国内小説作品一覧

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  • 5分後に戦慄のラスト
    3.0
    1巻1,078円 (税込)
    読み終わったら、人間が怖くなった。 気になる。新校舎と旧校舎の間の、5センチぐらいの僅かな隙間が。あの隙間を覗いてみたい。吸い寄せられるかのように、僕はその隙間の前まで来ていた……(収録作品「隙間」) 5分で人間に恐怖する。5分で読める“5分シリーズ”からお届けする、友人や恋人の狂気、そして自分の狂気に気付く物語。 小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿された20000作超の短編から厳選した、 『5分後に戦慄のラスト』 人間心理の深淵を描いた珠玉の掌編11本。
  • 5分後に涙のラスト
    4.3
    1巻1,078円 (税込)
    感動するのに、時間は要らない。 一年前の自分にメールを送れる「過去アプリ」。オレは歓喜に震えた。どうしてもやり直したい過去があったから――(収録作品「『不変のディザイア」) 5分で大切なものを思い出す。5分で読める“5分シリーズ”からお届けする、日々が愛おしくなる物語。 小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿された20000作超の短編から厳選した、 『5分後に涙のラスト』 心が潤う珠玉の掌編8本。
  • 5分後に驚愕のどんでん返し
    4.0
    私は加納達也。能力者だ シンプルに言えば「他者を操れる力」を持っている――(収録作品「私は能力者」) ネタバレ厳禁! 5分で読める“5分シリーズ”からお届けする、短い中にぎゅっと詰まったどんでん返しの物語。 意外な事実、叙述トリック……たったの5分であっと声を出して驚くこと間違いなし! あなたは何回騙される? 小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿された20000作超の短編から厳選した、『5分後に驚愕のどんでん返し』 珠玉のどんでん返し掌編11本。
  • パノララ
    4.0
    友人のイチローに誘われて、コンクリート三階建て・木造二階建てと並ぶ鉄骨ガレージ上の赤い小屋を間借りすることになったわたし。ヘンテコな家で個性派揃いの彼の一家と生活し始めたある日、イチローから「たまに同じ一日が二度繰り返される」と打ち明けられる──芥川賞作家が描く未体験パノラマワールド!
  • 猫国よもやま お菓子ばなし
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 元祖猫国堂は、猫国(にゃんごく)という名の江戸を思わせる猫の国の老舗和菓子屋です。今の当主は商売上手な2代目の千兵衛(せんべえさん)。そもそもは、菓子職工の間で”神“と崇められる伝説の匠である初代(大変な男前!)が、猫国七福神様にお供えする菓子を考案し、名をあげたのが店の始まりです。看板菓子には、三代目が考案した上生菓子の「したり顔」「見あげれば」「福招き」はじめ、「キメ団子」「忍び団子」といった猫ならではのお菓子や、お菓子にちなんだ季節の行事「おやつ合わせ」「きなこ浴びせ」「うろうろづつみ」「ぺろりんまつり」などなど。  作る猫、食べる猫、踊る猫、寝る猫……甘いもの大好きな猫たちの国の、猫にまつわるお菓子の暮らし。どこを読んでも甘くておいしい。  着物を着た二足歩行の猫たちの国、猫国のお菓子の物語。
  • 刀語 第一話 絶刀・鉋
    3.5
    1~13巻1,078~1,210円 (税込)
    伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の"刀"を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士とがめが征く! 刀語、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠(まにわこうもり)!
  • DIVE!!【上下 合本版】
    -
    1巻1,078円 (税込)
    高さ10メートルから時速60キロで飛び込み、技の正確さと美しさを競うダイビング。赤字経営のクラブ存続の条件はなんとオリンピック出場だった……。少年たちの長く熱い夏が始まる。第52回小学館児童出版文化賞受賞作。【上下 合本版】
  • シラノ・ド・ベルジュラック
    4.2
    ガスコンの青年隊シラノは詩人で軍人、豪快にして心優しい剣士だが、二枚目とは言えない大鼻の持ち主。秘かに思いを寄せる従妹ロクサーヌに恋した美男の同僚クリスチャンのために尽くすのだが……。30歳でレジオン・ドヌール勲章を叙勲し、33歳でアカデミー・フランセーズに選出された天才ロスタンの代表作。1世紀を経た今も世界的に上演される、最も人気の高いフランスの傑作戯曲をキレのいい新訳で。
  • NHK連続テレビ小説 まれ 上
    5.0
    1~2巻1,078円 (税込)
    お菓子づくりを通して皆に笑顔を届けたい! 平成27年度前期連続テレビ小説『まれ』のノベライズ版。幼い頃、父が破産寸前になり、夜逃げ同然で能登に移り住んだヒロイン・津村希のモットーは、「地道にコツコツ」。夢だったパティシエを目指し、横浜で厳しい修行に励む日々。試練を乗り越えた希はやがて能登で店を開き、故郷の「青い鳥」へと成長する。 [目次] 第一章  魔女姫バースデーケーキ 第二章  告白シュークリーム 第三章  卒業ロールケーキ 第四章  さよなら桜もち 第五章  情熱ミルフィーユ 第六章  母娘キャロットケーキ 第七章  横浜激辛プチガトー 第八章  危機的クリスマスケーキ 第九章  再出発エンゲージケーキ 第十章  逆転一発パンケーキ 第十一章 泥沼恋愛チョコレート 第十二章 官能カスタードクリーム
  • NHK連続テレビ小説 マッサン 下
    3.0
    1~2巻1,078円 (税込)
    マッサンとエリーの愛と夢の物語、完結! 母・早苗との死別、鴨居商店からの独立を経て、理想のウイスキーを完成させるため、マッサンはエリー、養女のエマとともに北海道・余市へ。そこで、ニシン漁の親方・森野熊虎やリンゴ農園を営む進の世話になりながら、マッサンはウイスキー造りに邁進する。果たして理想のウイスキーは完成するのか。マッサンとエリーの夫婦の物語、ついに完結。

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  • NHK連続テレビ小説 マッサン 上
    4.0
    1~2巻1,078円 (税込)
    「日本で初めての国産ウイスキーを、わしが造ったるんじゃ」 「マッサンのためなら、私は日本人になってみせる」 大正時代、日本でのウイスキー造りを夢見て奮闘する“マッサン”(亀山政春)と、日本にやってきてマッサンを支えながら日本人になろうとするスコットランド人の妻・エリー。不器用な夫が最愛の妻と育んだ“夫婦の時間”と、夢に生きた「日本人の底力」を丁寧かつ大胆に描いた、笑いと涙と夢と元気に満ちた人情喜劇。 平成26年度後期連続テレビ小説の完全ノベライズ版(全2巻)。

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  • 黄金の夢の歌
