歴史・時代作品一覧

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  • 青二才で候
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    大藩藤堂家に仕える澤村甚九郎は、病弱な兄に代わり江戸藩邸出仕を命じられた。伊賀十五家のひとつとはいえ、所詮は貧しい下級藩士。旧い組織の中で汲々と生きる人生にうんざりしていた若い彼は、江戸で立身出世を目論む。だが、夢見ていた甘い思惑は外れ、じゃじゃ馬で鳴らす姫様の守役にされてしまい、困惑する甚九郎だが!? 文庫書き下ろし
  • 太平洋海戦史
    5.0
    東条内閣の打倒,終戦工作で大きな役割を果たした高木惣吉少将.戦争終結から四年,本書は,海軍きっての知性派として知られた著者が,当時あたうかぎりの資料と情報を駆使し,太平洋での戦闘の詳細を記録した戦史である.真珠湾攻撃からレイテ沖海戦まで.作戦,戦術での過誤をも厳しく見つめ,冷静な筆致と客観的な分析で描写する.

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  • 家康謀殺
    4.5
    天下の簒奪を企む徳川家康は、豊臣家を滅ぼすべく大坂城攻略に乗り出した。出陣の前日、伊賀者の吉蔵は警固隊長から、輿かきの中に刺客が紛れ込んでいると知らされる。大御所様の命は、そなたに懸かっている。吉蔵は紛れ込んだ刺客を見破り、家康を守り抜くことができるのか。桶狭間から大坂の陣まで、手に汗握る情報戦を網羅した、鬼気迫る合戦連作集。悪魔の石を巡る攻防を描いた短編「ルシファー・ストーン」特別収録!
  • 落花
    5.0
    平安時代中期。天皇の従兄である仁和寺僧・寛朝は、己の楽音を究めるため、幻の師を追って京から東国へ下った。そこで荒ぶる地の化身のようなもののふに助けられる。のちの謀反人・平将門だった――。豪放磊落でまっすぐな将門は、次第に叛乱の将に祭り上げられていく。戦場に響く喊声、弓矢のうなり……武士の世の胎動を描く傑作長篇。〈解説〉新井弘順
  • 静かなる太陽
    4.0
    明治三三(一九〇〇)年五月、清帝国では攘夷運動が激化していた。歴史上有名な義和団の乱である。駐在武官として北京に赴任した柴五郎陸軍中佐も否応なく、この内乱に巻き込まれていく。列強各国公使館地区を包囲する数万の敵。迎え撃つ連合軍は僅か五百足らず……。ここに五五日間にわたる、柴たちの地獄の籠城戦が始まった!
  • 草々不一
    4.3
    泣ける。笑える。心がほっこり温まる。 身分としきたりに縛られた暮らしにも、喜怒哀楽、切なくも可笑しい人生の諸相があった。江戸の武家の心を綴る、傑作時代小説短編集。 朝井節、ますますの名調子。 1冊に長編8作分の人生が。 「紛者(まがいもの)」助太刀を頼まれた、牢人者の信次郎。頼まれたら断れないのが武士だが。 「青雲」立身する者とできぬ者。分かれ道を説く上司に悩まされ。 「蓬莱」大身の旗本家へ婿入りしたはいいが、妻から3つの約束をさせられて。 「一汁五菜」刀ではなく包丁で仕える江戸城の料理人が、裏稼ぎに精を出す。 「妻の一分」大石内蔵助の妻、りくにとっての忠臣蔵を、そばで見守った者がいた。 「落猿」藩の外交官である江戸留守居役が、公儀との駆け引きの最中に。 「春天」剣術指南所の娘と二刀流の修行人。剣で心を通わせた二人の行く末は。 「草々不一」漢字を読めない隠居侍が、亡き妻の手紙を読むため手習塾に通い始める。
  • 家康の子
    4.5
    偉大な父をいつか超えてみせる――。徳川家康の子の生まれ、11歳で人質として豊臣秀吉の養子となった於義丸は、天下人と父との狭間で、自らの使命を見いだしていく。新田次郎文学賞・中山義秀文学賞受賞作家による、福井藩祖・結城秀康の波瀾万丈の生涯を描く歴史巨編。
  • おれたちと大砲
    3.7
    将軍様の尿筒役、草履持、髪結之職に御駕籠之者、馬方爪髪役……代々将軍の身の回りの世話をする家の跡取りに生まれた若者五人。まだ正式に家代々のお役に就けないうちに大政奉還となる。将軍慶喜様をなんとか助けようと端役ながらも東奔西走する彼らを時代は待ってくれるのか。爆笑と哀愁の幕末青春グラフィティ。
  • 太平洋の試練 真珠湾からミッドウェイまで(上)
    4.2
    攻撃か、防御か。戦力か、情報力か 米国の若き海軍史家が“日本が戦争に勝っていた百八十日間”を日米双方の視点から描く。米主要紙絶賛の、まったく新しい太平洋戦史。 【目次】 序章 海軍のバイブル 第1章 真珠湾は燃えているか 第2章 ドイツと日本の運命を決めた日 第3章 非合理のなかの合理 第4章 ニミッツ着任 第5章 チャーチルは誘惑する 第6章 不意を打たれるのはお前だ
  • 六莫迦記 穀潰しの旅がらす
    -
    葛木家の六ツ子は、“ある事情”で江戸から旅に出された。『東海道中膝栗毛』を気取り意気揚々、苦難の連続を各々の個性で乗り切るも、六人の後をつける魔の手が迫る! いつのまにやら伊勢参りが逃避行になり、さらには謎の追手に追われる美少年二人が眼前に! 六人兄弟が助けた彼らには、幕藩体制をも驚かす不可思議な秘密が……六ツ子たち、命懸けの大冒険。汗と涙、兄弟間の足の引っ張り合いが楽しい、ユーモア時代小説。
  • 翻弄 盛親と秀忠
    3.7
    四国統一を成し遂げた偉大な父・元親に愛され、四男ながらも家督を継いだ長宗我部盛親。一方、豊臣の五大老として実質、天下の実権を握る家康を父に持つ徳川秀忠。二人の命運は関ヶ原における勝敗で分かれるも、互いに戦功を上げられぬ屈辱を味わう。それから十余年、運命が再び二人を戦場に連れ戻す――。 戦国の知られざる真実を描く歴史巨篇。 【目次】 第一章 蚊帳の外 第二章 焦燥の急 第三章 後始末 第四章 命運の差 第五章 流動の先 第六章 栄枯盛衰
  • 奥州戦国に相馬奔る
    3.0
    政宗にも、家康にも、大津波にも負けない! 東北の名門・相馬一族 不屈の戦い! 東日本震災10年 『九十三歳の関ヶ原』著者の傑作巨編! みちのくの戦場を駆け 故郷の地を守りぬく闘い! 平将門以来の名門・相馬家の当主となった義胤。自慢の騎馬兵を従え、近隣の敵・伊達政宗の度重なる侵攻にも耐え抜き、厳しい領国経営に奮闘する。関ヶ原後、息子・利胤とともに改易をもくろむ徳川家康の圧力をも切り抜けるが、未曾有の大地震と大津波が二度にわたり襲いかかり――戦国時代を生き抜いた、小国・相馬の不屈の戦いを描く歴史巨編!
  • 秘本大岡政談 ──井上ひさし傑作時代短篇コレクション
    -
    没後10年。時代小説にも多くの名作を残した著者の、単行本未収録作品を中心とした傑作短篇集。江戸城の御文庫に通い、古今東西の判例を調べ上げ、「裁き」の根拠を決める町奉行大岡忠相の姿を書物奉行の視点から描く表題作のほか、一話のみで中断した「いろはにほへと捕物帳」、「戯作者銘々伝」の番外編とも言える「質草」等の未収録作品に明治開化期を舞台にした短篇「合牢者」「帯勲車夫」を併せて収録。
  • 魔王の黒幕 信長と光秀
    3.7
    天正10年6月、明智光秀は1万2000の軍勢を率いて丹波亀山城より出陣した。天下人・織田信長の命で、備中高松城を包囲する羽柴秀吉の後詰をするためだ。波瀾に満ちた我が人生と、亡き妻・煕子の献身に思いを馳せる光秀。思えば、信長に仕えてからの14年余――魔王の如き主の所業の陰には、常に自分がいた。「今は戦国乱世、闇に覆われた世だ。乱世の闇を掃うには、より巨大で濃い闇が求められる」。第六天魔王・信長の先達として駆け抜けた光秀の胸に、今、去来するものは……。 福井新聞好評連載、書籍化。 【目次】 第一章 疑惑 第二章 信長 第三章 魔王 第四章 決別 第五章 惟任 第六章 献身 第七章 決意 最終章 謀反
  • ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録
    4.3
    1~2巻968~1,012円 (税込)
    時は幕末、御岳神社の奉納武術試合。「音無しの構え」で知られる剣客・机竜之介。甲源一刀流の師範・宇津木文之丞。そこに割って入る天然理心流の土方歳三。未完の小説「大菩薩峠」が夢枕獏によって甦る!
