神さまのビオトープ

神さまのビオトープ

792円 (税込)

3pt

うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大学の後輩で恋人どうしの佐々と千花に知られてしまう。うる波が事実を打ち明けて程なく佐々は不審な死を遂げる。遺された千花が秘匿するある事情とは? 機械の親友を持つ少年、小さな子どもを一途に愛する青年など、密やかな愛情がこぼれ落ちる瞬間をとらえた四編の救済の物語。

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神さまのビオトープ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    愛するって自由なのに、自由な愛は生きづらい。

    幽霊の夫と生活する女性を中心として、世間には許されない関係に、傷つきながらも愛に生きる人々の話。

    2話目の「春秋ロボット」がとくに好き。

    登場人物たちが皆常識を備えているがゆえに生じる葛藤や諦観に、揉まれてなお求めずにいられない愛の形がうつくしく、

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    愛って全然美しいものなんかじゃなくて、一般の人には受け入れられないようなものだったり、自分でもどうしたらいいか分からなくて悩んで迷っていくものだったりする。
    でも、法に触れない限り、一般のの価値観に収まらないからといって何かを強制したり、否定して非難したりすることは絶対にあってはならないと感じた。

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    多様な愛や友情について、書かれた作品。
    特に主人公が数年前に旦那を亡くし、それから旦那の幽霊と暮らしている女性。
    他の出てくる登場人物には心は動かされたけど、共感はなかった。(心動かされるくらい良い物語だった)けど、特に主人公の旦那への強い愛情、世の中から変な目で見られたとしても幽霊として感じられる

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    法に触れない限り誰かの心の中や行動を否定することは出来ないし、心の中で大切にしている人たちを拒絶する人になりたくないなって強く思った

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    誰もが人に言えない秘密を抱えて生きている。
    理解されなくても、自分が信じるものを信じていい。
    表紙から得た印象よりも全体的に重めのストーリーが多かった。なぜだか分からないけど、心がすっと軽くなった。

    0
    2024年08月09日

    Posted by ブクログ

    登場人物達は普通じゃないのかもしれないけど、ものすごい人間らしさがあり心の中のどこかにいる自分を見ているかのような気持ちになった。 普通じゃなくて良い‥普通じゃない事が普通‥だからこそ愛おしい。誰にも秘密はある。それで良い。どんな自分でも良いのだと思わせてくれる、ほろ苦くて切ないでも少しホッとする

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    幽霊になった鹿野くんと一緒に暮らすうる波。どの話もすごく素敵な物語でした。良かったのは最後の終わり方です。この終わり方こそこの物語にとっては一番いい結末なのだと思いました。タイトルも好きです。ビオトープを辞書で引いてみると少し不思議なタイトルだと感じました。

    0
    2024年07月05日

    Posted by ブクログ

    旦那さんが幽霊になっても2人の暮らしを手放せないうる波や、彼氏の命を運命の天秤にかける千花を筆頭に、ロボットと人間、犯罪と嗜好、自分の男と他人の男、恋愛感情と嫌悪など、色んなものの境界線が曖昧な人たちばかりが出てくる。
    正直、嫌悪感を抱くような内容もあると思う。少女しか愛せないとか、変な正義感を振り

    0
    2024年07月04日

    Posted by ブクログ

    亡くなった旦那さん、鹿野くんの幽霊と暮らすうる波ちゃん。
    幽霊の鹿野くんを幻覚だと否定することもできたと思う。
    それでも鹿野くんとの生活を選んだうる波ちゃんからは覚悟を感じたし、どんなに周りから見て変だ、間違っていると思われても自分の軸をしっかり持って一線を越えなければ、世間の正しさはどちらでもいい

    0
    2024年06月21日

    Posted by ブクログ

    お友だちに借りた本。
    この作品を読んでもらいたい、と思ってくれたお友だちのことをますます好きになりました。

    0
    2024年06月12日

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