黒い巨塔 最高裁判所

黒い巨塔 最高裁判所

990円 (税込)

4pt

3.3

いま初めて暴かれる最高裁の闇!
最高裁新任局付判事補・笹原の見た司法の聖域は、裁判官の思想統制のための牢獄(ラーゲリ)だった!

裁判官を左遷し判決の方向を差配する最高裁長官、絶大な権力を振かざす我が物顔の事務総局。司法の中枢最高裁判所内では醜悪な権力抗争が煮えたぎる。「法の支配」とは無縁の上命下服の思想統制に、司法エリートたちは次々と屈服していく。最高裁の中枢を知る元裁判官の城山三郎賞作家が、司法の真実を暴く権力小説。

解説:ノンフィクション作家 清水潔

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黒い巨塔 最高裁判所 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年04月06日

    瀬木比呂志っていうのは、講談社現代新書に司法モノを結構書いていたんだな。普通の小説家かと思った。すらすら読めるライトノベルというわけではないので読む人は選ぶかもしれないが、組織の人間関係、管理者や権力者のメンタル構造の類型描写という点では、とても面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月15日

    人が人を裁くって本当に難しいことです。
    人故に集まれば、しがらみも産まれるし、
    組織になれば思惑も出てくる。

    正義の基準も絶対でないだけに、
    それに携わる人は大変です。

    それにしても、一文が長い、そして登場人物の役職が長い。ちょっと最初疲れました。

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月23日

    大学病院医学部を舞台に医師たちの権力抗争を描いた「白い巨塔」を思い起させるタイトル、表紙の不穏なイメージ、帯に踊る刺激的なコピーに釣られて手に取った作品。

    最高裁判所事務総局・・・我々一般人には、そこでどんな人たちがどんな仕事をしているのか想像もつかない世界。とてつもなく賢いエリートたちが、三権分...続きを読む

    0

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