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本屋大賞の話題作、早くも文庫化!
ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
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Posted by ブクログ
戦時に飛行機や船を動かすのに不可欠な石油、ガソリンを母国日本のために使い、あらゆる障害から正面から相対してきた国岡てつぞうの物語
国岡商店の活躍や働きぶり、てつぞうの気品などがとても爽快でかっこよかった。このような人たちが戦時の日本を支えていたのかと思うと誇らしい気持ちになった。しかし利権を貪るように欲する政府内部や国策の石油会社がことごとく国岡商店の邪魔をする。とても憤慨した。国のために無償で船を貸したり、他の石油会社が無理と断った事業を率先して取り行ったりと貢献してきて、この仕打ちはあんまりだ、、いい意味で国岡商店は狂気じみてるから、競合ライバルとしては一番厄介なタイプなのは理解できるが、非常時には協力関係を築けていたらまた違った結果になっていたのかも。
Posted by ブクログ
今でしょ!
本日5月25日、情勢不安となったホルムズ海峡を日本国籍の船として初めて通航した出光タンカーの「出光丸」が伊勢湾に到着したというニュースが早朝流れました
そして本書は、その出光タンカーの親会社である出光興産の創業者出光佐三をモデルとした国岡鐡造の波乱の人生を描いた本屋大賞受賞作です
さすがです
この世界のトヨタ自動車もびっくりのエグいくらいのジャストインタイムっぷり
これはもう世界のひまめろ(英語不可)と言ってもいいんじゃないでしょうか
もうねすぐ読みますから
時勢にのっかってすぐ読みますからね
そして久しぶりに百田尚樹さん読んだけど、やっぱ達者や
スピード感がすごいのどんどん読める
もちろん出光佐三さんの人生がほんとに波乱万丈なんだろうけど、次々事件起こるもんなー
よしっしゃ下巻はいよいよあの話や!ホルムズのあれな
すぐ読ーむ!
Posted by ブクログ
久々に百田尚樹の小説を読んだ。
やっぱり彼は天才だな。ページを捲るごとに、こんなに心が動かされて涙が出そうになり、かつ日本人であることを誇りに思えることなんて、彼の小説を読むこと以外ではあり得ない。
主人公は国岡鐵造。石油を扱う国岡商店の店主。
自分のため、国岡商店のためを考えるより、日本国のためを優先する男。店員を本気で家族のように大事にし、戦後仕事がなくなっても誰1人として馘首しなかった男。それどころか徴兵された店員の家族に給料を送り続けていた。
国岡商店の店員はみな鐵造に惚れ込んでいて、ここで働くことを誇りに思っている。いいなあ。そんな人の下で、そんなふうに一切の邪念なく働いてみたい。
GHQから海軍が残した石油を全部浚えという無茶振りを受け、国岡商店がその過酷な作業を引き受ける。日本国のために。そして店員たちはどんなに過酷でも誇りを持って一所懸命に働く。いいなあ。
鐵造は権力者におもねたりせず、自分の信念を貫く。めちゃくちゃかっこいい。戦後焼け野原の中でも、日本国の復興を信じて疑わない。それだけ日本に誇りを持っている。
国岡商店は"働きすぎる"ことや、鐵造が信念を貫き権力者にも楯突くことから、目先の利を求める官僚や同業他社から恐れられ、嫌われ、除け者にされるが、困難があっても逞しく乗り越えていく。日本国全体の利益を考え、どんなに邪魔されようが行動に移せること、そして結果を出すところが凄い。
勤勉・質素・人のために尽くす
という三つの柱を貫いた鐵造。
Posted by ブクログ
父が大切にしている本で、何気なく読み始めたのですが
どんどん引き込まれていってあっという間に上巻を読み終えてしまいました。
実在した人物、って考えると、国岡(出光)さんの葛藤、決断、行動の一つ一つに震えます。出逢う人たちとの信頼関係に胸を打たれます。相手を全力で信じる。相手もそれに応えてくれる。約束なんてなくても、ただ相手のため国のためという気持ちで同じ方向を見てるから繋がれる。生き方が素晴らしいなと思いました。
教科書で学んだ字面だけの近代史が、頭の中で映像化され、一人一人の顔や表情までもが浮き彫りになります。
高校生や大学生、将来や未来を考える若い人たちにぜひ読んでほしい作品だなと思いました!
イラン出身の知人もお勧めしていた本で、イランで出光さんを知らない人はいないよと聞きました。
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