    4.0
    口承によってうたい継がれてきた中央アジア・キルギスの英雄マナスは、永遠に年をとらない、とても元気な男の子。その「夢の歌」を聞きたいと旅をする「あなた」。氷河によって削られたジャイロの美しい牧地に心奪われ、その地を駆けめぐった多くの騎馬、狩猟民族の興亡に思いを馳せる。(講談社文庫)
  • 祭りの海 前編
    -
    1~2巻1,078円 (税込)
    帆と櫂だけの小舟で、トカラ列島を巡航して種子島まで、300キロの漁の旅に出る。人食い鮫との戦い、シマンチュ(島人)との争い、鮫の海を泳ぎ渡るサメワタリの神事などが、ふとした縁から乗り合わせた「私」の目を通して生き生きと語られる。日本に数少ない海洋小説の中でも、糸満という特異な題材を扱って、新たな物語を誕生させた力編。

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  • 恋の幽霊
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    江國香織さん推薦! 「言葉によって規定されてしまう前の、繊細で野蛮できりのない‘恋’が、 容赦なく流れる時間のすきまからこぼれてくる。」    *   *   * 京、青澄、土、しき。 高校で4人は出会い、恋に落ちた。 身体が発熱し、恋のぜんぶを出し尽くしてしまった。 そして、あの事件が起こる。 あれから15年--。 パワハラの年下上司と体だけの関係をつづける「京」 娘を家庭に縛り付ける毒親の支配から逃れられない「青澄」 貧しい大家族のなかで愛されて育った「土」 両親の死から心身に不調をきたし社会との接点を失った「しき」 「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」 大晦日に送られた京からのメッセージが、どん底にいる「わたしたち」を動かしはじめる。 あの特別な感情を文芸の最前線でアップデートする新次元の「恋」小説! 解説:金原ひとみ
  • 心の中の暗い野原で
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    幼馴染でかつての恋人、麗子への切実な恋文のように綴られた秋彦の物語。一通の手紙に込められた幼き日の告白は、誰にも語られなかった切ない真実。幼い頃から心に抱き続けた純粋な愛と激しい後悔、両親の確執や別れ、別の相手との結婚で得た幸せと、かつての熱情が呼び戻す喪失感。地区の運動会での奇妙な再会や麗子の死を経て、永遠に彼を縛る想いの深淵を描く一冊。
  • 二人の眞子
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    難病の多系統萎縮症を患った妻の眞子の介護をしている松井は細菌性肺炎で入院することになり、そこで妻と同名の川内眞子と出会う。眞子の手厚い看護を受ける中で、松井は眞子に惹かれていく。やがて長い間介護をした妻が旅立ち、松井自身も最期を迎える時、松井の目に映ったものは……。妻と看護師、同名の二人の女性を愛した男の人生を通じ医療と介護のリアルを描く。
  • NF─エヌ・エフ─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「NFの歌は聞こえた?」「試合中たしかに鳴り響いているもの、流れているものがあったんだ。そうだね、あれがNFの歌なのかもしれない」「言葉で説明するのは難しいようね」「歌というより、どっちかといえば一種の幸福感みたいなものかな」動物たちはなぜ闘うのだろう? 人間の争いとは異なる獣たちの闘いの本質を求めて、創司はNF(ナチュラル・ファイティング)のリングに上る。
  • 銀行員の歩む「獣道」
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「昭和」とは本当に“勢い”のある時代だったのか……。「どんな人でも暗い道よりも明るい道を歩きたい。だが、人として生きてゆくには誰も通ったことのない、暗くて、危険な獣道にも似た道を選んで進まざるを得ないこともある」(「まえがき」より)ままならないことも、理不尽なことも、「仕事」として生き抜いた男の自叙伝。今の時代「生きる」ことに迷うあなたに──。
  • 今日は何をしない日にしようか
    -
    1巻1,089円 (税込)
    深い心の傷を抱えた人々の再生を描く短編集。別れの手紙で交わる多村黄菜と高見幸太郎のやりとりを軸に、幼い想いの象徴としてのカブトムシが示す贖罪と赦し。母からの手紙が導く新たな命、カケルの誕生。月夜に語られる三人の目撃談から始まる『満月の子守唄』では、見えない絆と奇跡の再会が白い鳥居の下に結実する。それぞれの物語が手紙や証言で交差し、新たな感動と発見が待つ。
  • 最愛なる人へ ~あなたへの最後の手紙~
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「小春日和のこの頃、いかがお過ごしですか。あれから二年の月日が過ぎようとしています。お元気ですか? 私はもうすぐ嫁ぎます。一枚の手紙をあなたに書いています。私は嫁いでいいですか。あなたから最後に返事を待っています」京都嵯峨野を舞台に結婚を前に心に秘めた男性を想い、コスモスの花のように揺れる女性の心理を繊細に描いた小説。
  • 母と盲人
    -
    1巻1,089円 (税込)
    家族と平穏に暮らしていた雄三は、ある日、視覚の異常に気づく。その後、難病のベーチェット病と診断され、失明の可能性を告げられる。視力の低下で美容師の仕事もできなくなり自暴自棄になった雄三は自ら離婚を選択し、引き籠り同然の暮らしをするように。そんな雄三を案じた母・春枝は、あるチャレンジを始めるが……。光を奪われた雄三と、パワフルで前向きなおふくろとの日々を描く小説。
  • パトラ・セブン あの夏休み
    -
    1巻1,089円 (税込)
    東京で建築士として充実した日々を過ごす鈴木翔太は、かつていじめで登校拒否気味だった。小6の夏休みに沖縄赴任中の父を訪ね、島人のあたたかな暮らしと闘牛パトラ・セブンの世話に携わりながら、自信と生きる喜びを取り戻す。社会人となり、結婚を前提とする恋人を母に紹介する節目に、15年前の夏の日々を愛おしく語る、絆と成長の軌跡を示す感動青春譚。
  • 帰巣の限界をこえて ─ミツ蜂の大冒険─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    運命なんて、こわくない。1~2ヵ月しか生きられない働き蜂が自分の生き方を問い直した。自由とはなにか、働くとはなにか。心の声に従い、冒険の旅へ。小さな羽ばたきは、運命すらこえていく。すべてを受け入れ、生き抜いたミツ蜂モーネ。その小さな命の旅に、心が揺さぶられ人間としての人生を重ねる。小さな命が教えてくれる、自由への祈りと希望の物語。
  • 森の歓声
    -
    1巻1,089円 (税込)
    エリが通った立島高校は自然豊かな環境だったが、高校と町ができて100年を前に周辺の土地の再開発が行われ、新興住宅地ができた。エリはそこに新しく開園した保育園に勤め始めた。園長、園児、保護者。様々な人に出会う中で、エリは高校生の時に聞いた森に関する言い伝えを思い出す。森へと足を踏み入れたとき、闇と光、崩壊と再生、対比する世界が回りだす……。新感覚小説第二弾。
