国内小説の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
OUR HOUSE
東京のとある町で暮らす伴一家。中学一年生の長女・桜子は、半年前に母親が病気で他界してから、一家の家事全般を引き受けている。自分が家族を仕切らなければ……という責任感ゆえだった。そんなある日、父・奏太が、交際0日で結婚したというアメリカ人女性・アリスを連れて帰国する。母が亡くなって間もない時期にやってきた新しい母親を認めることができない桜子は、アリス追い出し作戦を展開。家族を巻き込み、様々なバトルを仕掛けていく……。芦田愛菜演じる桜子、シャーロット演じるアリスが激しくぶつかり合い、笑って泣ける仁義なき戦いを繰り広げながら、家族のあふれる愛情を惜しみなく描いていく本作。野島脚本独特の、緻密に練り込まれたストーリーや世界観、そして、主演のふたりによるセリフの応酬が楽しいドラマが、小説で蘇る! -
ハウス・ハズバンド変奏曲 おいしい人生の作り方
エリートサラリーマン、主夫になる。投資アナリストとして活躍をしていたエリートサラリーマンの山田は、ある日突然会社を辞め、主夫になる。家事を完全に馬鹿にしていた山田は、簡単にこなせると考えていた。ところが、炊事に洗濯、家の掃除に、娘の小学校のPTA活動、山田を待ち受けたものは、これまで経験したことのない全く異次元の世界だった。勝手の分からぬ現実の世界で奔走する主夫山田。料理の参考にと閲覧をはじめたブログの世界にのめり込み、イタリア料理の有名ブロガーの記事を盗用していっぱしのイタリア料理専門家を装うも、小学校の行事に参加する中で、リアルな世界へと目を向けていく。イタリア料理のうんちくをちりばめながら、リアルの世界での充実こそが人生にとって大切なことだと気づかせる、珠玉の主夫物語が、あなたのクリエイティビティーを刺激します。山田と一緒にリア充目指して「変奏」しましょう! -
8番出口
全世界で社会現象になった無限ループゲームを二宮和也主演で実写映画化。 映画公開を前に、監督自ら書き下ろした小説『8番出口』刊行! ゲームクリエイター、KOTAKE CREATE氏によって2023年に制作され、累計180万ダウンロードを記録した世界的大ヒットゲーム「8番出口」。本作をもとにした小説と映画を、この夏、相次いで刊行、公開することとなりました。 小説『8番出口』は、映画の監督と脚本を務めた川村元気氏による書き下ろし。『告白』『悪人』『君の名は。』『怪物』などの企画・プロデュースを始め、自身の小説をみずから監督した『百花』など、数々の世界的ヒット映画を製作。小説家としても35の国と地域で翻訳され累計270万部を突破した『世界から猫が消えたなら』や『億男』『四月になれば彼女は』『神曲』『私の馬』など話題作を発表。映画と小説で、数々のヒット作を生み出してきた氏による最新作です。 地下通路という閉鎖的な空間のなかで、行くか引き返すかの無限の2択を繰り返すというゲームをもとに、驚嘆さえ覚える深みと広がりでその世界を解釈し物語を生み出した川村氏。人生観、死生観、現代人に共通する罪の意識を、読むもの観るものに深く突きつけます。 「グローバルで闘っていくためには、国籍やジェンダーや人種など、自らのアイデンティティを全部背負ったユニークな作品をつくらねばならない。では自分のアイデンティティは何かと考え、日本というゲーム大国でビデオゲーム世代として生まれ育ったこと、映画人としてずっと携わってきたアニメーション映画の表現、小説家としてのストーリーテリングとテーマ性、この全キャリア・全得意技を投入してみようとチャレンジしました。結果、カンヌ映画祭においても、よく物語のないゲームからあのような物語を創出した、と驚かれ、同時に面白がってもらえました」 映画監督業と並行し執筆された小説は、映画では表現しえない主人公たちの進行形の頭の中、心の動きがすべて描かれ、更には、映画ではカットされたいくつかの【異変】も小説で読むことが出来る、双子のような作品です。 そして、8月29日(金)には、実写映画『8番出口』が全国東宝系で公開されます。主演を務めるのは二宮和也氏。今年のカンヌ国際映画祭では、オフィシャルセレクションに選出され「ミッドナイト・スクリーニング部門」で上映されました。日本での公開に先駆け世界で注目の作品となり、既にアジアやヨーロッパの30以上の国と地域で上映が決定しています。 小説だけでも楽しめ、更に映画を観るとエピソードの裏付けを確認するために再び小説を手に取りたくなる、映画と小説でもループに迷い込むこと必至の極上エンターテインメント作品! 