産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷

産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷

1,155円 (税込)

5pt

4.4

イノベーションこそが世界秩序を形成してきた。技術革新が起きる現象を広く産業革命と捉え、第一次産業革命(1760~1830年代、軽工業)、第二次産業革命(19世紀後半~20世紀初頭、重工業)、第三次産業革命(20世紀後半、IT・情報)、第四次産業革命(2010年代以降、IoT・AI)の四段階に分け、世界経済の変遷をたどり直す。経済体系の変遷や社会経済発展・分業との関係など多様な論点を交え、持続的な世界経済の運動として産業革命を大局的に描き出す。

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産業革命史 ──イノベーションに見る国際秩序の変遷 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み応えがあり、歴史を踏まえつつ、まさに2022年の今現在の問題意識に一つのパースペクティブを提示する良書。
    タイトルの産業革命史から想起されるいわゆる歴史的な著述は全6章のうち3.5章分くらいだろうか。その後の部分は歴史というよりももっとフレッシュな2010年代からのトレンドと、さらに今に近い3年

    0
    2022年02月19日

    Posted by ブクログ

    北京での冬季オリンピックが始まっています。その会場内でで中国政府はデジタル人民元の導入を行っているとの報道があります。ここでの実績をテコに中国は人民元をデジタル時代の基軸通貨にしようとする意志の表れだと思います。スポーツの祭典という祝祭の場もイノベーションの実験場になり、世界の構造を決める機会になっ

    0
    2022年02月10日

    Posted by ブクログ

    良書 4つの産業革命を軸に各時代の特長と、産業革命の意味を、あくまでも、ものつくりの視点から確認をしている。

    第一次産業革命 動力とエネルギー 蒸気機関が英国を世界の覇者に仕立て上げた

    第二次産業革命 重化学工業    アメリカとドイツの台頭、大量生産の時代

    第三次産業革命 情報革命、オートメ

    0
    2022年01月11日

    Posted by ブクログ

    第一次から第四次産業革命までの内容や流れ、主要国の実際の変遷を辿る。
    産業革命の各段階は必ずしも直線上ではなく、並行して多層的に発生することがある点は目から鱗だった(例えば中国は現在第二次産業革命の後期、第三次産業革命の進展期、第四次産業革命初期が並行している)。

    ただ、解説が第三次産業革命あたり

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    時代や国家を軸にした分類で大局的な視点の整理には役立つと思う。
    論文めいた様式で重複した書き筋が目につく。

    ちょいちょい誤字が目立つ気もする。

    0
    2022年02月18日

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