良のカント入門書。 -
播磨国風土記 全訳注
◇土地の名前、不思議な説話。そのすべては、古代びとの生きた確かな証◇ 奈良時代の初期、『古事記』や『日本書紀』とほぼ同時期に編述された、官撰の地誌『風土記』。 地方に律令政治による統治を行きわたらせようとした朝廷が、令制国の国庁にそれぞれの地理、産物、文化、歴史についての調査を命じ、その記録を献上させたものである。 各国ごとに編纂された『風土記』だが、その多くは散逸してしまい、現在まで遺されているのは、ごく数ヵ国のものに限られる。 『播磨国風土記』はその一つであり、本書は兵庫県南西部の地名の由来、大国主の伝説や景行天皇求婚譚などの説話、古代人の生活・習俗などを生き生きと伝える最重要史料である。 本書は漢文で書かれた原文からの訓下し文に、詳細な訳註つき。 さらに懇切な解説も加えた、「風土記」の世界を味わいつくす全訳注! 【本書「まえがき」より】 〈国家神話〉として再構成されたものではなく、在地に生きる古代の人々の、生きた神話や伝説、また習俗・社会などのありさまが、断片的ながらも窺える……本書は日本古代の人々の、生きた姿を、少しでも明らかにしようと努めたものである。 【本書の内容】 まえがき 凡例 一 賀古郡(一) 二 賀古郡(二) 三 印南郡 補説「印南郡」の存否 四 餝磨郡(一) 五 餝磨郡(二) 六 餝磨郡(三) 七 餝磨郡(四) 八 揖保郡(一) 九 揖保郡(二) 十 揖保郡(三) 十一 揖保郡(四) 十二 揖保郡(五) 補説「言挙げ」について 十三 揖保郡(六) 補説『万葉集』と播磨 十四 揖保郡(七) 補説 天日槍 付、粒丘銅牙石 十五 讃容郡(一) 補説 鹿の話 十六 讃容郡(二) 補説「異剣」伝説について 十七 宍禾郡(一) 補説「大神」「伊和大神」について 十八 宍禾郡(二) 補説 葦原志許乎神について 十九 神前郡(一) 補説 大汝神少比古尼神 二十 神前郡(二) 補説 百済人 二十一 託賀郡(一) 補説 盟酒 二十二 託賀郡(二) 補説 女性神 二十三 賀毛郡(一) 補説 地名起源記事の種類と性格 二十四 賀毛郡(二) 補説 根日女の話 二十五 賀毛郡(三) 補説 延喜式と風土記 二十六 美なぎ郡 補説 於奚袁奚天皇と「詠辞」 解説 鉄野昌弘 播磨国風土記地図 *本書は訳し下ろしです。訳者の遺稿に補遺を施しました。 -
資本主義の本質について イノベーションと余剰経済
〔それでも、究極的に資本主義は受け入れなければならないシステムなのである。〕 冷戦下ハンガリーにあって社会主義経済の非効率性を明晰に論じ、その後は新古典派経済学に痛烈な批判のメスを入れたコルナイ・ヤーノシュが、 世界経済危機を経験した世界に向けて、満を持して問うた「システム・パラダイム」に焦点を当てる圧倒的論考! 資本主義と社会主義の境界が再び問い直される今こそ読まれるべき、「異端派」の巨峰が遺したメッセージ! 【本書「日本語版への序文」より】 「私は資本主義を「良い社会」だとは思っていない。多くの点で「悪い」と思っているが、それはちょうどチャーチルの民主主義にかんする見方と同じである。つまり、私は資本主義を、あらゆる実現可能な選択肢のなかでもっとも悪くはないものと見なしているのだ。より重要なことに、私は資本主義を、実際に行われた唯一の選択肢である社会主義よりもずっと良いと判断している。」 【本書の内容】 日本語版への序文 英語版への序文 第I部 イノベーションとは何か 第1章 はじめに 第2章 資本主義、社会主義、技術進歩 第3章 技術進歩の転換と加速 第4章 人は歴史的事実をどう受けとめるか 第5章 おわりに 第II部 不足経済と余剰経済 第1章 はじめに 第2章 財とサービスの市場―余剰の再生産メカニズム 第3章 財とサービスの市場―概念装置と測定手法 第4章 労働市場―余剰再生産のためのメカニズム 第5章 実証的な説明と因果分析 第6章 余剰経済の効果とその評価 第7章 一般的図式からの応用 第8章 おわりに 補論1 自由、平等、博愛―社会主義体制崩壊以後の変化の考察 補論2 一人の東欧知識人の目に映るマルクス 訳者あとがき 参考文献 索引 訳者略歴 *本書の原本は、2016年にNTT出版より刊行されました。文庫化にあたり訳文を改訂しました。 -
ニホンザルの生態
