産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷

産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷

ビジネス・実用
1,232円 (税込)

6pt

4.3

イノベーションこそが世界秩序を形成してきた。技術革新が起きる現象を広く産業革命と捉え、第一次産業革命(1760~1830年代、軽工業)、第二次産業革命(19世紀後半~20世紀初頭、重工業)、第三次産業革命(20世紀後半、IT・情報)、第四次産業革命(2010年代以降、IoT・AI)の四段階に分け、世界経済の変遷をたどり直す。経済体系の変遷や社会経済発展・分業との関係など多様な論点を交え、持続的な世界経済の運動として産業革命を大局的に描き出す。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま新書
  • タイトル
    :
    産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷
  • タイトルID
    :
    1023199
  • 電子版発売日
    :
    2021年10月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    10MB

閲覧環境

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産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み応えがあり、歴史を踏まえつつ、まさに2022年の今現在の問題意識に一つのパースペクティブを提示する良書。
    タイトルの産業革命史から想起されるいわゆる歴史的な著述は全6章のうち3.5章分くらいだろうか。その後の部分は歴史というよりももっとフレッシュな2010年代からのトレンドと、さらに今に近い3年前ごろからの動きを踏まえて、今後の国際政治経済秩序を展望する。
    歴史的側面からは資本と労働力、そして特に技術の蓄積によって生み出されるイノベーション(知的財産)の保護によるインセンティブが重要な役割を果たしたことがよくわかる。ソ連をはじめとした共産主義国の技術発展の乏しさはここに起因すると思われ、それがソ連崩壊の一つの要因としてつながったと解釈できる。
    最も興味深いのは中国に関わる筆者の分析だ。改革開放から先進国による投資、技術導入で世界の工場として急激に成長した産業を有するが、まだ、たとえば半導体技術のような先端的な技術レベルは追いついていない。この差を埋めてアメリカを超える大国になりたい中国と、この技術力ギャップを維持してパワーバランスを維持したいアメリカとの間でのせめぎ合いが、さまざまに現れているのが現在の社会と見ることができる。米中貿易摩擦やファーウェイ外しはその顕著な例であろうし、ウイグル問題に代表されるような人権問題の提起の仕方やオリンピックでの外交ボイコットなども広く捉えると中国をアメリカ中心の国際政治経済から外していきたいという考えの現れと見ることもできる。
    産業の発展を基盤に世界の見方に対するアイディアを豊富に与えてくれた。
    誤字や、ほとんど同じ文章の繰り返しなどポツポツと編集ミスが見られるのは是非修正いただきたいところ。p229の終盤とp236の初めのあたりとか。

    0
    2022年02月19日

    Posted by ブクログ

    北京での冬季オリンピックが始まっています。その会場内でで中国政府はデジタル人民元の導入を行っているとの報道があります。ここでの実績をテコに中国は人民元をデジタル時代の基軸通貨にしようとする意志の表れだと思います。スポーツの祭典という祝祭の場もイノベーションの実験場になり、世界の構造を決める機会になっているのを横目で見つつの本書です。第一次産業革命から始まるイノベーションの歴史が国際秩序をどう変遷させていったか?という、ありそうでなかったテーマ…壮大です。第一次を経て、第二次、第三次、そして第四次産業革命が世界をどう変えるのか?淡々と、でも深々と、そして大きく捉えることが出来るいい本だと思いました。近現代史がどうして動いてきたのか、みるみるわかります。本書執筆のきっかけは2008年9月からのリーマンショックの原因を、アメリカが金融資本主義のもとに非実体経済の利潤追求にこだわりすぎ、モノづくり産業・イノベーションを怠ったこと、とする著者の投稿が雑誌編集者に「あなたの観点には、同意しかねます。」と断られたこと、と、あとがきにあります。いまやド真ん中な理論に感じるのですが、ちょっと前は異端の論だったのですね。これから米中対立がどうなるか、G20時台の世界秩序はどうなるのか、中国発のイノベーションはどうなるか、そういうところまで見渡せる新書でした。

    0
    2022年02月10日

    Posted by ブクログ

    良書 4つの産業革命を軸に各時代の特長と、産業革命の意味を、あくまでも、ものつくりの視点から確認をしている。

    第一次産業革命 動力とエネルギー 蒸気機関が英国を世界の覇者に仕立て上げた

    第二次産業革命 重化学工業    アメリカとドイツの台頭、大量生産の時代

    第三次産業革命 情報革命、オートメーション、電子取引 情報・知識・サービスの時代 多品種少量生産、流通システム、ニーズの多様化 アメリカの後退

    第四次産業革命 IOT,AI,ロボット、ビッグデータ 中国の台頭 Inductry4.0  多極な世界へ ポストコロナ、低炭素化

    構成は以下

    第1章 イノベーションと産業革命
    第2章 第一次産業革命
    第3章 第二次産業革命
    第4章 第三次産業革命
    第5章 第四次産業革命
    第6章 国際政治経済秩序のゆくえ

    0
    2022年01月11日

    Posted by ブクログ

    ネットなどで産業革命のことについて調べてはいたので大抵は知っていた内容だったが、細かい内容については「なるほどなぁ」と思うところも多々あった。この頃中国はいずれアメリカを抜くだろうと言われていたんだなぁと思うと感慨深い。筆者は今の中国経済を見てどう思うだろうかを聞いてみたい。

    0
    2026年05月03日

    Posted by ブクログ

    第一次から第四次産業革命までの内容や流れ、主要国の実際の変遷を辿る。
    産業革命の各段階は必ずしも直線上ではなく、並行して多層的に発生することがある点は目から鱗だった(例えば中国は現在第二次産業革命の後期、第三次産業革命の進展期、第四次産業革命初期が並行している)。

    ただ、解説が第三次産業革命あたりから各国の政策の羅列になっており、それぞれどう違うかが分かりづらかった。進行中のものでもあるから比較が難しいとは思うが、それでももう少し整理をしてほしかった。

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    時代や国家を軸にした分類で大局的な視点の整理には役立つと思う。
    論文めいた様式で重複した書き筋が目につく。

    ちょいちょい誤字が目立つ気もする。

    0
    2022年02月18日

産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま新書
  • タイトル
    :
    産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷
  • タイトルID
    :
    1023199
  • 電子版発売日
    :
    2021年10月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    10MB

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