二宮清純の一覧
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ユーザーレビュー
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「二宮清純」の『最強の広島カープ論』を読みました。
先日「二宮清純」のリーダシップに関する講演を聴講する機会があり、久しぶりに「二宮清純」の作品を読んでみたくなったんですよね、、、
「二宮清純」作品は、昨年3月に読んだ『広島カープ 最強のベストナイン』以来なので、ほぼ1年振りですね。
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...続きを読む-story-------------
まさかの「黒田復帰」によって、待ちわびた優勝に向けて盛り上がりを見せるカープファン。
市民球団としてのスタート、資金不足の苦難の時代を経て悲願の初優勝、そして黄金期の到来とその後の長い低迷。
少年時代にローカル色満載のラジオ放送を通じてカープファンになった著者が取材し続けた選手、監督、コーチらの貴重な証言を交えて贈る、広島カープ論の決定版!
「金石昭人」、「小早川毅彦」、「西山秀二」による思い溢れる座談会も収載!
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「二宮清純」の「広島カープ」に対する情熱が感じられる作品… 愉しく読めました。
■第1章 黒田復帰とカープ女子
・カープファンは“特別”なのか?
・カープ女子を惹きつけるもの ほか
■第2章 カープ野球とは何か
・カープ野球は広商野球?
・カープ野球は時代ごとに変わる ほか
■第3章 知られざる“伝説”の裏側
・“完全試合男”外木場伝説
・“キックの宮さん”伝説 ほか
■第4章 最強!?歴代ベストナイン
・歴代ベストナイン
・歴代外国人ベストナイン
■第5章 スペシャル座談会「俺たちのカープ」
―出席者/金石昭人・小早川毅彦・西山秀二
・黒田復帰への思い
・日本でも“バックドア”は大丈夫 ほか
1975年(昭和50年)の初優勝って、土台を築いたのが「根本睦夫監督」で、意識を変革したのが「ジョー・ルーツ監督」、そして、その跡を継いで結果を出したのがシンキング・ベースボールを「南海ホークス」で学んで古巣に戻ってきた「古葉竹識監督」だったんですよねぇ… 勉強になりますね、、、
個人的には、活躍した割に評価の低い「外木場義郎投手」に焦点を当てているのが嬉しかったですね… 完全試合&ノーヒット・ノーラン3回のレジェンドですからね、現在の強い「広島カープ」にいたら200勝投手になっているんじゃないかと思います。
外国人選手では「エンドリアン・ギャレット」かな… キャッチャーとして出場していたことが印象に残っているんですよねぇ、、、
懐かしいなぁ… 「二宮清純」とは年代が近いので、子どもの頃に好きだった選手が、次々と紹介されていて愉しめる一冊でしたね。
Posted by ブクログ
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大相撲を関脇で廃業して、アメリカからプロレスを持ち込んだ力道山。
戦後の復興期に、アメリカ人を空手チョップでなぎ倒す姿が街頭テレビに映し出され、彼は国民的英雄となった。
プロレスのこけら落としを、タッグマッチで行ったこと。
世界の強豪レスラーを招聘し、「ワールド大リーグ戦」を開催。
オリンピッ
...続きを読むク的な価値観を持ち込んだアイデアも秀逸だった。
彼が残した二人の弟子。
東洋の巨人--ジャイアント馬場は、元巨人軍の投手。
燃える闘魂--アントニオ猪木は、彼がブラジル遠征中にスカウトして日本に連れ帰った。
両雄はしのぎを削り、やがて袂を分かち、永遠のライバルになっていく。
そして、多くの弟子を生み出した。
完全無欠のエース--ジャンボ鶴田。
炎の飛龍--藤波辰爾。
革命戦士--長州力。
風雲昇り龍--天龍源一郎。
昭和の第三勢力国際プロレスの歴史も語り合われた。
マットを賑わせた外国人ヒールレスラーについても興味深い考察が続く。
昭和プロレスは、本当に面白かった。
そして、これからもきっと面白い。
ファンが記憶の中でその思いを醸成し続けていく。
語り合えば、無限のロマンが広がっていく。
プロレスとは、ゴールのないマラソンだ。
Posted by ブクログ
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監督としてベイスターズを日本一に導き、日本代表の投手コーチとしても活躍した権藤氏の投手起用に関する話。権藤氏の信念が伝わってくる。投手がどのような気持ちで戦っているのかの一端を知ることができた。
「我々の時代の監督は現役の頃に召集令状が来て戦争に行き、戦火をくぐり抜けて、また野球界に戻ってきたような
...続きを読む人が多かった。だから野球ができるだけで最高だ。「何?肩が痛い?ヒジが痛い?たるんどる!命までは取られりゃせんよ」という考え方ですよ」p5
「8、9回をいかにしのぐか。投手コーチの役目はその一点に絞られている」p6
「選手たちは試合に出てナンボ」p8
「投手一人で1試合抑えるのはなかなか難しい時代になった」p20
「中継ぎは、1イニングだけ投げさすのであれば、休ませないでも(毎日でも)大丈夫」p46
「優勝するために戦ってきて、その優勝が見えてきたら個人成績なんかどうでもいい。選手だってそういう気持ちになる」p48
「やっぱり左対左っていうのは、ピッチャーによってはすごく効く」p69
「藤波には160km近い球があるわけじゃないですか。それで荒れ球ときたら、バッターはもう腰が引けて震え上がりますよ。それは最大の武器なんですから、その武器を捨ててまでボールを落ち着かせて、恐くもなんともないピッチャーになってしまったら終わり」p75
「現代野球は8回、9回で決まるというのが僕の考え方ですから、ここをしっかり乗り切れるように役割分担をはっきりさせて、マネジメントするというのがますます大事になってきますよ」p80
「ミスター・ゴンドウ。教えてくれるのはありがたいけど、教えられて覚えた技術はすぐに忘れてしまう。自分でつかんだコツは忘れない」p113
「(第一打席の見逃し方)スライダーでもフォークでもいいけど、変化してボールになる球を、知らん顔して見送ったヤツ。これは危ない。そうじゃなくて、それに反応しかかってボールを打ちにいってしまうヤツは大丈夫」p125
「変化球って投げすぎると肩やヒジに負担がかかる」p140
Posted by ブクログ
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興味ある内容なのと、文章が読みやすいのとでまたまた著者の本を読む。出てくる選手をほぼ全員わかる、という点も大きい。
とにかく全部おもろかった。
Posted by ブクログ
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テレビでコメントをしているところを見たことがあった著者―それが面白かったので記憶に残っていた…―の作品で、なんとなく手に取り、面白そうなので求めたが「薦められる一冊」である。
往年の名選手や名物指導者に関すること、最近の人気選手にまつわること、更に“野球界”のことなど、これまでに発表した文章をまとめ
...続きを読むたもののようだ。何れも面白いが、私は後段にあった“野球界”のことを興味深く読んだ。
Posted by ブクログ
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