サルの社会に分け入り、文化を見出し、人間性の起源に迫る―― 世界をリードした日本の霊長類学(サル学)の原点がここにある! 今西錦司・伊谷純一郎らとともに日本の霊長類学のオリジネーターの一人として活躍した河合雅雄。意匠を凝らした筆致でもって生き生きと描かれる、サルの群れのリーダー交代劇、メスの巧みな繁殖戦略、イモ洗い行動の伝播などのありさまに、読者はきっと「息をのみ、眉をひそめ、思わず膝を打って微笑むことになる」(山極壽一氏解説より)でしょう。 加えて強調すべきは、何より研究者本人たちが実に生き生きと、楽しそうに研究に没頭している様子が紙面からありありと伝わること。ゆえに本書は、日本の学問が一番元気だった時代の「生きられた記録」でもあるのです。 解説:山極壽一 [目次] ○ニホンザルの生態 1 ニホンザル/2 ニホンザルの生活/3 ポピュレーションの動態 ○社会構造 1 社会構造/2 群れ社会の諸形態/3 社会構造の変容 ○社会構造を支えるもの 1 幸島の群れ/2 順位制/3 社会関係の調整機構/4 駆け落ちしたリーダー候補 ○クラスとグループ 1 リーダークラス/2 サブリーダー/3 ナミオス/4 ヒトリザル/5 メス/6 母と子/7 社会的成長 ○性 1 その生理/2 性行動 ○ニホンザルの文化[カルチュア] 1 一般に見られるカルチュア的現象/2 幸島の群れのカルチュア/3 知能とカルチュア ○コミュニケーション 1 音声によるコミュニケーション/2 行動による伝達 ○日本のサル学 ○あとがき ○再版にあたって ○解説 ニホンザル研究の一里塚――河合さんのやり方 山極壽一 -
憲法と国家の理論
偉大なる憲法学者・清宮四郎(1898-1989年)、初の文庫版にして、重要論文を収録したアンソロジー。 宮沢俊義(1899-1976年)とともに戦後日本の憲法学を主導し、その屋台骨を作った清宮四郎は、東京帝国大学を卒業したあとヨーロッパに留学し、オーストリアの公法学者ハンス・ケルゼン(1881-1973年)の講義に接しました。これを機に、広い領域に及ぶ関心と深い学識に裏打ちされた独自の理論を紡ぎ始めた清宮は、京城帝国大学、東北帝国大学などで教鞭を執ったほか、1958年には我妻榮、宮沢俊義、大内兵衛らと憲法問題研究会を組織し、憲法に関する啓蒙活動に注力したことでも知られています。 しかし、宮沢とは異なり、一般向けの著作を多く残さなかった清宮の名は、専門家を除けば、ケルゼンの『一般国家学』(1925年)の訳者として知られているのが実情でしょう。日本の憲法学の厚みと深みに接する機会がない現状は、理想とは程遠いと言わざるをえません。 本書は、そうした状況を打破するべく、東北大学で清宮の薫陶を受けた樋口陽一氏が、清宮が残した二冊の論文集『国家作用の理論』(1968年)と『憲法の理論』(1969年)から重要な論文を精選し、刊行するものです。憲法とは何か、国家とは何か――その重要な問いに答えるために、過去の思想家に遡り、最先端の知見と照らし合わせつつ根源に迫っていく筆致は、他の誰にも真似できない凄みを感じさせます。美濃部達吉(1873-1948年)とケルゼンという二人の師、そして宮沢という友の思い出を語った貴重な記録「私の憲法学の二師・一友」を併載し、樋口氏による懇切な「解説」を収録しました。 文字どおり「決定版」となるアンソロジーを、佐々木惣一『立憲非立憲』、尾高朝雄『国民主権と天皇制』、恒藤恭『憲法問題』に続く、学術文庫・憲法シリーズの1冊として、満を持してお届けいたします。 [本書の内容] I 日本国憲法の思想と原理 権力分立制序説 日本国憲法とロックの政治思想 憲法の法的特質 憲法の前文 国民主権と天皇制 天皇の行為の性質 数と理 多数決の前提条件 わが憲法上の解散 憲法の変遷について II 憲法理論の基礎 法の定立、適用、執行 違法の後法 憲法改正作用 ブルクハルトの組織法・行態法論 III 憲法学の二師・一友 私の憲法学の二師・一友 解 説(樋口陽一) -
アステカとインカ 黄金帝国の滅亡