  • 玉藻の前
    3.5
    「お前はそれほどにわたしが恋しいか。人間を捨てゝもわたしと一緒に棲みたいか」 金毛九尾の狐の物語「殺生石伝説」を下敷きにした、綺堂の長篇伝奇小説。平安朝、妖狐に憑かれ国を惑わす美女になった娘と幼なじみの若き陰陽師の悲恋を軸に、権力闘争にあけくれる殿上人や怪僧らが暗躍する。附録として短篇「狐武者」を収載。カバーは山本タカトによる描き下ろし。本文には初版刊行当時の井川洗厓による挿絵を再録。〈解題〉千葉俊二
  • ペリリュー玉砕 南洋のサムライ・中川州男の戦い
    4.0
    戦死者10222名。最後に残ったのは34名。 玉砕から75年、いま明かされるペリリュー戦の全貌。 フィリピンの東、小笠原諸島の南西に浮かぶ島国パラオ共和国。 戦後70年の節目となる2015年4月8日、天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后両陛下)は、この国の南部に位置するペリリュー島を訪問され、日米それぞれの慰霊碑に献花された。 宿泊されたのは巡視船内、移動は大型ヘリという強行軍であった。 そうまでして両陛下が慰霊のために訪問されたのはなぜか。 この島こそ、太平洋戦争でも有数の激戦地でありながら、人々の記憶から消えようとしているからではなかったか。 ペリリュー島にあった大型空港の確保を狙う米軍の総兵力は約4万2000人。 主力は米軍最強ともうたわれた第一海兵師団であった。 いっぽう日本の守備隊は約1万人。寡黙な九州男児である中川州男大佐に率いられた「陸軍最強の精鋭部隊」との声もある水戸の歩兵第二連隊が中心である。 自滅覚悟の「バンザイ突撃」を禁止し、太平洋の防波堤たらんと、守備隊は島じゅうに張りめぐらせた地下壕を駆使して、74日間にもおよぶ徹底抗戦を試みる。 昭和天皇から発せられた「お褒めのお言葉」(御嘉尚)は異例の11回。 米第一海兵師団は史上最悪ともいわれる損害をこうむった。 中川大佐の人生、満洲から転戦した歩兵第二連隊の記録を追いつつ、ペリリューでの壮絶な戦闘を、帰還兵の貴重な証言や現地取材などを通じて描き出すノンフィクション。
  • くせものの譜
    4.0
    武田、北条、佐々……仕えた家が軒並み絶家! 厄神と呼ばれた男・御宿勘兵衛の生涯。 武田の遺臣として、数多の主家を渡り歩いた御宿勘兵衛(みしゅくかんべえ)は、何を求めて大坂城へ入ったのか? 武田家滅亡から、大坂の陣まで――仕えた家が次々と滅びることから、その武勇に反して「厄神」と忌み嫌われた御宿勘兵衛。 そして、時代に迎合することなく己の夢と覚悟を貫いた依田信蕃や久世但馬など、勘兵衛と関わった度し難い男たち。 「天正壬午の乱」「さらさら越え」「小田原征伐」「越前騒動」「大坂の陣」など勝者の側ではなく滅び行く者たちからみた戦を描く。 気鋭の著者が腕をふるった、時代に選ばれなかった曲者たちの物語。 解説・縄田一男
  • 源実朝暗殺共謀犯
    -
    弁護士・上杉三郎、検事・新井白石、依頼人・北条政子、被告人・北条義時、複数の証人、そして見え隠れする黒幕の存在。1219年、冬、大いちょうの下で何が起こったのか。歴史弁護士・上杉のもとへ依頼に訪れたのは、初代将軍源頼朝の妻・北条政子。弟の義時が、3代将軍源実朝暗殺の共謀犯として歴史裁判所に訴えられたので、上杉にその弁護人になってほしいという。数々の証人により、次第に明らかになっていく衝撃の事実。犯人はいったい誰なのか?最後に待ち受ける、事件の真相とは?

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  • 秀吉を討て
    -
    根来の若き忍び・林空は、総帥・根来隠形鬼に呼び出され「秀吉を討て」と命じられる。 林空は仲間とともに、家康との合戦のため、甲賀忍者・山中長俊らの鉄壁な守りに固められた秀吉を銃撃しようとするが……。
  • 眠狂四郎異端状
    4.0
    ふらり秋田藩佐竹家領内へ入った眠狂四郎。そこでは、飢饉打開に清国の銀貨を私鋳し、密貿易がたくらまれていた。一方、水野越前守忠邦の側用人・武部仙十郎はその動きを利用し、軍資金捻出のための阿片貿易をはかる。秋田藩と仙十郎、両者の思惑をのせた抜荷船で、異人の占星学者にみちびかれ、狂四郎は清国へ。隠密との闘い、嵐、海賊…。南支那海での危機を描くシリーズ最終作にして最高傑作!!
  • 零戦、かく戦えり! 搭乗員たちの証言集
    3.3
    生命を賭けて大空を飛んだ男たちの証言。 昭和15年、中国大陸での衝撃的なデビュー、真珠湾からラバウル航空戦、そして終戦間際の神風特別攻撃まで。現場にいた男たちが綴る。 「零戦搭乗員会」とは1978年に発足し、2002年まで運営された旧海軍搭乗員の会である。 その後継団体として発足した「零戦の会」が、「零戦搭乗員会」の会報「零戦」に掲載された回想を中心に、会員の私家版、雑誌記事などを加えてまとめたものが本書だ。 【目次】 第一章 零戦前史--海軍戦闘機隊の草創から支那事変まで 第二章 零戦の登場 第三章 大東亜戦争開戦 第四章 珊瑚海からミッドウェーへ 第五章 空と海を紅に染めて--死闘ソロモン 第六章 マリアナ沖から比島攻防戦へ 第七章 沖縄--本土防空戦 付    追悼・開発・復元 資料   海軍搭乗員の養成コース、関連年表ほか ※本書は『零戦、かく戦えり!』(文春ネスコ)を再編集したものです。
  • レジェンド歴史時代小説 列藩騒動録(上)
    -
    江戸時代の初期から、各藩で発生したさまざまな「お家騒動」。原因となったのは、金銭をめぐる対立や父子の不和、家臣による派閥争いなど、現代に通じるものばかりだった。島津、伊達、黒田、加賀、秋田、越前といった各騒動の真相を、説得力あふれる筆致で描き出す。武士の本質に迫る、海音寺史伝文学の真骨頂。
  • あやめ横丁の人々
    4.5
    婿入りの祝言(じゅうげん)の席上、妻に思い人のあることを知った大身旗本の三男坊、紀藤慎之介。逆上して間夫(まぶ)を斬り捨て、妻女を自害に至らしめた彼は、婚家のつけ狙うところとなり本所「あやめ横丁」に匿(かくま)われる。だが堀に囲まれたこの町ときたら、場所も住人もみな何やら訳ありで……。練達の筆がさえる長編時代小説。(講談社文庫)
  • 三国志列伝
    -
    三国志という壮大な歴史ドラマは、劉備、曹操、孫権それぞれが統一国家の君主たり得たであろう3人を主役とし、武略と英知を駆使し覇を争った物語。多くの勇将、智将たちが3人を支えていた。彼らも一筋縄でいかない多士済々揃い。数多い登場人物を蜀・魏・呉・後漢にわけ、重要人物や個性的な人々195人の「その人らしさ」を詳細に解説。三国志ワールドをより深く楽しめるファン必携の人物列伝。
  • レジェンド歴史時代小説 琉球の風 上
    3.0
    中国・明からの使節を迎え沸き立つ17世紀初頭の沖縄・琉球王国。だが、この国の平和は幕府を後ろ盾にした薩摩によって侵されつつあった。侵攻に膝を屈するか? 独立をかけて抵抗するか? そして宗主国・明は助けてくれるのか? 生き残りを賭けて琉球の闘いが始まる。
  • 肉弾 旅順実戦記
    5.0
    日露戦争の激戦から瀕死の重傷を負いながら生還した一将兵による実戦記。戦場の有様と兵士たちの心情を描いた本作品は世界的に評価され、各国で翻訳された。だが、ここから生まれた「肉弾」という造語はやがて精神主義の標語として悲惨な戦争に迎えられていく。稀代の問題作を、百余年を経て新字新仮名にて初文庫化、初電子書籍化した。 〈解説〉長山靖生
