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“ダメ老人”観察記 福祉の美名に乗じる、驚くべき老人たち
「老人=良い人」は過去の話。電車で席を譲ろうとして睨まれたり、道で挨拶をしてキレられたり…。最近の老人は、「賢くて穏やか」とは限らない。周囲を見回せば、気分を害する変な老人が大勢見つかる。問題は、こんな「ダメ老人」にどう対処するか。 ダメ老人を舐めてはいけない。侮ると痛い目に会う。自分の年齢に甘えて傍若無人な振る舞いをするのがダメ老人だ。特に、自己満足のボランティア老人には要注意! 自分の間違いを疑わないので始末に負えない。 「最近の老人はこんなにヒドいのか!」と思わず声が漏れる、驚きの観察記。 -
誰かのために生きてこそ 人生が好転する「利他の精神」
弟の死を乗り越え決断した外科医への道。 院長として赤字病院の再建に奔走しつつ、 NPOを立ち上げバングラデシュの医療支援に40年尽力。 91歳、医師の著者が語る「他人本位」のススメ ---------------------------------------------------------- 著者は朝鮮半島で終戦を迎え、北からソ連軍が侵攻してくるなか 奇蹟的に日本に帰還するという九死に一生を得る経験をした。 戦後は医師の道へと進み、脳神経外科を専門とし医学発展に尽力。 さらに院長として2つの病院の経営再建に奔走した。 そのかたわらバングラデシュの医療支援にも携わり、 NPO法人を立ち上げて40年以上にわたり活動を継続している。 そうした足跡がある著者は、今の日本は多くの国民が精神的な貧しさを抱えていると危惧している。 特に気掛かりなのが「自分さえよければ」という自己中心的な意識の広がりである。 常に利他の精神を貫いてきた著者だからこそ、人間とは誰かのために生きてこそ、 結果として幸せな人生を手にすることができるのだと今の若者に伝えたい。 「自分さえよければいい」という利己的な考えに埋没するのではなく、 他人の利のために尽くしたことが、やがて自分の幸せとなって返ってくるのである。 本書では、「利他の精神」を貫いた著者の軌跡をつづっていく。 今の自分の生き方や社会の風潮になじめないものを感じ、 今後どのように生きるべきか悩んでいる人々に向けて、まさに道標となる一冊である。 -
だれが沖縄を殺すのか
いまの沖縄は、あまりにおかしい。このままでは、日本の民主主義は沖縄から破壊されかねない。メディアは「日本への憎悪」や「琉球独立」を煽るような記事を掲載し、活動家(県外からきている人も多い)は地元住民を脅えさせるほどのヘイトスピーチや暴力的な抗議活動を繰り返し、政治家や学界も事実に基づいているとは言い難い言論を展開する。ここにあるのは、無責任なメディア、言論の自由も守れぬ学界、不透明な県政、革新系がつくった偏った教育、狭小な言論空間……。こんな環境下の沖縄県民こそが本当に“かわいそう”な存在だ。そしてこの奇妙な構造の背後には中国の影が――。神戸大学大学院で博士号を取得し、大阪大学准教授を経て、沖縄海兵隊の政務外交部次長を務めた著者が、日本を愛するアメリカ人として沖縄と日本の危機を鋭く告発。民主主義、メディア、基地問題、日米関係などについて、「沖縄問題」という切り口を通して問題提起する。第1章 沖縄人民の民族自決?──沖縄独立論という虚妄 第2章 「真実」を報道せず「感情論」を煽り立てる──沖縄とメディア 第3章 民主主義を守れていないのはどちらだ──あまりに悲しき不透明な政治 第4章 これ以上、普天間について嘘を言うな──いまこそ持続的で包括的な政策を 第5章 日米同盟と海兵隊が日本に欠かせない理由──世界のために何をすべきか -
誰がこの国を動かしているのか
総理でさえままならない、「対米従属」という、この国の根深い構造を明かす! 元内閣総理大臣・鳩山友紀夫氏と、『永続敗戦論』がベストセラーの白井聡氏、鹿児島大学教授の木村朗氏が、新安保法制、普天間基地移設の問題から、原発再稼働、従軍慰安婦問題、拉致問題まで、そこに通底する戦後日本の深層を暴き、「戦後レジーム」からの真の脱却、真の独立を説く。また、政治主導、対米自立を掲げた鳩山政権がいかに崩壊していったのか、その真相も明らかに。普天間基地移設問題において、「最低でも県外」を模索していた鳩山総理(当時)に、腹案である徳之島への移設案を断念させたのは、官僚がねつ造した「極秘」文書だった疑惑が浮上。国家の方針を左右し、政権をも崩壊させるきっかけとなった「極秘」文書を第4章にて掲載!(以下、鳩山氏「まえがき」より)・・・この本は、対米従属の既得権構造にメスを入れることに失敗した者と、その失敗の事例から、国を動かしている本質を鋭く追究して明らかにした二人の新進の学者との間の鼎談をまとめたものです。この本をお読みいただき、「誰がこの国を動かしているのか」、おわかりになれると思います。そして、その根の深さを認識していただくことによって、私たち一人ひとりがどのような行動をとるべきかの指針が得られることを期待しています。 -
誰が世界を変えるのか ― ソーシャルイノベーションはここから始まる
ひとりの一歩が、こうしてすべてを変えていく 人は誰でも、世の中の現実に不満や疑問を抱くことがある。身のまわりの世界を、よりよいものにしたいと望む瞬間がある。だが、私たちは、社会を変えるのは一握りの偉大な人々だと考えがちだ――が、そうではない。世の中の変化は、時代の流れは、意外なところで生まれるのだ。 ソーシャルイノベーション――劇的な社会変革は、物事を個別に見ることをやめ、社会のシステムを構成するさまざまな要素間の関係をつかむことから始まる。この「システムと関係」のレンズを通して、本書は人と人、個人と集団、人と社会の間にひそむ関係性のルールを明らかにする。 犯罪を激減させた“ボストンの奇跡”、HIV/AIDSとの草の根の闘い、いじめを防ぐ共感教育プログラム、失業・貧困対策、自然保護、障害者支援……それぞれの夢の軌跡から、コミュニティを、ビジネスを、世界を変える方法が見えてくる。インスピレーションと希望に満ちた一冊。 -
誰がテレビをつまらなくしたのか
タレントを集めてバカ騒ぎ、「答えはCMの後で」の連発、どっちを向いても「韓流」……。このワンパターンは本当に視聴者の要望か? 薄っぺらな「笑い」や「感動」の押し売りは、もうウンザリ! 本書では、元NHKチーフプロデューサーが、テレビが抱える病理に鋭く斬り込む。たしかに、お笑い番組も報道番組も盛況である。ハイビジョンもきれいだ。それでも視聴者の不満と不信が高まっているのはなぜか。なりふり構わず視聴率を追いかける制作者、制度に護られた既得権益への依存、公共性への認識不足などがその背景にある。この国の文化をファースト・フード化させたのは誰か。今こそテレビ文化に対する「慣れと諦め」を超えるべきではないのか。著者はその具体策として、番組審議会の透明化や市民によるメディア・リテラシー活動を紹介する。インターネットが浸透する昨今、果たしてテレビの復権はあるのか。メディアの使命を真摯に捉え直した好著である。 -
だれが日韓「対立」をつくったのか 徴用工、 「慰安婦」、そしてメディア
日韓関係を悪化させた元凶は何なのか? 「徴用工」問題に端を発し悪化の一途をたどる日韓関係。だが、そもそも問題の根はどこにあるのか? 「徴用工」「慰安婦」「少女像」の問題など、韓国への疑問や反発を解きほぐし、日韓の相互理解と対話へとつなぐ。 【目次】 はじめに——泥沼化する日韓関係を読み解く(加藤圭木) PART1 徴用工問題——「韓国はルール違反」の真相 PART2 主戦場としての「慰安婦」問題——「少女像は反日」か? PART3 韓国はなぜ歴史問題にこだわるのか? PART4 なぜ、これほど日韓関係は悪化したのか?——メディアのズレを読む PART5 解決への道はあるのか? 【著者】 岡本有佳 編集者,Fight for Justice日本軍「慰安婦」問題サイト運営委員 加藤圭木 一橋大学准教授(朝鮮近現代史・日朝関係史) -
誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?