一六世紀、スペイン人によるアメリカ大陸征服史が始まる。黄金を探すコロンブス、ピサロ、コルテス……。抵抗する、モクテスマ、トパック・アマルなどのインディオたち。栄華を誇った帝都と文明は、いかに滅ぼされたのか? 西欧と非西欧の壮絶なる戦いの記録を、既存の、スペイン人主体の史料では触れられなかった「敗者の視点」から再検証、植民地時代から現在へ続くラテンアメリカの被征服史を辿る。 プロローグ 黄金の夢 第一章 コロンブスの目指したジパンゴ 第二章 冒険者バルボア 第三章 メキシコの発見 第四章 首都の攻防 第五章 対決 第六章 「悲しき夜」 第七章 英雄の敗北 第八章 太平洋と中央アメリカ 第九章 南の海の探検 第一〇章 カハマルカの悲劇 第一一章 クスコ占領 第一二章 征服者たちの争いとインカ 第一三章 アラウコの国とパンパ 第一四章 ムイスカの黄金 第一五章 エル・ドラードとアマゾンの国 エピローグ 征服者たちの黄昏 あとがき 年表 民族と地域 人名検索 2002年小学館より刊行されました -
ギリシャ神話集
紀元後2世紀頃、ローマの一般大衆へギリシャの神話世界を伝えるために編まれた、277話からなる神話集。壮大なギリシャ神話の全容を網羅的に扱うためか、神話の骨子や人物の事績等がきわめて簡潔に綴られていて、作者は事典的性格を意図したものと推測される。作者のみが伝える神話要素も含み、ギリシャ神話の研究者・愛好家必読の書。本邦初訳。 -
エフ漫画 ゴールデンレトリバーのコメとイクラと保護猫ウメとの楽しい暮らし
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【大変お待たせいたしました!笑って泣ける!大人気の「エフ漫画」待望の第3弾!】 第1弾の大重版、第2弾への熱い大反響にお応えし、待望の第3弾がついに登場! 犬を飼っている人もそうでない人も一瞬で笑顔になれる優しさに満ちた世界が、さらにパワーアップ。 亡き「エフ」への変わらぬ愛情と、天真爛漫な「コメ」との賑やかな日々に、今回は新しい仲間たちがやってきます。 なんと、マイペースで愛らしい保護猫の「ウメ」、さらに新しく家族に迎えられたゴールデンレトリバーの「イクラ」が登場! 犬と猫の種を超えたユニークなやりとりや、ゴールデン多頭飼いならではのドタバタ劇など、これまでにない新しい見どころが盛りだくさんです。 【登場犬猫】 ●エフ(初代ゴールデンレトリバー) 「エフ漫画」の原点で永遠の主人公。著者が13歳で見送った特別な存在。 どの時代も愛嬌たっぷりで何より食いしん坊! 犬と暮らす楽しさを教えてくれたユーモラスな看板犬。 ●コメ(2代目ゴールデンレトリバー / 8歳・女の子) 大きくて穏やか、誰にでもフレンドリーな優等生。 イタズラも盗み食いもしないが、実は気が小さく繊細というギャップが魅力。 SNSやご近所でも愛される人気者。 ●イクラ(3代目ゴールデンレトリバー / 2歳・女の子) コメが大好きな少し小柄な末っ子。愛想がなく身内以外には尻尾を振らない。 コメの真似をする健気でコミカルな姿とつぶらな瞳が魅力。 ●ウメ(保護猫 / 5歳・女の子) 犬中心の我が家に新たな風を吹き込んだ、クールでマイペースな白黒ハチワレ猫。 犬たちの大きな体や騒動にも一切物おじしない堂々とした性格。 犬たちとユニークなやりとりがほほえましい。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
キッザニア東京 完全ガイド 2026-2027
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こども達が好きな仕事にチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる「キッザニア東京」。このキッザニア東京の、すべてのパビリオンと、そこで体験できるアクティビティをすべて紹介するガイドブックです。 キッザニア東京は、2026年10月5日に開園20周年を迎えますが、その最新情報を盛り込んでいます。 各パビリオンを仕事の内容から、「食べ物を作りたい!」「乗り物大好き!」など、7つのカテゴリーに分けて掲載。各パビリオンのページでは、仕事内容をはじめ、おすすめポイント、体験して持ち帰ることができる成果物、体験中に着るユニフォームも紹介しています。 そのほか、施設の全体マップやパビリオン早見表もあるので、とても便利です。年齢別のモデルコースもあり、計画を立てる時の参考になります。 この本を読んで、より深くパビリオンやお仕事の内容を知り、20周年を迎えるキッザニア東京に行ってみませんか? -
虹咲カリナ Prism FRIDAYデジタル写真集
