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議論が難しく見えるのは、その仕組みや組み立てをうまく整理できず、表面の表現に惑わされるためだ。……議論は漫画やテレビとは違い、接してさえいれば自然にその面白さに浸れるというモノではない。読むほう・聞くほうも積極的に関わらなければ面白くない。逆に言うと、一定のテクニックを持つ者にしかアクセスできないが、それが持てれば一挙に広大な世界が開ける。――<本文より>
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Posted by ブクログ
「私はこう思うけれど、人それぞれ、いろいろな考えがあると思うし、それでいい」 このようなことを言われると、それは確かにそうなんだろうけど、なんだかなぁ…と思う。なぜそのように感じるのかが書いてあり、とても納得した。 議論をするにあたって何が必要か、そもそも議論とは何を目的とするのか、など分か...続きを読むりやすく述べてある。 文学部の入試問題などを題に、どのような筋道で議論を組み立てれば良いのか例示してあるので、とても理解しやすかったし、面白く読み進められた。 批判を素直に受け入れたいと思ってはいるが、実際には余りできていないので、「真理の探求」が目的なのだとしっかり意識しておきたいと思う。
いわゆる「統計のウソ」について述べた部分が非常に興味深かったです。 我々は、客観的な数字・グラフが出てきただけで相手の話を信じきってしまうこうきらいがあります。それを上手く利用した統計のウソというのは危険度満点で、それを上手く見抜いていく力を養っていく必要があります。 本書は、その力を身につけるのに...続きを読む役立つ本です。オススメ度★5
胡散臭い感じの本なのかなぁと思ってよんだらぜんぜん違った。小論文やディベートにおける議論の基本的なルールをわかりやすく解説してくれます。ツレ全員に読ませたい一冊。
日本人は議論・ディベートが苦手だ。国語教育で重視されるのが型で、論理よりも情緒という指摘は興味深い。本書では議論力を高めるための例題とそれに対する解答を挙げて解説されるが、個別具体的な例を一般論にして理解するには相当の努力が必要だ。「歴史記述とは何か?」は特に難しかった。再読して理解を深める必要があ...続きを読むる。
あー、著者って小室直樹門下だったのか~。なんか分かる気がする。 相変わらず明快で切れのある文章。ファンになっちゃったなあ、と思うけど、各論ではなんだかおかしな論立てに僕には感じられるところがしばしば。 特に最後の方の過去の日本は西洋崇拝ってところは、飛躍しすぎなんじゃないかなあ。単にモーツァルトを崇...続きを読む拝しているだけのような。 とは言えほんとに勉強になるし、折に触れて読み返したくなる本。この著者ははずれが無い。
本質を惑わすレトリックにだまされないために いくつもの議論を挙げながらそれを解体・解説する。 この解説も非常に参考になるのだが、 さらに面白いのが本筋とは関係のないところでの 社会学的視点による各種の批判だ。 自称鬱病患者の心理的背景や 知識人による煙に巻くような論述の背景にある一般人との構造など...続きを読む、 バッサリ切り捨てていく議論は読んでいて快感だった。 筆者紹介を読むと、今は予備校講師のようだが、 あとがきを読んで小室直樹の弟子の一人だと知った。
議論について考える本。 人の言っていることや自分の正しさ(妥当性)について評価する時、議論という技術は大切だ。 とくに議論に優劣をつけれるという点には、人は人それぞれという考え方に疑問を持っていた自分には目から鱗だった。 論理の力はこれから生きていくにして武器になる力だと思うので、磨きあげていきたい...続きを読む。
[ 内容 ] 権威・新聞・数学…もっともらしさの裏側をのぞくとあれっ?? どこかヘンだぞ? ツボさえわかれば、誰でもできる。 世にはびこる「不毛な議論」はこう叩け。 [ 目次 ] 第1部 紋切り型に抗して考える(対立に耐える力-癒すのは誰か? 循環する言葉たち-民主主義と全体主義 統計データを正確...続きを読むに読み解く-ムカツク理由はどこにある? 仮説とバイアス-子供は危ないか?) 第2部 よくあるロジックの仕組みをみる(相対主義はほんとうにやさしいか-「人それぞれ」の不幸 美を語る方法とは-ヴィジュアルを解釈する 神秘と欲望の構造?対比の向こうに何がある? ややこしい議論を裸にする-要約の方法) 第3部 ささいな議論から根本の問題へ(対立する意見を評価する-なぜ人を殺してはいけないのか? 対立を越えて考える-弁証法を活用する 作業の実態にひそむ限界-歴史記述とは何か? 言語能力とは何か-あとがきにかえて) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
「人それぞれ」は他者を尊重するようで、コミュニケーション拒否。マジックワードに気をつける。グラフの恣意的な操作に気をつける。社会的発言力を持たないものへの代弁。主観的な意見ほど、客観的に調査する必要性。議論の本質は「問題-解決-根拠」。など。
議論と言うものの基礎の基礎が平易に解説されていて、私のような論理的思考能力が皆無の人間にとっては、新たに知ることがたくさんありました。が、普通の人は分かりきったことなのかな〜。 大学でレポートを書くときに役に立ちました。統計資料を読み解くのはホントに難しいですね。
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だまされない〈議論力〉
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吉岡友治
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