  • 雨上がりの未来に
    -
    1巻1,089円 (税込)
    渋谷で美容院を開いて夢を叶えたリリは、経営も軌道に乗り順調な毎日を送るも、どこか空虚感を抱いていた。そんな折、俳優兼ミュージシャンとして活動中の高校の同級生・雪を偶然見かけ、連絡を取り合うように。似た者同士でかつては恋愛関係に至らなかった雪との再会、さらに新たな出会いを経て、リリが望んだ未来とは? 音楽活動もしている著者が自身の楽曲とリンクさせて描いた小説家デビュー作。
  • 苦悩と楽観
    -
    1巻1,089円 (税込)
    夫の浮気に苦しむ妻…でも、私は、私の船に乗り、大海原へと漕ぎ出す決意をする。私は一人じゃない。今までも、これからも。そして、私は私を愛しく思う。「何があってもどんなに苦しくても私は何だかんだ、いつも、幸せかもしれない。そんな風にこれからも思うだろう。私は生きて行く。幸せと一緒に。たくさんの出会いに感謝しながら。アッケラカンと笑って生きて行くんだ」(本文より)
  • 小説神楽坂
    -
    1巻1,089円 (税込)
    学生運動が激化していた時代、私立大学に通う「ボク」はノンポリのモラトリアムを謳歌していた。そんな中で年上の女優の美月と知り合い、神楽坂で暮らすようになる……戻らない遠い青春の日々を振り返る表題作のほか、水槽内で完璧な循環型世界を構築する方法を明かした「模擬世界のはなし」など、リアルの中にファンタジックな世界観を感じさせる全4編。
  • パセリとチコリと、鶴美さん
    -
    1巻1,089円 (税込)
    おかしな名前の娘二人と母親の鶴美さん、そしておばあさんの4人暮らしで、鶴美さんのことを娘が語るユニークなストーリ─。夫を亡くした鶴美さんですが、いろいろなことを経験していくなかで、ついに、かっこいい男性も見つけます。人生の流れに逆らいません、失敗を恐れません、努力を惜しみません、過去は振り返りません、という鶴美さんの生き方はきっと大きな参考になることでしょう。
  • 私の名前は、ミーたん。知的障害者です。
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「定年を過ぎて初めて結婚をしたら、いきなり4人の子どもができました。その4人の子どもの3人目の娘が知的障害者でした」(本文より)。ミーたんの見ている世界を通して、知的障害や自閉症のことを少しでも伝えたい──。毎日を咲顔(えがお)で暮らしている両親との日々を、ミーたん視点で描いたエピソードとポエムで綴った、家族愛たっぷりの心あたたまるユーモラスな一冊。
  • 峠がある街
    -
    1巻1,089円 (税込)
    施設から失踪した兄タケル、妹ナツは会えるだろうか──。ある日、実母と兄がいることを知らされたナツは兄の生活する障害者施設へ行くことに……。知的障害者と彼らを取り巻く状況、介助する人々への理解を喚起する物語。「この小説が、障害者の日常や支援を考えるためのたたき台になれば、筆者にとってはこの上ない喜びです」(「あとがき」より)
  • LAST END
    -
    1巻1,089円 (税込)
    死後の世界に、人々が次々とやってくる。10代から70代まで、年齢も性別もバラバラの彼らの共通点は、自ら命を絶ったということ。死後の世界の案内人は、彼らに問う。「ひとつだけ願いを叶えましょう」と。願いを叶えるため現世に戻った彼らは、皆、生きていた時に見えていなかったもの、知らなかった真実を知る……。死後の世界を描きながら、生きる意味を考えさせられる。
  • シャロームを探して
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「普通に生きていくことをずっと続けていくのは難しい」──人生の後半になって自分に正直に生きようとする父、中学時代の壮絶な経験を抱えながら生きる母、親友の行動に不信感を覚えていく娘、それぞれの行動、考えが交錯した先に見えたものは……「多様性の時代」に新たな視点で家族の形を描いた「家族の再生」物語。今日も自分なりの理想郷(ユートピア)を探して──。
  • 母親の偏愛は息子を不幸にする
    -
    1巻1,089円 (税込)
    1960年、鳥取県倉吉市。米子から転勤してきた彼と恋に落ち、愛を確かめ合った私。日を追うごとに絆を深め、愛されることの歓びと、愛することの幸せを彼から教わった私は、この幸せが一生続くことを心から願い信じていた。ところが、彼を盲目的に溺愛する母親の登場により一変。現代でいうところの“毒親”に翻弄され、運命を左右されてしまう男女の愛と葛藤を描いた恋愛小説。
  • タイフーン・湯あみ
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「湯河原駅では、巨大なクリスマスツリーの撤去作業が行われていた。作業着にボアの付いた帽子を被った町役場の職員が、横に倒した大木に撒かれたイルミネーションライトを黙々と外している。高校三年生の川本湊は、その様子を横目でちらりと見やると、さして興味も示さずに予備校への道を急いだ」(「湯あみ」本文抜粋)。独創的な着想が冴えるエンターテイメント性の高い作品、二編収載。
  • プレーボール! ~プロ野球審判員物語~
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「退場王──それが陽生に与えられた、ありがたくない異名だった。他の審判員より退場宣告することが多いのは、監督や選手側に一方的に非があるわけではないことに、陽生は気づいていた。一番の原因は、自分のチキンハート。監督や選手が少しでも反抗的な態度を見せれば、すぐに退場カードを切ってしまうのだ」。プロ野球選手を夢見て、その後審判員となった陽生の半生を鮮やかに描く。
  • 愛されて 生きて
    -
    1巻1,089円 (税込)
    高校生活最後の夏休み、春は自殺未遂を図って病院に入院していた。姉・夏美が春の恋人の旬を誘惑したことが原因だった。献身的に支えてくれる旬や、両親、兄の愛情によって、春は徐々に心身共に回復し、旬との結婚を迎えるが……。様々な障害や悲しみを経験しながらも常に前向きな気持ちを持ち続け、やがて幸せを掴む春と旬の愛の軌跡を描く恋愛小説。
  • 不完全協和音 反発と絆
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「争族問題発生の根本原因は、九十八歳で没した亡母の遺した公正証書遺言の記載が詳細を欠いたことにあった。『三人が平等に分けよ』という趣旨の大まかな表現があっただけなのだ。このため個々の財産の扱いをめぐり三姉妹の間に諍いが生じた──」。なれそめから結婚当時に鳴った「ドミソ」の和音が、「ド、ミ」程度の不完全協和音になったことを佐山は痛感するようになる。
  • 六十歳の花嫁
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「学者になる」という夢のために地道に研究を続けてきた和枝は、つくば市を終焉の地と定め、家を建てた。友人から誘われて始めた太極拳で体を鍛え、懇願されて始めたコーラスでは多くの仲間に恵まれ、部下を持つ身となってからは家族にも優しい心遣いを見せ、後進の女性研究員のために行動することもあった。そして、定年間近のある日、突然プロポーズされた。