TikTokフォロワー20万人超を誇り、NHK Eテレ『ギョギョッとサカナ★スター』の新MCとしても活躍中の虹咲カリナ。料理や釣りを趣味とし、釣った魚は自ら捌いて味わうほどの魚好きの一面も。 18歳らしい無邪気な笑顔やあどけなさはもちろん、抜群のスタイルが映える多彩なカットを収録。等身大の可愛らしさがあふれ、時折目を奪われるような凛とした表情や大人びた雰囲気ものぞかせます! 全6ポーズ77ページの大ボリュームで贈る渾身の1冊をぜひお楽しみください! -
ふたりでおでかけ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんなときは、ノートとペンを使えばいい。 ママがいつもそうしてるし、やり方はちゃんとしっている。 それにわたしは、絵がとくいで、さらさらってかけるんだから。 さそくノートを開いて、ペンで書いてみた。 こんなふうに。 (本文より) *************************************** しっかり者のお姉ちゃんと、特別支援学校に通う弟くんのふたり旅……。 世間からは、「たいへんそう」「かわいそう」と、不安の声があがるかもしれません。 けれど、愛情あふれる工夫と、出会う人たちのやさしさが、ふたりの旅をそっと支えてくれます。 ドキドキハラハラ、そして、たくさんの笑顔がつまった『おでかけ』ストーリー。 ふたりの小さな背中を、どうかいっしょに見守ってください。 福田隆浩 重度の知的障害を持つ女の子の一人称で描かれた『たぶんみんなは知らないこと』が話題となり野間児童文芸賞受賞のほか、『ふたり』が青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『香菜とななつの秘密』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれるなど、特別支援学校で長く現役教師をつとめながら児童文学作家としても活躍する、福田隆浩氏作。 -
競馬の世界史 欲望と文明のビッグレース
人間が生んだ「最高の芸術品」ともいわれるサラブレッド。この速く、強い馬を競わせる近代競馬はイギリスで生まれ、はじめは王侯貴族の遊びとして、そしていつしか「文明の象徴」としてヨーロッパからアメリカ、日本など各地に伝わっていった。 一方で、「賭博」としての競馬は人間の欲望を刺激し、八百長や不正の誘惑をともなって人間の性(さが)をあらわにする。こうした「欲望」をいかにコントロールし、公正さを実現するか――。競馬場はその社会と文明の成熟度を試されるのだ。 まさに欲望と文明がせめぎあってきた競馬の歴史を、古代ローマ史・地中海文明史の第一人者であり、長年の競馬ファンでもある著者が熱く書き上げた1冊。 アラブ馬を始祖とするサラブレッドの誕生、イギリスの伝説的名馬エクリプスの登場、フランスでの凱旋門賞の創設、アメリカ競馬最強の時代を経て、いま、日本競馬が世界で最高峰のレベルにある。日本の馬が凱旋門賞を勝つ日は近いだろう。 文庫化にあたり、最近10年あまりの世界と日本の競馬の動向を大幅に増補。 〔原本:『競馬の世界史:サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』中公新書、2016年刊を増補改訂〕 目次 プロローグ 第1章 古代民衆の熱狂――競馬の黎明期 第2章 英国王の庇護のもとで――近代競馬の胎動 第3章 サラブレッドの誕生――品種改良のはじまり 第4章 クラシックレースの成立――十八世紀のヨーロッパ競馬 第5章 市民社会と近代競馬の発展――十九世紀のヨーロッパ競馬 第6章 馬産地ケンタッキーの台頭――十九世紀の世界の競馬 第7章 凱旋門賞創設と国際レースの舞台――二十世紀のヨーロッパ競馬 第8章 繁栄する合衆国の英雄たち――二十世紀のアメリカ競馬 第9章 日本競馬の飛躍――二十世紀の世界の競馬 第10章 国際化時代のビッグレース――現代の競馬 エピローグ あとがき 学術文庫版の増補 学術文庫版のあとがき 主要参考文献 用語ノート 馬名索引 -
クルアーンの世界 語りかけるイスラーム