  • 司馬遼太郎に日本人を学ぶ
    4.1
    司馬遼太郎の作品は何から読めばいいのか? 長編、短編あわせて67編。テーマは戦国時代から江戸期、明治維新へと多岐にわたり、エッセイや紀行文『街道をゆく』では日本各地のみならず、モンゴル、中国、北米、ヨーロッパへと足を伸ばす。 驚異的な仕事を遺した前人未到の巨人作家、司馬遼太郎。 司馬遼太郎の謦咳に接した担当編集者で、戦史家の著者が、偉大なる作家の秘話をまじえつつ、その豊穣かつ膨大な作品世界への取り組み方を若い世代へ伝授。 日本人が誇るべき共通の財産、司馬作品、格好の読書ガイド。
  • レジェンド歴史時代小説 義民が駆ける
    3.8
    江戸後期の天保年間、老中水野忠邦から突然命じられた理不尽な三方国替え。越後長岡への転封を強いられた藩主を守ろうと、荘内藩の百姓たちは越訴のため黙々と江戸をめざす。深山にわけ入り間道を伝って歩き続ける領民たちの相貌と、彼らを衝き動かした情動を精緻に描く、傑作歴史長編。〈解説・川村湊〉
  • 暁の珊瑚海
    4.7
    井上成美が統率した日米、世紀の海空戦! 史上初めての空母対空母の決戦「珊瑚海海戦」の5日間の攻防。人間井上の戦略観を基底に日米文明の対決を描く。錯誤の海戦の全貌とは
  • 松本清張への召集令状
    4.7
    昭和18年の秋、家族六人を支える中年の版下職人、松本清張のもとへ突然の召集令状がきた。34歳にして戦場へ送られた体験がこの作家の根底に残した深い傷へ、担当編集者だった著者が迫る。
  • 特攻とは何か
    4.0
    自爆テロには断じて非ず、あの戦法の真実を描く 太平洋戦争末期に散った若者たち。彼らの悲劇はなぜ生まれたのか? 特攻の生みの親・大西瀧治郎海軍中将たちの苦悩と葛藤を描きだす
  • 「昭和天皇実録」の謎を解く
    4.3
    最強メンバーは1万2000ページに及ぶ 激動の記録をどう読んだか? 初めて明らかにされた幼少期、軍部への抵抗、開戦の決意、聖断に至る背景、 そして象徴としての戦後。天皇の視点から新しい昭和史が浮かび上がる。 第一章 初めて明かされる幼年期の素顔 第二章 青年期の栄光と挫折 第三章 昭和天皇の三つの「顔」 第四章 世界からの孤立を止められたか 第五章 開戦へと至る心理 第六章 天皇の終戦工作 第七章 八月十五日を境にして 第八章 “記憶の王”として
  • 合本 輪違屋糸里【文春e-Books】
    5.0
    130万部を超えるベストセラー『壬生義士伝』から四年。芹沢鴨暗殺の 真実に迫った、浅田版新選組第二弾の登場! 六つで花街・島原の輪違屋に売られた糸里は美しい芸妓に成長した。日に日に対立の溝が深まる近藤派と芹沢派。両派の和解に自分を利用しようとする土方歳三に翻弄される糸里は、いつしか新選組の運命に寄り添っていく……。連載終了後、多摩に住んでいた著者の曾祖父が天然理心流を習っていたことも判明。骨の髄まで新選組にどっぷりとつかった最高傑作の合本!
  • ぬけまいる
    3.9
    一膳飯屋の娘・お以乃。御家人の妻・お志花。小間物屋の女主人・お蝶。若い頃は「馬喰町の猪鹿蝶」と呼ばれ、界隈で知らぬ者の無かった江戸娘三人組も早や三十路前。それぞれに事情と鬱屈を抱えた三人は、突如、仕事も家庭も放り出し、お伊勢詣りに繰り出した。てんやわんやの、まかて版東海道中膝栗毛!
  • 忍びの卍 山田風太郎ベストコレクション
    3.7
    三代家光の時代。大老の密命を受けた近習・椎ノ葉刀馬は伊賀、甲賀、根来の3派を査察し、御公儀忍び組を選抜する。全ては滞りなく決まったかに見えたが……それは深謀遠大なる隠密合戦の幕開けだった!
  • 同日同刻――太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日
    4.1
    太平洋戦争中、人々は何を考えどう行動していたのか。敵味方の指導者、将軍、兵、民衆の姿を、著者の蒐集した膨大な資料を基に再現。開戦の日、昭和16年12月8日と終戦にいたる昭和20年8月1日から15日までの、同日同刻の記録が戦争に翻弄された人間の狂気、悲劇、愚かしさを焙り出す。
  • 算法少女
    3.8
    父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた……。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は……。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。
  • 火怨 上 北の燿星アテルイ
    4.4
    辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、平和に暮らしていた陸奥の民。8世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、蝦夷の若きリーダー・阿弖流為は遊撃戦を開始した。北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く、吉川英治文学賞受賞の傑作。(講談社文庫)
  • 武田家滅亡
    3.9
    信玄亡きあと屈指の大国を受け継いだ武田勝頼は、内憂外患を抱えていた。近隣諸国からの脅威に加え、財政逼迫や家臣との対立も勝頼の孤立を深めてゆく。こうした状況のもと、同盟国・北条家から嫁いだ桂姫は、勝頼の苦悩に触れて武田・北条両家の絆たらんとするが……。信玄をも上回る武人の才に恵まれながら悲劇の主人公となった勝頼の後半生を、歴史小説界に現れた破格の才能が活写する本格歴史長編。
  • 吉田松陰(1)
    4.4
    長州藩きっての俊才として吉田大治郎(松陰)の前途は明るい。だが時代の嵐を察知する彼の目は外へ外へと向けられた。九州遊学中に出会った山鹿万介、宮部鼎蔵らの烈々たる尊皇攘夷の弁、平戸で見た数多くの黒船や異人の姿、大治郎は外圧の高まりを身に刻んで知った。彼は叫ぶ、神州の民よ、めざめよ、と。
  • 江戸三国志(一)
    -
    尾州徳川家の七男坊万太郎の邸から、将軍家拝領の鬼女面を盗み出したのは、大盗日本左衛門。面箱の底には“御成敗ばてれん口書”も隠されていた。その口書によると、日本で客死した羅馬(ローマ)の貴族ピオの遺品“夜光珠の短剣”には、莫大な富と名誉が秘められているという。その行方をめぐり、万太郎と近侍の相良金吾、ころび伴天連の娘お蝶、丹頂のお粂などが入り乱れる伝奇ロマン。
  • 米豪遮断『EN作戦』  戦略遊撃艦隊出撃ス!
    4.0
    昭和17年。ガダルカナルで苦戦する山本五十六大将に対して、黒田官兵衛中将は、米豪遮断を実現させる「EN作戦」を進言する。連合艦隊の総力を挙げた作戦に、アメリカはどう対応するのか? そして、黒田の目指す『真の艦隊作戦』の行方は!?
  • 異帝国太平洋戦争 旭日作戦、成就!
    3.2
    ミッドウェイ基地航空隊の夜間爆撃でアメリカ太平洋艦隊はハワイで孤立、南雲機動部隊にサンフランシスコを空襲され、特殊水上爆撃機に原爆開発施設を破壊されたアメリカは、東西分裂の危機に陥る。孤立無援のトルーマンが下した苦渋の決断とは!?