  • ハチキンお蘭
    -
    1巻1,089円 (税込)
    主人公の「蘭」とその友人たちが、長く継承されてきた自国の技術を学びながら、一方で世界的視野で地球規模の問題解決のために具体的な行動を起こしていく。「Think Globally, Act Locally」を実践する対象として地球上のだれもが直面している温暖化などを取り上げる。問題を抱えていない者は誰もいないのだというメッセージが潜んでいる。
  • 綾子とともに「反フレイル」
    -
    1巻1,089円 (税込)
    妻が認知症を発症した……。後期高齢者となった主人公・孝雄は、戸惑いつつも優しく妻とその症状を受け止め、献身的に支えていく。そして自身の病気や手術を乗り越えながら、ジムに通い、野鳥を撮影し、登山にも挑戦する。だって、人間は「人生を楽しみ、喜びを味わうために生まれた」のだから。──老い(=フレイル)に負けてなるものか。団塊男性、人生の喜びの物語。
  • 大いなる意志
    -
    1巻1,089円 (税込)
    惑星タニルで産声を上げた少年カズが、周りの大人の力を借りながらも仲間とともにポラリス帝国の宰相にまで上り詰めた。『銀河の果てで』/雷に直撃された少年ナーダ。運よく死を免れた彼の頭に、「私は、あなた。貴方は誰?」と声が響いてきた。やがて、ナーダとそっくりな少年の写真を持った男がナーダを探しにやってきた。『大いなる意志』/他1編。
  • 陽だまり古書店
    -
    1巻1,089円 (税込)
    ようこそ、ここにはいろいろな本たち、ファンタジー、童話、伝奇、恋愛、ブラックユーモアetc…、それらがあなたの目にとまるのを待っています。今、どんな気分ですか? なごみたい、笑いたい、泣きたい……。バラエティ豊かな作品であふれる中短編集。ゆっくりと作品たちとの出会いをお愉しみ下さい。あなたのお気に入りが見つかりますように──。
  • うんこ日記
    -
    1巻1,089円 (税込)
    2023年1月末、父が自宅前で転倒し、第二頚骨と右手首を骨折。救急車で搬送され入院し、リハビリのために転院。転倒してから110日、やっと自宅に戻ってきた。そして、その日から私の父の「うんこ」と「おしっこ」との戦いが始まった──少しずつ変化していく父親の日常と、それに対して湧き上がる複雑な感情を、娘の視点で赤裸々に描くエッセイ。
  • 鶴と発つ
    -
    1巻1,089円 (税込)
    大学院の博士課程に進みたいと思う花菜子は、学費を工面するために特別養護老人介護施設の洗濯係として働き始める。約一年、洗濯係として入所者や職員たちと触れ合うなかで、亡き父母の思い出や故郷の景色が蘇る。還暦を過ぎてもなお、新しいことに挑み、空に飛び立つ鶴のように夢に向かって飛翔しようとする花菜子の姿は清々しく、読む人も勇気をもらえる一冊。
  • たった一人の裁判
    -
    1巻1,089円 (税込)
    礼子は愛車を運転中、安倍川のバイクに一方的に接触される。双方怪我はなく、愛車の修理費も10万円程で済んだのだが、保険会社同士の話し合いでは交差点の真ん中での事故ゆえに、過失は「5:5」であるという。それに納得できない礼子は、慣れない法律用語と提出書類の多さに悪戦苦闘しながらも、弁護士を雇わず一人で損害賠償請求裁判の裁判を起こすことを決意する。
  • 瞼の母
    -
    1巻1,089円 (税込)
    母ちゃんが早く迎えに来てくれますように。あさってには来ますように。しあさってまでには絶対に来てくれますように。どうか神様。もう絶対に、母ちゃんに口答えはしません。何でも言うことを聞きますから、あさってには来させてください。聡子の寿命が三年縮んでもかまいません──敗戦後の広島で、大衆演劇にのめり込む父との生活を模索しながら懸命に生きる母と娘の物語。
  • ある行者の回顧録
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「『無』の境地にはなかなかなれぬ苛立ちから、ある日を境に真言密教の本に移ったのでした。すると今まで読んだ仏教とは大きく違い、素直に私の心に溶け込むように入ってきて、自分でも驚くほど理解することができたのです」(本文より)。ある本との出合いが、波乱万丈で喜怒哀楽を誰よりも味わった男の人生に大きな変化をもたらし、価値観を変えた。
  • 自衛官だった私、少し変でありますか?
    -
    1巻1,089円 (税込)
    笑顔ごときでこんなに苦労するはずがないと一般の人は思うかもしれない。「口はヘの字に締め白い歯を見せるな」「目力で相手を睨めつけるぐらいの気迫をもて」「にやにやするな」と叩き込まれてきた自衛隊の中でも私は優しい顔の部類に属しており問題なしと安心しきっていた。それが甘すぎた。しっかり眉間にしわが刻み込まれ口はヘの字で、口を閉じれば自然に怖い顔になってしまうのだ。
  • 赤いふんどしの秘密
    -
    1巻1,089円 (税込)
    性のめざめ。それは誰しも通る道。物語として、自伝的要素をもとり入れて編まれた作品群。内容:◎短編集「赤いふんどしの秘密」(赤いふんどしの秘密/しょんべんとばし/消えた脱脂綿/出逢い/学校たんけん/だいだい色の満月の夜/青い浮き輪/海にむかって放たれた小便/ぼくの「赤飯」/ひげ?そり/海の輝き/亀岩の女の子)◎「海へ行く」
  • 赤い絣の記憶
    -
    1巻1,089円 (税込)
    明治10年。造り酒屋の旦那と女中だった母との間に生まれた八重は不遇な幼少期を過ごす。旦那も母も亡くなった後は住み込みの牛鍋屋で働き、そこで出会った実業家の男性と結婚。娘も生まれ何不自由ない生活だったが、八重は過去に苦しみ娘を愛せなかった。八重の痛みは世代を超えて現在に繋がり、八重を曾祖母に持つ「私」は、負の連鎖を断ち切るため過去を遡る……。
  • 八丈島カジノを含む統合型リゾート計画 誰そ彼
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「“社畜”として生き、メガバンクという既得権益に守られてきた者が突如、野に放たれたら、普通はその場に呆然と立ち尽くしてしまうであろう。しかし中にはジャンボさんのように、生きるべく道をおのずから探すべく力強い一歩を踏み出す者もいる。俺はどっちなのだろう……」(本文より)。八丈島のカジノ構想をめぐり、大手メガバンク銀行員・風間義則は成長していく──。
  • 式部と少納言 私の源氏物語
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「恋とは存命の喜び。男女の仲にあるだけでない。春の曙を待つとき。おかっぱ頭を傾けて苺を食べている子を見るとき……それも恋」「花が終わったあとに出かけたときは、また会えて嬉しいと葉が小刻みに震えていました。雨の日の風情は、ことのほか床しい」……女三宮の目を通して語られる源氏物語。移り行く時代の中でも、変わらない人間の愛と業を優しく、時に力強く紐解きます。
  • 小倉ナイト
    -
    1巻1,089円 (税込)
