海賊とよばれた男(上)

海賊とよばれた男(上)

880円 (税込)

4pt

すべてのビジネスマンに捧ぐ。
本屋大賞の話題作、早くも文庫化!

ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。

一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。

石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。

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海賊とよばれた男 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 海賊とよばれた男(上)
    880円 (税込)
    すべてのビジネスマンに捧ぐ。 本屋大賞の話題作、早くも文庫化! ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。 一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。 「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
  • 海賊とよばれた男(下)
    902円 (税込)
    この男の生き様は美しい。 本屋大賞の話題作。読まずに語るな。 愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。 この奇跡のような英雄たちは、実在した。 敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。 若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。 「ゼロ」から全てが始まる。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

海賊とよばれた男(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    出光興産の創業者、出光佐三の物語。ものすごく良かった。
    出光興産の創業までの日々、日田さんやユキの存在、満鉄への車軸油の提供、戦争後の融資、タンク底油の回収、セブンシスターズとの戦い、日章丸事件、徳山製油所の竣工、宗像丸の遭難…
    どれも全身が震え上がる、鳥肌が立つストーリーで読むのが止まらなかった。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    自分の仕事の視点に、「日本を盛り上げる」というのはなかった。日本のためになるなら自社の利益を差し出すという国岡鐡造の漢っぷりがとても粋だなと思った。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    国のために生きるかっこよさ。それでも人は批判するし、認めてもらえない。愛する人とも別れるし、この人生、選択でよかったのか悩む

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    限りなく真っ直ぐに善良に突き進む男の生き様は、清々しいと同時に湧き上がる熱い何かに包まれるようだった。一切の妥協せずに追い求める理想が、会社の利益や従業員のためをはるかに超えた、国のため日本人のためで、目先の利益より国益を徹底する姿勢は信頼という形で返ってきて胸が熱くなった。
    そして、去年読んだ「永

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    昭和の気骨ある人達の生き方をあらためて感じることのできる作品だった。
    個人の為ではなく、国家、家族、世の中の為に働く、仕事とは何か、真っ直ぐに生きるとは何か、記憶にも残る歴史をたどりながら、まだ、自分も何かに挑戦していけるような気持ちになる素晴らしい作品だった。実在の人物達であり、歴史に名を刻んだ人

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    読んでるうちに不思議と涙が溢れてきた。
    今の自分は幸せボケしてしまっていることを突きつけられた。
    目の前のことだけに捉われず、常に信念を持って国のために実行する鐵造に喝を入れてもらった。
    気力が欲しい時に読みたい本。

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    出光興産の創業者をモデルにした経済小説。

    同社の成り立ち、成長していく過程を読んでいくだけでも面白いのですが、やはりこの作品の魅力は素敵な登場人物。
    人間関係が熱すぎるし、仕事に対する取組姿勢がカッコ良すぎる(現代に通じる価値観かどうかは別にして…)。

    約10年ぶり再読。入社2年目で初めて読んだ

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    国岡鐵造がかっこよすぎる。
    真面目で努力家で決断力もあって何よりブレない。漢気がすごい。
    人に敬われる、人が付いてくる人間性とはこういうことかと思った。完全に真似るのは無理だけど、心に置いて自分の生きる指針にしたい。
    下巻も読んだら映画も絶対見ます。

    0
    2025年07月01日

    Posted by ブクログ

    「これぞ、生きざま。」
    そんな言葉が自然と浮かぶ一冊でした。

    明治から昭和という激動の時代、石油業界という未開の海原に乗り出した國岡鐵造。型破りで、不器用で、それでもまっすぐな生き方に、読んでいて胸が熱くなります。
    この本を読むと「志」とは何か、「会社」とは誰のためにあるのか、本質的な問いに向き合

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに熱い小説を読んでいる。国岡鐡造のような人がいたら、一緒にがむしゃらに働きたいと思うほど、力が湧いてくる。
    上巻は終戦までの話。戦争に突入し悲惨な終戦を迎えるまでの経緯がよく分かる。

    0
    2025年03月30日

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