  • 芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記
    4.0
    俳諧の確立のため奥州への旅を望んだ松尾芭蕉。弟子の曾良はその旅に同行することに。師の抱える矛盾に翻弄されながらも、名句が誕生する瞬間に立ち会える感動も味わう。その凄みや壮大な野望を実感するごとに、彼が創作のためには自らとの別れすらも欲していることに気付いてしまう。曾良視点で描く、俳諧の巨人との道中記。軽妙な文体で描かれた珍道中を楽しみつつ、紀行文の最高峰に込められた奥深さ、名句誕生の瞬間に立ち会う感動を体感できる、青春小説の名手による画期的な初の歴史小説!
  • 大久保家の人びと 天下動乱の父子獅子
    -
    天下の御意見番として知られた大久保彦左衛門。 その子孫である直参旗本の彦右衛門は、御書院番頭として、将軍家定に仕え、自身も〈天下の御意見番〉と呼ばれている。 ある日、家族総出で菩提寺に先祖供養に行ったおり、「寄進すれば、救われる」と叫ぶ、怪しげな修験僧たちに遭遇する。 それは、恐るべき陰謀の端緒だった。 黒船の来航で世情が騒がしくなるなか、千石の直参旗本の彦右衛門は、十二人の子供たちと孫たちとともに困難に立ち向かっていく。 各社で人気シリーズを持つ著者による書下し痛快時代小説の第二巻! 第一話 人を欺くなかれ 第二話 慈悲をもって 第三話 悪しき友とは 第四話 まずは民の利 井川香四郎 著作リスト
  • 観相同心早瀬菊之丞 毒の契り
    -
    江戸のシャーロック・ホームズ、同心菊之丞が江戸を駆ける! 好評書下し事件帳シリーズ第四弾! 俺の役目はあんたらの殺しを暴くことさ―― 黙って座ればぴたりと当たる、菊之丞の見立てが事件の鍵を解く! 南町奉行所定町廻り同心、早瀬菊之丞。相撲取りのような巨体に歌舞伎の悪役のような面倒はおよそ同心には見えぬ。 だが実は、上方で観相の大家・水野南北に師事した観相の名人。観相のみならず、骨相で相手の関節を外したり急所を一撃する技も持っている。 神田白壁町の呉服屋、近江屋の主・藤次郎は、女中奉公をしていたお清と深い仲になった。感づいた女房のお房は婿養子である藤次郎を折にふれ責め立て、ついには給金を半分にすると言い出した。 ある日、お房が用意した夕餉の味噌汁を一口飲んだ藤次郎が苦しみ出した。彼女が毒を盛ったのか?相棒の岡っ引「はげ寅」こと薬研の寅蔵とともに駆けつけた菊之丞は、お房に悪意の相が表れていないと見立て……。 第一話 ひょっとこ殺し 第二話 毒の契り 第三話 一炊(いっすい)の捕物 第四話 無礼討ち騒動
  • 証言・ミッドウェー海戦 私は炎の海で戦い生還した! 新装解説版
    -
    運命の五分間── 太平洋戦争の転換点ミッドウェー海戦。空母四隻喪失という信じられない戦いの渦中で、それぞれの司令官は、艦長は、また搭乗員や一水兵は、いかに対処し行動したのか。”運命の五分間”の戦慄の時を迎えた空母「加賀」「蒼龍」乗組員や伊号潜水艦長など、壮烈な原体験を赤裸々に綴った決定的瞬間二十九篇を収載する。 大和ミュージアム艦長 戸髙一成氏の解説を新たに収録。
  • 女信長(新潮文庫)
    3.3
    群雄を次々と打ち破り、覇王となった織田信長。だが“彼”には大いなる秘密があった。女に生れるも、父にその才を見込まれ、嫡男として育てられたのだ。知るのは近親と臣下のごく一部のみ。大胆な人材登用、新たな戦法の採用、楽市楽座、それらは全て女ならではの発想によるものだった。猛将・知将との隠された恋、そして本能寺の真相。驚天動地──新たな戦国絵巻が紐解かれる。(解説・井家上隆幸)
  • 周五郎少年文庫 臆病一番首―時代小説集―(新潮文庫)
    3.0
    武田家再興の鍵を握る秘巻を巡って四人の少年武者の艱難辛苦を描く「悪龍窟秘譚」。智恵が足りぬと蔑まれていた弟が悪徳の商売敵をやりこめる「鹿島灘乗切り」。父娘の命を賭けた伊達政宗への諫言を描く「誉の競矢」。剛勇無双の本多平八郎と同名の臆病侍が心機一転、強敵に挑む表題作。新発見二編を含む快作二十一編収録。(解説・末國善己)
  • 炎を薙ぐ
    -
    江戸の大川で、若い女性が両手両足を切断、惨殺される「達磨美女」事件が勃発。貧乏浪人の由比三四郎は、妻の依頼で暗殺された花火師の娘・おゆきの用心棒となる。その直後から、彼らの元に難敵が次々と現れる。三四郎は「秘剣・氷柱折り」で、究極の黒幕退治に挑むのだが──。人情と剣戟が交錯する連作長編小説。
  • ひねくれ一茶
    4.4
    江戸の荒奉公で苦労の末、好きな俳諧にうち込み、貧窮の行脚俳人として放浪した修業時代。辛酸の後に柏原に帰り、故郷の大地で独自の句境を確立した晩年。ひねくれと童心の屈折の中から生まれた、わかりやすく自由な、美しい俳句。小林一茶の人間像を、愛着をこめて描き出した傑作長編小説。田辺文学の金字塔。
  • 春風伝
    3.9
    長州藩士・高杉晋作。本名・春風。攘夷か開国か。国論二分する幕末に、上海に渡った晋作は、欧米列強に蹂躙される民衆の姿を目の当りにし、「革命」に思い至る。激しい気性ゆえに脱藩、蟄居、閉門を繰返しながらも常に最前線で藩の窮地を救ってきた男は、日本の未来を見据え遂に幕府に挑む。己を信じ激動の時代を駆け抜けた二十八年の濃密な生涯を壮大なスケールで描く本格歴史小説。
  • 五峰の鷹
    4.5
    海を奔る男たちの壮大なる戦国叙事詩。 16世紀半ば、朝廷から金掘り御免の認可を得ていた山吹城主・三島清佐衛門は、大内氏から石見銀山の採掘権を得た筑前博多の豪商・神谷寿禎とともに開発を進め.、莫大な収益をあげるようになった。しかし、近隣に勢力を張る尼子氏によって家を滅ぼされ、幼かった清十郎は難を逃れて都で修行生活を送ることになる。やがて成長した清十郎は室町幕府の兵法指南所で頭角を現わし、お家の再興を目指し、海商・王直の知遇を得て貿易商人として才覚を見せ始める。なかでも鉄砲の威力には早くから注目、その扱い方や戦術を学ぶと共に、火薬や弾薬の原料となる硝石や鉛の流通を押さえる必要性も痛感し、戦国大名との交流の中で独特の地位を築いてゆく。その中で、父の敵ともいえる相手と対決、とらわれの身となった母とも再会。将軍・義輝にも重用されるようになり、奉行の役職を与えられるが、足利家の威光はすでに意味を持たなくなっていた。絶体絶命の危機を何度も乗り越え、清十郎は夢に近づいていく。
  • ミッドウェイ
    3.9
    戦争へと突き進む時局に押され、憧れの女性への思慕も個人の夢も捨て去り、戦闘機乗りに身を投じた日米の若者たち。爆撃を受け火だるまになる空母、次々と飛び立つ戦闘機。はからずも同じ女性の影を追っていたとも知らずに、降旗とロバート、それぞれの想いがミッドウェイの空に交錯する……。太平洋戦争の分岐点となった激戦ミッドウェイ海戦に正面から取り組んだ、著者渾身の戦記小説。
  • 天狗争乱
    4.0
    桜田門外の変から4年――守旧派に藩政の実権を握られた水戸尊攘派は農民ら千余名を組織し、筑波山に「天狗勢」を挙兵する。しかし幕府軍の追討を受け、行き場を失った彼らは敬慕する徳川慶喜を頼って京都に上ることを決意。攘夷断行を掲げ、信濃、美濃を粛然と進む天狗勢だが、慶喜に見放された彼らは越前に至って非情な最期を迎える。水戸学に発した尊皇攘夷思想の末路を活写した雄編。