小説『8番出口』【ご案内 Information】 異変を見逃さないこと Do not overlook any anomalies. 映画を先に楽しみたければ、すぐに引き返すこと If you would like to experience the film first, turn back immediately. 小説を先に楽しみたければ、引き返さないこと If you would like to experience the novel first, do not turn back. 小説で明かされる秘密を、決して他人には言わないこと Do not reveal the secret unveiled in the novel. 8番出口から外に出ること Go out from Exit 8. 【著者紹介】川村元気(かわむら・げんき) 1979年横浜生まれ。『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』『怪物』などの映画を製作。2011年に「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年に発表した初小説『世界から猫が消えたなら』は、35の国と地域で翻訳出版され累計270万部を突破。他の著書に小説『億男』『四月になれば彼女は』『神曲』『私の馬』、対話集『仕事。』『理系。』、翻訳を手がけた『ぼく モグラ キツネ 馬』等。22年、自身の小説を原作として、監督を務めた映画『百花』が公開。同作で第70回サン・セバスティアン国際映画祭「最優秀監督賞」を受賞。25年、監督作『8番出口』が第78回カンヌ国際映画祭正式招待作品に選出された。 公式HP:genkikawamura.com -
明日、僕は死ぬ。君は生き返る。
『寿命の半分で、死んでしまった人を生き返らせる』 鬱屈した日々を送る高校生の達也が交わした不思議な契約。それは、達也の身体を病で亡くなった少女・春花の魂が一日置きに乗っ取る〈二心同体〉現象の始まりだった。 直接会えない二人を繋ぐのは交換日記だけ。奔放な春花が達也の身体で自由に過ごし、“昨日の自分”に振り回される新たな日常のなかで、達也の孤独な世界は鮮やかに変わり始め……。世界で一番近くて遠い、背中合わせの恋を描く奇跡のラブストーリー。 第19回電撃小説大賞で〈金賞〉を受賞し、話題沸騰となったデビュー作『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』を全編完全リメイク。 登場人物の変更やストーリーの再構成を行い、新たなる感動を巻き起こす――! 【登場人物】 ・榊 達也 とある事情で家にも学校にも居場所がない孤独な男子高校生。 ・姫路春花 病気で亡くなった女子高校生。破天荒で明るい性格。 -
婚約者の王子に毒を盛られたので愛が冷めました
婚約者の王子・グウィンを献身的に支えていたルエラは、浮気相手との自由を欲した王子に毒を盛られてしまう。絶望のなか毒の後遺症に蝕まれるルエラの前に現れたのは、美しい天才魔術師・ユリシーズだった。ルエラの治療のためにやってきた彼は、女嫌いで人と深く関わろうとしない変わり者。だけど次第に二人の間に特別な想いが芽生えはじめ――。 その一方、王子たちは次期王座を狙うべくルエラに再び近づいてきて……!? 壮大なるファンタジーロマンス開幕。 【登場人物】 ◆ルエラ・ネスビット 強い意志を持つ侯爵家令嬢。次期王妃候補として、王子を献身的に支えてきた。 ◆ユリシーズ ネスビット家と契約している天才魔術師。毒に侵されたルエラを救おうと奔走する。 -
もう二度と助けを求めないでください
リンネアは公爵令嬢でありながら、王太子の命でわがまま王女の尻拭いばかりの日々。そしてついには、婚約先の帝国から逃亡した王女の身代わりとして、嫁がされることに。 帝国は五つの国を従える強大な宗主国で、相手は「冷徹皇太子」と名高いマティアスだった。国の命運を背負い、処刑も覚悟で向かったリンネアだが、対面した彼は優しく迎え入れてくれて……。 そして始まった帝国での生活。新たな波乱も起こるなか、彼の本当の姿と、この婚約の真相を知ったリンネアは――。 -
下町曳舟 お直し処ぼたん
