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1ヵ月後、小惑星が地球に衝突する。人類へ突き付けられた地球滅亡の報せは瞬く間に世の中を荒廃させた。いじめられっ子の友樹、自暴自棄なヤクザの信士、恋人から逃げた静香。生きることに不自由だった彼らは手を取りあい、過去を見つめ、未来を見ようとした。終わりが近づく世界で紡がれる希望の物語。 世界が終わる。ようやく僕らは自分らしく生きている。 たとえ明日世界が滅びるとしても、わたしは今日リンゴの木を植える。 “最後の日々”で出会った、この世界よりも確かなもの――。
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Posted by ブクログ
小惑星なんて降ってこなくても私たちは平等に死ぬし、それは何年後かも明日かもわからない。それなのに、人類絶滅という形で余命が与えられたらどう生きていいのかわからなくなる。普段は明日とか近いうちに死ぬかもなんて思わずに、毎日を積み重ねているわけなのに 死に限らず、成人、卒業、引退、大切な人との別れなど...続きを読む、人生には様々な節目、「終わり」があり、その度に私たちはある意味死んでいるのかもしれない。それ以前の日々には戻れない 一ヶ月後死ぬかもしれない、明日死ぬかもしれない、そうなった時に、それを受け入れてもいいと思えるような人生を送ることができているか 物語終盤、登場人物たちは『納得の仕方』を見つける。終わることが決まっていても、最後には全部が無駄になるとしても(だからこそ?)、自分で過程に意味を見出すしかない それぞれが信じたいものを信じ、自分なりの方法でそのときを迎えるしかない。他人から見て納得できる、できないは関係ない。生き方も、死に方も、それぞれの胸のうちだ。(p.387) 読んで良かったです
一般小説では初めて凪良ゆうさんの本を読みました 「絶望」を感じさせるテーマなのに、読んでいて胸が温かくなりました みんな世界がもうすぐ終わってしまうからこそ、正直に生きられるようになったのかな 家族の大切さ・家族の尊さを再認識する1冊でした
世界が滅びるという最悪の事態を前にして手に入れられる幸せがある。 これまでの人生や常識に縛れらて生きてこざるを得なかったか人たちが、この地球に私たちと暮らしいている。 最悪だけど最高な最後、そう感じれるのはこれまでの人生を諦めず向き合ってきた証だと思えた。
人が法とか秩序とかルールとかそういうものを守るのは「守られる」っていう前提があるからだけど、ある日その前提が完膚なきまでになくなってしまったら人はそれを守る意味を失うわけで そんな中でこそ自分の中にある矜持や欲望、守りたいものを人は真に理解するのかなと思った やっぱりこの人の本って読みやすくてそれで...続きを読むいてどっか救いがある
作家さんてすごいなぁと思った。凪良ゆうさんの小説は数冊しか読んでないけどそう感じることが多い。 追い詰められたらわたしだって人を殺すかもしれないとは思うので(常に裏と表は隣り合わせという意味で)それをリアルに文章にできるってすごい。 そんでみんなが愛おしかった。 どんな人にも、そうなっただけの理...続きを読む由がある。 それがネガティブなものの場合は、それらを自分で癒せない人のが大半だと思う。 だから仕方ないのだ。わたしだって自分を守るために平気で他人を見捨てるだろう。わたしはそーゆー奴だと自覚している。たぶん。土壇場ではどうなんだろうか。そこはちょっと興味ある。でもそんな場面には遭遇したくない。 世界が滅亡する日がわかっててみんな死ぬって、どんな世界だろう。ラースフォントリアー監督の映画にもこーゆーのあった気がするけど、最期のその時にその人が色濃く出るんだなと興味深く観たのを思い出した。 でも、そんなら普段から自分全開で出しとこうよわたし。とはたぶん、みんなが死ぬ時に思うことなんだろう。 一気に読んでしまった。 友樹くんがお母さんてどんな人?と聞かれて「昔カツアゲとかしてた人」って笑ったw 実物のヤンキーに触れ合ったことはないけど、頼もしんだろうなぁ。しずかさんとても好きだったし、読んでて救われたな。圧倒的母の愛♡ 話の中心人物みんなほんとよかった。 気付けば読んでいる最中は、もうすぐ世界は終わるんだな、と信じていたな、と振り返る。 友樹くんのパートには美しい彼の平良くんの面白さを若干感じた。 とても良い子だなぁ。愛情って大事だな。
本屋さんの棚で、きれいな表紙が目について 後ろのあらすじを読んで惹かれて買いました。 それに、タイトルがすごくカッコいい。 どうやら世界の終わり系の話みたい。 そうなってくると私的に、不安..というか嫌なのは、 理由がわからない妙な奇跡で助かったり え、これって結局滅びたの?生き残ったの?って はっ...続きを読むきりわからないまま、あやふやな雰囲気で終わっちゃったりすること。 でも大丈夫でした! すっごく良かったです! 私は特に信士が好きです。 飛び蹴りに痺れました。
人は人生の終わりを目の前に突きつけられたらどうするんだろう、、私はどうするだろうと想像しながら読みました。凪良ゆうさんの心の描写をする文体が大好き。
江那くんの藤森さんへの心情が細やかに描写されていて、グッと来た。この2人は生まれ変わった後でも絶対に一緒にいてほしい。 登場人物全員の考えや思いが事細かに主観的に描写されて、最後まで飽きることなくあっという間の400ページだった。もう世界が破滅する未来が見えてても、現実世界で人間はここまで希望を...続きを読む見出せるものなのか、、、。
発売日に買いに行きました! 昨日から一気に読んでしまいました。 過去のトラウマや家族のしがらみも、新しい楽しい記憶と共に忘れることはできない。 それでも最後の1日まで精一杯生きていきたい!
ずっと読みたいと思いつつ読む機会が訪れなくて、遂に講談社さんから文庫本として発売されると知り購入を決めた一冊でした。 凪良ゆうさんの紡ぐ優しく力強い言葉やお話に魅了されっぱなしでずっとその世界観に浸っていたいと思ったほどでした。
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