「読め!」 大天使ジブリールの語りかけから、すべては始まった――。「誦(よ)まれるもの」をその名にもつクルアーン。ムハンマドにもたらされた「神の言葉」は、いかにして書物の形を得たのか。22億人が信仰するイスラーム唯一の聖典誕生の歴史と、1400年にわたって人々を惹きつけてやまない聖典が語る世界を描き出す。知る喜びに満ちたクルアーン入門にしてイスラーム入門。 世界三大宗教のひとつ、イスラーム。その信仰者ムスリムは、世界人口のおよそ四分の一を占め、遠くない未来に三分の一に達し、キリスト教を抜いて世界最大の宗教になるとも言われる。 イスラーム唯一の聖典クルアーンは、ムハンマドに断続的にもたらされた啓示を集めたものであり、内容が完成した段階では書物の形をもっていなかった極めて珍しい書物である。このように誕生したクルアーンが一義的には「朗誦(誦まれるもの)」であり、キリスト教の聖書が本質的に「書物」であることを考えると、両者の違いは明らかである。 神からの語りかけであるクルアーンは、いかにして本の形をとったのか。 今や毎年何千万部も印刷され、日本語をはじめさまざまな言語で読むことができるクルアーンだが、20世紀に入るまで、他言語への翻訳はおろか活版印刷さえ拒んできた。アラビア語で朗誦されてきた聖典の世界、魅力的な独自の人間観や社会観を、日本の読者のために再構成して描き出す。 1400年にわたって世界中の人々の心の拠りどころとなってきた聖典の扉を開く、類稀な一冊。(原本:岩波書店、2009年) 【本書の内容】 プロローグ 第1部 「神の語り」から書物へ――一つの啓典の旅路 第1章 朗誦する啓典の誕生 第2章 正典の結集 第3章 内容と構成 第4章 紙と写本の帝国 第5章 現代に生きる聖典 第2部 章句が織りなす人間世界 第1章 ムハンマドの生きざま 第2章 預言者の町マディーナ 第3章 アブラハム的世界 第4章 唯一神のコスモロジー 第5章 イスラーム法と信仰儀礼 第6章 人生と社会運営のための規定 エピローグ 参考文献 学術文庫版のための参考文献 学術文庫版あとがき 章の一覧表 -
旧約聖書を読み解く
「旧約聖書」とはどんな書物なのか? 「旧約聖書」は、古代イスラエル(ユダヤ)の民の千年以上にわたる歴史を背景として成立した、さまざまな文書を39巻にまとめたものです。その編纂は長期に及び、増補・改訂を含む複雑な過程を経てできあがったと言われています。 ユダヤ教ではイエスをキリスト(メシア)と認めないため、「新約聖書」は存在しません。「旧約聖書」のみが聖典とされ、「タナハ(TaNaKh)」と呼ばれます。一方キリスト教では、イエスによる「新しい契約」を記した「新約聖書」に対し、それ以前の書を「旧約聖書」と位置づけます。本書は、こうした「新約」との関係を視野に入れながら、「旧約聖書」を読み解いていく本です。 古代イスラエルの民たちは、エジプトを脱出後、遊牧的生活から定住へと移行し、やがて王国を築きます。しかし、その後も南北分裂など不安定な時代が続き、王国の崩壊以降はエジプト、ペリシテ、アッシリア、ペルシアといった大国の支配下に置かれました。 このような歴史的状況のもとで成立した「旧約聖書」は、各時代を生きた人々が、伝えられてきた過去の出来事の意味を問い直し、新たな解釈を加えてきた「伝承の歴史」と言えます。そこに収められた物語や掟は、歴史的経験の中に意味を見いだそうとする営みの結晶です。 同様に、「旧約聖書」において、歴史は「神が語りかける場」「神の意志が示される場」として描かれます。創世記の原初の物語に始まり、アブラハムの旅立ち、出エジプト、王制の成立と崩壊、バビロン捕囚、そしてユダヤ教の成立――。こうした流れは、すべての被造物を救おうとする神の救済史として、一貫した意味を帯びています。 神との契約とは? 安息日の規定とは? 「約束の地」とは? 旧い契約から新しい契約への移行とは? 苦難の歴史を生きた民たちが出来事の描写に込めた意味を、原典ヘブライ語の語義や各文書の成立年代、文章構成に目を配りながら丁寧に繙いていきます。 *本書の原本は、2006年に日本放送出版協会から刊行されました。 [本書の内容] はじめに 第一章 旅立つアブラム 第二章 アブラハムと契約を結ぶ神 第三章 七日目には仕事をやめねばならない 第四章 飲み水がないと不平を言う民 第五章 ヨルダン河の東岸で――申命記という本 第六章 約束の地へと入る民 第七章 「我々にはどうしても王が必要なのです」 第八章 「お前か、イスラエルを煩わす者よ」 第九章 動乱の時代に静けさを説いた預言者イザヤ 第十章 捕囚という現実に預言者が見たもの 第十一章 平和といやしを与えるための苦しみ 第十二章 ユダヤ教の成立 関連年表 あとがき 解 説(田島 卓) -
世界史の日本史
