内田百間の作品一覧

「内田百間」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ノラや
    内田百閒が、愛猫ノラが行方不明になってずっと泣いている一連の作品集。
    昭和32年3月27日昼過ぎ、百閒の愛猫ノラは行方が分からなくなりました。翌日から内田は「ノラの事が非常に気に掛かり、もう帰らぬのではないかと思つて、可哀相で一日ぢゆう涙止まらず。やりかけた仕事の事も気に掛かるが、丸で手につかない。...続きを読む
  • ノラや
    文豪内田百閒先生がいなくなったネコを探してオロオロ、メソメソ。
    わかりますとも、その気持ち。
    でもちょっと、度を越してはいませんか?
    奥さまや周りの方々はたいへんだったことでせう。
  • ノラや
    猫好き必読の本か何かで取り上げられているのを見て手にした一冊。裏表紙の説明に「消えてしまった」、「病死した」という単語を見て、ちょっと萎えて、しばらく積読。
    やっぱり、猫飼いとしては、胸が痛かったですね。飼い猫が出かけた切り帰って来ない。看病むなしく病死する。いやぁ、耐えられない。
    最初はノラと比較...続きを読む
  • ノラや
    「先生」の家に現れた野良猫。内田百間の師、夏目漱石の『吾輩は猫である』を思わせる微笑ましい猫との出会いが、2章目から急展開する。犬猫を飼ったことのある人なら涙なくして読めないだろう。
  • ノラや
    猫を飼おうかなと思っている人に、是非読んでほしい一冊。
    猫のノラとクルツに対する、著者の愛が半端じゃない。
    いなくなった猫を可哀想に思って、70代のじいさんが連日声を上げて泣いているのである。このままではおかしくなってしまう、と言いながら。
    厳格だと言われた作家をここまでメロメロにした猫を、いつか先...続きを読む

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