墨田区曳舟の一角にある、扉を閉ざした小さな洋服のお直し工房。亡き父から店を継いだ、少々気難しく滅多に依頼を受けない職人気質な店主・牡丹のもとにはワケありな洋服のお直しの依頼がやってくる。 亡くなった兄の一張羅のスーツ、認知症の祖母が初デートで着たスカート、入院した父が手編みしたセーター。愛する人の思い出が詰まった服を直したいと願う依頼人たちの想いを、牡丹は様々な方法で叶えていき――。涙なしでは読めない、感動の物語。 【主な登場人物】 ・織本牡丹(おりもと ぼたん) 縫製職人。やや気難しく人付き合いと片づけが苦手。甘党。 ・平野浅海(ひらの あさみ) 平凡な大学三年生。牡丹が借りる物件の大家の息子。趣味は菓子作り。 -
元戦闘用奴隷ですが、助けてくれた竜人は番だそうです。
何も持たない奴隷少女は、生まれて初めて愛を知る。 戦闘用奴隷として悲惨な毎日を過ごしていた少女・八番。ある日警備隊として闘技場の摘発に向かった美貌の竜人・セレストは、戦う八番の姿を一目見て、神が定めた運命の相手「番」だと気付く。 保護された八番は、セレストと共に暮らすか選択を迫られることに。本能で番に激しく焦がれながらも、八番の気持ちを誰より慮るセレストに、ただ甘えるだけでいいのか八番は逡巡し――。 種族も寿命も異なる2人がゆっくり愛を育む姿を描く、限りなくピュアで温かな溺愛ストーリー。 番外編「青いクマの理由」を書き下ろし収録。 -
雨、時々こんぺいとう
\第32回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作!/ 雨を降らせる君に、はじめての恋をした。 高校生の梓が図書館で出会ったのは、雨を降らせることができる不思議な少年・旭だった。 二人で重ねる宝物のような穏やかな時間。しかしある日、梓は衝撃的な噂を耳にする。それは、旭が殺人犯の息子というもので――。旭は周囲の好奇の視線から梓を守るため、自ら距離を置こうとするが……。 「私は明日も旭が図書館に来るって信じてる」 そうして降りしきる流星の中、二人は一つの約束をし――旭は姿を消した。 雨、時々こんぺいとう。空から色星が降るとき、奇跡は起きる。 -
雑司ヶ谷の朝食屋 きつね ~ふっくらお揚げのきつねご飯~
祖母の死後、雑司ヶ谷の朝食屋を継いだ悠佑。だが、店には閑古鳥が鳴く日々だった。 「腕はいい。でも、君のそういう性格が、客を遠ざけてるんじゃないか」 元常連の小宮山にそう告げられ、悩みもがく悠佑。そんな店に、事情を抱える訳ありの客が少しずつ集まり始める。 彼らと甘辛いきつねご飯や、焼き魚とたっぷり野菜の味噌汁を囲むうち、悠佑は人が求める温かさに気づき――。 これは、傷ついた心が美味しい朝食とともにほどけていく、心の再生の物語。 -
アルツ村 閉ざされた楽園
DVから逃れた女性が迷い込んだのは、高齢者だけが身を寄せ合って生きる山奥の村だった──現役医師作家のメディカル・サスペンス! 夫のDVに耐えかねて札幌の自宅を飛び出した明日香は、道北の見知らぬ村にたどり着いた。7歳になる娘のリサといっしょに。村で匿ってくれたのは修造という高齢男性と、床に臥すハツの夫妻だった。修造は認知症なのか、明日香のことを孫娘と勘違いして「なっちゃん」と呼ぶ。近隣の住民からも温かく迎えられた明日香親子であったが、この村は何かがおかしい。住民は皆高齢で、しかもほぼ全員が認知症を患っているように思われるし、そもそも自立した生活が成り立っていないようなのだ。村まるごとが高齢者用施設ということなのか。老老介護、ヤングケアラー、介護破綻……日本における「認知症のいま」を問う問題作。そして衝撃のラスト! -
十の輪をくぐる
認知症の母が呟いた家族の「秘密」とは。 スミダスポーツで働く泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。あるとき、万津子がテレビのオリンピック特集を見て「私は……東洋の魔女」「泰介には、秘密」と呟いた。泰介は、九州から東京へ出てきた母の過去を何も知らないことに気づく。五十一年前。紡績工場で女工として働いていた万津子は、十九歳で三井鉱山の職員と結婚。夫の暴力と子育ての難しさに悩んでいたが、幼い息子が起こしたある事件をきっかけに、家や近隣での居場所を失う。そんな彼女が、故郷を捨て、上京したのはなぜだったのか。泰介は万津子の部屋で見つけた新聞記事を頼りに、母の「秘密」を探り始める。それは同時に、泰介が日頃感じている「生きづらさ」にもつながっていて──。一九六四年と二〇二〇年、二つの東京五輪の時代を生きる親子の姿を三代にわたって描いた感動作。いま最も注目を集める若手作家・辻堂ゆめによる圧巻の大河小説!! ※この作品は単行本版『十の輪をくぐる』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
セゾン・サンカンシオン
アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、さまざまな過去を抱えた女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩んでいくための場所だった。迷惑をかけ続けられた母親に嫌悪感を抱く千明だが、入居者のひとり・パピコとの出会いから、母親との関係を見つめなおしていく――。人間の孤独と再生にやさしく寄り添う感動作! -
晶子曼陀羅
与謝野寛・晶子夫妻の生涯の詩と真実を、明星派の歌人山川登美子の哀しい死にからめて描く読売文学賞受賞作。若き日、晶子らに師事して文学の道に歩んだ佐藤春夫が、晶子・寛・登美子三者三様の秘めた愛の絶唱の心の裡を無限の共感をこめて語りつくす名篇。『晶子曼陀羅』完結後、あらためて三者の愛を寛の長詩をもとに深く洞察して執筆した「ふたなさけ」を併録。(※本書は1993/11/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました) -
ライト・スタッフ
「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」が大人気の著者が 渾身の力で描く熱き人間ドラマ!! 昭和30年、映画監督を目指す主人公の五堂顕(ごどう・あきら)は 太平洋映画の助監督試験に落ちてしまう。 だが、諦めきれずアルバイトを探しに来た撮影所で小火(ぼや)を消し止めたことから、 照明部にスカウトされる。照明部のいちばん下の見習いからスタートした顕は、 失敗を繰り返しながら現場で経験を積むうちに照明の魅力に引き込まれていく。 まじめだが臨機応変で勉強熱心な顕は、徐々に監督や他のスタッフたちに好かれ、 照明技師としての腕を上げていった。 活気があり、エネルギーに満ち溢れていた映画の世界は、まさに娯楽の王様だった。 しかし、映画の栄光は長くは続かなかった。「電気紙芝居」とバカにされていた テレビがカラー放送を開始し、東京オリンピックで爆発的に売れたのだ。 映画会社の衰退は著しく、スタッフたちは事実上解雇されてしまう。 顕は、照明技師たちは、映画界はこの先どうなってしまうのか──。 もう一人の主役ともいえる女優の衣笠糸路(きぬがさ・いとじ)や 初の女性脚本家、監督や俳優など、誰がモデルになっているのかを 想像しながら読むのも楽しい。 ただならぬオーラを放つ俳優、そして名監督たちが綺羅星のごろく存在した時代。 そして、刻々を移りゆく時代のなかで、それでも変わらない心揺さぶるもの、 人が懸命に生きる姿を、松本清張賞受賞作家の著者が描く。 ──本作は誰にでも楽しめる極上の娯楽小説だと思います。 読めば元気が湧いてくる物語に仕上がっています。 本作が映画化・ドラマ化された暁には、衣笠糸路の役は、ぜひ私に演らせてください! 糸路に魂を吹き込んでみせますので。(高島礼子/女優) ──「娯楽の王様」を支えた光当たらぬ技師たちの日々の研鑽と苦楽を照らし出し、 映画スターが光り輝いていた時代の、明るく開放的な物語。 (東えりか/書評家/「週刊現代」より) -
『碧き聖断』~必ず原爆投下を防いで未来を変える…誠太は八十年前へ旅立った~
大学生の誠太は、国連の秘密機関から、原爆が投下される前に戦争を終わらせるという使命を受けて、80年前にタイムスリップする。 そこは、太平洋戦争末期の東京。誠太は、このまま戦争を続ければ日本がどうなるかを協力者である海軍大臣の米内に伝えれば、すぐにでも戦争は終わると思っていた。しかし、協力者の米内でさえ、現代を生きる誠太とは価値観が全く異なっていた。軍の多くの指導者や将校は、本土決戦を叫んでいた。誠太の前には、思いもよらない多くの壁が立ちはだかっていたのだ。 また、誠太自身の心も揺れ動く。食糧も物資も乏しい生活の中でひたむきに生きる人々の姿を目にし、背負った使命と、日本人、人としての想いの狭間で苦しむことになる。 様々な想いが交錯し、戦争終結の展望が開けない中、戦況は史実通り悪化してゆく。大規模な本土空襲の恐怖も忍び寄ってくる。果たして誠太は使命を果たせるのか? 日本の運命は、世界の未来は――。 80年前の東京やそこに生きる人々の描写はリアルで、当時の緊迫感が伝わってくる。読者自身がタイムスリップしたかのような感覚にとらわれることだろう。 戦争の愚かさや平和の尊さだけでなく、現代を生きる私達にも通じる、人と人との絆、広い視野の大切さについても考えさせられる物語。 -
生きてる意味、わかんねえ~院卒ニートが『存在と時間』を本気で読み解く~