日本のコロナ感染拡大は、第1波の段階では見かけ上は良好に推移し、終息したかに見えた。その為世界は一時「日本方式」に注目した。しかし、世界的に例外と言える夏の波:第2波を生じ、第3波以降では懸念されていた医療崩壊が局地的に始まっている。時が経つにつれ、日本のコロナ感染拡大は、東部アジア・大洋州ではワースト5の常連と化し、世界に逆行している。この事態を巻き起こしたのは誰なのか? 世界標準のデータ・エビデンスから徹底的に検証する。 【概要】 ・統計で見たパンデミック1年日本と世界 ・トランプ政権下の合衆国で何が起きたか ・バイデン政権下の合衆国でどうなったのか ・なぜマスクが市中から消えたのか? ・なぜ消毒アルコールが消えたのか? ・なぜ日本はワクチンが遅れたのか? ・PCR検査後進国としての日本とその結果 ・世界唯一の本邦検査抑制政策と国策エセ医療・エセ科学デマゴギー ・国策エセ科学・エセ医療デマゴギー(理論編) ・国策エセ科学・エセ医療デマゴギー(実例編) ・原理から見るPCR検査 ・なぜインド株が易々と国内に入ったのか? 日本の「ザル検疫」 ・なぜ第四波エピデミックが起きたのか? ・世界この先、日本この先 -
誰でも身につく昇任試験面接の合格術〈第2次改訂版〉
◎昇任面接対策のロングセラー、最新版! 多くの受験者が活用する面接対策本が最新トピックを盛り込みリニューアル。 昇任試験の面接で問われる「係長(管理職)として、どのように判断し、いかに行動するか」について、具体的な事例問題の問答例を50項目掲載。 今版では、「若手のやりがい不足」「不適切なSNS投稿」「生成AIの乱用・誤用」「カスハラ」「心理的安全性」「人手不足」「定年前の職員」「住民への誤通知」「SNSによる誤情報の拡散」など、最新のトピックを追加。 受験者が一番知りたい「事例問題」の問答例を50掲載。回答のコツ、再質問への対応の仕方がわかる。 -
だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態
安倍政権下での“上意下達”の〈超管理教育〉の危うさを訴えるとともに〈学び〉の本質をさまざまな角度から掘り下げた、教師・保護者必読の書。 「これおかしくないですか?」 ●職員会議が、管理職からの指示をパソコンで伝える場となっている。 ●ほとんどの小学校教諭が「英語」を教える免許を持っていないのに、英語の授業をさせられている。 ●授業時間が詰まり過ぎていて、子どもたちは給食を15分で食べなければならない。 ●教員の仕事量は年々増え続けているのに、「働き方改革」で「残業するな」と管理職から言われる。そのために教員はみな家に仕事を持ち帰っている。 ……他。 -
誰も書かなかった安倍晋三 文庫版
菅義偉政権が継承した安倍政治の本質とは? 首相のスピーチライターが綴る、歴代最長政権を可能にした政策過程の全舞台裏。 後世の歴史家に残したい記録。 ○安倍総理は若い日本人に“希望”をもたらす目標を立てて、経済・外交の全政策を集中さ せた。アベノミクスも社会保障も、日米同盟も五輪招致も、すべてが一体だったと、国民 は退陣後に知ることになる。官邸4階で総理を支えた著者だけが知る、宰相・安倍晋三論。 「安倍総理は新しい日本人のアイデンティティを、雄渾な線で描き出した。そのことによって日本の戦略空間をそれだけ拡大させた。他のだれに、できただろうかと思う」(あとがきより) <目次より> 第1章 官邸4階から見た安倍総理/第2章 統治者に見えている景色/第3章 見えてきた日本の新しい姿/第4章 世界を唸らせる安倍外交/第5章 官邸4階から見た危機の宰相論/第6章 安倍総理における孤独と達成 ※本書は『安倍晋三の真実』(悟空出版)を加筆し文庫化したものです。 -
誰も書けなかった国会議員の話
十九歳のとき、薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた青年は、いま国会議員として何を目指しているのか。十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に綴る。なぜ国は動かないのか。市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは。少数派の声にも耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。政権交代が実現させたいま、「政治は自分たちで変えることができる、という自信を一時の夢で終わらせないで下さい」と有権者たちに呼びかける。そのためにも、政治から目を離さないことが肝要である。さらに、議員ムラ永田町の実態をレポート。「居眠り議員はなぜ多い?」「法案の中身も知らずに投票?」「野次がうまい議員は?」をはじめ、国会食堂、無料パス、給料のウソ・ホントなど内輪話も興味深い。また、自身の生い立ちから結婚までのエピソードも披露。政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著である。 -
誰も語らなかった“日米核密約”の正体 安倍晋三・岸信介をつなぐ日本外交の底流
日本の歴代内閣を翻弄し続ける「核密約」の正体とは何なのか? 交渉当事者の証言から浮かび上がる岸信介と安倍晋三に共通する”日本外交”の目指すものとは? -
だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない
すべての生には価値があり、美しい。 韓国のベストセラー日本上陸! 2018年「今年の人権書」受賞 ソウル大卒の弁護士、俳優、 そして骨形成不全症のため車いすユーザーの著者が、 障害者や人とちがった容姿や性的指向の人々など 「失格の烙印」を押されがちな人生には、 価値があって美しいことを、理性的に論理的に弁論します。 「すべての人に尊厳がある」といわれても、それは現代社会では あまりに当たり前のことで、深く考えることはないかと思います。 しかし、著者は、「すべての人に尊厳があるとしたらその根拠はなにか?」 を深く思索し、古今東西の事例や書物からひも解きます。 読み終わったときには、人生観がガラリと変わるはずです。 「ロングフルライフ(不当な生)訴訟」「合理的配慮」 「ジョゼと虎と魚たち」「コーダ」 「ディボティー(障害のある身体への欲望)」「三島由紀夫」… さまざまなキーワードから現代を俯瞰する、画期的な人文書の誕生です。 === 本書は、アクセシビリティに配慮した本です。 紙の書籍、電子書籍(リフロー型)のほかに、オーディオブック版も同時発売となります。 必要とされる方にはテキストデータを提供します。本書巻末からお申し込みください。 本書は、社会福祉法人日本点字図書館のご協力で、以下の版もご用意します。 ・点字版 ・音声DAISY版 ・テキストDAISY版 点字版・音声DAISY版・テキストDAISY版のご利用につきましては、日本点字図書館にお問い合わせください。 === -