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  • ふぉん・しいほるとの娘(上)
    3.7
    1~2巻979~1,089円 (税込)
    幕末の長崎で最新の西洋医学を教えて、神のごとく敬われたシーボルト。しかし彼は軍医として、鎖国のベールに閉ざされた日本の国情を探ることをオランダ政府から命じられていた。シーボルトは丸山遊廓の遊女・其扇を見初め、二人の間にお稲が生まれるが、その直後、日本地図の国外持ち出しなどの策謀が幕府の知るところとなり、厳しい詮議の末、シーボルトは追放されお稲は残される。

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  • 日本海軍仮装巡洋艦入門 日清・日露戦争から太平洋戦争まで
    5.0
    武装した高速大型船の全航跡──巡洋艦に準じた強力な武装を搭載、船団護衛、通商破壊、偵察、輸送に活躍した特設巡洋艦の技術と戦歴。 戦時の補助海軍力として商船に砲や魚雷発射管、水偵など軽巡なみの武装を施した仮装巡洋艦。助成金で船会社に優秀船を建造させ大搭載量、長期行動力を生かして通商破壊、船団護衛、哨戒から機雷敷設まで多様な任務を担った商船改造艦の歴史。通商破壊戦の典型例、米南北戦争と独海軍レイダーの活躍も取り上げる。
  • 倭寇 わが天地は外海にあり
    -
    その名は、少年勇者 ――! 故郷を追われ、「海賊」と蔑まれた男たちの 起死回生の物語。 我ら、「倭寇」にあらず。運命を切り拓く者なり 戦いに敗れた熊野衆の未来は、一人の若人の手に託された。 「水平線の向こうには何がある――」 時代の変革期を懸命に足掻いた者たちを迫力の筆致で描く! 渾身の書き下ろし! 【あらすじ】 南北朝の戦いに敗れた熊野衆は、源氏の末裔・千鶴(のちのアギ・バートル)を旗頭に いまだ南朝方が優勢な九州での再起を図る。 熊野で舟指(船頭)をしていたカラスは、類まれな船捌きを買われ、次第に千鶴の片腕となっていく。 しかし、足利幕府方の九州探題・今川了俊によって南朝方は大宰府を奪取される。 もはや日本に安住の地はないのか。外洋航海術、大型船の建造、琉球との交渉などの困難を乗り越え、ついに彼らは外海へ――。
  • 天涯の海
    4.0
    モデル・冨永愛さん、絶賛! 「苦難と災害に立ち向かいながらも 受け継がれる想いに、心に火が灯るような活力を得る! あぁ、日本の素晴らしさをまた知ってしまった。」 江戸後期。知多郡半田村(現在の愛知県半田市)で酒造業を営む、 五代・中野半左衛門の急死により、婿養子に迎えられた三六(のちの初代・中野又左衛門)は、 酒造りの傍ら、酒粕を使った粕酢造りを思いつく。 いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた、 初代から二代、三代へと受け継がれる三人の又左衛門の物語。 巻末に女優・高島礼子氏との特別対談を収録。 「歴史書であり、啓発書であり、企業書でもありますね。仕事に悩んでいる人に 読んでもらいたい本です」 「私はお寿司が大好きですが、酢飯に注目して食べたことはありませんでした。これからは、酢の歴史にも思いを馳せて味わいたいと思います」 ――女優・高島礼子さん(巻末の特別対談より抜粋)
  • 「月光」夜戦の闘い 横須賀航空隊vsB-29
    -
    B-29を一夜で5機撃墜! 海軍航空の最高撃墜記録を達成──昭和20年5月、首都上空。夜間戦闘機「月光」単機で空前絶後の戦果をあげた予備士官搭乗員の熾烈なる戦い。
  • 英霊の絶叫 玉砕島アンガウル戦記 新装解説版
    -
    「勇猛果敢の眞実」ともいふべきものの自己証明の文学--と、三島由紀夫氏が絶賛したアンガウル玉砕島兵士の証言。 二十倍にものぼる圧倒的な米軍との四十日間におよんだ〝鉄と肉体〟の凄惨なる戦いを赤裸々に描き、南海の島に斃れた千百余名の戦友たちの〝声なき叫び〟をつたえる感動のノンフィクション戦記。
  • 昭和20年8月20日 日本人を守る最後の戦い 四万人の内蒙古引揚者を脱出させた軍旗なき兵団
    4.5
    邦人のタテとしてソ連の侵攻を阻止した、わずか一個旅団の戦争 敗戦を迎えてもなお、ソ連・外蒙軍から同胞を守るために、軍官民一体となって力を合わせた人々の真摯なる戦い。自身の安全を考えた人は少なく、多くの自己犠牲のうえに、日本人たちの奇跡の大脱出が始まった。
  • 灰の男
    3.3
    昭和20年3月10日、10万人の命を奪った東京大空襲の裏に驚くべき謀略があった! なぜ下町が狙われたのか? なぜ空襲警報は遅れたのか? ともに大事な者を失った咄家の信吉と大学生の伊吹。2人が平成の世に再び邂逅した時、史実の闇に隠された衝撃の真相が明かされる。著者渾身の歴史ミステリー問題作。(講談社文庫)
  • 駿女
    4.0
    奥州平泉のさらに山奥深い糠部の地に育った馬の巧みな少女由衣は、従弟の八郎丸や兄弟達とささやかながらも、幸せに暮らしていた。しかし従弟だと思っていた八郎丸が実は義経の落胤であったことから、頼朝の奥州平定に藤原勢として身を投じることとなる。苦戦を強いられ転戦する由衣たちが最後にとった驚くべき結末とは!?
  • 猫大名
    4.3
    新田義貞の末裔・岩松家はわずか百二十石の石高と霊験あらたかな「猫絵」でその名を知られていた。二十一代当主・満次郎俊純が明治維新後に男爵に叙せられるまでの波瀾万丈の日々を、幕末の世相・騒乱とともに描く。『猫男爵』を改題。
  • 東京焼盡
    4.3
    空襲に明け暮れる太平洋戦争末期の日々を、文学の眼と現実の眼をないまぜつつ的確に綴った日録。記録にして記録にあらず、百鬼園先生の詩精神が随処に横溢する稀有の東京空襲体験記。
  • 遺臣伝
    -
    武士の世から、庶民の世へ。世の中の価値観が大きく変わり、多くの血が流された幕末維新。その激動の時代の中で、最後にして最強の剣客といわれた榊原鍵吉。時代の荒波にもまれながらも、剛直に剣一筋に生きた生涯とその成長とを小気味よく描く著者渾身の一冊。
  • しゃらくせえ 鼠小僧伝
    値引きあり
    3.3
    この男、正義の味方か。大悪党か。 職も金も許嫁も失った次郎吉は、万事窮して盗賊に。 前代未聞の悪漢登場。 圧倒的な興奮、一気読み必至の時代小説! 許嫁・お里の借金を返すため盗みに入り、所払にあった鼠小僧次郎吉。真人間に戻ろうと決意し四年ぶりに江戸に帰るも、職にはつけず、お里から祝言の予定を告げられる。相手は金儲けのためなら殺しも厭わない呉服屋の呉兵衛。生活に困窮し呉兵衛への恨みも募らせていた次郎吉は、町の仁医・七兵衛の裏稼業を手伝うことに。それをスキャンダル命の瓦版師・亀蔵に嗅ぎつけられ、さらに、お里の真の思惑も明らかになってきて……。
  • 江戸湾封鎖
    値引きあり
    2.8
    「クァピタン殿! 打沈め線を越えてはならねぇ!」 ペリー来航の7年前。江戸湾に、巨大な戦艦が突如、姿を現した。幕府が決めた「打沈め線」を越えたら、三崎にある日本側の全ての大砲は火を噴く。 西欧列強の恐ろしさは、清国の惨状から、骨の髄まで日本人には理解されていた。なんとしても砲弾を交えることなく、巨大戦艦を止めなければならない。 自らの船の70倍の人員を乗せた世界最大級の戦艦をめざし、川越藩与力・内池武者右衛門は、死を覚悟の「乗止め」に向かった――。 胸熱くなる歴史エンタメの傑作!