ニートが『存在と時間』を読み解く。 20世紀を代表する哲学書であるハイデガーの『存在と時間』の哲学的解明と小説という形態を言わばミクスチャーした上で、『存在と時間』というものを徹底的に解き明かそうとする挑戦的な作品である。 東京郊外で一人暮らしをする独身の主人公飯田渉(32歳)は、大学院の後期博士課程まで哲学を学んでいたが、就職もせず、ずるずると生きているうちに、次第に生きる意味を見失い、いわゆるニートになってしまった。そんな彼が、或る時、己が生きている意味を求めて、ニート生活と決別するためにアクションを起こす。その時、彼が出会ったのが、神谷美恵子の『生きがいについて』という本である。そしてその本が、今度は『夜と霧』で有名なフランクルの著作へと彼を導く。 渉は、そうした本を読むなかで、元々彼の中にあった熱い哲学徒としての魂が躍動し始め、ついには、難解な哲学書として知られるハイデガーの『存在と時間』に本気で向き合い、それと格闘する日々を送ることで自分が本当に生きている意味を希求するようになる。生きる意味を求めて奮闘する院卒ニートの生の軌跡を描くことを通じて、ハイデガーの『存在と時間』を小手先ではなく、真正面から徹底的に解き明かそうとする作品である。 -
小説 名探偵コナン 名探偵の記録者
『名探偵コナン』完全オリジナル小説! 劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』脚本家にして 本格ミステリの名手・大倉崇裕による書き下ろし長編! 高校生探偵・工藤新一の密着取材を企画した、帝丹中学新聞部の御手洗秀佳(みたらい・ひでか)。名探偵の活躍を記事にすることが目的だったが、なぜか江戸川コナンという不思議な少年を含む少年探偵団を取材することに。ともに米花美術館を訪れると、爆発事件が発生。それは数年前に世間を騒がせた未解決事件へとつながる、連続爆破事件の幕開けだった――。 -
死んだ山田と教室
【本屋大賞2025ノミネート!】 青春と教室に囚われ続けている身に、なんて突き刺さる一冊。傑作です。ーー辻村深月 自分はなぜ生きているのか、自分はなぜ死なないのか、逡巡の中にいるすべての人へ。私がずっとデビューを待ち望んでいた新人の、ユーモアと青臭さと残酷さと優しさが詰め込まれた快作です。ーー金原ひとみ 【第65回メフィスト賞】 【本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位】 【第11回山中賞受賞】 【未来屋小説大賞第2位】 【王様のブランチBOOK大賞2024受賞】 二度と戻らない青春時代。 教室に響く声は生の証。 夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。 歴代メフィスト賞受賞者推薦コメント 死んでも終わらない山田の青春に、ぼくらは笑い、驚き、泣く。 (第21回受賞)佐藤友哉 くだらないのに楽しい。けれど、ほろ苦くて切ない。青春とは、山田である!! (第49回受賞)風森章羽 最強を最強と言い切れる山田こそが最強で最高。 (第53回受賞)柾木政宗 こんな角度の切り口があったのかと驚かされ、こんな結末まであるのかと震えた! (第59回受賞)砥上裕將 自分には経験がないはずの男子校での日々が、妙な生々しさで蘇ってきました。 (第61回受賞)真下みこと ダサくて、眩しくて、切なくて。青春の全てと感動のラストに、大満足の一作。 (第62回受賞)五十嵐律人 校舎に忘れてきた繊細な感情を拾い上げてくれるような物語でした。 (第63回受賞)潮谷 験 -
『このミス』が選ぶ この乱歩がすごい! 偏愛の美学編
ミステリー作家が選ぶ この乱歩作品がすごい! BEST10(『このミス』2026年版) 第1位作品を中心とする江戸川乱歩アンソロジー 大正14年、貿易商に勤める男・簑浦は、恋人の木崎初代を何者かに殺された。事件の裏には、学生時代、簑浦に想いを寄せていた医学者・諸戸道雄の影がちらつく。そして更にその奥には、恐ろしい秘密を抱えた孤島の存在が……。 江戸川乱歩没後60周年企画「ミステリー作家が選ぶ この乱歩がすごい! BEST10」にて堂々の1位に輝いた「孤島の鬼」をはじめ、狂おしい愛を描いた5編を収録。 ○収録作品 「孤島の鬼」 「押絵と旅する男」 「芋虫」 「赤い部屋」 「人間椅子」 -
視えないけど当たります
