青木栄一の作品一覧
「青木栄一」の「昭和29年夏 北海道私鉄めぐり」「大震災に学ぶ社会科学 第6巻 復旧・復興へ向かう地域と学校」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
これを読んで『失われた30年』の原因の一端が見えた気がする。日本は公教育に人もカネもかけなさすぎ。自分さえ良ければの老害民主主義と、支配階層を自分達のお仲間で固定したいエスタブリッシュメントの意図的な政策誘導によるものと考えるが、本来なら長期展望、即ち著者の言う組織哲学を持った官僚がその流れを変えていく使命があるのに、全くスルーされてしまっている。結局官僚自身がエスタブリッシュメント階級の出身だからだろう。
著者は文科省のロビー活動や政策研究能力、意思の問題だと指摘するが、そもそもそも文科省に「初等教育の機会均等」以外の組織哲学があるのか疑わしい。
そうなるとそのような組織哲学はどうやって形成