  • 土方歳三事件簿21 御落胤
    -
    【書籍説明】 新選組幹部隊士の藤堂平助は実の父母の顔も知らない。 育ててくれた浪人夫婦から「藤堂和泉守の御落胤」と聞かされていた。 九歳頃から北辰一刀流有坂道場の内弟子となり、成長して新選組創立に加わった。 非番の夜、七軒町の花街に遊びに出かけた平助は、身分の高そうな武家の一行が襲われているのを助けた。 だが、平助が名乗ると、助けられた武士達は逆上して平助に斬りかかった。 平助は斬り脱けて屯所に帰営したが、わけがわからない。 数日後、津藩藤堂家から新選組に「藤堂平助を警護役として貸してほしい」という申し出があった。 京都守護職松平容保を通しての依頼なので、局長近藤勇は断ることができない。 渋々、平助が津藩京都藩邸に行くと、自分によく似た若殿様藤堂大助高潔ともう一人、平助に瓜二つの若様藤堂豪助高満がいた。 豪助高満は大助高潔の異母弟という。 藤堂家では藤堂元晋と藤堂高克の二人の家老が勢力を争っていたが、藩主の跡継をめぐって対立を深めていた。 高克は嫡子大助高潔を推し、元晋は異母弟豪助高満を推していた。 平助は高潔派と高満派の跡目相続争いに巻き込まれてしまった。 どうする、平助? 【目次】 刺客の群れ 護衛役 瓜二つ 跡目争い 標的は誰? 狙いは平助? 世渡り上手 邪魔者 真剣勝負 勝負の行方 毒刃詮議 変節 それぞれの道 裏切り
  • 土方歳三事件簿20 虎徹 近藤勇が生涯大事にした虎徹には剣客の怨念が秘められていた!
    -
    【書籍説明】 天然理心流四代目宗家近藤勇は、名刀を手に入れようと必死で探した。 その勇に「虎徹を売りたい」という男が現れた。 売値は破格に安いが、「絶対にだれにも負けない」ことなど、とんでもない条件がついていた。 勇は条件を呑んで虎徹を購入したが、その直後から次から次へと真剣勝負を求められたり、刺客に狙われたりするようになった。 勇は幕府の浪士組徴募に応じて上洛する決意をした。 将軍を警護し、攘夷の先駆けとなるという重大な役目を担って上洛する。 勇は敵を倒して上洛し、「新選組」を結成して王城の治安維持に努めた。 だが、新選組局長となっても、命を狙われる。 勇の盟友土方歳三が、その原因を探り出した。 勇の持つ「虎徹」には、二百年前の剣客の怨念が宿っているらしい。 勇は剣客の怨念を断ち切り、虎徹を世の中に役立てようと決意したが……。
  • 信長と濃姫 外伝3 信長青春譜 織田信長は天才児故に孤独だった。実弟信行との跡目争いの苦悩。
    -
    【書籍説明】 織田信長は生まれながらの天才的革命家だった。 独特の発想と美意識を持ち、徹底した合理主義者だった。 それ故に、実の父母にも家臣達にも理解されず、絶望的な孤独に苛まれていた。 母土田御前は弟の信行を偏愛し、信長を廃嫡して信行に跡目を相続させたいと願った。 父織田信秀が病死すると、信長は織田弾正忠家を継ぎ、駿河の太守今川義元の尾張侵攻を防ぎつつ、尾張国内で勢力拡大に努めた。 信長の最大の理解者は、美濃国主斎藤道三とその娘帰蝶(濃姫)だった。 帰蝶は道三の智謀の才を受け継ぎ、信長の正室になると軍師を務めた。 信長は道三や濃姫の助けを得て、主筋である守護代織田大和守家を滅ぼし、尾張国都清州城を獲得した。 さらに織田伊勢守家も下し、尾張国内を統一・平定しようとした。 だが、斎藤道三は嫡男斎藤義龍に謀反を起こされ、討死した。 信長が最大の味方道三を失うと、同母弟信行は庶兄織田信広と手を組み、美濃の斎藤義龍と示し合わせて謀反の兵を挙げた。 信行には宿老林秀貞・通具兄弟や柴田勝家が味方した。 謀反軍は二千近く、信長軍は一千未満。 信長と濃姫は知恵を尽くして謀反軍と戦うが……。 【目次】 悪餓鬼大将 尾張の猛虎 虎の息子と蝮の娘 抹香くわっ 織田弾正忠 清州城奪取 人身御供 身代わり 山の神 蝮の死 四面楚歌 謀反勃発 女軍師 謀殺 尾張統一
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 お慕い申し候
    NEW
    -
    知恵も力も貸すと評判の江戸のレンタルショップの暖簾を、 今日も秘密を抱えたお客がくぐる── 口は悪いが心根の優しい娘店主の人情たっぷり謎裁き! 待望の第7弾! 「よかったな。思いを告げられて──」 江戸庶民が何かと頼りにする貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、厄介事を丸く収めると評判の江戸娘。口は悪いが情に厚いお庸のもとには、今日も事情を抱えたお客がやってくる──。 正月二日、不思議な宝船の摺り物は何のために長屋に配られた? 高価な煙草盆を借りに来た老侍の正体と目的は? 鶴の意匠の平打ちの簪を借りた男の抱える秘密とは? せつない思いを込めた恋文は誰に宛てて綴られた? 年越しまで取り置きされていた上等な布団一組の本当の使い途は? 初夢のまじない / 三つの煙草盆 / 平打ちの簪 / お慕い申し候 / 暖けぇ布団一組  の5話構成! お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第七弾! <著者プロフィール> 平谷美樹(ひらや よしき) 1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。 2000年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。2014年、「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。 著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「江戸城 御掃除之者!」、「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『安倍宗任伝 前九年・後三年合戦』『柳は萌ゆる』『国萌ゆる 小説 原敬』『虎と十字架』(実業之日本社)、『でんでら国 上・下』『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』『天酒頂戴』(小学館文庫)、『大一揆』(角川文庫)、『賢治と妖精琥珀』(集英社文庫)等、多数がある。
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ413 豊臣秀長完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2026年NHK大河『豊臣兄弟!』が千倍面白くなる 時代背景・新常識・出来事・合戦・人物etc.を全方位まるわかり! 2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』時代考証・柴 裕之氏 監修! 「全方位」完全ガイドで主人公・豊臣秀長が千倍面白くなる!! 【主な企画】 ◆[関連人物・生没年年表][戦歴&居城変遷MAP]から [家系図][出世チャート][必勝法]まで── 10分でわかる!豊臣秀長が生きた時代 ◆大河ファン・松村邦洋氏が語る妄想劇場 「秀長は家康に天下を託していた!?」 ◆スッパッとわかる!まんが豊臣秀長の裏方力ベスト5 [軍略・兵站][調整][対人・人心掌握][判断・抑制][内政]── ◆時代背景・勢力図・人物・出来事・合戦・対立関係・新常識がすべてまるわかり! 豊臣秀長の真実100 ◆戦国時代の新常識 ほか
  • ねねと秀吉 上
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    出世街道をひた走る豊臣秀吉を支え続け、ついには天下一の女性となる北政所・ねね。加藤清正、福島正則ら多くの武将に母と慕われたゴッドマザーの生涯を、NHK大河ドラマの脚本家が描く!
