作品一覧

  • 世界大麻経済戦争
    4.5
    日本ではいまだに非合法薬物として厳しく禁止されている大麻。しかし、世界は今、「合法大麻」をビジネスにつなげようという「グリーンラッシュ」に沸いている。合法大麻とは、病気の治療に使用される「医療用」、ヘンプと呼ばれ、繊維・燃料・建築資材・食品など広範囲に使われる「産業用」、そして「嗜好用」の3つである。アメリカでは各州でこの3つが解禁され、新たな産業が始まっているし、カナダはG7で最初に大麻を全面解禁し、ビジネス界をけん引している。また、中国は産業用ヘンプでトップシェアを誇り、イスラエルは医療用の最先端を走っている。さらに南米、欧州、アフリカ、アジア各国も、大麻を次々と解禁・合法化し、新ビジネスを開始しているのだ。本書では、大麻の歴史と基礎知識を解説するとともに、各国別の具体的産業を紹介。この流れに完全に乗り遅れた日本は、今後どうすべきなのか、その点も検証していく。
  • 携帯電磁波の人体影響
    4.3
    1巻693円 (税込)
    世界各国で、携帯電話やその基地局の電磁波(高周波)による健康被害を懸念する声が高まっている。健康影響への配慮から子供の使用を制限する動きも出ている。生体への悪影響があるとする研究結果と、それを否定する研究結果があるが、一部の研究者や研究機関は予防的措置を強く提唱している。また、長期にわたって使用した場合の影響は、まだよくわかっていない。海外の事例をふまえつつ、携帯電話の電磁波の問題について考察する。 【目次】はじめに/第一章 ついに米国議会が動き出した/第二章 携帯電話会社に対する訴訟/第三章 健康影響を示唆する調査結果/第四章 安全対策を加速させる欧州諸国/第五章 日本の政府は守ってくれるか/あとがき
  • 大統領を裁く国 アメリカ トランプと米国民主主義の闘い
    3.0
    1巻715円 (税込)
    「エルサレムはイスラエルの首都」発言への反発、北朝鮮情勢、暴露本の出版と、トランプに逆風が吹き荒れている。さらに2018年は大統領選当時から指摘されていた「ロシア疑惑」「FBIの捜査妨害」、大統領の地位を利用して利益を得た憲法違反の「報酬条項」問題が解明され、ニクソン以来44年ぶりの弾劾・辞任劇が起こるかもしれない。大統領を追及するメディア、議会・裁判所、国民のデモ…トランプ政権下の一連の動きを検証し、ニクソンのケースと比較しながら国家の最高権力者を辞めさせられる米国民主主義の強靭さを描く。同時に安倍一強の下、対照的な日本の現状に、民主主義とは何かを問いかける! 【目次】はじめに/序章 トランプの誤算/第一章 「司法妨害」と「ロシア疑惑」/第二章 憲法の「報酬条項」違反/第三章 ニクソンとトランプの類似点/第四章 弾劾手続きの開始と大統領の解任/第五章 民主主義を守る「アメリカの底力」/エピローグ 似た者同士の「ドナルドとシンゾウ」/おわりに
  • 日本より幸せなアメリカの下流老人
    3.7
    1巻799円 (税込)
    低福祉、格差社会のアメリカだが、貧困老人に関しては年金や支援制度が手厚い。日本のように40年まじめに働いた人が年金で生活できないことはありえない。全米を徹底取材。なぜ、日本の老人は不幸なのか。取り入れるべき支援制度は。新しい問題提起が満載。
  • 60歳からの生き方再設計
    3.0
    1巻660円 (税込)
    人生80年。定年後の残り20年は、漫然と過ごすのには長すぎる。シニアとして見事な人生を送っている人たちはどこが違うのか。「定年後の明確なビジョンを持つ」「現役時代のメンツにこだわらない」「愛やセックスに対しても開放的」などいくつかの共通項がある。せっかく義務と責任から解放されたのだから、自由に生き方を考え直してみよう。自身も還暦を迎えた著者が足で調べた「第二の人生」の再設計法。
  • ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ―
    3.9
    1巻660円 (税込)
    身体が悪くなっても、子供が近くにいても、アメリカの老人は最期まで極力ひとりで暮らそうとする。個人の自由と自立こそ、彼らが最も重んじている価値だからだ──。高齢者専用住宅、配食サービスのNPO、複数世帯がつかず離れずで暮らすコーハウジングなど、独居老人と社会の紐帯を確保するためのさまざまな取り組みを紹介すると共に、「自立死」を選ぶアメリカ人の姿から、日本の高齢者支援のあり方も考える。

