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紛争やテロ、巨大地震や環境破壊、新型感染症、虐待や貧困の連鎖。この日常化した非常事態がつづけば、人間はいまに滅びる。見えにくい人々の孤立化を描いてきた著者が、生き延びるためのヒントを求め、他者と「つながる」ことで社会を変えようとしている人々に話を聞いた。被災地の子ども支援、産後の母親ケア、障害者雇用、新しい農業の形。リスクに備えるには人とのつながりを持ち、広げること。希望が芽生える〈群れ〉のすすめ。
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Posted by ブクログ
だいぶだいぶ以前に『永遠の仔』は読んだことあるけど、そのときも何だかあざといというかこれみよがしなストーリーのような感じがして、それは「“荒”太」なんて名前のイメージに影響されていたのかもこのたび思ったりもしたんだけど、とにかくこの本で知った天童さんとは違う人物像を描いていたのでした。 ふと手に取っ...続きを読むてみれば、そんな以前のイメージだった天童さんがいわゆる社会起業家的な人たちにインタビュー(対談)している本で、ちょっと興味をもって読み始めてみたらなかなかの本だった。 そもそもは単発のインタビュー企画だったのを天童さんの申し出で連続ものにしてもらい、サンケイリビング紙上で掲載した後、この一冊になったのだとか。まったくの偏見でこういう領域への関心がある人だと思っていなかったので新鮮だったし、それ以上に、しっかりとこうした領域への思いや考えをもっているんだと、わが目の節穴具合を思い知った。 お相手は以下のような方々。雑賀雄太(公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事)/今村久美(NPO法人カタリバ代表理事)/宮沢勇輔(NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事)/宇賀神一弘(宇賀神溶接工業所代表)/宗祥子(助産師、松が丘助産院、一般社団法人ドゥーラ協会発起人)、丑田香澄(一般社団法人ドゥーラ協会代表理事)、藤城敦子(一般社団法人ドゥーラ協会ドゥーラ)/村松孝尚(株式会社アッシュ・ペー・フランス代表取締役)/青山雄二(NPO法人NEWSED PROJECT副代表)、筒井啓介(地域作業所hana代表)/中島学(元四賀村村長、四賀クラインガルテン創設者)、金井保志(四賀むらづくり株式会社代表取締役)、岡崎英生(四賀クラインガルテン利用者)/小川清一(NPO法人すぎとSOHOクラブ理事長)、松尾道夫(NPO埼玉ネット)、豊島亮介(NPO法人すぎとSOHOクラブ副理事長、NPO埼玉ネット事務局長)。 カタリバとドゥーラ以外は知らない取り組みばかりだったので、わりとこうした企画だと既知の同じようなものが出てくるなか、お相手の選定もひとひねりしてあってよかった。語り合いやそのものずばりでない周辺の物事を大切すること、人好きであること、信用することといったあたりが取り組み成功のカギかなと思いながら読んだ。「なぜ人は、人を虐げないと、生きていけないのか」と考えている一方、「なぜ人は、人を助けるのか。ときに命を危険にさらしてまで、救おうとするのか」という命題に取り組む天童さんの思いが入り、希望と勇気がわいてくるような気がする一冊だった。
20160424 人類の希望は身近にいる人たちによって支えられている。自分も支える側になるために何をするか?人を大切に思えるかどうかで行動に移れるのかもしれない。
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