すみれ荘ファミリア

すみれ荘ファミリア

847円 (税込)

4pt

愛ゆえに、人は。

『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』本屋大賞受賞&二年連続ノミネートの著者が描く、家族の物語。

すみれ荘のその後を描く「表面張力」を収録した完全版。

下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らない芥と時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が露わになっていく。
愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。

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すみれ荘ファミリア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2025/11/15
    あらすじを見て、タイトルを見て、作者を見て、うっすらともしかして…と思いつつもほのぼの系の下宿に集う人たちのお話なんだろうなと思ったら全然そんなことありませんでした。
    奥さんを不慮の事故で亡くした主人公の和久井は自転車に乗っていたら芥という小説家の青年と接触事故を起こしてしまい

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    人それぞれ色んな愛の形があるけれど、そもそも愛とは人が作ったただの概念であるのではないかと。
    愛とゆう概念が人を壊すこともあれば、救うこともある。すごく好きな本です。

    0
    2025年10月10日

    Posted by ブクログ

    愛があるからこそ、なにかを好きになって真剣にるからこそ起こる事件ばかりで共感したし、人間とは理不尽で出来ている存在でどうしようもない生き物なんだと思える。生きているものが美しく見える理由なんだと思う

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    すみれ荘で、起こる人間ドラマ
    愛されてる兄と愛されなかった弟
    その周りにいる普通に見えるけれども
    抱えきれない罪や業を背負っている人々
    ほのぼのかと思いきやハラハラや色々考えさせられる
    物語だった
    この兄弟の話しがもっと見たいと思える素晴らしい作品でした
    初めてこの作家さんの作品を読んだが他にも読み

    0
    2025年12月07日

    購入済み

    血のつながらない人たちがまるで家族のようにつながるハートフル下宿ストーリーかと思って読みましたが、すこし違いました。
    ひとは見えない苦しみや弱さを抱えて生きているし、愛は平等ではないですが、自分をいたずらに卑下することなく前を向いて生きたいと思わされました。

    0
    2023年08月25日

    購入済み

    裏と表

    一吾と芥、二人の関係がとても良い。なかなか言葉にできない複雑な過去があっても相手を思いやる気持ちが心根にある。住人の人達もそれぞれいろんな事と葛藤していて応援したくなります。巻末の表面張力も必ず読んで欲しい。

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    装丁を見て、シェアハウスのほのぼの話かしら?と
    思ったらとんでもなかった。
    人は表と裏がある。
    私がいつも見てるあの人は表なのか、裏なのか。
    私が見せてるのは表なのか、裏なのか。

    一緒に暮らしてるからと言っても、オフの顔を見ているつもりでも、それがオフなのかは分からないんだなぁと

    そんなことっ

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    どの世代も、どのライフステージも、誰もが苦しんでいる。それでもやり過ごして、どうにか生きている。
    人生って、現実って、こんなもんだよなと思うし、これでいいんだよなと思う。力強く思う。

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    愛の形というのは様々であると感じた。
    凪良ゆうは、ノンデリの男だったり、少し歪んだ愛を描くのがうまいなと改めて思った。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    前半は、下宿の管理人であるお人よしな一悟と個性豊かな住人たちの話だったが、途中から殺人やら放火やら不穏な方向へ進んでいく。
    愛が間違った方へ形を変えるとこんなことになるのか…
    一悟の人の良さで優しくまとめられているが、かなりサイコパスな話ではないか。

    0
    2025年10月19日

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