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歴史・時代 13位
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日露戦争の激戦から瀕死の重傷を負いながら生還した一将兵による実戦記。戦場の有様と兵士たちの心情を描いた本作品は世界的に評価され、各国で翻訳された。だが、ここから生まれた「肉弾」という造語はやがて精神主義の標語として悲惨な戦争に迎えられていく。稀代の問題作を、百余年を経て新字新仮名にて初文庫化、初電子書籍化した。 〈解説〉長山靖生
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Posted by ブクログ
初出が日露戦争後間もない明治39年、まさにゴールデンカムイの時代。 日清戦争後、戦友を遼東半島に埋葬し「遼東半島はにほんのものになったぞ。お前は死んでも骨は日本に埋まっているのだぞ」と帰国した兵士が、“三国干渉により遼東半島を返還させられた”と聞いたときの無念さ。日露戦争勃発前に日本男子が感じた憤り...続きを読むはこういうことだったのかとやっと分かった。 書かれた時代も時代ですから戦意を高揚させる目的もあったでしょうし、現代からすると敬遠されがちな内容ではあるけれど、現代の人が想像や伝聞で描くのとは比べ物にならないリアルさをひしひしと感じた。 あとはあれですよね、将校と従卒との関係がアツい。会社での上司と部下との関係性から想像してしまうとちょっと理解不能だったんだけど、軍隊で生死を共にして得られる絆は比べものにならないよねというのを痛感した。とはいえ、将校と離れなきゃならないときの従卒の乙女っぷりったらないよ。鯉登少将のあれもあながち誇張じゃないのかもしれないな…。引用(フレーズ)をご参照ください。。。
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