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Posted by ブクログ
大常識
著:百田 尚樹
出版社:新潮社
新潮新書 1019
日本から「常識」が急速に失われかけている
本書の題名「大常識」とは、「常識」からかけ離れてしまった現状を皮肉ってそうよんでいるのでしょうか。
「常識」とは、多くの人々が共有している行動規範であり、価値観であり、その喪失や変容は、これまでの日本社会を形成し、維持してきた基盤が失われつつあることを意味しているかと思います。
まさに、氏のいう、「大常識」が、これまでの「常識」に置き換わらないように祈るばかりです。
気になったのは、以下です
・奇妙な難民
高い航空チケットで日本に観光旅行にきて、ビザが切れると、私は難民だと、主張する怪しい外国人を追い返すこともできなくなっています。
・安倍首相の死を悼めない人々
反対派は国葬を強行するのは民主主義に反するといいます。
が、賛成派が、半旗を掲げるもの弔意を示すのも自由としているに対し、反対派は、半旗をあげるな、弔意をしめすのはまかりならないですから、どちらが民主主義なのかは一目瞭然です
・横暴なリベラル
弱い立場の人たちの権利を代弁することは決して悪いことではありません。
ですが、日本にして、それが横暴さや非常識につながっていることも多いのではないでしょうか
・少子高齢化
子どもをふやすには、まず夫婦を増やさなければなりません
そして夫婦になるには、その前提として恋人になる必要があります
にもかかわらず、デートをしたことがない20代男性が4割もいては、どうしようもありません
不幸な結婚生活よりも幸福な独身生活が優る
しかし、幸福な独身生活よりも、幸福な結婚生活が優る
・労働は悪か
誰もが楽して金儲けできればそれに越したことはありません
ですが、太古の昔から寝ていて豊かになることなんてありません
死ぬまで働けとはいいませんが、少なくとも、働くことが悪という風潮だけはいただけません
・米国には死刑はないが射殺はある
死刑が廃止された欧米の国々は死刑制度のある日本を野蛮だと非難するが
そんな国は犯罪現場で勝手に死刑を執行している
それに比べて犯罪の言い分も充分に聞いた上で、裁判を経て執行する我が国のなんと人間的なことか
・道徳崩壊
このごろ治安が悪くなったと感じてはいるが、データから見れば悪化はしていないという
しかしながら、どこかわたしたちは治安が良くなったとの実感がもてません
そこに思い当たるものは、何となく国民の公共心のようなものが低下しているのではなないか、
と感じる場面が多いからなのではないでしょうか
等々
目次
まえがき
1 政治屋たちの醜態
2 横暴な「リベラル」
3 罪を憎んで犯罪者も憎む
4 平和ボケは不治の病
5 コロナワクチンへの異常な愛情
6 道徳崩壊
ISBN:9784106110191
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:800円(本体)
2023年11月20日 発行
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