無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
☆2023年本屋大賞受賞作☆
【第168回直木賞候補作】
【第44回吉川英治文学新人賞候補作】
【2022王様のブランチBOOK大賞】
【キノベス!2023 第1位】
【第10回高校生直木賞候補作】
【ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 第3位】
【今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出(「ダ・ヴィンチ」12月号)】
【第2回 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 ノミネート】
【未来屋小説大賞 第2位】
【ミヤボン2022 大賞受賞】
【Apple Books 2022年 今年のベストブック(フィクション部門)】
などなど、賞&ノミネート&ランクイン多数!
その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。
ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
櫂の母親は最後まで悪い人で、
暁海の両親はちょっと良い人になり、
その他の2人を取り巻く人達はどこまでもいい人。
出出しは読むが辛かったですが、終盤は怒涛の展開
また映画化さらるのが当然の様な良作でした。
Posted by ブクログ 2024年04月14日
またしても、「自分を縛るものからの解放の物語」を発見。
エデンの東の「ティムシェル」と同じ文脈の言葉が主人公を救っていく。
「自分を縛る鎖は自分で選ぶ」。
こんなにもストレートに「ティムシェル」に通ずる言葉が出てきて、読んだ瞬間にジワっときました。多くの小説家の方が、この普遍的なテーマで書きたくな...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月13日
とても面白かった。こういうのを読むと自分は恵まれた家庭環境だったんだなとしみじみと痛感する。男に誑かされる母親を持つかい櫂と父親が家から離れ鬱を患った母親を持つ暁海の物語。かいが漫画家として成功する一方で母親を世話しながら地元の瀬戸内の島に残った暁海はだんだんと食い違うようになり別れるがその後かいが...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月13日
あまりにも切なすぎた。
序盤から中盤にかけては、青春時代の青さを感じることができる。
中盤から終盤にかけては、社会に入り、自分自身やりたいことと仕事との矛盾であったり環境であったりを考えさせられる。
ただ、青春時代も青さだけでなく、そこにあるのはこの先自分たちがどうなるかという不安であったり絶望...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月09日
ネグレクトの母をもつ櫂、
浮気をされ出ていかれ心が病んでしまった母をもつアキミ
二人の愛の物語。
だが、現実はそう簡単なものではない。
複雑で矛盾しており、素直に気持ちを伝えあえるほど恵まれた環境ではない。
苦悩の日々の中で、お互いを想うときだけが心穏やかでいられるのだが…。
ネグレク...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。