ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
短歌、俳句、詩、エッセイ、評論、演劇……。芸術のジャンルを軽々と飛び越え、その鬼才ぶりを発揮した寺山修司。言葉の錬金術師は歌う。故郷を、愛を、青春を、父を、そして祖国を! 短歌の黄金律を、泥臭く、汗臭く、血腥い呪文へと変貌させる圧倒的な言語魔術に酔いしれる。(講談社学術文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
これは猟奇歌の系譜の短歌ととらえることができるのではないか、と興奮しながら読みました。 以下、個人的お気に入りの方々。 「失いし言葉かえさん青空のつめたき小鳥撃ちおとすごと」 「悲しみは一つの果実てのひらの上に熟れつつ手渡しもせず」 「うしろ手に墜ちし雲雀をにぎりしめ君のピアノを窓より覗く」 「...続きを読む汚れたるちいさき翼われにあらば君の眠りをさぐり翔くべし」 「愛されていしやと思うまといつく黒蝶ひとつ虐げてきて」 「ある日わが喉は剃刀をゆめみつつ一羽の鳥に脱出ゆるす」
寺山は短歌の可能性を大きく拡大し、短歌はこんな表現ができるのだ、と示してみせた。 寺山に衝撃を受けたのは映画「書を捨てよ、町に出よう」だった。 千石の三百人劇場で、ATG特集でこの作品に出会って、映画はこんなことが出来るのだ、こんなことをしても良いのだ、と驚かされた。 その原点は短歌にあったのだ。...続きを読む 上の句と下の句の断絶と飛躍。 立て続けに繰り出される鮮烈なイメージ。 因習と革新。 読む度に心が震え、その革新性に震撼する。 塚本邦雄と寺山が、ほとんど停滞していた短歌を現代に甦らせたのだ。
短歌、俳句、詩、エッセイ、評論、演劇…。芸術のジャンルを軽々と飛び越え、その鬼才ぶりを発揮した寺山修司。言葉の錬金術師は歌う。故郷を、愛を、青春を、父を、そして祖国を。短歌の黄金律を、泥臭く、汗臭く、血腥い呪文へと変貌させる圧倒的な言語魔術に酔いしれる。
風土社、沖積社の「寺山修司全歌集」を底本として、講談社学術文庫の一冊となりました。巻末には、塚本邦雄と穂村弘の解説が載せられています。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
寺山修司全歌集
新刊情報をお知らせします。
寺山修司
フォロー機能について
「講談社学術文庫」の最新刊一覧へ
「趣味・実用」無料一覧へ
「趣味・実用」ランキングの一覧へ
あゝ、荒野
あゝ、荒野(1)
青い種子は太陽のなかにある
家出のすすめ
幸福論
さかさま映画論 地球をしばらく止めてくれ ぼくはゆっくり映画を観たい
さかさま世界史 怪物伝
さかさま世界史 英雄伝
「寺山修司」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲寺山修司全歌集 ページトップヘ