世界史教育の変遷から近代日本の歩みを描く一冊! 明治初期、「アダムとイブ」はどう記述されたか。 欧米の「人種主義」にいかに対峙したか。 帝国主義化は東洋史の記述をいかに変えたか。 なぜ戦後に西洋史の普遍性を強調したのか。 明治維新、戦争、グローバル化――。世界史教科書は各時代の影響を受けながらどのように変わってきたのか。 ロングセラー『聖書vs.世界史』の著者による決定版! 筆者が属する世代は、元来、日本の「世界史」及びその世界史像に対しては強い関心を持たざるを得ない環境の下で過ごしてきた。というのも、戦中派の最後に当たる私たちの世代は否応なしに世界史像の転換に立ち会わされた世代だからである。筆者の場合、高等学校や大学生時代には戦後歴史学が強い影響力を有していたなかで学び、大学院生時代には非常勤講師として世界史を教えたが、その末期に文化圏型世界史への転換という衝撃を経験している。やがて私が大学の講義では西欧における世界史記述の歩みをテーマとするようになったのも、この体験が糸を引いていたと言えるだろう。――「おわりに」より -
たいやきデカ (1)だいふくどろぼうを つかまえろ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【 お子さまの初めてのひとり読みに! 】 だらけて、食べて、ナゾを解く、新しい読み物シリーズ 頭はたいやき、体はにんげん。 やる気はないけど、推理力ばつぐんのたいやき刑事(デカ)コゲンボが、あんこを食べて、ナゾをとく! ここは町の平和を守る警察官たちが働くオイシー警察署。 みんな忙しく働いているなか、ひとりだけ、デスクに突っ伏しているひとがいます。 彼こそが、ひとよんで「たいやきデカ」の刑事コゲンボです。 今回は商店街の和菓子屋さんで、白昼堂々、名物の大福が盗まれる事件が発生。 通報を受けたコゲンボと、石頭がウリの相棒カタスギが、現場にかけつけます。 いったい、犯人の正体は? ●対象年齢:5歳から ※小学2年生までに習う漢字を使用 ※すべての漢字にふりがな付き ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
星降る王国のニナ(19) 特装版
【俺が殺すのか もしもニナがそう願ったら】 獣の神に身体を乗っ取られたアズールは、ニナに本当の名前を呼ばれたことで、支配権を取り戻す。ようやく本心で話し合うことができたふたりだったが、アズールは、いつかその時が来たら獣の神ごと封じてほしいと告げる。それ以外の道を探るため、旅に出る決意をしたニナ。だがその矢先、思いがけずセトとの再会を果たす。 星の姫の孤独な宿命。それからニナを解き放ちたいと願うアズールとセト。それぞれの選択とはーー!? 累計440万部突破!大人気恋愛ファンタジー第19巻。 特装版はリカチ先生描きおろし特別小冊子32Pつき! アズールの「おやすみ、ニナ」&セトの「おはよう、ニナ」が両A面で登場!! その他、三王子やソル、ヒカミのエピソードも!! -
うどん対ラーメン やきそばの逆襲
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ついにあらわれた最強の刺客に、うどん、絶体絶麺 !? 伝説的麺絵本、10年ぶりの最新作! どちらがうまいかをめぐる激闘をくりひろげたうどんとラーメン。 戦いを経ておたがいの良さを認め合い、固い絆でむすばれたふたりだったが、 ある日、うどんのもとに傷ついたラーメンがたずねてくる。 ラーメンが持っていた挑戦状にはこう書かれていた。 「麺類ナンバーワンはオイラだ!」 ボロボロの友の姿が、うどんの闘志にふたたび火をつけた。 はたしてうどんは、ラーメンの仇を打つことができるのか。 麺類No.1、すなわち「ナンバーメン」をかけたバトルが今はじまる! 死闘の地平線で明かされる、衝撃のラストとは!? 刊行直後からたちまち話題になった、ロングセラー絵本『うどん対ラーメン』、待望の最新作! うどんとラーメンの前に立ちふさがったのは、まさかのやきそば! 麺類最強王者の称号を手にするのは誰なのか! ついに決着がつくのか、それともつかないのか!? 「おいしさ」を骨の髄まで追求した、爆笑ユーモア絵本の最新作です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