  • わちきを抱いておくんなまし 山東京伝穿ちのものがたり
    -
    東京の深川には江戸時代から綿々とつながる時間がある。その魅力に気づいたガイドボランティアの「かなえ」たちは、独自に勉強しながらツアー客を案内している。特に、山東京伝は、かなえたちの興味を刺激する人物で、その身近に存在した蔦重や花魁も登場する下町ツアー小説。多彩な登場人物に触れながら、200年前のことが時間を感じさせることなく湧き上がってくる。
  • 豊臣秀長と豊臣秀吉 天下を掴んだ戦国兄弟
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    秀吉の天下統一は、弟・秀長の支えなくして成し得な かった。金ヶ崎退陣、信長包囲網、山崎合戦、賤ヶ岳戦、 小牧・長久手戦…。冷静な判断力と着実な遂行力で兄を 支え、ときに諫め、幾多の危機、好機には常に秀長が力と なった。戦国を駆け上がった兄弟の深い絆と激闘の日々を 小六、半兵衛、官兵衛、秀長が才能を見抜いた藤堂高虎など 魅力的な人物とともに描く傑作小説。◆文庫書き下ろし◆

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  • 秀吉の弟・豊臣秀長にインタビューしたら歴史の裏側が見えすぎた!? ~豊臣秀長と時をかける記者の、「天下統一」裏側ぶっちゃけトーク~
    -
    「もし、あの人があと10年生きていたら、徳川の天下はなかったかもしれない……」 歴史の教科書では、天下人・豊臣秀吉の陰に隠れがちな、弟・豊臣秀長。 しかし、彼こそが巨大な豊臣政権を内側から支え続けた「最高のナンバー2」でした。 本書は、そんな秀長の「本当の姿」と「本音」に迫る、前代未聞のタイムスリップ・インタビュー小説です。 ■未来の記者が、戦国の現場に突撃! 未来の歴史雑誌の新人記者・時田は、タイムマシンに乗り込み、秀長の人生のあらゆる転換点に神出鬼没に現れます。 「お侍になるって、正直どうでした?」「10万人の総大将って、胃は大丈夫でしたか?」「お兄さんのこと、ぶっちゃけどう思います?」 農民だった青年時代から、百万石の大大名として国を治める絶頂期、そして病床で死を意識した最期の瞬間まで……。現代的な視点で繰り出される記者の質問に、秀長が語った「誰も知らない本音」とは? ■「理想の上司」の知られざる苦悩と人間味 兄・秀吉の無茶振りに頭を抱え、個性派ぞろいの家臣団の調整に奔走し、膨大な書類仕事に追われる日々。その姿は、まるで現代に生きる私たちと変わりません。なぜ彼は、そこまでして破天荒な兄を支え続けたのか。本書で描かれる人間味あふれる彼の姿に、あなたはきっと共感し、この男がもっと好きになるはずです。 ■歴史小説としても、ビジネス書としても楽しめる一冊 歴史好きはもちろん、歴史が苦手な方でも一気に読める小説仕立て。秀吉という天才をどう活かし、どう導いたのか。その卓越した調整力や人間力は、現代の組織論やチームで働くすべての人に、大きなヒントを与えてくれます。 さあ、あなたも時をかける記者と一緒に、最高のナンバー2が語る「真実の歴史」を体験する旅に出かけましょう!
  • 厳島(新潮文庫)
    3.8
    戦国三大奇襲の一つ、厳島の戦い。安芸の大名・毛利元就と西国最大の大名・大内家を取り仕切る陶晴賢の戦は、僅か四千の毛利軍が二万八千もの陶軍を打ち倒した。人道を超えた謀を仕掛け、勝利を手にした元就と、最後まで信義を貫き敗れた陶軍の弘中隆兼。劇的な結末の陰には対照的な二人の武将の壮絶なドラマがあった。乱世を生き残るため、己の正義を信じ、戦い抜いたものたちの熱き物語。(解説・鳴神響一)
  • ファルネーゼ家の栄光と野望 ローマを掌握し、スペインを動かした一族
    -
    歴史の影から現れ、ヨーロッパを染め上げた一族の物語 傭兵隊長から身を起こし、ついにはローマ教皇の座を手中に収めた一族がいた。その名はファルネーゼ。彼らは美貌を武器に権力者の心を掴み、知略の限りを尽くして敵対者を打ち破り、そして芸術を支配の道具として駆使した。本作は、15世紀のイタリアで産声を上げた一地方貴族が、数世紀にわたりヨーロッパ史を動かしていく、栄光と野望に満ちた壮大な歴史小説である。 教皇、将軍、そして女王――綺羅星のごとき登場人物たち 物語の中心には、強烈な個性を持つファルネーゼ家の人物たちがいる。妹の美貌を切り札に教皇へと上り詰めた「改革者」パウルス三世。その権勢を背景に、芸術の庇護者としてローマに不滅の遺産を刻んだ大枢機卿。スペイン王に仕え、オランダ独立戦争で「戦神」とまで呼ばれた天才軍人アレッサンドロ。そして、男系が途絶えた一族の最後の希望を背負い、スペイン王妃となって帝国を内側から支配した最後の女王エリザベッタ。彼らの野心、愛憎、そして決断が、激動の時代を駆け抜ける。 史実とフィクションの完璧な融合 綿密なリサーチによって浮かび上がった歴史的事実を骨格に、血の通った人間ドラマとして物語を再構築。教皇庁の陰謀渦巻く回廊から、ネーデルラントの過酷な戦場、そしてスペイン宮廷の華やかながらも冷酷な駆け引きまで、読者はまるでその場にいるかのような臨場感と共に、ファルネーゼ一族の目もくらむような栄光と、その裏に潜む深い悲劇を体験することになるだろう。歴史の歯車を動かしたのは、教科書に載る英雄だけではない。人間の持つ野望と執念がいかにして時代を創るのか。その答えがここにある。歴史小説ファンはもちろん、重厚な人間ドラマを求める全ての読者に贈る、傑作サーガ、ついに誕生。
  • 池田屋乱刃
    3.0
    新選組×尊攘派    灼熱の夜、志士たちの血闘。 桂小五郎が告白する 事件の真実とは!?             歴史小説の名手、渾身の傑作 あの熱い夏の夜、 何があったのか―!? 幕末の京都、尊王攘夷を掲げる毛利家とつながりある古高俊太郎が幕府方に捕らわれ、 彼の奪還のため参集したのは、福岡祐次郎、北添佶摩、宮部鼎蔵、吉田稔麿ら志士の面々。 そして桂小五郎も…。彼らの動きを嗅ぎつけた近藤勇率いる新選組が襲撃、壮絶なる死闘が始まる。 木戸孝允と改名し、維新後に元勲となった桂の衝撃の告白とは…!? 解説・中村武生
  • 二つの源氏物語
    -
    世は源平時代──。「力」がすべての武家政治が進む中、「文」の大切さと未来を考える人々がいた。「日本の『本』作りは第一歩から躓いていた。先ず紙がない。印刷技術から製本に至るまで、全過程を管理する役所が成り立っていない。……義経父子は中国をできるだけ真似た『本』作りを工夫するしかなかった」(本文抜粋)。目立たない史実に目を配りながら描く独創的歴史小説。
  • 火盗改・中山伊織<一> 女郎蜘蛛(上)
    -
    悪が慄く、鬼の火盗改長官。 今夜の敵は、凶賊一味。 果断な探索と苛烈な仕置きで、江戸の民を護る。 旗本先手組・中山伊織が火付盗賊改方長官を拝命し、江戸の治安維持に奔走しはじめた矢先、一軒の米問屋から火の手が上がる! 不穏な噂を感知しながら、伊織は押し込み強盗を防げなかった。一味の頭は、閻魔の藤兵衛。証人を残さぬ非道な犯行を二十年余りも重ねていた。伊織は賊の壊滅を誓うが……。 悪を憎む鬼面の下に、仏の心あり。火盗改の活躍描く傑作捕物帳。  【『女郎蜘蛛』改題作品】
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ398 蔦屋重三郎完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2025年NHK大河『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が千倍面白くなる 時代背景・人物関係・出来事・諸説・妄想etc.を全方位まるわかり解説! 時代背景・人物関係・出来事・諸説・妄想etc.蔦屋重三郎を「全方位」解説! 2025年NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が 千倍面白く、世界一よくわかる企画が満載!
  • 伊達の企て【毎日文庫】
    3.5
    〝北の関ヶ原〟を制し、奥羽連合軍は江戸を突く! 独眼龍伊達政宗、天下取りの野望、再び! 秀吉の没後、奥羽の地では伊達、上杉、最上の思惑が複雑に絡み、敵味方の区別すら判然としない状況となった。〝北の関ケ原〟を勝ち抜く者は誰か? 家康との同盟とは別に、政宗は心中に壮大な企てを秘めていた。天下人への夢を生涯追い続けた、最後の戦国大名を新視点で描く歴史小説。
  • 悪党(上)
    -
    河内の〝悪党〟楠木正成。幕府に従わないために〝悪〟と決めつけられた男が本拠・赤坂荘で行う政は、銭を中心とする、誰もが等しい、武士の支配とは異なるものだった。その政を己の力が及ぶ範囲で守ろうとしていた正成の目標は、ある日、一人の男と出会うことで様変わりした。護良親王――今上帝の第三皇子である。彼と志を共にし、日本全土から武士の支配を取り除くため、弟・正季や幼馴染みの山の王、猿楽師らと共に強大なる敵に挑む! 熱き大河歴史小説、誕生。全二冊。
  • 駆ける 少年騎馬遊撃隊
    4.2
    盗賊に村を襲われ、家族も友人も殺され、天涯孤独となった少年・小六。だがその馬術を見出され、彼は吉川元春の軍の中で騎馬隊員として頭角を現していく。一方、毛利に滅ぼされた尼子再興を誓う猛将・山中幸盛(鹿之助)。彼もまた、戦火で友人と愛する人を失い、毛利への復讐に燃えていた。共に戦という理不尽から立ち上がった二人。その譲れぬ思いが、戦場でぶつかる――! 第13回角川春樹小説賞受賞作、選考委員満場一致の感動歴史エンターテインメント!
