無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
愛ゆえに、人は。
『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』本屋大賞受賞&二年連続ノミネートの著者が描く、家族の物語。
すみれ荘のその後を描く「表面張力」を収録した完全版。
下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らない芥と時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が露わになっていく。
愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
タイトルから、ほのぼのとしたゆったりな展開かと思っていましたが、いい意味で予想を裏切られて夢中になって読みました。
凪良先生の作品は、人の内面や心情の描写をとても繊細に描いているように感じ、醜さや心の痛みなど(自分にも当てはまるという猛省も含めて)に目を逸らしてしまいたくなることがあります。この作品も、登場人物それぞれの心の歪みのようなものが、さらりと、でも少しもごまかされることなく描かれています。それでも、読んだ後に落ち込んだり暗い気持ちにならないところが、凪良先生の作品の好きなところです。
巻末に加筆された『表面張力』の中の、「いつも的外れで、そこが憎めない人だ。」という一文を見たときに、あぁよかった…と、心が晴れ渡りました。
とてもおもしろかったです!
血のつながらない人たちがまるで家族のようにつながるハートフル下宿ストーリーかと思って読みましたが、すこし違いました。
ひとは見えない苦しみや弱さを抱えて生きているし、愛は平等ではないですが、自分をいたずらに卑下することなく前を向いて生きたいと思わされました。
裏と表
一吾と芥、二人の関係がとても良い。なかなか言葉にできない複雑な過去があっても相手を思いやる気持ちが心根にある。住人の人達もそれぞれいろんな事と葛藤していて応援したくなります。巻末の表面張力も必ず読んで欲しい。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
少女・女性マンガ
小説・文芸
小説・文芸