現代免疫物語frontier mRNAワクチン、アクテムラ、CAR-T細胞、腸管免疫の最前線
人は一度かかった疫病(えきびょう)には二度とかからない。二度目の「疫」病から「免」れる不思議な仕組み「免疫」は今も謎に包まれ、未知の領域が開拓され続けている。ノーベル賞級の成果を輩出する免疫学の世界的権威と、難解な科学を明快に解説する科学ジャーナリストがタッグを組み、知的興奮に満ちた免疫世界の物語を紡ぐ人気シリーズの第4弾! 【カリコのmRNA革命】恐るべきウイルスが世界を変えたあの時、それでも人類は幸運だった。RNAをこよなく愛するカタリン・カリコが同時代に居合わせたからだ。彼女の研究が結実して人類は、新型コロナを制するmRNAワクチンをいちはやく獲得できた。しかし、その道のりは苦闘の連続だった。日本人研究者の知られざる貢献も得て、彼女がノーベル賞に輝くまでの歩み。 【免疫の暴走を封じたアクテムラ】新型コロナ感染症が重くなると、免疫の情報伝達分子サイトカインが嵐のように過剰放出され、激しい炎症反応が生じる。それは呼吸不全や血栓形成、多臓器不全につながり、患者の命を脅かす。この重篤な炎症反応を抑えるため世界の臨床現場で重要な役割を果たしたのが本書著者の一人、岸本忠三のインターロイキン-6発見から生まれた「アクテムラ」だった。関節リウマチの薬はいかにして新型コロナ重症患者を救ったのか。 【がんと戦う「小さなサイボーグ」CAR-T細胞】強力な殺傷能力を備えたT細胞に、敵を探知する高性能センサーを合体させたCAR-T細胞。急性リンパ性白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など血液がんで大きな成果をあげたこの治療は今、「宿敵」固形がん(肺がん、乳がん、胃がん、大腸がんなど)に挑もうとしている。血液がんとは違い臓器の奥に巣をつくる固形がんは免疫細胞を寄せつけにくい。そこにどう入り込み、攻撃するか。CAR-T細胞の次の進化はその難問に向かっている。 【目くるめく迷宮「腸管免疫」の驚異】全身の免疫細胞の約7割が集う腸は「体内最大の免疫の場」だ。そして腸には、天文学的な数の腸内細菌が棲んでいる。両者が至近距離で向かい合う腸は一触即発の緊張の場。しかし戦いが始まり、炎症が起き、激しい腹痛に見舞われることはめったにない。それはいったいなぜだろうか? 鍵を握る「免疫寛容」のからくりをはじめ、人知がおよばない迷宮「腸管」で繰り広げられる免疫世界の不思議さに迫る! (目次) 第一章 自然免疫の砦に挑んだカリコ mRNA革命の軌跡/第二章 サイトカインの嵐を封じたアクテムラ IL-6研究が導いた新しい治療/第三章がんと戦うCAR-T細胞 進化する「小さなサイボーグ」/第四章 がん個別化治療に向かうmRNA 「わたしだけのワクチン」はつくれるか/第五章 不思議の迷宮、腸管免疫 体内最大の免疫の場で何が起きているのか -
葵成美 天使に恋して FRIDAYデジタル写真集
サーキットのリトル・エンジェルこと、葵成美さんの最新デジタル写真集。 2022サンスポレースクイーンアワード FRIDAYグラビア賞を受賞した"なるみん"の、さらに美しくなった姿をお届けします。 -
新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く
日本は「東西」で語れるのか? 「中部地方」は存在するのか? 何が「裏日本」をつくったのか? 私たちが知らない〈この国のかたち〉 日本列島って、こんなに面白かったのか!!! 【フルカラー&図版100点以上収録】 分けて、つないで、知的興奮…… 日本の見方がガラリと変わる まったく新しい地理学入門! 【本書のおもな内容】 ◆都道府県ランキングが隠すもの ◆マクドナルドを「マクド」と呼ぶのは関西だけではない ◆西日本で見られる「納豆人気」の謎 ◆プロ野球や進学先から見える「地域構造」 ◆地政学と国土計画の意外なつながり ◆台風や黒潮が「南海日本」をつくった? ◆地域の盛衰は「交通」で決まる? ◆「瀬戸内海」はいかにして発見されたのか? ◆なぜ九州は出生率が高いのか? ……ほか 「地域区分は、一見すると地域を『分ける』試みのようでありながら、実はそれと同じくらい『つなぐ』営みでもある。何らかの共通性を持つからこそ、異なる地域が同じ区分として括られる。新しい地域区分を考えることは、はるか遠方のどこか、そしてそこに住む誰かに対して想いを寄せることでもある。日本列島のあちこちに築かれた地方ブロックの壁を飛び越え、遠く離れた場所との新たなつながりを見出すこと、それがこの本の目的である」――「はじめに」より -