    試し読み

    フォロー
  • アメリカ病
    3.1
    1巻660円 (税込)
    いま明らかにアメリカがおかしい。外交や政治・経済ばかりではない。もっと根幹にある日常の空気に目を向けてみると、見えてくるのは何かにとりつかれた病的な姿だ。過剰なまでの健康志向、心療内科の隆盛、ペニス拡大手術や女性の豊胸手術の流行、そして“正しさ”への盲信……、もはやどこを見渡しても末期症状。強迫観念に覆われた米国社会を精神分析する。

    試し読み

    フォロー
  • 世界大麻経済戦争

    Posted by ブクログ

    数年前から大麻に注目してきましたが、改めて医療用大麻を中心に大麻が世界で広がっている事実にこの変化は不可逆的だなーと思いました。以前欧州を旅行したときに普通にスーパーで大麻クッキーとか売っていたので欧州における広がりは急速だなと感じました。
    一方で現在のアジアでは、大麻に対する規制が厳しいが、韓国やタイなどで一部医療用大麻の規制緩和の動きが出ていることに驚きました。
    日本では、大麻解禁の動きは相変わらずサッパリだが近所にもCBDのお店があったりするので、そういった今あるところから大麻のメリット・デメリットに向き合っていく必要だと思います。

    0
    2022年06月14日
  • 日本より幸せなアメリカの下流老人

    Posted by ブクログ

    最近日本では「老後破綻」という言葉を聞くようになってきた。
    アメリカでは、低所得の老人に対するセーフティーネットが充実されているので、そのようなことが無いことを本書で知って驚いた。

    ヨーロッパでも老人が日本より豊かに暮らしているようである。

    平均寿命が20年以上伸びたのに、定年が60才から65才までわずか5才分しか伸びてない上に少子化なのに行政が追い付いてなく、老人の生活ががきびしくなることもうなずける。

    収入が生活保護の受給額を下回ったら、家や車を所有していても差額分だけ生活保護を受けることを具体的に記述している点が役にたった。

    0
    2017年01月10日
  • ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ―

    Posted by ブクログ

    保険制度が十分でないアメリカだが、一人一人が自立して生きるという思想があるため、老人や障害者が一人で生活するための社会サービスが意外と充実している・・という話。障害があって、近くに子供がいても一人暮らしを楽しむ老人、高齢者向け住宅で自分の生活を楽しむ老人。選択肢がある生活は素晴らしい、人に選択肢を与えられるようなそして選ばれるようなサービスを考えよう。(自分記録用)

    0
    2013年05月18日
  • ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ―

    Posted by ブクログ

    日本では死後、長時間たって発見される孤独死がクローズアップされてますが、米国では各種NPO、ボランティアなどにより、ほとんど起こらない、と本書では述べている。
    その例・施策など現地レポートを交えて、解説されており、確かに米国の国民性(いわゆる自立した考えが主流)やNPO、さらには共同生活などにより、それらが有効であれば孤独死が発生する可能性は少ないと思われる。
    一方で日本でも同様な施策はされているのだろうと思っており(本書では東京大田区のプログラムが紹介されているが)、調査と少しでもいいから社会への貢献ができたらと。
    まずは、本職で食べていくのが先決ですが。

    高齢者社会に不安をいだいている方

    0
    2012年07月15日
  • 携帯電磁波の人体影響

    Posted by ブクログ

    携帯電話での会話は、イヤフォンスピーカーを使う。
    枕元に置くときは電源を切る。
    SAR値の小さい機種を選ぶ。

    脳腫瘍発症リスクの軽減

    0
    2011年08月12日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!