海賊とよばれた男(上)

海賊とよばれた男(上)

小説・文芸
1,001円 (税込)

5pt

すべてのビジネスマンに捧ぐ。
本屋大賞の話題作、早くも文庫化!

ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。

一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。

石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。

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海賊とよばれた男 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 海賊とよばれた男(上)
    1,001円 (税込)
    すべてのビジネスマンに捧ぐ。 本屋大賞の話題作、早くも文庫化! ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。 一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。 「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
  • 海賊とよばれた男(下)
    957円 (税込)
    この男の生き様は美しい。 本屋大賞の話題作。読まずに語るな。 愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。 この奇跡のような英雄たちは、実在した。 敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。 若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。 「ゼロ」から全てが始まる。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

海賊とよばれた男(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分が港湾関係の仕事に従事するようになり、物流に関しても少しずつ理解し始めた時にホルムズ海峡が事実上閉鎖に。

    そして、出光丸が突破したというニュースを職場で見ていた時に
    上司たちが「さすが海賊」「日章丸再来」と言い合っており、そこからこの本のことを知った。

    激動の戦前戦後、石油に魅せられた男の一生。その上巻にあたるこの本には、本当に引き込まれました。
    いまだからこそ、よりのめり込んで読み進めることができたように思います。

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    戦時に飛行機や船を動かすのに不可欠な石油、ガソリンを母国日本のために使い、あらゆる障害から正面から相対してきた国岡てつぞうの物語

    国岡商店の活躍や働きぶり、てつぞうの気品などがとても爽快でかっこよかった。このような人たちが戦時の日本を支えていたのかと思うと誇らしい気持ちになった。しかし利権を貪るように欲する政府内部や国策の石油会社がことごとく国岡商店の邪魔をする。とても憤慨した。国のために無償で船を貸したり、他の石油会社が無理と断った事業を率先して取り行ったりと貢献してきて、この仕打ちはあんまりだ、、いい意味で国岡商店は狂気じみてるから、競合ライバルとしては一番厄介なタイプなのは理解できるが、非常時には協力関係を築けていたらまた違った結果になっていたのかも。

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    全日本人がいま読むべき‼️
    昨今の中東情勢による石油・ナフサ不足と、出光丸がイランとの友好関係によりホルムズ海峡を通過した、というニュースを見て出光佐三という人物を知り、この本に辿り着いた。
    戦前〜戦後を生き抜いた「日本人」の、私的な利益より義を重んじ、国や人々のために果敢に努力した先人たちのエピソードは、今を生きる我々をも奮い立たせてくれた。
    権力構造に立ち向かい、「黄金の奴隷たる勿れ」の精神で人々のための商売を行う気概が感じられる。
    これからも当分石油は生活に不可欠で、今後の情勢にもしっかり着目していくべきである。

    0
    2026年05月27日

    Posted by ブクログ

    今でしょ!

    本日5月25日、情勢不安となったホルムズ海峡を日本国籍の船として初めて通航した出光タンカーの「出光丸」が伊勢湾に到着したというニュースが早朝流れました

    そして本書は、その出光タンカーの親会社である出光興産の創業者出光佐三をモデルとした国岡鐡造の波乱の人生を描いた本屋大賞受賞作です

    さすがです

    この世界のトヨタ自動車もびっくりのエグいくらいのジャストインタイムっぷり
    これはもう世界のひまめろ(英語不可)と言ってもいいんじゃないでしょうか

    もうねすぐ読みますから
    時勢にのっかってすぐ読みますからね

    そして久しぶりに百田尚樹さん読んだけど、やっぱ達者や
    スピード感がすごいのどんどん読める
    もちろん出光佐三さんの人生がほんとに波乱万丈なんだろうけど、次々事件起こるもんなー

    よしっしゃ下巻はいよいよあの話や!ホルムズのあれな
    すぐ読ーむ!

