山内進の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大
    北の十字軍
    「ヨーロッパ」の北方拡大
    著:山内 進
    紙版
    講談社学術文庫

    良書、そして、驚異の書、そして、ヨーロッパへ見方が変わった警告の書である

    ドイツとロシア、そして、ポーランドとの歴史的な確執、その根底は「北の十字軍」だ
    北の十字軍とは、ドイツ騎士団をはじめとする、強大な軍事力による、イエ...続きを読む
  • 北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大
    高校世界史ではいまいちマイナーな東欧世界の中世に関して入門するには調度良い一冊です。

    ヨーロッパ拡大とキリスト教がなぜ不可分なのか。その根本的な理論の部分から説明し、その理論を軸にフランク王国の拡大から大航海時代までを説明して見せます。その理論こそ「入るように強制せよ」。すべての異教徒を改宗させる...続きを読む
  • 北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大
    日本人にとって(少なくとも私にとって)なじみの薄い、北方ヨーロッパに派遣された十字軍に関する第一級の資料として、でも堅苦しくなく接することの出来る良書。

    東方十字軍は、エルサレムへの巡礼を保護することが目的であり、西方への十字軍は「レコンキスタ」として知られるとおりイスラム教徒からのヨーロッパの奪...続きを読む
  • 北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大
    少し難しいテーマを負っているのだが、ドイツ北東部、バルト3国、ロシアを舞台にした、中世の壮大な戦記物語のようで、非常に楽しい作品に仕上がっていると思う。そんな「中世の壮大な戦記物語」に触れながらも、「正義が力」なのか「力が正義」なのか、人間が永い間考え続け、また戦いを繰り返してきたという歴史に想いを...続きを読む
  • 北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大
    ドイツ騎士修道会を中心に、バルト地方やプロイセン、ポーランドに侵攻した、十字軍のヨーロッパ北方への展開をわかりやすく解説している本です。

    聖地回復を元来の目的としていた十字軍が、世界のキリスト教化という使命にもとづいて、異教徒に対する軍事的な侵攻を進める論理をつくり出したのかということが、歴史的な...続きを読む

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