    当時ハイカラで、女性の憧れの職業だったバスガイドになり、見染められて東京の人と結婚したが姑とうまくいかず、シングルマザーとなって故郷の京都に戻り、小倉でスナックを始めたチーちゃん。病院で死に直面している彼女の波乱万丈の人生と、小倉でたくましく生きた女性3代の生きざまが、チーちゃんを慕ってやまない孫の視点で語られる、しみじみ家族の泣き笑い物語。
  • 愛慕
    -
    1巻1,089円 (税込)
    定年退職して、家に引きこもりがちの初老男性は、日々を寂しいとは思っていなかった。ただ、少し、虚しいと感じていた。そんな男性が、喫茶フィリオを舞台に、そこで知り合った女性に恋をするのだが、やがて、「もっと一緒にいてやればよかった。もっと大切にしてやればよかった。生まれ変わったら、もう一度」と、亡き妻への想いを新たにすることになる。
  • 春の帰還
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    1巻1,089円 (税込)
    山での滑落事故で一人息子の俊哉を亡くした直治と恵美。ところが、俊哉を亡くした心の傷の癒えぬうちに、妻の恵美が病に倒れ、この世を去ってしまった。独り残された67歳の直治は無為な日々を過ごしていたが、俊哉の死から3回目の命日に、息子の魂の眠る北アルプスへと一人で向かった。亡き妻との約束を果たすために……。家族喪失のその先を見つめる小説。
  • 夕顔の君
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    1巻1,089円 (税込)
    主人公の奈都子は、中学三年の時に父親を亡くし、母親と共に祇園の置屋に住いするが、舞妓にされかけ、それを回避するも大店の旦那の囲い者になった。日本の文化、「源氏物語」「華道」「香道」「茶の湯」「染色や裂地の世界」……。一人の美少女が日本文化にめざめ、限られた年月の中でそれらを学びながら、懸命に生きていく姿を綴った、八ヶ岳作家渾身の中編小説。
  • 仕事の歌
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    1巻1,089円 (税込)
    札幌で祖母と弟妹と暮らしていた小学6年生のヒロシは児童養護施設「のぞみ野学園」に入所する。最初は離ればなれになった家族のことが気になっていたヒロシだったが、部屋の仲間とも仲良くなり、次第に施設での生活に慣れていく。しかし、施設では一部の大人達による理不尽な暴力が公然と行われていた──。凄絶な描写に心揺さぶられる小説作品。
  • 電車の見える公園
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    1巻1,089円 (税込)
    結婚、出産後も働き続けてきたきみ子さん。老後は夫婦でのんびりと思っていたが現実は甘くなかった。シングルマザーの長女、医療機関で働く次女夫婦らに頼られ、家事と孫たちの世話をするために、今日も自転車を走らせる。そんな日常を新型コロナの嵐が襲い、更なる混乱が…。どうする、きみ子さん! 働くママを支え、個性豊かな孫たちに翻弄される祖母の、汗と笑いの日々を描く!
  • おえりゃあせん
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「登紀は、弱い心、コンプレックスを、お金で今まで支えてきた。それをほとんど失った今、彼女は中途失明の人にも似て、どう生きたらいいのか、自信も失い自分の生きる意味すら否定したくなったに違いない」(本文より)。叔母を支えられるのは自分しかいないと覚悟を決めた美里が、気難しくも憎めない登紀と二人三脚で歩んだ濃厚な日々を語っていく。
  • 随想 心のほとばしり
    -
    1巻1,089円 (税込)
    子供の寝息が聞こえる頃に分厚いノートに書き綴った様々な思い─折に触れて紡ぎ続けてきた言葉。「母」という女性の立場にこだわり、「母」を根底にまとめた34篇の随想集。私が何故、「母」という女性の立場にこだわり、「母」を根底にこの随想をまとめたのかは、今から六十一年も前に出会った、一人の女性との約束にあります。(「あとがき」より)
  • 魔女が奏でる狂騒曲
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    1巻1,089円 (税込)
    家の補修工事がきっかけで、父の後妻と長男夫婦の仲が険悪になったある家族の物語。長男の妻である遊子の視点で、泥沼に発展してしまった家族の50年間が描かれる。身内だからこそ、互いに求めるものや価値観が食い違った時には大きな諍いとなり、やがては絶縁に至る。一方、隣家の高齢女性とは、血縁以上の絆が生まれる。本書は、家族の在り方を考えさせられる作品。
  • 秘愁 綾に織り成す
    -
    1巻1,089円 (税込)
    池袋の割烹で出会った秋元幸夫と、一緒に暮らし始め、入籍した美江子。幸夫は居酒屋の女社長をはじめ、複数の女と関係を持ち、美江子は自殺未遂するまでに追い詰められた。だが美江子の妊娠を機に「すべてを清算した」と幸夫は彼女の元に戻ってくる。転勤に次ぐ転勤、双子の死産、幸夫の故郷・北海道への移住──前作『秘愁』に続く、一組の男女の一途な愛と死までを細やかに書き切る。
  • あなたの目に私は映らない
    -
    1巻1,089円 (税込)
    圭三とはるみは年の差がある夫婦。年上の圭三が定年退職後、認知症を患う。妻のはるみは懸命に介護するが、次第に壊れていく圭三にはるみは日々疲弊する。束の間のまどろみの中、幸せだったあの頃に戻れたなら……。はるみは元気だったかつての圭三を思い出し、夢の中をさまよう。家族介護をテーマに、自分のことを忘れていく夫を介護する妻の心境をリアルに描く。
  • マジカルマン
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    1巻1,089円 (税込)
    「たいへんたいへん! きいてきいてきいて!」東亜商事営業部の水城初音が慌てた様子で飛び込んできた。「まーた、たいへんたいへんって。初音のたいへんは、いっつも大したことないんだから」「殿岡部長がクビだって! なんだか会社のお金を横領したとかで……」「嘘よ! 殿岡部長がそんなことするわけない!」「そ、そうだ、そんなこと信じないぞ!」(本文より)
  • 光をもとめて
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    1巻1,089円 (税込)
    一人では生きていけない。教師のころから「人間」を大事にしていた圭介もついに「高齢者」と呼ばれるようになった……。「人は損得で生きることとそうでないこととの区別をつけても、所詮は『光をもとめて』生きていくものと解ってきた」(「あとがき」より)。いろいろな人生を歩んだ人々との交流を通して「老い」などを考えさせられるヒューマン小説。
  • 私たち、「夫婦別姓」を選択しました
    -
    1巻1,089円 (税込)
    夫婦の姓の在り方について、さまざまな議論が交わされている昨今。みなさんは「夫婦別姓」をどう考えますか? 本書は、夫婦別姓を選んだ著者がユーモアたっぷりの語り口で軽快に綴った自伝的小説。夫婦別姓を選んだ理由、そのメリット・デメリット、そしてパートナーの想いは……? 人生は「選択」の連続。型にとらわれず、自由に選べば、きっとワクワクする楽しい展開が待っている!
