火怨 上 北の燿星アテルイ

火怨 上 北の燿星アテルイ

924円 (税込)

4pt

辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、平和に暮らしていた陸奥の民。8世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、蝦夷の若きリーダー・阿弖流為は遊撃戦を開始した。北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く、吉川英治文学賞受賞の傑作。(講談社文庫)

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火怨 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 火怨 上 北の燿星アテルイ
    924円 (税込)
    辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、平和に暮らしていた陸奥の民。8世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、蝦夷の若きリーダー・阿弖流為は遊撃戦を開始した。北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く、吉川英治文学賞受賞の傑作。(講談社文庫)
  • 火怨 下 北の燿星アテルイ
    979円 (税込)
    朝廷の大軍を退けた蝦夷たちの前に、智将・坂上田村麻呂が立ちはだかる。威信を懸けた朝廷の逆襲がはじまった。信に足る武人・田村麻呂の出現で、阿弖流為は、民のため命を捨てる覚悟を決めた。北の大地に将たちが1人、また1人と果てていく。蝦夷の心を守り戦い抜いた古代の英雄を、圧倒的迫力で描く歴史巨編。(講談社文庫)

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火怨 上 北の燿星アテルイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一氣読み。引き込まれた。
    時代は平安遷都の前後、国家の大事業とともに大規模な征討がおこなわれた。その標的となった未開の地、陸奥に住まう蝦夷一族が尊厳と平和な暮らしを求めて抗う話し。日本人なら一度は耳にしているだろう「征夷大将軍」は、この蝦夷征伐の総大将に与えられた特別な官職。武家の最高職となったのは

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

     高橋克彦さん初読なのに、日本推理作家協会賞・直木賞受賞作品等を飛び越えて本作! まだ上巻ですが、読み始めて直ぐ、感激に打ち震える"傑作"の予感がし、確信に変わっていきました。「わが選択に、一片の悔いなし」です!

     今から1200年ほど前、奈良末期から平安初期の東北地方。&qu

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    表紙を見たとき、これは読まなければと思った。
    心もってかれる本だ、とわかった。

    東北の歴史に目を向けた事がなかった。
    そういった意味でも、驚きと新鮮さと、感動がある。
    蝦夷にこそ大和魂を感じた。
    息をつかせぬ展開で、寝不足になりながら下巻へ。

    0
    2022年08月15日

    Posted by ブクログ

    日本史ではほとんど学ばない東北地方の戦いの小説である。日本史では、東北地方の朝廷の制圧か征夷大将軍とひとこと書かれているだけであり、東北地方は伊達政宗と戊辰戦争での東北の動き、更に東日本大震災につきる。
     東北地方に興味を抱くにはいい小説である。

    0
    2021年04月08日

    Posted by ブクログ

    <上下巻通してのレビュー>

    辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、平和に暮らしていた陸奥の民。八世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、蝦夷の若きリーダー・阿弖流為(アテルイ)は遊撃戦を開始した。北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。
    古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く

    0
    2019年03月29日

    Posted by ブクログ

    先月平泉に旅行する際にかの地の歴史を調べ、アテルイのことを知った。
    旅行した地名が出て来て想像しながら読むのはとても楽しく、下巻がとても楽しみ。

    0
    2018年10月17日

    Posted by ブクログ

    まだ日本が今ほどひとつじゃなかった頃、奈良時代末期の物語。金が採取される山があって、それをめぐる戦いが、即ち蝦夷との戦いだったんですね。授業では時間が無くて仕方が無いんだけど、年代と人物と出来事を詰め込んだだけで、どういう事件だったのかとか、背景にまつわる部分は本当に知らないことばかり。小説だけの脚

    0
    2016年10月12日

    Posted by ブクログ

    飛良手と丈部善理が対峙したときに放った飛良手の一言に、神国日本の虚栄像を垣間見た。「死に花を咲かすなど…武者であるのを自慢しておるらしいが、結局は心を持たぬ道具でしかあるまい。我らはこの戦さに進んで命を懸けている。罪もない女や子供を守るためだ。緑の大地を守るためだ。なのにそなたは命じられて戦さに加わ

    0
    2016年05月05日

    Posted by ブクログ

    宮沢賢治の生まれ育った町・岩手を含む東北地方に住む蝦夷たちの物語。
    自然が雄大だなぁ、と思う。

    歴史物は戦闘シーンが想像しにくくて読み飛ばしちゃうことがあったんだけど、これはすごく丁寧に書いてくれてるからじっくり読んでしまった。

    阿弖流為、母礼を始めとする蝦夷たちの友情は温かくて、阿弖流為と佳那

    0
    2015年03月06日

    Posted by ブクログ

    再読。
    この著者の東北シリーズはどれも面白いが、個人的にはこれが一番好きである。
    朝廷の扱いに立つ蝦夷。その蝦夷をまとめる胆沢のアテルイ。読ませる。

    0
    2013年01月11日

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