ミッドウェイ

ミッドウェイ

979円 (税込)

4pt

3.9

戦争へと突き進む時局に押され、憧れの女性への思慕も個人の夢も捨て去り、戦闘機乗りに身を投じた日米の若者たち。爆撃を受け火だるまになる空母、次々と飛び立つ戦闘機。はからずも同じ女性の影を追っていたとも知らずに、降旗とロバート、それぞれの想いがミッドウェイの空に交錯する……。太平洋戦争の分岐点となった激戦ミッドウェイ海戦に正面から取り組んだ、著者渾身の戦記小説。

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ミッドウェイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月06日

    ロシアの侵攻と読んだ時期が重なったが、80年前と変わってない人間の悲しさが辛かった。人間の歴史は、戦いの歴史と言われるのがよく解った。歴史に反して生きたい。

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    Posted by ブクログ 2016年07月29日

    森村誠一氏の作品は、どちらかというと選ぶ対象外であった。多分、あまりにもステレオタイプの情報に染まっていたのかもしれない。偶然に書店の本棚で本書と出会えて刮目せざるを得ないというのが正直な印象である。
    大して先の大戦の戦史を知るわけではないが、先の大戦に突入する大いなるきっかけは、開戦を望む軍部(ど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月11日

    国境を越えた男女の愛が、時代に翻弄され、やがてたどる皮肉な運命。戦時中ゆえに愛も夢もあきらめなければならなかった悲劇の青春を描いた物語¨かと思ったら、実はがちがちの戦争史でした。
     資料を入念に読みこんで書かれているので、ミッドウェイ海戦に関わるくだりはほぼ事実。ものすごい迫力である。こんな恐ろしい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月22日

    たかだか80年前の話なのに、この国はなんでこんなに変わってしまったのだろう。今の時代の感覚では理解出来ない思考が多く、小説的な誘導や解説がなければ、登場人物の心情に入り込みない所があった。昔学生時代に知覧にある特攻記念館に行ったことがあるがその時は同世代の特攻隊員達が書いた遺書に圧倒された。今は親の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月28日

    太平洋戦争開戦前からミッドウェー海戦までの時代を背景に架空の主人公の生き様を描いた小説です。書名から戦史物と一見思われますが、どちらかといえば「永遠の0」のような史実を舞台にしたフィクションです。詩を愛する青年が時代のうねりの中で海軍士官学校に進み、戦闘機の搭乗員となって戦場に送り出されてゆく…。そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月04日

    いまいち
    ちょっと期待しすぎた(笑)
    ミッドウェイ海戦をベースに、その時代の男女の悲哀や人間模様、ヒューマンドラマが語られる鉄板ストーリと思いきや、登場人物の人物描写が今一つで、単なる戦争史を臨場感満載でなぞった物語のように感じました。

    ストーリとしては、
    詩人を志しながら海軍兵学校に進学しゼロ戦...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月10日

    およそ短期間にここまで価値観が変わった国は珍しいな。
    現代の生活からはまったく想像できない考え方と生活です。
    そんなに昔のことでないのが信じられません。

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