団塊の世代が変われば、日本も変わる
現在の日本の情けない体たらく――リーダー不在の政治、地方の疲弊、少子化社会、生きがいもないまま死ぬこともできず延命されているだけの老人たち、増え続ける医療費、原発問題の後処理問題等々――はすべて、団塊の世代が作り上げてきた結果ではないか。バブルの美味しいところだけを吸い上げ、定年後は「年金が少ない!」と不平不満をわめくだけで、社会への責任を放棄してしまっている生き方を今こそ自省しなければならない。人間が人間らしく生き、暮らし、性を愉しみ、子を産み育て、やがて死を迎えるという当たり前の生活を当たり前に営むためには、私たちはどのように社会的存在であるべきか――? 団塊の世代である筆者が自らの世代に“文句たれ”ながらつづった日本の社会への提言書。 -
断罪
第1章 リベラル保守再生のために――私たちの自民党改造論 第2章 国を滅ぼす忖度官僚は要らない――私たちの「霞が関」改造論 第3章 破綻寸前の金融・財政をどう立て直すのか――私たちの日本再生論1 第4章 税と社会保障の一体改革を再び――私たちの日本再生論2 第5章 庶民を潤す真の成長戦略とは――私たちの日本再生論3 第6章 憲法改正をなぜ急ぐ? 外交と安全保障をめぐる誤ちを糾す 第7章 日本を危うくする安倍政治に訣別を 最終章希望は教育の再生にあり 政治でいちばん怖いのは、政治家がポストのために 勇気と正義感を失うことなんですよ(村上誠一郎) 安倍さんが総理になってから、 政官の悪の構造が顕著になった。 倫理というものがなくなった(古賀茂明) -
男子劣化社会
ゲーム中毒、引きこもり、ニート……いまや記録的な数の男たちが、社会からはじかれている。学業では女子に敵わず、女性との付き合いや性関係でしくじり、正規の職に就くことができない。世界的な不況や、社会構造の変化、そしてネットの普及が、彼らをより窮地に追い込み、ゲームやネットポルノの中に縛り付けている。 本書は、行動心理学、社会学、生理学の成果などを駆使しながら、今、若者たち、特に男性にどんな変化が起きているのかを検証。さらその原因が解明していく。社会の変化によって、「男らしさ」や「男の役割」も変更を迫られている。 先進国共通の男子の問題に、解決策はあるのか? -
「男女格差後進国」の衝撃 ~無意識のジェンダー・バイアスを克服する~(小学館新書)
今の日本であなたの娘は輝けますか? 2019年12月、世界のリーダーに影響力を持つ「世界経済フォーラム」が発表した「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は前年度より順位を落とし153か国中121位だった。 政府が女性活躍政策を推進しても、諸外国の改善と比較する相対評価では、まったく追いついていけない。 長年ジェンダー問題について取材・執筆・実践に取り組んできた著者は「多くの人が、『日本は男女格差が大きい』と実感せずに暮らしていることが、日本が変わっていかない一番大きな原因」と指摘する。 本書では、2015年から2017年までの3年間で、女性活躍を最優先課題として本気で取り組んだ各国の女性リーダーの割合の変化を紹介、例えばカナダの閣僚の女性割合は30%から50%に、インドネシアの最高経営責任者は5%から30%に拡大している。 政府や経済界が本気で取り組めば、わずか3年間で女性リーダーをここまで増やすことが可能なのだ。 本書では、諸外国の取り組みを紹介しつつ「日本で男女格差が縮まらない理由」を考察、国内の成功例を挙げながら、次世代のためにできることを提案する。 -
男女の境界 (ナショジオ・セレクション) 心の性と体の性
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雑誌「ナショナル ジオグラフィック日本版」の好評記事をデジタル化してお届けする「ナショジオ・セレクション」。本編は2017年1月号の特集記事。 心と体の性が一致しない人、体の特徴からは男か女に分けにくい人。多様な性を科学の目で見ていくと、男と女の境目は、ぼやけてくる。 マサチューセッツ州に住む、スミス家の双子ケイレブとエミー。1998年に生まれたときには、見分けが付かないほどそっくりだった。エミーは12歳で自分が男性とされていることに違和感を抱き、17歳のときにそれを周囲に打ち明けて、その後、性別適合手術を受けた。「昔も今の私は女性。手術で女性になったわけじゃない」とエミーは話す。 従来の性別に当てはまらない人がいるのはなぜか?科学で迫る。 -
男女平等への長い列 私の履歴書
均等法の母と呼ばれて―― 2021年末に日経新聞朝刊に元文相・赤松良子氏が連載した「私の履歴書」を大幅加筆のうえ書籍化。女性官僚のさきがけとして歩んできた半生は、戦後日本の女性の地位向上の歴史と軌を一にする。連載時には、特に男性と同等に働きたくても働けなかった世代の女性から、書籍化を望む声が相次いだ。 赤松氏の官僚人生の集大成が1985年の男女雇用機会均等法の成立である。労働省で53年にキャリアをスタートさせるも、旧弊な組織と社会の中で様々な壁にぶつかってきた。しかし持ち前のガッツと知恵で立ち向かい、大きな仕事を成し遂げた。イクメンが当たり前になった世代にとっては、かつて企業に女性の結婚退職制や男女で異なる定年制があった歴史など知る由もないだろう。「育児休業」という言葉も72年の勤労婦人福祉法に初めて盛り込まれた。 法律で社会に制度化されなければ、世の中は動かない。志を高く持ち、強い信念とバランス感覚で、ついに歴史を動かした。女性活躍の地平を切り開いたパイオニアの歩みには、未来を担う女性たちへの熱いエールが詰まっている。 -
男性育休の困難