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    国岡鐵造『出光佐三』を主人公とした歴史経済小説
    上巻では鐵造の生い立ちから終戦、終戦から石油を扱えるようになるまでのお話である。

    この小説を読むまで出光興産は知っていたが創業者の話までは知らなかった…
    上巻を読む限りでは業界は違えど松下幸之助さんのような偉大な方であったことが伺える…
    物の売り方『広域小売店方式』の考え方も同じように思う…
    人間、ドン底にいる時、本当の人間性が出るのだか、鐵造は本当に凄く胆力の塊かな…と
    下巻を早く読まねば…

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    小説を超えたヒューマンドラマ。
    鐡造の人間性に共感して憧れる。
    鐡造は一企業の社長の枠を超え、視座高く、国のためを思って決断していっている。このことは時代背景からも簡単にできることではない。

    とにかく面白い。小説だが石油業界の勉強になるし、新聞を読むときの予備知識にもなる。鐡造のような生き様に憧れるのか。

    0
    2026年05月04日

    Posted by ブクログ

    久々に百田尚樹の小説を読んだ。
    やっぱり彼は天才だな。ページを捲るごとに、こんなに心が動かされて涙が出そうになり、かつ日本人であることを誇りに思えることなんて、彼の小説を読むこと以外ではあり得ない。

    主人公は国岡鐵造。石油を扱う国岡商店の店主。
    自分のため、国岡商店のためを考えるより、日本国のためを優先する男。店員を本気で家族のように大事にし、戦後仕事がなくなっても誰1人として馘首しなかった男。それどころか徴兵された店員の家族に給料を送り続けていた。

    国岡商店の店員はみな鐵造に惚れ込んでいて、ここで働くことを誇りに思っている。いいなあ。そんな人の下で、そんなふうに一切の邪念なく働いてみたい。

    GHQから海軍が残した石油を全部浚えという無茶振りを受け、国岡商店がその過酷な作業を引き受ける。日本国のために。そして店員たちはどんなに過酷でも誇りを持って一所懸命に働く。いいなあ。

    鐵造は権力者におもねたりせず、自分の信念を貫く。めちゃくちゃかっこいい。戦後焼け野原の中でも、日本国の復興を信じて疑わない。それだけ日本に誇りを持っている。

    国岡商店は"働きすぎる"ことや、鐵造が信念を貫き権力者にも楯突くことから、目先の利を求める官僚や同業他社から恐れられ、嫌われ、除け者にされるが、困難があっても逞しく乗り越えていく。日本国全体の利益を考え、どんなに邪魔されようが行動に移せること、そして結果を出すところが凄い。

    勤勉・質素・人のために尽くす
    という三つの柱を貫いた鐵造。

    0
    2026年05月12日

    Posted by ブクログ

    父が大切にしている本で、何気なく読み始めたのですが
    どんどん引き込まれていってあっという間に上巻を読み終えてしまいました。

    実在した人物、って考えると、国岡(出光)さんの葛藤、決断、行動の一つ一つに震えます。出逢う人たちとの信頼関係に胸を打たれます。相手を全力で信じる。相手もそれに応えてくれる。約束なんてなくても、ただ相手のため国のためという気持ちで同じ方向を見てるから繋がれる。生き方が素晴らしいなと思いました。

    教科書で学んだ字面だけの近代史が、頭の中で映像化され、一人一人の顔や表情までもが浮き彫りになります。
    高校生や大学生、将来や未来を考える若い人たちにぜひ読んでほしい作品だなと思いました!
    イラン出身の知人もお勧めしていた本で、イランで出光さんを知らない人はいないよと聞きました。

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    ひたすら考えさせられた。
    日本を真に思った男の一生を書いた本。ボキャブラリーも豊富で、2冊構成なのにくどいところが一切ない。物語を歴史として学んでいるからこそ入り込みやすい。大学生におすすめしたい本

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    働くって、店主であるって、こういうことなんだと強く反省しました。
    反省したなら行動しないとね。
    良い本に出会った……と言うためにも、今後の私の生き方が関わってます。
    前半だけで余韻がすごすぎて……明日から下巻です。

    0
    2026年02月24日

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