オカルト系配信を生業とする榊カナは、霊能者として伝説的な存在の祖母を持ち、自身も占いや除霊、霊視配信などを行う美人霊能者として人気が出始めている。 だが本当は霊感ゼロで、持ち前の勘と演技力で視聴者を騙しているインチキ霊能者。 それを元詐欺師の山本ヤマト(通称ヤマ)という男に見抜かれてしまい、なし崩し的に組んでインチキ心霊相談を行っている。 悩みがあったり気が弱ったりしている人、心霊現象と思い込んでいる人をターゲットに、インチキ霊視や除霊、祈祷を行い、解決料として金を稼いでいるのだ。 骨董品店の呪物のいわく付きの蓄音機、有名霊能者との心霊生配信対決、地域の祭りに現われる狐火騒動など、カナとヤマは霊能力“以外”で事件に隠された真実を次々と解き明かしていく。 だがそれぞれの心霊事件の裏には、陰で糸を引くある存在、そして2人の過去とも関わりが……? 「意味が分かると怖い話」シリーズで人気の著者が放つ、異色のオカルト×お仕事(!?)物語! -
帝都おりえに屋のささやかな奇跡
時は明治。日本のはるか北西にあるオリエニア小国の奇術である“虹術”が、異国の女奇術師・喜祭折栄(きさいおりえ)の人気とともに日本で一世を風靡するも、彼女の謎の失踪とともにその人気も下火になったころ。 山棚恵(やまだなめぐみ)はある特異な体質のせいで、故郷で肩身の狭い思いをしていた。そんな彼女のもとにある日一通の手紙が届く。内容は、なんとオリエニア人の知人・エーミルからの求婚の手紙であった。恵はエーミルに会うため彼の住む帝都の邸宅に向かうが、しかしそこにエーミルの姿はなく、代わりに「おりえに屋」というなんでも屋を営む青年・冬鳥礼央(ふゆどりれお)と出会う。美しい容姿を持つ礼央は、“虹術”を使いながら「おりえに屋」に持ち込まれる人々の悩みを解決していた。恵も「おりえに屋」を手伝ううちに、いつしか二人の間には絆が生まれていき……。 派手ではないけれどささやかな虹術が、街の人々の、そして恵や礼央自身の心も癒やしていく。不思議な明治ファンタジー! -
一途な若頭は孤独な蝶に愛を誓う
幼い頃に母を亡くし、引き取られた先でも理不尽な扱いを受ける天涯孤独の澪。ある日、会社帰りに美貌の男に声をかけられる。 「父親のことを知りたくないか?」 男は大和と名乗り、澪の亡き父は関東最大の極道組織を束ねる組長だったと明かす! さらに組長の座を得るため、隠し子である澪と結婚したいと言い出す始末。初めは断る澪だが、彼女の辛い状況を打ち破るために手を貸してくれる大和に徐々に心を許し始める。 一方、目的のために彼女を助けていただけだったはずの大和も、澪の芯の強さに惹かれていき……。 特典として、「意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます」×「一途な若頭は孤独な蝶に愛を誓う」書き下ろしコラボショートストーリー『紫と赤』を収録。 -
英国紳士と大和乙女
両親を早くに亡くした燈子は、手違いで引き取られた伯爵家で冷遇されて育った。家のためにと英国人の商人アランとの結婚を命じられるも、彼が求めたのは妻ではなく通訳兼社交のパートナーとしての役割であり、この結婚は仕事だと思ってほしいと告げられる。 英語が少し分かる燈子は、日本に馴染めないアランの心に寄り添いながら、様々な言葉や文化を教えるように。次第に心を通わせていく二人だが、アランは周囲の人々が英語を分からないのをいいことに、公衆の面前で堂々と甘い言葉を口にするようになってしまい!? 「How beautiful you are!」(君はなんて美しいんだ!) 「Would you stop joking around......」(冗談はおやめくださいませ……) ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 上総燈子(かずさ・とうこ) 養家で不遇の扱いを受けていた伯爵令嬢。独学で英語の知識を身に着け、アランの妻として通訳もこなす。 アラン 英国出身の商人であり貴族の御曹司。伯爵家で虐げられていた燈子を目にし、契約結婚という形で救い出した。 -
音のない理髪店
日本初の聾学校理髪科を卒業した青年が店を開業するまでの苦難は並大抵ではなかった。若手作家が自分の祖父の足跡を辿る感動の物語! 大正時代に生まれ、幼少時にろう者になった五森(ごもり)正一は、日本で最初に創設された聾学校理髪科に希望を見出し、修学に励んだ。当時としては前例のない、障害者としての自立を目指して。やがて17歳で聾学校を卒業し、いくつもの困難を乗り越えて、徳島市近郊でついに自分の理髪店を開業するに至る。日中戦争がはじまった翌年のことだった。──そして現代。3年前に作家デビューした孫の五森つばめは、祖父・正一の半生を描く決意をする。ろうの祖父母と、コーダ(ろうの親を持つ子ども)の父と伯母、そしてコーダの娘である自分。3代にわたる想いをつなぐための取材がはじまった……。 -