育児休業制度が整備されているにもかかわらず、育休を取得する男性はほかの社員から冗談やからかい、あるいは仕事を盾に「休むこと」を批判される。なぜ仕事を優先することが正当化され、男性育休は職場の「逸脱」と見なされるのか。 本書に登場するのは、育児休業を取得した男性社員だけでなく、長時間労働の経験をもつ男性社員や女性社員たちである。 男性が育休取得の際に感じる「モヤッとする思い」やなんとなく取得を言い出せない「職場の雰囲気」、育児と仕事を両立することがなぜ困難なのかなど、職場でのリアルな様子を、インタビューの語りをふんだんに用いて描く。 仕事と私生活をめぐる時間意識の観点から「職場の雰囲気」を可視化し、男性の育休取得を困難にしている職場のあり方を照射する本書は、育児と仕事の両立だけにとどまらず、働くすべての人にいまの働き方を問い直すものである。 -
男性学の新展開
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 男性学は何を目指しているのか、今後、どのような展開を見せていくのか-。1980年代後半から、フェミニズムの隆盛をバネにした女性をめぐる議論の成熟を背景として、「男らしさ」「男性性」とはいったい何なのか、それに息苦しさを感じるときどう解消していくのかが議論されはじめた。その議論の内容を簡明にまとめて男性学の基本的な視点を確認したうえで、新たな観点を示したロバート・W・コンネルの議論を詳細に紹介する。そして、男女雇用機会均等法の制定や90年代後半からのフェミニズムに対するバックラッシュの流れのなかで、男性学が何を招来し、今後どう展開していくのかを、仕事、定年退職後の居場所、「オタク」や恋愛・結婚などの具体的な素材から照らし出す格好の男性学入門書。 -
男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる
【出口治明氏(立命館アジア太平洋大学学長)、小泉文明氏(メルカリ会長)推薦!】現在、若手男性社員の8~9割が取得を希望している男性の育休。しかし、社員の希望とは裏腹に、取得率は7%台と横ばいを続けている。日本経済に深刻な影響を与える人口減少の突破口として、さらに企業を活性化させる施策としても期待されている男性育休。にもかかわらず普及しない理由、「男性育休義務化」が注目される背景は何なのか。自民党有志議員による「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟」の民間アドバイザーである著者2人が、豊富なデータや具体的事例をもとに詳説。育休取得を考えている男性やその家族はもちろん、部下が育休取得を希望しているマネジャーや企業の人事担当者まで役立つ内容となっている。前半では基本的な制度や取得の際の注意点、男性育休と少子化対策の関係、企業にもたらすメリットなどを解説。後半では議論が盛り上がる男性育休義務化の社会的背景や、義務化の具体的施策を述べる。男性育休の基本的な知識から社会的背景、今後の課題までがこの1冊で理解できる。 「男性育休は皆が幸せになる社会への第一歩。心からそう思う」――出口治明 「男性育休は日本企業の活性剤になる。男性育休のメリットを理解するのに最適な1冊」――小泉文明 -
男性不況
「男と女」から見る、目からウロコの日本論! ■増えない給料/■晩婚化・少子化/■格差拡大/■消費の低迷/■草食系男子/■女子会ブーム などなど…… 日本を襲うさまざまな変化の根本は、「労働市場における男性の価値の低下」、 すなわち男性不況にあった。 男であることの価値が希薄化している日本で、 いま何が起きているのか。 気鋭のエコノミストが、日本変質の根本に鋭く迫る。 ●著者からのメッセージ 私は女性の地位が向上すること自体は、すばらしいと考えています。 けれども、「よい変化はよい結果しかもたらさない」という単純な意見には与しません。 たとえよい変化だったとしても、それが思わぬところに悪影響を及ぼす可能性はいつもあります。 「女性の地位の向上」というよい変化の一方で、男性には困った問題が生じています。 それは、日本社会が大きな変質をとげているからなのです。 -
男尊女卑依存症社会
《 小島慶子さん、推薦!》 ついに解明された国民病。男性に重い下駄を履かせて死ぬまで働かせ、女性には報われないケア労働を押し付けてきた日本。 男も女も苦しい社会を変えるために、しんどいあなたが楽になるために、必読の書です。 --------- アルコール、薬物、痴漢、万引き、DV……。 さまざまな依存症に共通する原因は社会構造にあった! ジェンダー・ギャップ指数を見るまでもなく、日本は男性優位の国である。 夫婦別姓も叶わず、男女の賃金格差も世界ワースト2。 わたしたちは性別役割分業──つまりは「男尊女卑」の考え方にどっぷりと浸かっている。 --------- その社会を勝ち抜こうと男たちはワーカホリックになるまで働いて、ストレスからアルコールや薬物で気分をあげ、満員電車では痴漢や盗撮にはまる。 日本を蝕む依存症の問題は、男尊女卑による社会の歪みを正さなければ解決しない。 --------- 〈依存症は男らしさ、女らしさの病〉 アルコール依存症、痴漢、万引き依存症、盗撮、DVなど、多くの依存症を横断的に見てきた著者が、現代日本の病理を斬り、新しい人と社会のあり方について考える。 --------- 【目次】 ◆まえがき──男尊女卑社会が依存症を生む 1章……日本は男尊女卑依存症社会である ■男尊女卑依存社会が依存症を生む ■男性優位の社会構造 ■らしさの価値観をインストールされる ■依存症とワーカホリック ■ワーカホリックは病気か? ■死にいたる働き方 ■過労死について 2章……男尊女卑社会とワーカホリック ■ワーカホリックはさまざまな依存症のトリガーに ■仕事と飲酒 ■依存症と人間関係 ■条件付けと報酬系の仕組み ■人は生き延びるために依存症になる ■依存症と自尊感情 ■ワーカホリックと自尊感情 ■ワーカホリックと認知の歪み ■加害者家族が抱える苦悩から見える世界 3章……ワーカホリックと性別役割分業 ■男性に履かされた下駄の重さ ■いまだに続く男は仕事、女は家庭に ■依存症は男らしさ、女らしさの病 ■らしさへの過剰適応 4章……「男らしさの病」と男尊女卑依存症社会からの脱却 ■シラフで生きること ■感情をみつめる ■回復のためのガイドライン ◆あとがき -
「男損」の時代 熟メンが人生をソンしない18の知恵
世界的にも突出して「幸福度」が低いとされる、40代半ば~60代半ばの日本の男性……それが「熟メン」。 そんな閉塞感を抱える「熟メン」たちの実態や、男女の「幸せ格差」の要因を、 テレビでもおなじみの人気マーケッターが、徹底取材! すると、限られた時間や小遣いのなかでも、趣味や特技、見た目、副業・起業、 そして家庭生活などに工夫を凝らし、人生を充実させようとしている男性たちを多数発見。 本書では、そんな新しい生き方を選択した熟メンたちの具体例を次々と紹介しながら、 女性が知らなかった男性の本音や、これからの働き方、生き方にも迫ります。 -