  • 飼料屋と卵屋は、昔、家族だった
    -
    1巻1,089円 (税込)
    戦後まもなく、平塚市の飼料屋の六男・六朗のもとに嫁いできた百合子は、飼料屋の隣で卵の販売を始めた。開店から数年たち、商売が軌道に乗ってきたある日、とある事件をきっかけに、三兄弟で協力してきた飼料屋の経営に暗雲が……。時代の変化やさまざまな出来事に翻弄されながらも、困難を乗り越え、前向きにたくましく生きた家族の姿を描く小説。
  • 小さい謎、見つけた
    -
    1巻1,089円 (税込)
    どうして? これ、なぁに? 聞いて聞いて。好奇心旺盛で元気なとも君、今日は何を見つけたのかな。子どもの視点で日常の不思議をとらえ、考え、答えを導く──。「玄関を閉める前に消して、体育館の中は真っ暗になっていたって……だから、誰もいないのに、電気が点いたり消えたりしたってことだよ」(『体育館の謎』抜粋)“気づき”の大切さを感じる物語。
  • 白髪の少年 そして赤秋
    -
    1巻1,089円 (税込)
    六十三歳で右大腿骨を切断し身体障害者となった。俯き加減だった人生が今まで以上に前向きな人生になった。「新井田忠」というペンネームで書いた小説が第二の人生のスタートラインとなり、再び青春の日々が始まった。「白髪の少年」「新井田忠」シニアの青春である「赤秋」そして「洒落た爺々」という言葉をキーワードとして。孫娘とのやり取りや若い時分を振り返ったエッセイ小説集。
  • 泣き道、笑い道、どんな道
    -
    1巻1,089円 (税込)
    テレビで庭で獲れた花や葉を押し花にした作品が床の間に飾ってあるのを見て、「あ!これだ」と思った。幼少期から「我慢、我慢」で頑張ってきた女性が、農家に嫁いだことで、初めて夫婦一緒に、また義理の両親と一緒に過ごす楽しさを知った。五十歳を過ぎて始めた趣味の押し花の世界も、夫や仲間と楽しみながら世界で認められるまでになった女性が、これまで歩いてきた道を振り返る。
  • 矜持 坂上美儀短編集
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    1巻1,089円 (税込)
    新しい道路ができ、外車が行き交い、田畑が減っていく。オートレース場や競輪場が賑わい、女性がハイヒールを履きはじめ、水族館ではイルカのショーが人気を博す。戦争はまだ、過去のようで過去ではない。力強く生きる者、あるいは没落していく者たちの日常が、少年、会社員、農家、教師、動物など多様な視点から、リアルで微細な描写と哀感あふれる筆致で綴られる筆者渾身の短編小説集。
  • 南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生
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    あたし、高井南海は超能力者! 今までは怪談やらアチコチで転ぶために「粗忽姫」と呼ばれていたけど、実は転ぶことでこの世界の各所にある“空間の亀裂”を修復していたのだ! 多くの人々が意図せずひっかかり、事故の原因となっていた見えない“空間の亀裂”。それを靄として感知できる御曹司の超能力者・板橋さんと組んで、あたしは世界を救うために働き出した! 仕事に恋愛、そして世界を良くしたいと願う女性の生き方――人気作家が描くちょっと不思議なSF超能力ストーリー。
  • おおつごもりから
    -
    1巻1,089円 (税込)
    認知症高齢者グループホームを経営するとも子は大晦日の夜、道で倒れている女性を助けた。ユキと名乗る女性はお金も帰る家もないという。とも子はユキにホームで働くことを勧める。ユキは入所者の言動に戸惑いながらも懸命に働く。初めて心を開いて話せる貴田とも出会い、ホームの生活に馴染んだユキだったが、誰にも言えない闇を抱えていた。介護現場のリアルと社会の闇が交差する小説。
  • 有内麗(ありうちうらら)のスピリチュアルな冒険
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「南西諸島研究所」でアルバイトをしている有内麗(30代前半)は、神秘体験者たちと接触することが多い。自身も占いを習得し、占い師として鑑定をしていたこともあったが、現在は行っていない。結婚を控えた2022年のある日、研究所の先生の仲介で北方アジアのシャーマンに鑑定してもらうこととなった。麗をはじめ、30代から90代と幅広い年齢層の人々のスピリチュアル鑑定報告。
  • 宇宙人と暮らしてみれば
    -
    1巻1,089円 (税込)
    【こっちの世界で、ねえちゃんとマユミ以外の人間にお目にかかるのは久し振りだなあ、オイラもついてるよなあ。おう、どうでい、お気に召してもらえたかい。おっと、枕だけ読んで本棚に返(けえ)すって、ヤボなマネはいただけねえなあ】(「枕」より)。二匹の犬あずきと大福、そして妹のマユミと暮らす“ねえちゃん”。そこに宇宙人が現れて……。一体これからどんな生活が始まるのか!?
  • スキマワラシ
    3.3
    1巻1,089円 (税込)
    白いワンピースに、麦わら帽子。廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?――太郎と散多は古道具店を営む兄弟。ものに触れるとそこに宿る記憶が見えるという散多は、古いタイルからこれまでにないほど強烈なイメージを受ける。そこに映し出されたのは幼い頃に亡くした両親の姿だった。タイルと両親にまつわる謎と、廃ビルで目撃された少女の都市伝説が交差するとき、時を越えた物語の扉が開く……。再開発予定の地方都市を舞台に、兄弟のひと夏の不思議な冒険を描くファンタジックミステリー長編。
  • カサンドラを探して
    -
    双子の姉妹の結婚式の翌日、カサンドラはひとり残されることと自分の結婚についての不安を親戚のウェストに打ち明けていた。式の参列客のトム・セヴェリンは、偶然話を立ち聞きしてしまう。 トムは成功した実業家だが、毎日が味気なく思え鬱屈していた。そこで、ともに放蕩生活を送った友人たちに会うためにここへやってきたのだが、美しいカサンドラにひと目惚れして、いきなり求婚する。戸惑った彼女は逃げ出し、ウェストは外見だけしか見ていない彼をたしなめる。 実はトムは、事業を強引に進めるなかで、レイヴネル家の領地の鉱業権を奪おうとしたことがあり、それ以来ウェストには警戒されていた。切れ者で裕福だが傲慢なトムは、カサンドラへの恋心によって変わるのか? 待望のレイヴネル一族の愛の物語。
  • サリエルの命題
    4.0
    1巻1,089円 (税込)
    少子化は正しい。問題は長寿だ。 突然発生した新型インフルエンザで、離島の住民が瞬く間に全員死亡。 そしてとうとう本州にも感染者が。頼みの治療薬の備蓄が尽きる時……。 助かる命に限りがあるなら、将来ある者を優先せよ。 迫真のポリティカル・サスペンス! <内容紹介> 悪魔のウイルスの名は「サリエル」。医療に通じ、癒す者とされる一方で、一瞥で相手を死に至らしめる強大な魔力、『邪視』の力を持つ堕天使――。 日本海に浮かぶ孤島で強毒性の新型インフルエンザが発生し、瞬く間に島民全員が死亡した。それはアメリカの極秘の研究データが流出して人工的に作られたという疑いが。テロの可能性が囁かれるうちに、本州でさらに変異したウイルスの罹患者が現れる。ワクチンもなく、副作用が懸念される治療薬が政府の判断で緊急製造されるが、感染が拡大しても全国民にはとうてい行き渡らない。刻々と事態が変化していくなか、果たしてパンデミックは回避できるのか?
