作品一覧

  • 太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    負けるには理由がある この国が今なお抱え込む「失敗の本質」を深掘りした日本人組織論の決定版! 【おもな内容】 太平洋戦争史を振り返れば、日本人特有の「戦い方」が敗因となったと思われる事例は極めて多い。 人間関係で全てが決まる。 成功体験から抜け出せず、同じ戦い方を仕掛け続ける。 恥と面子のために方針転換ができず泥沼にはまり込む。 想定外に弱く、奇襲されると動揺して浮き足立つ。 このような特徴は今日の会社や学校などの組織でも、よく見られる光景ではないだろうか。 本書は改めて太平洋戦争を詳細に見直し、日本軍の「戦い方」を子細に分析する。 日本人の組織ならではの特徴、そしてそこから学ぶ教訓とは。 【目次】 はじめに 第一章 奇襲を好み、奇襲に弱い体質 第二章 一時の戦勝から生まれた妄想の迷走 第三章 習熟していなかった海洋国家の戦い方 第四章 人的戦力の育成・維持・強化を怠った結末 第五章 「特攻」という究極の戦い方 おわりに
  • 英霊の絶叫 玉砕島アンガウル戦記 新装解説版
    -
    「勇猛果敢の眞実」ともいふべきものの自己証明の文学--と、三島由紀夫氏が絶賛したアンガウル玉砕島兵士の証言。 二十倍にものぼる圧倒的な米軍との四十日間におよんだ〝鉄と肉体〟の凄惨なる戦いを赤裸々に描き、南海の島に斃れた千百余名の戦友たちの〝声なき叫び〟をつたえる感動のノンフィクション戦記。
  • なぜ日本陸海軍は共に戦えなかったのか 確執の根源に迫る
    -
    陸軍と海軍とのいがみあいは、どの国でも語られている。平時は予算の争奪戦、戦時は手柄の取りあい、責任のなすりあいとなる。縄張り意識が強い日本人の民族性だけでは説明がつかない、対立の成り立ちを解明する。
  • 陸海軍戦史に学ぶ 負ける組織と日本人
    4.3
    日本は世界の上位に入る軍事大国といわれる。しかしそれは、軍事予算、装備の質と量を意味するだけで、本当の軍事力をさすものではない。組織としての危機管理能力、指揮系統の柔軟性と迅速性がなければ、ただの張子の虎である。本書は戦前の陸軍、海軍の作戦行動の欠点を組織論という観点から明らかにし、今日につづく集団としての日本と日本人の問題点を探っていく。指揮官不在の国、日本の集団組織はなぜ歴史を生かせない!? ただの戦史の本ではない!
  • 「レアメタル」の太平洋戦争 なぜ日本は金属を戦力化できなかったのか
    4.5
    1巻1,386円 (税込)
    仮に当時の日本に資源が潤沢にあったとしても、やはり太平洋戦争には負けているだろう。それは「いかに金属を戦力化するか」、つまり「金属で優れた兵器を効率的にたくさん作る」という根本的な戦争の手段において、日本は太刀打ちできなかったからである。
  • 日本軍とドイツ軍 どうしたら勝てたのか、どうやっても負けたのか?
    -
    1巻1,324円 (税込)
    第二次大戦における日本軍とドイツ軍をさまざまな面で徹底比較しながら、両者に共通する敗因を探り出す。また、両者の勝敗の分水嶺となった戦いの問題点を浮き彫りにし、軍人の実像や代表的な兵器についても比較しつつ理解を深める。

ユーザーレビュー

  • 太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方

    Posted by ブクログ

    大東亜戦争における日本人の戦い方の傾向が現在のビジネス環境でも全く変わらないのが驚きです。しかし、こういう本を読んで確かにそうだと思いつつ、変えようと思うよりも諦めて受け入れてしまうのも全く同じ。そういう民族なのか?

    0
    2023年06月01日
  • 「レアメタル」の太平洋戦争 なぜ日本は金属を戦力化できなかったのか

    購入済み

    合金の奥深さ

    文系の中でもアホな私にはバケガクの素養というものが殆どないため、「鉄は鉄!」「銅は銅!」「錫は錫!」という単純な世界で生きていましたが、この本を読んで合金のなんたるかを知り、科学しゅごい...と感心しました。

    用途に合わせて多種多様な合金が使えないと不味いんだが、その為にはレシピに適う材料を全部潤沢に持っていないといけなくて、それができなければ常に劣化品で戦わなければならず、勝てるものも勝てなくなってしまう。

    小国が大国と戦うには、この点だけをとってもめちゃくちゃ不利だと思い知らされます。というかアメリカが規格外すぎる。土掘ったらなんでも埋まっとるやんけ。

    1
    2018年09月28日
  • 陸海軍戦史に学ぶ 負ける組織と日本人

    Posted by ブクログ

    ・東京では、毎年2月26日は雪かみぞれ、10月10日は快晴。よって2.26や10.10のオリンピックが思い起こしやすい。

    0
    2014年08月03日
  • 太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方

    Posted by ブクログ

    本書を読んでいたら、心が痛くなってしまった。
    これほど「杜撰」という言葉が最も当てはまることはない。
    なぜ数々の杜撰な作戦が承認されて、実行されてしまったのか。
    それによって多くの尊い命が失われたにも関わらず、なぜそれらを省みずに、何度も同じ過ちを犯したのか。
    こういう事例を見ていると、日本人は和の心とか、チームワークが得意とか言っているが、本当にそうだろうかと訝しんでしまう。
    なぜこんなにも、全体になるとチグハグになってしまうのか。
    個々人の能力は、決して低いとは思えない。
    それぞれが適当にやっている訳ではなく、むしろ皆真面目に一生懸命仕事をしていると言える。
    しかし、なぜか全体になると、お

    0
    2025年06月11日
  • 太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方

    Posted by ブクログ

    「負ける組織と日本人」の著者の新刊。現代にも引き継がれている(と思う)日本人のメンタリティを定期的に確認するのは大事だなと改めて思う。

    0
    2024年05月26日

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