団地コミュニティと創価学会
高齢者の孤立の問題と団地コミュニティの研究者が、独居高齢者の支えとなっていた偶然出会った創価学会員の存在をきっかけに、これまで見過ごされてきた彼らの地域貢献の姿を発見し、その活動の実態を丁寧に解説する。 団地の自治会役員を担い地域のために献身する創価学会員の背景には、創価学会の教えと信念に基づく活動があることを、長年の調査と学会員への聞き取りから示す。著者自身が創価学会の活動に密着し、外部の立場で真摯に分析した研究成果は、学術的価値と実践的意義を兼ね備えている。 福岡や大阪の団地を舞台とした具体的事例を通じて、超高齢社会における「中間集団」としての宗教組織の重要性を浮き彫りにした意欲作。団地コミュニティの未来を考える上で読んでおきたい一書であり、自治体のあり方などに悩む人たちへのヒントにもなる。 -
ダーウィンの罠 私たちはなぜ重要な選択を間違い続けるのか?
新時代の知性 人類のミステリーに迫る衝撃作 斎藤幸平氏推薦! 「短期的な成功を競うほど、社会は破滅へと近づく――それが「ダーウィンの罠」だ。本書は、進化の力と資本主義が結託する危うさを暴き、私たちに協調にもとづく新たな社会像を迫っている。絶滅の回避はまだ可能だ」 私たちはなぜ、短期的な成果にすがり、長期的な展望を見失ってしまうのか。 企業の不正から、核兵器やAIの進化まで。経済学の理論などを用いて、スウェーデンの気鋭の知性が、よりよい選択をするための方法を探る。 1902年、フランス領時代のベトナムのハノイでネズミが大繁殖した。 役所では「ネズミの尾を切って持ってきた者に報酬を与える」という触れ込みを出した。 役所には大量の尾が持ち込まれるが、市内のネズミは増えるばかり。 …実は人びとは報酬目当てに尾だけを切り、ネズミは放していたのだ。 さまざまな場面で「短期的な成果を出すために、長期的な目標、展望を見失う」という過ちが起きてしまうことがある。 著者はこれを「ダーウィンの悪魔」と呼ぶ。ダーウィンの唱えた進化の「選択圧」(その環境によって、生物の進化が一定の方向に導かれてしまうこと、圧力になってしまうこと)になぞらえて、良くない結果つながっていく現象になぞらえた言葉だ。 会社組織で数字を達成するために、マネージャーが不正をしたり従業員に厳しくすることで、結果的に利益より大切な社会的信用を失ってしまう。 AIによる知の軍拡競争、SNS、国家同士の対立など…困難な選択に、私たちはどう立ち向かうべきか。 -
ダーク・マネー―巧妙に洗脳される米国民
全米を揺るがせた衝撃のベストセラー、緊急刊行! 各紙絶賛! 『ワシントン・ポスト』注目すべきノンフィクション2016、『ニューヨーク・タイムズ』ベストブック2016 アメリカでいま何が起こっているのか? トランプを勝利させた「反リベラル」の風は、ある私的ネットワークによってつくられたものだった!! メディア、大学、シンクタンク、慈善団体を操作! 反抗するものには尾行し、盗聴し、脅迫し、でっちあげる。 これはもはや思想戦争だ! カネで政治を動かす億万長者の正体を、実力派ジャーナリストが徹底取材により明らかにした渾身の調査報道 -
地域医療の未来
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地域包括ケアにかかわるすべての方々へのヒントが満載された事例集! ●在宅での介護サービスが実施されていく過程で、医療と介護の連携だけでは要介護の高齢者を支え切れず、生活支援も必要です。地域包括ケアシステムの拡充が急務となっているのです。そこでは本人の意思・選択や家族の心構えを尊重しながら、介護職や行政職などを含めた緊密な多職種連携による総合的な支援を行います。 個人・家族・社会の抱える健康問題に対し包括的・継続的に向き合うもので、とりわけ新たに専門医と位置付けられた「総合診療専門医」に大きな期待が寄せられています。 ●そこで本書は各界の第一人者による共同執筆で、総合診療医が地域医療に関わることでの成功事例と、他の地域での導入の可能性、今後の発展性等についての提言を集約した関係者必読の内容として構成しました。 -
地域経済のあしたの育み方 :個性を生み出すILO産業分析の旅
「Inbound・Local・Outbound」という三つのILO産業分析で見えてくる地域のあした! 著者である大庫直樹氏が開発した、地域経済の潜在力を見出す手法、ILO産業分析は、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)から「特徴的な事例」として表彰を受けました(2015年度)。その手法に着目した北洋銀行と大庫氏はタッグを組み、広い北海道を各地方に分け、それぞれの地域に最適な方法で、今後の地方創生をどのように進めていくべきかを分析しました。 ILO産業分析とは、その地域における産業を「Inbound型・他地域から需要を呼び込む」「Local型・地産地消」 「Outbound 型・他地域市場を狙う」に分けて、それぞれの付加価値を分析し、地域の産業別特徴や成長産業を明確化する手法です。一口に北海道といっても、さまざまな地域があり、地域ごとの長所が ILO産業分析で見えてきました。これは全国のさまざまな地域でも応用可能な分析手法です。その内容を豊富な事例とともに収録しています。 【本書目次】 巻頭あいさつ 株式会社 北洋銀行取締役会長 安田光春 はじめに ILO産業分析という北の大地からの贈り物 第Ⅰ部 ILO産業分析基礎編 ―人口動態を取り込んだ経済分析手法 1 人口問題から経済問題へ 2 ILOの視点から見た経済動向 3 日米ILO別の成長要因の違い 4 日米格差をもたらす価格切り上げ 5 ILO産業分析による地域経済の基本戦略 第Ⅱ部 北海道編 ―道央と道東が牽引する経済力 1 ILOの視点で見た北海道経済 2 道内6地域の個性 3 九州・福岡県を上回る生産性向上と価格上昇 第Ⅲ部 札幌市・さっぽろ連携中枢都市圏編 ―複雑な大都市の復活と課題 1 市内総生産で見る札幌市の復活 2 福岡市と比べても好業績 3 税務統計によるILO産業分析 4 アウトバウンド・ホワイトの台頭 5 アウトバウンド・ブルーの憂鬱 6 インバウンドの再訪意向を高めよ 7 インバウンドを招く側の改革の重要性 8 求心力を失いつつある小売業の立て直し 9 