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山野内荒野、14歳。 まだ、恋はしてない。 ……たぶん。 鎌倉で小説家の父と暮らす少女・荒野。「好き」ってどういうことか、まだよくわからない。でも、中学入学の日、電車内で見知らぬ少年に窮地を救われたことをきっかけに、彼女に少しずつ変化が起き始める。少女から、大人へ――荒野の4年間を瑞々しく描き出した、たまらなくいとおしい恋愛“以前”小説。全1冊の合本・新装版。 カバーイラスト:岸田メル
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Posted by ブクログ
鎌倉の季節の移り変わりとともに、成長していく少女の物語。 かつて少女だった大人にも読んでもらいたいけれど、今まさに少女である子にも読んでもらいたい。 これを読んだら、遥か未来の大人の自分を、荒野のように、少女のあなたがすっと見るのだろうな。
尊い。 キャラクターが活き活きと、そしてしっとりしているところや、思春期特有の心の成長を描きつつ、だらしなかったりさっぱりしていたりガッツリしている大人の描写もあってみたり、なにより一つ一つ選びぬかれた言葉がとても心地よかった。 桜庭さんの本はまだあまり読んでいないけれど、この作者の日本語選びは...続きを読むとても好きになりました。
良かったーーーー!青春の甘酸っぱさを追体験できて、非常に良かった。読みやすいし面白かった。桜庭一樹さんの本、思い出補正も込みで、大好き!❤︎
大人に憧れを抱きつつも、まだ子どもでいたいような気持ちは痛いほどよくわかる。制服を着ている間は守られているような無敵な気持ちになれていた。 荒野は一人称を自分の名前で呼んでいる。実は私もかなり上の年齢まで自分のことを自分の名前呼びしていた。今でも恥ずかしながら、家族や気を許した人の前ではぽろっと一...続きを読む人称が名前になってしまうことがある。それが幼稚だと言うことも理解していて、「私」に切り替えないといけないと分かっていても、一人称を変えてしまったら、自分が一気に大人に近づいてしまいそうで、大人になることへの最後の抵抗のように自分を名前で呼んでいたいのだと思う。 思春期の少女の繊細な心の動きが美しく、的確に描かれていて、(恋愛パート以外は)まるで自分の物語みたいに感じた。
ちょっと変わってるけどいたって普通な女の子のお話。 いや、友達もいるし恋人もいるし家族もいる、とても充実した人生を送っている女の子のお話。 私には眩しすぎた。
十二歳から十六歳。たったの四年間。 大人から見ればあっという間の時の中で、彼女の中身は目まぐるしく変わる。 冒頭、中学に入学したばかりで恋を知らず自分自身にも無頓着だった荒野が少しずつ、けれど急速に周りの女達の匂いに釣られ、体型も変化し恋の味を覚えて行く。 子供から女の入口へ。 自分にもそうして変...続きを読むわっていった過去がどこかであったはずなのに、もう今となっては思い出せない。 読んでいてとろりと甘くて水気の多い、熟れた桃を食べるような感覚だった。 予想以上に濃厚だったのに後味が悪くないのは、荒野が環境の割には比較的素直かつ奥手で、ようやく女の気配をさせ始めた所であっさり閉じられてしまうからだと思う。 思春期とか第二次性徴期とかそう言った言葉で片付けてしまうのが惜しくなる、少女の成長の物語。
あぁ、なんか、すごく好きだなぁ。 中学生になった少女が、女になるための一歩を踏み出すまでの、話。 特殊な家庭環境ではあるけれど、でも、すごく普通で、毎日が変化で溢れてる。 荒野はこれから、どんどんいろんなものを見ていくんだろうなぁ。
女の子の心の成長を描いた本。 大人の男女関係と共に描かれる、一箇所ドキッとするシーンがあり、子供に読ましてよいかな、と思ったが、中学生には読ませたい本の一つ。心の成長を知ってもらえるかな。
鎌倉ってやっぱりいいな~と感じた。 もっと荒野と悠也のやり取りをずっーと見てたかった。 淡い気持ちがよみがえり、読み返したくなる作品。
鎌倉が舞台の本ということで手に取り、荒野を取り巻く環境が、もうめちゃくちゃ気になって、この後どうなる?っていうドキドキを最後までキープして読めました。その後の荒野と悠也どうなるの!?あえて言わないところが、逆にいい。いろいろ想像します。
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