  • 武田最後の雄 仁科盛信
    -
    後方で指揮していた信忠にも焦りの色が出てきた。「何をしている。早く城内に突入しろ。怯むなー! 繰り出せ、繰り出せー!」信忠の声が大きく響いた。さすがは武田軍強しと信忠は感じていた。(本文より)天正十年、高遠城──。信玄の子として武田武士の矜持をもって、最期まで織田と戦い抜いた、〈信濃の誉〉と呼ばれた男の短くも見事な生き様を描いた歴史小説。
  • 安倍晴明くれない秘抄
    -
    清少納言の妹が、 霊力を失った 陰陽師に弟子入り!? 夢の中に響く笛の音――名器『葉二つ』の謎。 怪異に満ちた平安後宮ミステリー! 少女・小鹿は、清少納言の実の妹であるとして貧民街から引き取られ、御所の中宮定子付きの針女(下働き)として仕えることに。 定子は一条天皇の寵を受けつつも、父の関白・藤原道隆の死や左大臣・藤原道長の台頭により不安な日々を過ごしている。 そんな折、ひょんなことから、小鹿は稀代の陰陽師・安倍晴明に弟子入りすることとなった。 玄妙なる怪異に満ちた平安伝奇絵巻。 目 次 第一帖 葉二ふたつ 第二帖 後宮十二司 第三帖 八雲立つ 第四帖 服妖 第五帖 禁色の宣旨 第六帖 妖面 第七帖 糺ノ森 あとがき 参考文献 カバーイラスト/下村富美
  • 戦国剛将伝  七人の鬼武者 水野勝成、佐久間盛政などの魅力ある生き様!
    4.0
    戦国で鬼と呼ばれるほどに戦に強い武将7人を描いたた短編小説集! 水野勝成、佐久間盛政、森長可、佐竹義重、長宗我部元親…。 強烈な強さで戦国を破天荒に生きた魅力のある武将達の生き様を描く。

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  • 戦国ディレクター 仙石権兵衛秀久 四人の天下人を支えた男
    -
    「無」を掲げ、天下の大事を裏方として支え続けた『戦国ディレクター、仙石権兵衛秀久』の隠された歴史物語。 激動の戦国時代において、織田信長と羽柴秀吉など、名だたる四人の天下人に支えた武将、仙石権兵衛秀久。信長の影武者とも伝え聞くほど天下人に最も近い存在でありながら、その功績や実態の多くは歴史に刻まれることなく、その豪傑なみなりからは想像もつかない歴史上最もミステリアスな武将とも称されている。本書は指物(旗)に自ら「無」を掲げ、歴史に残る数々の天下統一の大事編を、裏方として管理・統制し、生涯をかけて支え続けた『戦国ディレクター、仙石権兵衛秀久』の隠された歴史を記した物語である。 【目次】 ミスト 初陣 永楽通寶 無の時代 家康の家臣 国替え 関ヶ原へ 上田藩 あとがき 【著者】 茶屋二郎 本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青淵の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
  • 火の杯
    -
    日本屈指の財閥・御池家の御曹司に生まれた康彦は、出生に関する秘密を抱え、不遇な青春時代を過ごしていた。敗戦後、GHQの財閥解体によって、御池家は存続の危機を迎える。時を同じくして、お抱え運転手の娘・夏子のもとには、怪しげな男が現れるようになっていた。彼女は康彦の亡父が遺した莫大な遺産に関する重要な情報を握っているというが……。没落の際に立つ上流階級たちの欺きあいを描いた、戦後サスペンス。
  • 島津は屈せず(上)【毎日文庫】
    -
    九州統一を目前にして意気あがる島津家の前に、豊臣秀吉の大軍が迫る。 常に最前線に立つ闘将・義弘。国内安定を優先する知将・義久。両雄の狭間で悩む若き後継者・忠恒。兄弟と親子は時に対立しつつも、運命の一戦に挑む。 壮大なスケールで戦国島津一族の激戦を描く歴史小説。
  • 本阿弥行状記
    3.5
    江戸初期、書、陶芸、茶の湯など多方面で活躍した数寄者・本阿弥光悦とは――。光甫の「行状記」を筆記した孫娘が語る、光悦と家業の刀の鑑定、そして一族の風流で清貧な生活と美の世界。著者の代表作『清貧の思想』の先駆けとなった長篇小説。 〈解説〉川村 湊 【目次】 巻一 鷹ヶ峰返上のこと 巻二 妙秀がこと 巻三 光悦がこと 巻四 刀の目利きのこと 巻五 紹益殿の訪れのこと 〈解説〉川村 湊
  • 一九四五年夏 最後の日ソ戦
    -
    一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾し武装解除を進める日日本軍にソ連軍が襲い掛かった。千島・樺太への進攻が新たに開始されたのだ! 本書は日ソ双方の戦争史料を徹底収集し、最後の日ソ戦に至る経緯と孤軍奮闘した守備隊の知られざる戦いを活写。戦闘の全貌を明らかにし、北方領土問題の根幹に迫る。〈解説〉庄司潤一郎・花田智之
  • 題名なき鎮魂歌
    -
    名も無き人達が必死で生きたあの大戦。 戦後復興を支えた人達。そんな時代を生きた人達。 GHQが播いた《WGIP》(war guilt information program)の恐るべきウイルスは今も生きている。本来裁かれるべきは誰だったのか?
  • 公儀鬼役御膳帳 ゆずり葉〈新装版〉
    -
    鬼の舌が捉えた“刹那の恐怖”の正体は? 愛する者への想い。 次々と襲いかかる魔手! 父・多聞の跡を継ぎ、御膳奉行の頭として鬼役となった木藤隼之助。愛しい波瑠との婚約も認められて喜びを味わったのも束の間、次々と試練が襲いかかる。 潜入先の造醤油屋で鋭い味覚が捉えた刹那の恐怖は、悲運の予兆だったのか。将軍家に謀反を企てる薩摩藩の刺客が、そして新たな謀略の刃が、隼之助の愛する者に迫り来る……! 目 次 第一章 風のあと 第二章 絆 第三章 決別 第四章 消えた味 第五章 刹那の恐怖 第六章 想い 第七章 連判状の茶会 あとがき
  • 海商
    4.8
    「商人は夢や希望も売れるんだ!」 時に冷酷に。時に情に厚く。知力と財力で、人を繋ぎ、自らも暗躍する。 山本音吉が世界を相手に天賦の才を発揮する! 大人気警察小説シリーズの著者が放つ歴史巨編。 音吉は『警視庁公安J』小日向純也の原点だ! 山本音吉は、天保三年に弁才船で出航した。しかし船は難破。漂流後、辿り着いたのは異国の地であった。帰国することも許されず、音吉は海外で生き抜くこととなり……。 日本人として初めて英国に立ち、一流商社で才を発揮した山本音吉=ジョン・М・オトソン。日英和親条約の締結にも尽力、福沢諭吉にも影響を与えながらも、ついに故国に帰ることのなかった男の烈々たる生涯を描く。
  • 公儀鬼役御膳帳 春疾風〈新装版〉
    -
    この酒は、手ひどい罠の味がする… 舌で難敵と渡りあう、 鬼役――隼之助の活躍! 将軍が食事をとる前に味見をして毒が盛られることを防ぐのが、御膳奉行――鬼役の勤め。だがその頭である木藤家の役割はそれだけにとどまらなかった。 父・多聞の命を受け、鬼役を継いだ隼之助は、町人として暮らしながら幕府に敵対する一派を探る。 彼の優れた“舌”は、潜入先の酒問屋〈笠松屋〉が扱う博多の白酒から、危険な罠の味を感じとった……。 好調シリーズ第三弾! 目 次 第一章 別れ火 第二章 二人の疾風 第三章 対立 第四章 至福の酒 第五章 罠の味 第六章 布団鬼 第七章 忍冬酒 あとがき

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