シングルコアからマルチコアへ街づくりの転換 10 さっぽろ連携中枢都市圏のそれぞれの成長と連携不足 実践編① 外国人に選ばれる札幌の新たなお土産品開発への挑戦 ナゼ・ココニ・アル① お買い物の街にあるコールセンター群 ナゼ・ココニ・アル② 北大マイコン研究会とサッポロバレー 第Ⅳ部 中空知編(滝川市、芦別市、赤平市、歌志内市、上砂川町)―職住の広域連携のすすめ 1 滝川市・中空知の雄の繁栄と苦悩 2 中空知全体で仕事と暮らしのバランスを取れ 実践編② 広域連携による若者の地元就業促進事業 ナゼ・ココニ・アル③ たゆたえども沈まない明円グループのオンリー・ワン経営 ナゼ・ココニ・アル④ 逆向きのベクトル経営は、北日本精機を芦別で成長させた 第Ⅴ部 サザン北海道編(室蘭市、登別市、伊達市)―個性豊かな組み合わせの広域連携の創造 1 性格の異なる3市の相互補完性 2 登別市は「登別温泉」を生かし切っているか 3 室蘭市は鉄鋼の街、それとも映画の街か 4 伊達市は伊達野菜と道の駅で独自の地方創生 5 顧客視点でユナイテッドなマーケティングを 実践編③ 首都圏の大学生らを地方に呼び込む官民プロジェクト ナゼ・ココニ・アル⑤ ミシェル・ブラスと美山荘を魅了した伊達野菜 第Ⅵ部 田園編(網走市、岩見沢市)―土地の個性を生かした農業ビジネスの多様性 1 農業地帯におけるILO産業分析 2 網走市の農業をてこにした垂直統合・アウトバウンド戦略 3 岩見沢市はスマート農業とワイン・二つの原石を磨け ナゼ・ココニ・アル⑥ オホーツクキャンパスという東京農大の慧眼 ナゼ・ココニ・アル⑦ ブルース・ガットラヴが続ける、個性を見つける旅 第Ⅶ部 未来編 ―風とチップをエネルギーに 1 風力の最適地からアウトバウンド 2 ラピダスという賜物、その波及効果を最大に ナゼ・ココニ・アル⑧ 100年前の盆栽取りからラピダス進出まで 第Ⅷ部 まとめ ―ここにある強い個性をプロデュースせよ ナゼ・ココニ・アル⑨ 涙もあったかもしれない、ロコ・ソラーレたちの帰還 おわりに 「それぞれの時代の私」が見た北海道 参考資料 -
地域再生と社会創造 未来をつくる地方建設業の使命
地方建設業は「地域の守り手」 淘汰の時代を生き残り 未来の子どもたちが安心して暮らせる日本をつくるために―― 東日本大震災被災地での復旧作業に従事。 地方建設業者の「使命」を悟った著者が、 生き残りをかけた事業多角化と地域との共生を語る。 建設業者は地域のインフラの整備や維持管理を担うだけでなく、 災害時には最前線で復旧作業に着手するなど、地域の守り手としての役割を担っています。 東日本大震災においては、行政からの依頼を受けた地元の建設業者が現場に駆け付けて、 余震に脅かされながらも復旧作業を先導しました。 しかし、コロナ禍をきっかけに民間設備投資は大きく減少し、苦境に陥った地方建設業者は、 地域の守り手としての役割を果たせなくなりつつあります。 仙台で建設業を営む著者は、震災時の復興現場で地方建設業者としての使命を再認識し、 積極的に地域再生や社会復興のために何ができるかを模索し実践してきました。 例えば資金の乏しい過疎地域で老朽化した水道管の入れ替え工事が できない状況に対しては、小規模水力発電所を設置して売電収入で工賃を確保する というスキームを構築し、地域のインフラを再生しました。 こうした新しい試みを恐れず、積極的に事業を広げることで、 地域再生や社会復興と会社の発展を両立することができる―― 著者は、それこそが不況にあえぐ地方建設業者が生き残るためのカギとなると考え、 自ら事業の拡張を推し進めています。 本書では、淘汰が進む地方建設業の現状と社会における役割を明らかにしたうえで、 地域の守り手としての地方建設業の使命と矜持、 地方創生への取り組み方についてまとめています。 地域のために日々奮戦する地方建設業にとって、苦境を乗り越え成長するための ヒントとなる一冊です。 -
地域主権という希望 欧州から杉並へ、恐れぬ自治体の挑戦
民主主義を再生する、足元からの挑戦 注目の杉並区長はいかなるビジョンに基づき、何を実現しようとしているのか? 政治・行政経験ゼロ、地縁・血縁なし。異色の経歴と劇的な僅差の勝利で、一躍全国からの注目を集めた杉並区長・岸本聡子。 その型破りな政策ビジョンは、20年あまり在住したヨーロッパで調査研究してきた「ミュニシパリズム(地域主権主義)」に根ざしている。 地域住民が主体となって市民政党を形成し、首長や議員を送り出して自治体の政策決定に参加する。 住民生活を守るために政治の力を最大限に活用し、政府や企業の圧力にも決然と立ち向かう「恐れぬ自治体(フィアレスシティ)」。 99%の人々の生活を守り、危機的な気候変動を食い止めるために、「公共(コモンズ)」の力を回復していく――。 この新たな潮流は日本でも実現できるのか? ヨーロッパや中南米の各地で展開するミュニシパリズム自治体の草の根ムーブメントを多数紹介。 新自由主義とパンデミック、そして排外主義の台頭から人々の生活と自由を守る、グローバルな挑戦の息吹を伝える。 ※本書は、大月書店刊『地域主権という希望――マ欧州から杉並へ、恐れぬ自治体の挑戦』の電子書籍版です。 【目次】 1 若者支援とユースワーク ①日本の若者支援をとりまく状況(南出吉祥・乾彰夫)など 2 欧州のユースワークとその背景 ①イギリスのユースワークを描く Story1 不安定を生きるチェルシーと共に(ダーレン/中塚史行)など 3 若者が育つ場をつくる ①ワーカーが描くユースワーク Story 5 ただそばに居ること(勝部皓)など 4 ストーリーをふりかえる ①若者と共に場をつくる仕事(原未来) など 5 場をつくる実践の射程 ①“場”を育てる教育実践としての生活指導(乾彰夫)など 【著者】 岸本聡子 きしもと・さとこ 現杉並区長、公共政策研究者。1974年東京生まれ。20代で渡欧しアムステルダムを本拠地とする政策シンクタンク「トランスナショナル研究所(TNI)」に所属。新自由主義や市場原理主義に対抗する公共政策、水道政策のリサーチおよび世界の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトに従事。著書に『水道、再び公営化!』(集英社新書)『私がつかんだコモンと民主主義』(晶文社)。2022年6月、杉並区長選挙に立候補し187票差で現職に勝利、初の女性区長となる。 -
地域で愛される子ども食堂 つくり方・続け方
