阿呆の鳥飼

阿呆の鳥飼

990円 (税込)

4pt

4.0

「小鳥に夢中になっている間の面白さは、小鳥を飼った事のない者には迚も解りません」(表題作)。鶯の鳴き方が悪いと気に病み、衝動買いした訓狐のために眠れない夜を過ごす。漱石山房に文鳥を連れて行く……『ノラや』の著者が小動物たちとの暮らしを綴る掌篇集。〈解説〉角田光代

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阿呆の鳥飼 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    鳥を中心にした小動物に対する百閒先生の、愛情にあふれる…、というか、熱が入りすぎたかと思えば、急に醒めたり、と、まあ、何と言うか…。不思議な随筆集である。

    愛でる気持ちと、その真逆の気持ちが表れる、人間の矛盾性。

    「魚の死ぬのを上がると云い、小鳥の死ぬのを落ちると云い」。

    鶏の鳴き声がうるさい

    0
    2019年09月13日

    Posted by ブクログ

    おや、百閒先生のアンソロだと手に取って買って帰ったら家にもう一冊あった…。そうか、後で読もうと買ってあったのか…

    それにしても百閒先生は精神年齢が幼い気がする。物凄い素直で嘘のない人だけれども物事に対する接し方というか生き物に対する接し方があまりにも幼い。欲しいと思うとどうしようもなくなってしまう

    0
    2016年10月25日

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