豊田ルナ 初恋のままで vol.2 90ページ超豪華版 FRIDAYデジタル写真集
俳優や、アイドルグループ「AND CaaaLL」で活躍中、豊田ルナさんの最新デジタル写真集! vol.1には収録しきれなかったアザーカットを90p以上の大ボリュームでお届けします。 ※vol.1との写真の重複はありません。 -
キリスト教13の不思議
一神教・二元論・三位一体・七つの大罪・十戒と十字架・一万一千人の処女殉教者・一三日の金曜日…… キリスト教の秘密は「数」にあり! キリスト教の成り立ちから、信仰の普遍性と特殊性、そしてキリスト教徒のメンタリティまで、1~13の数字にちなんだテーマを通して複雑かつ多面的な宗教の核心に迫る、意匠を凝らした唯一無二の入門書! [目次] はじめに 第1章 一神教のはじまり 第2章 二元論 第3章 三位一体 第4章 四〇年の持つ意味 第5章 キリストの五つの傷 第6章 天地創造の六日目に創られたもの 第7章 七つの罪と赦しと秘跡 第8章 八日は聖母マリアの受胎の日と誕生の日 第9章 九つの天井画 第10章 十戒と十字架 第11章 万一千人の処女殉教者 第12章 一二の星を戴く聖母マリアとヨーロッパ 第13章 一三日の金曜日 終章 おわりに 学術文庫版へのあとがき 無数の地平へ (*本書の原本『キリスト教の謎――奇跡を数字から読み解く』は、2016年に中央公論新社から刊行されました。) -
Destiny Unchain Online
高校入学直前の春休み。満月紅(みつきこう)は新作VRMMORPG『Destiny Unchain Online』のテストを開発者である父に依頼され、VR世界に舞い降りた。 ログイン直後、無意識に紅は「美少女」のアバターと「吸血種族」を選択してしまう――しかも最初に転送されたのは「始まりの街」とは異なる謎の遺跡でログアウトもできない!!(命の危険はないみたいだが) 根っからのゲーマーでもある紅は「クリム」という美少女純血吸血種族として、高校入学時の1ヵ月を使い『DUO』で遊び倒すことを決意したのだが!? ――これはゲーム世界で吸血鬼美少女になり、その能力とスキル(と可愛さ)であっという間にゲーム世界を席巻し、プレイヤー達に愛でられつつ『赤の魔王』として恐れられる?ことになる、紅=クリムの物語!! -
星野凛(りんの田舎暮らし) りんちゃん、海へ行く。 vol.2 FRIDAYデジタル写真集
登録者50万人超のYouTubeチャンネル『りんの田舎暮らし』を運営する星野凛さんの、最新デジタル写真集。 vol.1に収録しきれなかったアザーカットをたっぷり収録80ページ超。 さらに、vol.2限定の特別な衣装も! りんちゃんとすごす、ゆったりとした休日を想像しながら、癒されてみてはいかがでしょうか。 ※vol.1との写真の重複はありません。 -
少女と毒
うつのみや賞&日本児童文学者協会受賞作家が挑んだ意欲作! ●『少女と毒』概要(対象:小学高学年以上) 絶望の淵で見つけた「居場所」は、甘い猛毒だった――。 「ここにいれば、ひとりじゃない」 地方の家庭で両親の諍いと破産に苦しみ、学校でも居場所を失った中学2年生の少女。 追い詰められた彼女は、たった7万円を握りしめ家出を決行し、夜の東京・新宿、歌舞伎町へとたどり着く。 ネットの噂を頼りに訪れたその街で、トー横キッズと呼ばれる、 自分と同じように居場所のない少年少女たちのコミュニティに引き込まれていく。 そこで出会ったのは、キツネ顔の年上の少女「キッツー」。 妹のように優しく接してくれる彼女に、少女は新しい名前をつけられる。 薬物(オーバードーズ)や犯罪へと誘う「毒友」キッツー。 優しい「新宿のママ」。絶望を抱えた子供たちが集う歌舞伎町で、少女は生きるために「猛毒」に手を染めるのか――。 現代の新宿を舞台に、家出少女の絶望と再生を描く、リアルストーリー。 ●佐藤まどかの「消えたこどもたち」三部作 『少年と悪魔』(発売中) 『少女と毒』(2026年発売予定) 『ぼくたちはここにいる』(2026年発売予定)
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