@yonda4
巨大な隣人、中国。隣の国なのに日本人の多くは中国をよく知らない。レッドクリフは観るけど、今の中国ってよく知らない。最近日本にも中国人観光客が増えたな~。位の認識だと思う。
内閣府世論調査によると、2008年の日本人の対中国好感度割合は約30%。1980年の78%に比べると、多くの
...続きを読む日本国民が中国を快く思っていない。小泉首相の靖国神社参拝問題、04年サッカーアジア杯、毒入り餃子事件、など、中国関連の事件を見るとこの数字もそりゃそうだよな、と言いたくもなる。
ところが、嫌だな~と思っても国と国として付き合っていかなければならないことは事実。特に経済面にて中国依存は大きい。
本書は現在の中国を知る上で、日本人としての立ち位置をしっかり示してくれると思う。
現状の中国は、解決しなければ問題がたくさんある。
農村部と都市部の貧困格差。深刻な水不足。日本以上に急速に進む高齢化社会。経済倫理の欠如、金を借りるバカ、返すバカ。中国政府が行う反日教育。などなど、本書を読んでいると中国がどういう実情かがわかってくる。
この内容をふまえて、今後日本がどう付き合っていくか。国同士の問題であるが、国民一人一人が考えていないといけないことでもある。