Posted by ブクログ
2013年01月08日
感想を綴ってみました。
第1章 江夏の21球は14球のはずたった
→佐々木恭介の三塁戦の当たり。ファールと判定も実は三村がフェアゾーンでグラブに触っていたのでは?幻のタイムリー?幻の近鉄の日本一?三村さんが墓場に持っていってしまって謎のまま。
第2章 沢村栄治、戦場に消えた巨人への恩讐
→晩...続きを読む年は振るわず実は巨人軍に解雇されていたんですね…でも全盛期の沢村は本当に凄かったようです。
第3章 天覧試合、広岡が演出した長島の本塁打
→阪神の逆転機を二塁牽制死で救ったショート広岡の好プレー。これが長嶋のサヨナラ弾を産み出す。この試合が長嶋・王の初アベック弾の試合というのも印象深いです。村山が言う「あれはファール」というのは明らかな本人の取違いだそうです。
第4章 初めて明かされる「大杉のホームランの真相」
→こちらは明らかな誤審も上田監督の長い抗議が選手の戦意喪失を招く。上田監督も引くタイミングを逸した、審判も退場を宣告すべきだったなど、いろいろあった1時間19分の中断。
第5章 江川の投じた最速の一球
→高校時代の江川を見たことがありませんが、相当凄かったようです。江川も高校時代が最盛期だった?と思うくらい凄い高校時代のようです。
第6章 宿敵阪急を破った野村野球の原点
→有名な話です。プレーオフで後期0勝12敗1分の阪急相手に奇数戦(1戦目、3戦目、5戦目)だけ全力で戦う作戦でプレーオフを制す。エモやん(江本投手)もフル稼働。ノムさんの采配がここでも生きますね。
第7章 遺恨試合オリオンズvs.ライオンズ、カネやん大乱闘の仕掛け人
→カネやん大乱闘を煽っているのが平和台球場に観客を呼び込むためのライオンズの策略とはいただけません…
第8章 落合博満に打撃の師匠がいた
→落合は巨人のドラフト2位の予定も空白の一日で巨人はドラフト不参加(知りませんでした)。落合が最初から巨人入りしていたらどうだったんでしょう?ロッテに入って開花したのでは?
と思ったら、ロッテに打撃の師匠がいたというではありませんか。土肥健二捕手。打撃のいい見本だったようです。
第9章 ジャイアント馬場は好投手だった
→馬場正平投手。3年連続で二軍の最優秀投手もチャンスに恵まれなかったようです。大洋移籍も朝風呂転倒が致命傷。残念です…
第10章 打倒王貞治「背面投げ」の誕生
→ドラゴンズ小川健太郎投手。普通に投げても太刀打ちできないため、「背面投げ」で意表を突くもボール球。小川健太郎投手はいいピッチャーだったようですが、賭博で永久追放されたのは残念です…
第11章 三連勝四連敗「巨人はロッテより弱い」発言の真相
→直接的にロッテより弱いとは言っていないようですが、そう報道されてしまった悲劇。確かにこの一言で巨人軍が目を覚ましました。
駒田がホームラン打って「バカ」といい放ったのは鮮明に覚えています。
第12章 「清原バット投げ事件」の伏線
→ロッテ平沼の死球にバット投げ&蹴り。清原は確かに至急が多かったですからね。気持ちはわかりますがバットを投げてはいけません…
普段はバットを大事にしている清原ならなおさらです。