郭四志の作品一覧
「郭四志」の「産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷」「脱炭素産業革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「郭四志」の「産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷」「脱炭素産業革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
読み応えがあり、歴史を踏まえつつ、まさに2022年の今現在の問題意識に一つのパースペクティブを提示する良書。
タイトルの産業革命史から想起されるいわゆる歴史的な著述は全6章のうち3.5章分くらいだろうか。その後の部分は歴史というよりももっとフレッシュな2010年代からのトレンドと、さらに今に近い3年前ごろからの動きを踏まえて、今後の国際政治経済秩序を展望する。
歴史的側面からは資本と労働力、そして特に技術の蓄積によって生み出されるイノベーション(知的財産)の保護によるインセンティブが重要な役割を果たしたことがよくわかる。ソ連をはじめとした共産主義国の技術発展の乏しさはここに起因すると思われ、そ
Posted by ブクログ
北京での冬季オリンピックが始まっています。その会場内でで中国政府はデジタル人民元の導入を行っているとの報道があります。ここでの実績をテコに中国は人民元をデジタル時代の基軸通貨にしようとする意志の表れだと思います。スポーツの祭典という祝祭の場もイノベーションの実験場になり、世界の構造を決める機会になっているのを横目で見つつの本書です。第一次産業革命から始まるイノベーションの歴史が国際秩序をどう変遷させていったか?という、ありそうでなかったテーマ…壮大です。第一次を経て、第二次、第三次、そして第四次産業革命が世界をどう変えるのか?淡々と、でも深々と、そして大きく捉えることが出来るいい本だと思いまし
Posted by ブクログ
良書 4つの産業革命を軸に各時代の特長と、産業革命の意味を、あくまでも、ものつくりの視点から確認をしている。
第一次産業革命 動力とエネルギー 蒸気機関が英国を世界の覇者に仕立て上げた
第二次産業革命 重化学工業 アメリカとドイツの台頭、大量生産の時代
第三次産業革命 情報革命、オートメーション、電子取引 情報・知識・サービスの時代 多品種少量生産、流通システム、ニーズの多様化 アメリカの後退
第四次産業革命 IOT,AI,ロボット、ビッグデータ 中国の台頭 Inductry4.0 多極な世界へ ポストコロナ、低炭素化
構成は以下
第1章 イノベーションと産業革命
第2章