御馳走帖

御馳走帖

942円 (税込)

4pt

朝はミルクにビスケット、昼はもり蕎麦、夜は山海の珍味に舌鼓をうつ。ご存じ食いしん坊百間先生が、幼年時代の思い出から戦中の窮乏生活、また知友と共にした食膳の楽しみに至るまで、食味の数々を愉快に綴った名随筆。

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御馳走帖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ちょっとわがままなお爺さんによる、食べ物やお酒などの随筆集である。

    “好きだから、好き”な食べ物のことが百閒先生の言葉遣いで語られている。

    読み終わるのが勿体なかったので、約1ヶ月かかって読んだ。(他にも理由はあるが)

    それくらい、どの随筆も愛しいものがある。

    自分も「通りがかりの洋食屋のカ

    0
    2019年08月23日

    Posted by ブクログ

    百けん先生の、食にまつわるエッセイ。電車で読んでいると、思わずにやっとしそうになり、こらえるのが大変。
    そんな軽妙な文章の中にも、ふと、ほろっとしそうになる話も挟まれていて、その力加減に参ってしまう。一本七勺と題されたエッセイは、じわっとくる。これも、電車の中では読めない。
    (2014.9)

    0
    2014年09月26日

    Posted by ブクログ

    愛すべき偏屈。

    一番最初の記憶が何だったのか、最初だと思っていても周りから吹き込まれて作られた記憶も云々というところから喫煙の話が始まるあたり、流石としか言いようがない。

    0
    2013年07月26日

    Posted by ブクログ

    禁煙出来ぬならせめて節煙を、と最近考えていたので参考にさせていただく。
    お煙草を召されてても長生きされる御仁もおられるのだな。
    しかし読む本読む本「煙草はやめない」と書いてる気がするな…。
    文豪っちゃそういうもんかいな。お煙草片手に原稿を書く。

    0
    2013年03月04日

    Posted by ブクログ

    すごく面白くて、読み終わるのが惜しいほどだった。百閒先生のお好きなもの、タバコ、酒(いやここは「お酒」と書くべきか)、肉、魚。

    食通気取りな目線とは完全に違って、「好きだから、好き」な食べ物のことが美しい文章でつらつらと綴られている。電車賃にも事欠くくらい金欠の状態で、通りがかりの洋食屋のカレーを

    0
    2013年01月12日

    Posted by ブクログ

    漢字が難しいので読み終わるまでに 非常に時間がかかった。
    あとがきを読み終わったところで、百閒先生の可愛いところとか 憎めない性格が なんとなく伝わってきた。
    そして二回目を読みだすと 漢字がすらすら読めて驚いた。

    酒飲み 食べることが大好きな自分にとっては 楽しい一冊だった。

    0
    2012年05月29日

    Posted by ブクログ

     百閒先生は明治二十二年に岡山市旭川の川東にある古京町に生まれたらしい。生家は岡山烏城の川向こう、後楽園と同じ町内にある志保屋という造り酒屋らしい。一人っ子で我が儘し放題のお祖母さん子であったようです。しかし旧制岡山県立中学校(後の県立第一岡山中学校、現・県立岡山朝日高校)在学当時に父が死に、実家の

    0
    2011年04月09日

    Posted by ブクログ

    大正から昭和初期辺りのおいしいものについて書いてある。
    夜中に料理番組を見てしまったときのように、急にお腹が空いてきてしまいます。
    豆腐屋で安く買ったおからを箸で固めて、それにレモン汁をかけて食べるというのがやってみたいです。
    この本の最後の話に鹿児島名物の軽羹(かるかん)饅頭というのが出てきて、

    0
    2010年06月13日

    Posted by ブクログ

    百鬼園せんせいの随筆は、扱われているものが何であれ、とにかくあの筆致を楽しみ、ウフフ、とかニヤニャしたりするもの。「御馳走」でも「グルメ」もでなく。でも、シュークリームの段などは、いいですね。お肉を食べてはいけません、菜食になさい、と忠告を受けた百鬼園が、「牛は草ばかり食べて大きくなるのだから、牛を

    0
    2011年07月19日

    Posted by ブクログ

    お金がなくなって、師匠である夏目漱石の旅行先にまでお金の無心に行った内田百?さん。
    持っているのは片道の電車賃だけ。
    怒られるのではとビクビクしながらも、相部屋に泊まらせてもらったうえに
    ビールも飲んで、そのまま寝ちゃったり。
    とにかく空気読まない天才。
    そんな、空気読まない百鬼園先生の暮らしっぷり

    0
    2009年10月04日

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