  • 放蕩者を改心させるには
    3.0
    1775年、イングランドの名門貴族ド・モンフォール家に次男チャールズからの手紙が届く。軍人のチャールズは独立戦争のさなかにあるアメリカのボストンで戦死しており、死の直前に手紙を出していた。そこには、ジュリエット・ペイジという商店主の娘にプロポーズをした、自分の身にもしものことがあったら彼女を頼むと書かれていた。 その1年後、ジュリエットは海を渡り、乗合馬車で公爵家のあるバークシャーに向かっていた。馬車は道中で追いはぎに襲われるが、身なりのいい紳士が窮地を救う。彼こそはチャールズの弟ガレスだった。ガレスは「放蕩者の巣窟」というグループの頭で家族にも手を焼かれていたのだが、ジュリエットと出会って…… NYタイムズ、USAトゥデイのベストセラーリスト作家、日本初上陸!
  • 元寇
    4.0
    1巻1,089円 (税込)
    チンギスハーンの再来である英雄フビライは、果たして黄金の国・ジパングの夢にとりつかれたのか!? モンゴル平原に興った史上最強の騎馬帝国・元が、日本を襲い蹂躙せんとす。迎え撃つのは、精強な鎌倉武士団。我が国最大の国難=蒙古襲来を、巨視的スケールの中で描き切る。世界史のミステリーに挑む、傑作歴史冒険小説。
  • プロ野球激闘史
    2.5
    【目次】 第1章 私を叱り、育ててくれた巨人軍 ●長嶋茂雄 私を引退に追い込んだホームスチール事件 ●王貞治 世界のホームラン王を育てた2人の師匠 ●川上哲治 現役時代からの確執と感謝 ほか 第2章 達人たちの神業――投手編 ●杉下茂 絶対ストライクゾーンに投げなかった「元祖フォークボール」 ●稲尾和久 巨人の伝統と誇りを粉砕した鉄腕 ●金田正一 巨人ナインが“金田天皇”を認めた理由 ほか 第3章 達人たちの神業――野手編 ●吉田義男 なにかと私と比較された、阪神の牛若丸 ●張本勲 正論を貫き続ける、日本球界一筋の安打製造機 ●落合博満 もう一度監督として革命を起こせ 第4章 西武監督時代――意識革命の主役たち ●江夏豊 プッシュバントで攻略した天敵 ●秋山幸二 日本刀の特訓で40HR、93打点の大爆発 ●工藤公康 ドラフト会議の席で指名を決めた「坊や」 ほか 第5章 ヤクルト監督時代――“万年Bクラス”大化けの原動力 ●若松勉 「缶ビール事件」で生まれ変わった小さな大打者 ●チャーリー・マニエル 「二度とお前を使わない」で奮起した赤鬼 ●森昌彦 選手を育てられなかった名参謀 ほか 第6章 新時代の達人候補たち ●佐々木朗希 163キロの怪物は“大谷二世”になれるか ●阿部慎之助 指導者として巨人野球を厳しく教える ●大谷翔平 二刀流復活を阻むケガ体質と肉体改造 ほか
  • 囚われ人に愛を誓えば
    3.0
    1816年ロンドン。ジョージーは亡くなった父が遺した海運会社を継いで、若い女性ながら繁盛させている。そのため財産目当てで言い寄ってくる男性もいて、特に借金まみれのいとこのジョサイアにしつこく迫られ困っていた。法律では既婚女性の財産はすべて夫のものになってしまうので、家族と会社のためにもいとこから逃げねばならない。 そこでジョージーは偽装結婚を思いつく。すぐに処刑される予定の死刑囚と結婚の契約を交わすのだ。監獄の看守を買収し、紹介された花婿ベンは実は警察の密偵。家族の借金を返すために金を必要とする彼は、礼金につられて契約を結ぶ。獄内で形だけの結婚の手続きをした二人だったが、三週間後に舞踏会でばったり出会い、驚くジョージー。聞けば、ベンは社交界の有名な遊び人だという。この結婚のゆくえは……
  • カーマの愛に守られて
    4.0
    英国でただひとりの女性医師であるガレット・ギブソンは、下町の救貧院での診察の帰り道、たちの悪い男たちに付け狙われる。そのときスコットランド・ヤードの元刑事で現在は内務省の諜報員イーサン・ランサムが現れ、彼女を助けた。2年前に彼女がレディ・ヘレンと共に治安の悪い地区を訪れたときと同じように。 ガレットの危機を察したように現れるランサムだが、なぜか彼女と深く関わろうとはしない。振舞いは謎めいていて、アイルランドの過激な民族主義勢力が起こしたとされる爆破事件に関わりがあるという噂もあった。真実を知りたいと願うガレットだが…… ヒストリカル・ロマンスの女王リサ・クレイパスの筆致がますます冴え渡る〈レイヴネル家〉シリーズ最新刊。
  • 愛の炎を瞳にたたえて
    4.0
    貴婦人のコンパニオンを勤めるフレイヤは、没落した公爵家の娘で、実はイングランドの女性の自由を守る秘密結社〈ワイズ・ウーマン〉のメンバー。ある任務を果たす最中、ハーロウ公爵クリストファーに15年ぶりに再会する。幼い頃フレイアは家族が離散する憂き目に遭ったが、その原因となる事件に関わったのが彼だった。一方クリストファーは、突然馬車に乗り込んできた女性が、なぜ憎しみの目を向けてくるのか不審に思う。その夜以来、気づけば彼女のことばかり考えていた。 二週間後、パーティで顔を合わせた二人。クリストファーの手には、フレイヤの兄がかつて身につけていた指輪が光っている。彼は兄の親友だったのだ。それなのに……真相を知ろうとするうち、いつしか二人は情熱のうずに巻き込まれていく。《ミッドナイト・シークレット》第一弾。
  • 獅子の城塞
    4.5
    1巻1,089円 (税込)
    決して陥ちぬ天下城、それは築城家の見果てぬ夢。戸波次郎左は信長の夢を叶えるため、欧州に向かった。安土城を造った鬼才の血を引く男はイタリアで名を上げる。やがて大国イスパーニャの圧政に抗うネーデルラント人たちに請われ、彼らを守る鉄壁を手がけることに。愛しい妻子。異国で得た信頼。だが故郷日(ひ)の本(もと)はあまりに遠く――。佐々木譲が全ての力を注ぎ込んだ、大河冒険小説。
  • 教祖の文学 不良少年とキリスト
    4.7
    “人間は悲しいものだ。切ないものだ。苦しいものだ。……”“それでも、とにかく、生きるほかに手はない。……”“生きる以上は、悪より、良く生きなければならぬ。”孤独を“わがふるさと”として生き、混沌を混沌のまま生き、その坩堝の中から決然と掬いとった生き続けるための精髄。21世紀を生き抜くための強力な精神賦活の弾機!