立上げ/当日の運営/活動の広げ方。 それぞれのステージごとに経験豊富な著者のノウハウを紹介! 「子ども食堂」の活動が全国に広がるにつれ、「貧困」状態にある子どもの支援だけでなく、相談できる人が身近にいない保護者の「子育て支援」の場として、また、孤立しがちな高齢者を巻き込んだ「地域コミュニティ再生」の場としても大きな注目を集めています。 その一方で、立ち上げや運営には、適切な資金計画、安全・衛生管理、参加者募集の方法など、さまざまなノウハウが必要となるため、「参加者が集まらない」「資金的に継続が難しい」といった課題を抱えている子ども食堂も少なくありません。 本書では、静岡市内で6か所の子ども食堂を成功に導く経験豊富な著者が、地域に愛され、必要とされ続ける子ども食堂をつくるためのノウハウを具体的かつ、わかりやすく紹介します。 ★本書の特徴★ ・子ども食堂の立ち上げ方と運営の仕方をフローチャートで紹介。 初めてでも何をすべきかが一目でわかる! ・「立ち上げ方」では、つまづく人の多いお金の集め方・使い方から、 効果的なチラシのつくり方まで手取り足取り解説! ・「運営の仕方」では、よく出合うトラブルQ&A、 スタッフミーティングのコツなど、活動の質を上げるための方法を紹介! ・子ども食堂を通して人々や地域がどう変わるのか? 子どもやスタッフのエピソードを交えて紹介。 子ども食堂のことを知りたい・勉強したいという方にもおすすめの一冊です。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
地域で安心して暮らすために 市民参加による地域コミュニティー再生へのチャレンジ
少子高齢化が進む今、市民の幸せを守るためにNPO法人ができること。 急速に少子高齢化が進む今、各自治体で地域コミュニティーの見直しが重要な課題になっている。認定NPO法人市民後見センターさいたまは「共助で創る個人の安心・市民後見の普及推進」をスローガンに掲げ、高齢者やハンディキャップを持った人々も安心して日々を過ごせるような未来を目指している。本書では、その活動の一例を紹介するとともに、そもそも認定NPO法人とは何なのか、どのような経緯で誕生したのかなどを紹介。組織についての根本的な知識も得ることができる。市民同士の関係が薄れてしまっている今だからこそ手に取りたい、「地域貢献」に対する理解を深めるための一冊。 -
地域デザイン No.5
地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。 グローバル時代における「地域」の可能性を、「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会が年2回発行する研究論集です。 今号の特集は「地域企業のイノベーション」。原田保(多摩大学大学院)ら経営戦略論の研究者を中心に11本の論考と研究ノートを収録。宮城県石巻市の東日本大震災における被災当事者の事業創造ほか、新潟、北海道、滋賀、大分などの注目すべき地域企業をめぐる論考を紹介。また神奈川県葉山町長、奈良県吉野町長、北海道森町長らが参加したシンポジウムの記録も再録。 【著者】 地域デザイン学会 2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。 -
地域デザイン No.6
地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。 グローバル時代における「地域」の可能性を、「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。 特集は「地域デザインのグローバル性とローカル性」。原田保(多摩大学大学院)ら研究者を中心に10本の論考と研究ノートを収録。地域デザインの理論に関する論考の他、日本・フィリピン・北欧における地域団体や企業の注目すべき取り組みをめぐる事例研究を紹介。また福島第一原子力発電所事故被災地域の問題、地域医療や地域観光の問題をめぐる研究ノート等を掲載。 【著者】 地域デザイン学会 2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。 -
地域デザイン No.7
地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。 地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を、「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は、同学会が年2回発行する研究論集。 今号の特集は「地域デザインと地域創生」。原田保(同学会理事長)、古賀広志(関西大学総合情報学部教授)ら研究者を中心に8本の論考と研究ノートを収録。「地域デザイン研究の定義とその理論フレームの骨子」「地域創生に向けた農産物直売所・朝市の新たな役割」ほか。地域デザインフォーラムやまなし2015や全国大会シンポジウムの記録も収録。 【目次】 ・『地域デザイン』第7号の刊行にあたって 03 ・原田保 ・巻頭論文 ・地域デザイン研究の定義とその理論フレームの骨子 09 ・—地域デザイン学会における地域研究に関する認識の共有 ・原田保 古賀広志 ・論文1R ・地域創生に向けた農産物直売所・朝市の新たな役割 31 【著者】 地域デザイン学会 地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。 -
地域デザイン No.8
地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。 地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は同学会が年2回発行する研究論集。 今号の特集は「地域文化と地域経営」。原田保(同学会理事長)ら研究者による5本の論文と研究ノートを収録。「高齢社会における地域保健医療について」「まち歩きと地域デザイン」「まち、ひと、食の関係性と地域デザインの可能性」ほか。新潟県南魚沼市、栃木県日光市、愛媛県松山市の「地域デザイン」事例を紹介。 