草々不一
  • 値引き

草々不一

小説・文芸
968円 (税込)
484円 (税込) 10月22日まで

2pt

開催中のキャンペーン

泣ける。笑える。心がほっこり温まる。
身分としきたりに縛られた暮らしにも、喜怒哀楽、切なくも可笑しい人生の諸相があった。江戸の武家の心を綴る、傑作時代小説短編集。

朝井節、ますますの名調子。
1冊に長編8作分の人生が。

「紛者(まがいもの)」助太刀を頼まれた、牢人者の信次郎。頼まれたら断れないのが武士だが。
「青雲」立身する者とできぬ者。分かれ道を説く上司に悩まされ。
「蓬莱」大身の旗本家へ婿入りしたはいいが、妻から3つの約束をさせられて。
「一汁五菜」刀ではなく包丁で仕える江戸城の料理人が、裏稼ぎに精を出す。
「妻の一分」大石内蔵助の妻、りくにとっての忠臣蔵を、そばで見守った者がいた。
「落猿」藩の外交官である江戸留守居役が、公儀との駆け引きの最中に。
「春天」剣術指南所の娘と二刀流の修行人。剣で心を通わせた二人の行く末は。
「草々不一」漢字を読めない隠居侍が、亡き妻の手紙を読むため手習塾に通い始める。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

草々不一 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代短編集。いきいきと楽しい!

    第1話 進次郎はふくという芸者に養われている。だがある日昔勤めていた藩の若侍を拾ってしまう。

    第2話 酒蔵の奉公をしている。飲み終わった樽を集めて洗って干す仕事だ。だが兄達が亡くなり、家を継ぐために帰る。

    第3話 平九郎は馬が好きでよく乗る。平九郎は部屋住だが、明日祝言をあげて一家を構える。

    第4話 山口伊織は江戸城本丸膳所の台所人だ。伊織は大奥御台様膳所に勤めている。料理人の仕事場はいつも目付に見張られている。毒など混入されないように。

    第5話 赤穂は大石家の犬の話。

    第6話 奥村理兵衛は江戸留守居役。小堀弥助が町人を無礼打ちにした。

    第7話 芙希は父の道場で修行している。女剣士はいなくはないが、珍しい。

    第8話 忠左衛門は妻に先立たれて腑抜けになる男どもの気持ちがわからなかったが、妻に先立たれて腑抜けになっている自覚がある。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    身分としきたりに縛られた暮らしの中にも、様々な人生がある。

    縛りがあろうとも、理不尽なことがあろうとも、その枠組みの中で日々を暮らしていく姿を読むと、自分が悩んでいる事柄などたいしたことじゃないなと思った。
    とても贅沢で、じんわりと胸に響く短編集。

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の武士の8つの物語を綴った短編集。
    浪人となった男の仇討ち、商家に奉公していたものの兄の死により後継として呼び戻された下級武士、良家への婿入りと不思議な条件をつける嫁、将軍の料理番、大内内蔵助に拾われた犬から見た忠臣蔵、時に聞役という留守居役、女流剣士、字の読めぬ隠居の手習など多様でキャラ立った主人公を中心に繰り広げられる物語が秀逸。

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    朝井まかてさんの短編集、
    決して楽しい話ばかりではないのに、心が休まる。
    表題の「草々不一」、隠居してから妻が遺した書を読むために子供に交じって文字を習う姿、我が身に置き換えてみる。

    0
    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    福袋に続いて短編でした。内容の濃い短編でしたよね。こんなにたくさんあるのはアイデアノートがいっぱいになって本には出来ないけど世に出そうと考えたのですか?うがった見方してみた。でも完結しているから、そういう訳じゃないか。蓬莱が1番気に入った。まさに仙人の様な波津の存在に献身的な生き方、一目惚れして一途に好きだったのだね、子供達の成長をみればどれだけ仲の良い夫婦なのかわかります。旦那も疑いから始まって途中から気付いたんだね、あの魚を持って台所に入った時から時は動いたのかな。

    0
    2024年01月16日

    Posted by ブクログ

    贅沢な短編集。
    朝井まかてさんのエッセンスがたっぷり!
    概ね武家の、窮屈で面倒くさいあれこれが面白い機微となって読み応えがある。
    恋、料理、政治、ミステリ、忠臣蔵!
    いろいろ含有された、面白いお話ばかり。
    1日で読んだのに、あまりに盛りだくさんな内容のため、最後まで読み終えたら、最初のお話が、遠い旅の彼方のよう。
    まだまだ追いかけがいのある作家さんだと思った。

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの時代小説&朝井まかて
    やっぱり朝井まかては良いなぁ。

    8編からなる短編集です。
    一話約60ページ…
    無駄な表現なく、読みやすく、笑いありのホロっと涙

    表題作の草々不一には泣かされました。

    長編もいいけど短編は上手さが際立ってます(^ ^)



    0
    2021年11月19日

    Posted by ブクログ

    紛者/青雲/蓬莱/一汁五菜/
    妻の一分/落猿/春天/草々不一

    信次郎の心、真吾の想い、波津の愛、伊織の料理、りくの心意気、野口の返答、芙希の望み、忠左衛門の不一

    誰にも、語りつくしていない思いがある。それを思いやる人がいる。大事にしたいことだ

    0
    2021年10月18日

    Posted by ブクログ

    身分やしきたりに縛られる武士。
    それでも彼らには彼らなりの生活があり苦労がある。

    そんなホロリとしながらくすっと笑える姿を描いた短編集。

    漢字の読めない隠居侍が亡き妻の手紙を読むために
    手習い所へ通う表題作がいちばん好き。
    妻の最後の1文が秀逸

    0
    2022年12月02日

    Posted by ブクログ

    変な言い方だけど、山本周五郎と池波正太郎を混ぜて、藤沢周平を振りかけて、
    なお、なんともいえない、いい味を出している文。
    解説の人選もいい、作者が選んだひとなのだそうだから当然。
    好きなのは「紛者」「春天」

    0
    2022年09月07日

草々不一 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

朝井まかて のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す