  • 哀しき父 椎の若葉
    3.7
    「生活の破産、人間の破産、そこから僕の芸術生活が始まる」と記した葛西善蔵は、大正末期から昭和初年へかけての純文学の象徴であった。文学の為にはすべてを犠牲にする特異無類の生活態度で、哀愁と飄逸を漂わせた凄絶苛烈な作品を描いた。処女作「哀しき父」、出世作「子をつれて」、絶筆「忌明」のほか「馬糞石」「蠢く者」「湖畔手記」など代表作15篇。
  • 夜の靴 微笑
    4.0
    戦時下、畢生の大作『旅愁』を書いて東北地方の僻村に疎開していた横光利一は、そこで日本の敗戦を知る。国敗れた山河を叙し、身辺を語り、困難な己れの精神の再生を祈念しつつ綴った日記体長篇小説『夜の靴』。数学の天才の一青年に静かな共感をよせる『微笑』。時代と誠実に格闘しつつ逝った横光利一最晩年の2篇。
  • 上海
    4.3
    1925年、中国・上海で起きた反日民族運動を背景に、そこに住み、浮遊し彷徨する1人の日本人の苦悩を描く。死を想う日々、ダンスホールの踊子や湯女との接触。中国共産党の女性闘士芳秋蘭との劇的な邂逅と別れ。視覚・心理両面から作中人物を追う斬新な文体により不穏な戦争前夜の国際都市上海の深い息づかいを伝える。昭和初期新感覚派文学を代表する、先駆的都会小説。
  • 愛の挨拶 馬車 純粋小説論
    -
    人間存在の危うさと脆さを衝く小説「マルクスの審判」、"国語との不逞極まる血戦"が生んだ新感覚派小説の「頭ならびに腹」とそれらを支える文芸評論「新感覚論」、1幕もの戯曲「幸福を計る機械」および「愛の挨拶」、新心理主義小説「機械」と、その後の評論「純粋小説論」等。昭和の文学の常に最前衛として時代に斬り込み時代と格闘した作家の初期・中期短篇、戯曲、評論を1冊に集成。
  • 風と光と二十の私と・いずこへ 他16篇
    4.5
    1巻1,089円 (税込)
    安吾、安吾、安吾──安吾とはいったい誰か。坂口炳五はいかにして安吾になったのか。〈求道者・安吾〉、〈落伍者・安吾〉、そして何よりも〈作家・安吾〉。冷酷に現実を見つめる〈鬼の目〉、そして〈いたわりの視線〉。安吾にとって、自伝的作品を書くことは、自分の思想や生き方と自分の過去との全面的対決であった。(年譜・解説=七北数人)

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  • 平凡 私は懐疑派だ
    5.0
    明治文学の黎明を告げる名作「浮雲」を執筆しながらも人生への懐疑より一時筆を断ち、晩年はロシヤに渡って、病に倒れ、帰途ベンガル湾洋上にて、45歳で客死。終生、、人間いかに生くべきかを自問し、明治の激動期を生き急いだ先覚者四迷の小説、翻訳、評論を1冊に集成。自伝体小説「平凡」、翻訳「あいびき」、「狂人日記」他、評論「私は懐疑派だ」「予が半生の懺悔」「遺言書」等収録。
  • 一個 秋その他
    4.0
    野間文芸賞、芸術院賞両賞受賞の短篇集『一個その他』から、世評高い作品集『カレンダーの余白』『青梅雨その他』『雀の卵その他』、そして川端賞受賞の『秋その他』に至る短篇の名手・永井龍男。その晩年の短篇集の中から、「一個」「蜜柑」「杉林そのほか」「冬の日」「青梅雨」「雀の卵」そして名品中の名品「秋」など14篇の短篇の冴えを集成。
  • 蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ
    4.0
    ある時は“コケティッシュ”な女、ある時は赤い三年子の金魚。犀星の理想の“女ひと”の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、犀星の多面的文学世界全てを溶融した鮮やかな達成。生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作5篇を収録。
  • 屍の街・半人間
    4.5
    真夏の広島の街が、一瞬の閃光で死の街となる。累々たる屍の山。生きのび、河原で野宿する虚脱した人々。僕死にそうです、と言ってそのまま息絶える少年。原爆投下の瞬間と、街と村の直後の惨状を克明に記録して1度は占領軍により発禁となった幻の長篇「屍の街」。後遺症におびえ、狂気と妄想を孕んだ入院記「半人間」。被爆体験を記した大田洋子の“遺書”というべき代表作2篇。
  • パレードのシステム
    値引きあり
    3.7
    1巻1,093円 (税込)
    鮮明で美しく、静謐かつ余韻に満ちたレクイエム、芥川賞作家の新境地。 人生はパレード、荘厳な魂の旅路。台湾と日本、統治と戦争の歴史に及ぶ記録と記憶の軌跡――。 祖父の自死をきっかけに実家のある地元に帰った美術家の私。祖父が日本の植民地だった戦前の台湾に生まれ育った「湾生」と呼ばれる子どもだったことを知り、日本統治下の台湾について調べ、知人からも話を聞き、誘われるまま台湾を訪れることになる。祖父の自死の原因、理由を探り、自身のルーツ・アイデンティティを確かめるための台湾訪問だが、何かに導かれるように台湾先住民の系譜にある人物の葬儀に参加することになる。日本とは全く違う儀式や儀礼、風景に触れるうち、戦争や生と死・祖父の思い出・美大時代唯一の友人の死、様々なイメージが想起され喚起されていくのだった。
  • みずうみの歌
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    3.5
    1巻1,093円 (税込)
    「すべてはあの町から始まったのよね」母が最期に残した言葉の真意を知るため、独りになった少年は母の故郷を訪れる。手がかりは古いモノクロフィルムと未完の小説。町は徐々に陥没がすすみ、一部が大きな湖に飲み込まれていた。湖底に残された"思い出の品"を回収する男性・モグリに出会った少年は、しなやかに泳ぐ姿から"サカナ"と名付けられ、彼の仕事を手伝うことに。少年は母の想いと顔を知らない父の秘密に近付いていく。
  • 三姉妹とその友達
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    1巻1,093円 (税込)
    コミュニケーションの利便性を高度に追求した結果、人々は人間性を完全に喪失していた。二〇一二年七月、そのことを憂う口べたな四兄弟が立ちあがった。長兄は、多機能携帯電話を廃棄し、貝がらを耳にあてるよう訴える。そうすることで、人は心を静め、本来は聞き取れぬはずの声と交信することまで可能になり、それにより豊かな人間性を回復することができるというのだが……。ノスタルジィとリリシズムをたたえる福永信の最新作!
  • 戦車のような彼女たち Like Toy Soldiers
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    3.7
    1巻1,093円 (税込)
    裏から世界を支配する「統和機構」が製造した戦闘用合成人間の琥依。世界を根本から変えることができる能力を持つ危険人物の古猟邦夫。命を狙う少女と狙われた男が巡りあい、恋が生まれた。だが組織の命令に逆らうことなど、琥依に許されるはずもない。「戦い」を運命づけられた少女を待ち受けるのは幸せか、それとも破滅か?
  • シンポ教授のマジカルミステリー劇場
    NEW
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    視聴率30%を超えたテレビ番組『マジカル頭脳パワー』。その人気コーナー「マジカルミステリー劇場」の原案スタッフだった著者が番組のために考案したトリックをもとに執筆した14の殺人事件。OLのマジ(桐原友紀子)と探偵事務所のカル(篠崎冬実)、二人のマジカル探偵が難解な事件に挑む犯人当てパズル集。ミステリー評論家としても名高い著者が「史上最強のトリック」と断言!(『推理劇場マジカル探偵の挑戦』改題)

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