無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
武田、北条、佐々……仕えた家が軒並み絶家!
厄神と呼ばれた男・御宿勘兵衛の生涯。
武田の遺臣として、数多の主家を渡り歩いた御宿勘兵衛(みしゅくかんべえ)は、何を求めて大坂城へ入ったのか?
武田家滅亡から、大坂の陣まで――仕えた家が次々と滅びることから、その武勇に反して「厄神」と忌み嫌われた御宿勘兵衛。
そして、時代に迎合することなく己の夢と覚悟を貫いた依田信蕃や久世但馬など、勘兵衛と関わった度し難い男たち。
「天正壬午の乱」「さらさら越え」「小田原征伐」「越前騒動」「大坂の陣」など勝者の側ではなく滅び行く者たちからみた戦を描く。
気鋭の著者が腕をふるった、時代に選ばれなかった曲者たちの物語。
解説・縄田一男
Posted by ブクログ 2019年06月09日
主人公は御宿勘兵衛!
私にとって全くの無名の武将でした。読みについては同僚に『みしゅく』さんと言う方がいて初見で読めました。
この御宿勘兵衛なる人は武田、佐々、北条などに仕えるが、仕える家が次々と断絶!?そして最後は豊臣秀頼の下へ・・・
運がないのか不幸を呼ぶのか勝ち組の側に回れないのが可愛...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月28日
義を信念とし武勇を誇った多くの武将に仕えるも悉く負け続ける曲者御宿勘兵衛が主人公
武田が滅び信長亡き後、御宿勘兵衛が仕える依田信蕃は、信州の真田昌幸と共の尚も天下取りの野望を胸に北条と徳川の狭間で信州固めの為、岩尾城に立て籠もる大井行吉を攻める。しかし真田昌幸がその信蕃の裏をかき大井に授けた罠に嵌...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月02日
依田信蕃、佐々成政、伊達与兵衛、今村掃部助、松平忠直、久世但馬守、野本右近、本多富正、御宿勘兵衛。
歴史上、関連書籍が少なく割とマイナーな人物が多く登場する。信長、秀吉、家康の天下人三人の流れの中で、北条の滅亡から大坂の陣までを、御宿勘兵衛を軸にくせものと言われた男たちが活躍する。
マイナーだ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。