ハケンアニメ!
すべては、大好きな仕事(アニメ)のため。 夢中で働くすべての人に贈る、心を揺さぶる究極のお仕事小説! 天才アニメ監督・王子千晴とタッグを組むプロデューサー・有科香屋子。制作中の作品が今期の覇権を獲る最有力候補として期待を集めるが、その裏で誰にも明かせない問題を抱えていた。一方、同じクールで覇権を狙う斎藤瞳監督もプロデューサー・行城理とアフレコに臨むが。果たして“覇権アニメ”の座を掴むのはーー? CLAMP氏の挿絵を本文カラー掲載! & 作中アニメ「運命戦線リデルライト」 著者が映画化に際して書き下ろしたアニメプロットを特別収録! -
貸し物屋お庸謎解き帖 なべてこの世は
知恵も力も貸すと評判の江戸のレンタルショップの暖簾を、 今日も秘密を抱えたお客がくぐる── 口は悪いが心根の優しい娘店主の人情たっぷり謎捌き! そしてついに明かされる娘店主お庸をめぐる秘密とは……? 人気シリーズ、感動の完結! 江戸庶民の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、物だけでなく知恵も貸してくれると評判の江戸娘。口は悪いが心優しいお庸のもとには、今日もわけありのお客がやってくる──。 老舗呉服屋の店の地下室に現れる幽霊の正体は? 祝言を控え婚礼衣装を借りに来た若旦那が抱く思いとは? そして、お庸をつけ狙い続けた藩主の真の目的とは……? お庸の謎捌きが痛快な大人気書き下ろし時代小説、待望の第8弾。いくつもの秘密が明かされる感動の完結巻! 【著者】平谷美樹(ひらや・よしき) 1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。 2000年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。二〇一四年、「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。 著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『新装版百物語 実録怪談集』(ハルキ文庫)、『岩手怪談』(竹書房怪談文庫)、『安倍宗任伝 前九年・後三年合戦』『柳は萌ゆる』『国萌ゆる 小説 原敬』『虎と十字架』(実業之日本社)、『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』『天酒頂戴』(小学館文庫)、『大一揆』(角川文庫)等、多数がある。 -
物語の種
読めば心が躍り出す! どこから読んでも面白い、ほっこり&胸キュンの物語たちが生まれました!! 読者からの投稿=蒔かれた種を元に、著者が芽吹かせた十篇の小説! 解説・帯は、元宝塚歌劇団の俳優・七海ひろきさん! 「好きなところから読んでいい。でも途中ではやめられない! 10粒の種は、有川先生の水やりで芽吹き花開く。本当に面白い!」 第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。 第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……? 第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え 静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う? 第四話 我らを救い給いしもの 中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。 第五話 ぷっくりおてて 小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。 第六話 Mr.ブルー ある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。 第七話 百万本の赤い薔薇 ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。 第八話 清く正しく美しく エステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。 第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。 第十話 恥ずかしくて見れない ある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。