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天正八年(一五八〇)、大村氏より長崎を寄進されたイエズス会。彼らは寺社勢力のように、都市・流通機構を支配し、南蛮貿易から巨富を得た。〈約束の地〉長崎を安定化させるために、武装化・軍事化路線を進んだ彼らが取った戦略とは? 一五八七年の豊臣秀吉の「バテレン追放令」まで、日本史上大きな画期をなす〈教会領〉の時代を捉え直す。(講談社選書メチエ)
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Posted by ブクログ 2016年02月29日
1580年の大村氏による寄進から、1587年の豊臣秀吉「伴天連追放令」による没収まで、イエズス会領有時代の長崎に関する論稿。イエズス会と南蛮貿易の深い関係、戦国期九州の政治外交におけるイエズス会の関与、イエズス会内部の現地適応路線と信仰原理主義路線の対立が長崎に与えた影響などを、世界史的視点で縦横...続きを読むに論じている。イエズス会の長崎領有を延暦寺や本願寺のような寺社権門の一種として位置づけているが、本書の記述に拠る限り、一般的な荘園や寺内町とは明らかに異なる特殊性があるのは確かで、疑問がないではない。中世固有の問題にとどまらず、現代にも通じる政教関係や国際経済の問題に普遍的な示唆を与えてくれる本ではある。
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教会領長崎 イエズス会と日本
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安野眞幸
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