【目次】 ・『地域デザイン』第8号の刊行にあたって ・巻頭論文 場の論理から捉えたトポスの展開 身体性によるつながりの場とエコシステムの創造 ・論文1 高齢社会における地域保健医療について ・論文2 地域情報システム再考:文化と経営の視点から 新潟県南魚沼市辻又集落の事例を通じた考察 ・論文3(R) デスティネーション・マーケティングにおけるデスティネーション概念の検討 ・論文4 まち歩きと地域デザイン 新発見を誘うフレームワークの構築 ・研究ノート1 「日光東照宮」と「日光市」:スピリチュアルゾーンデザイン 地域のための神秘、秘教、神話の活用 ・研究ノート2(R) 「 越境する顧客」との共創による観光地域づくり ・研究ノート3(R) まち、ひと、食の関係性と地域デザインの可能性 コーヒーのスタイルとサービスの観点から ・研究ノート4(R) まちづくり担い手育成プログラム 「松山アーバンデザインスクール」の意義と課題 ・第2回農業文化フォーラム要旨 農業文化の人・地域づくり ・日本情報経営学会第72回全国大会 (一社)地域デザイン学会共催セッション要旨 地域デザインとコンテクスト転換 【著者】 地域デザイン学会 2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。 -
地域デザイン No.4改訂版
地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。 地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は同学会が年2回発行する研究論集。今号の特集は「地域デザインのコンテクスト転換」。原田保(同学会理事長)ら研究者による論文と研究ノート、また研究会やフォーラムの記録などを収録。 【目次】 『地域デザイン』第4号(改訂版)の刊行にあたって 原田保 巻頭論文 地域デザイン理論のコンテクスト転換 ——ZTCAデザインモデルの提言 原田保 論文1 地域学習のメカニズムとダイナミックな地域能力 山田敏之 論文2 地域デザインのアクター 板倉宏昭 論文3R 食料産業クラスター事業の展開方法 ——青森県りんご産業を中心として 金藤正直 岩田一哲 高山貢 論文4 ビッグデータによる岡山の観光資源の分析とコンテクスト転換 杉山慎策 村上敏也 論文5R 高田屋嘉兵衛の経営 ——人権を尊重するCSR経営の元祖 斎藤智文 研究ノート1R 地域の予防医療展開を目指したリレーションシップデザインの構築 村山敏夫 研究ノート2 都市の地域ブランドデザイン戦略試論 ——三鷹市を事例とした都市型の地域デザインの考察 宮本文宏 受託研究報告 大月市の地域ブランド研究に関わる報告 佐藤茂幸 関東・山梨・長野地域部会第4回研究会講演要旨 老舗企業研究の経緯と地域デザイン 横澤利昌 ほか 【著者】 地域デザイン学会 2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。 -
地域で社会のつながりをつくり直す 社会的連帯経済
コロナ禍で、とりわけ若年層や女性たち、非正規雇用の困窮層が急増し、 私たちは深刻な貧困問題、格差拡大に直面している。市場競争、経済成長、 効率性に最大の価値を置く新自由主義がもともとはらんでいた危機が、 コロナ禍で顕在化した。 その中で、市民社会の中からNPO、協同組合、社会的企業などの 多様な実践が生まれ、共的な空間を築きあげ、新しいつながりの経済を 生み出している。 孤立や分断の社会を乗り越えるための世界と日本の具体的とりくみとは? 【目次】 序章 なぜ社会的連帯経済なのか (藤井敦史・立教大学コミュニティ福祉学部教授) 第1章 社会的連帯経済とは何か(藤井敦史) 第2章 イタリアにおける社会的企業の展開過程 (田中夏子・都留文科大学教養学部教員) 第3章 社会的連帯経済を推進する世界の運動 (田中滋・アジア太平洋資料センター事務局長・理事) 第4章 不安定社会の編み直しを求めて―社会的企業研究会の展開から 浮かびあがるサード・セクターの新しい実践潮流 (菰田レエ也・鳥取大学地域学部教員) 第5章 労働者協同組合の社会化戦略―協同労働を軸に明日が希望と思える 社会変革へ(相良孝雄・協同総合研究所事務局長(理事)) 第6章 地域再生政策における連帯的な経済の可能性と課題 (原田晃樹・立教大学コミュニティ福祉学部教授) 第7章 公的サービスの外部化と非営利組織の評価(原田晃樹) 第8章 私たちが韓国社会的経済から学んできたことは何か(藤井敦史) -
地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ
持続可能な地域社会のデザインに向けた実践・役割・課題 【持続可能な地域社会のデザインに向けた実践・役割・課題】地域の魅力発信、ローカルな歴史の記録と公開など、コミュニティメディアとコミュニティアーカイブが地域再生に果たす役割が注目されている。コロナ禍を経た現状をふまえ、その課題を整理し、全国各地の先進的な事例を紹介する。 ※本書は、大月書店刊『地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ』の電子書籍版です。 【目次】 第I部 地域の情報環境整備 第1章 官民連携による地域のコミュニケーションデザイン(松本恭幸) 第2章 格差のない読書機会を享受できる社会へ(荒井宏明) 第3章 地域の情報拠点としての図書館(嶋田 学) 第4章 新しい地域メディアとしての市民参加型「本屋さん」(鈴木賀津彦) 第II部 地域からの情報発信と交流の場づくり 第5章 地域情報サイトの動向と展望(松本恭幸) 第6章 市民メディア全国交流集会(関本英太郎) 第7章 コロナ禍に生まれた共感メディア(兼古勝史) 第8章 地方のNPOによる情報発信と地域の場づくり(畠山茂陽) 第9章 江古田映画祭(田島和夫) 第10章 大学生による地域の映像制作(坂本 旬) 第III部 地域の記録と記憶の継承 第11章 地域におけるコミュニティアーカイブの構築に向けて(松本恭幸) 第12章 地域のアーカイブコンテンツの持つ潜在的可能性(宮本聖二) 第13章 リレー型デジタルストーリーテリングと記憶の共有(土屋祐子) 終章 持続可能な地域社会のデザインに向けて(松本恭幸) 【著者】 松本 恭幸 武蔵大学社会学部メディア社会学科教授、一般社団法人メディア研代表理事。著書『コミュニティメディアの新展開――東日本大震災で果たした役割をめぐって』(学文社、2016年)、『令和のローカルメディア――防災・関係人口拡大に向けた課題』(共著、あけび書房、2021年)。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。情報通信系企業等の勤務を経て、2003年より武蔵大学教員。