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Posted by ブクログ
原発メーカー東芝に天下っていた最高裁判事がいる。
裁判官の再任制度には一部の左翼弁護士も協力した。『法服の王国』はこれら左翼弁護士たちの影響を感じる。
検察は、検事総長すら決定権を持たない小僧と言われるくらい、OBの影響力が強い。
恵庭OL殺人事件の最新裁判に、元啓示裁判官の弁護士が入っているが、あまりのずさんな裁判に怒り、瀬木氏と同じ意見ではないがこんなことがまかり通れば彼と同じ意見だと書いたくらい。
昔は最高裁事務総局が裁判官協議会を開催して統制することもあったがあまりに露骨ということで、司法研修所による裁判官研修会によって統制する。
瀬木氏がアメリカに留学した際アメリカの学生から日本の憲法判例はstupidと言われた。
★全く園通りだと思う。
『絶望の裁判所』が出た直後、韓国最高裁は留学中の裁判官に至急10冊送るよう指示。
Posted by ブクログ
元裁判官学者と独立系ジャーナリストの対談、もともと両者とも日本の司法制度には経験的に否定的であるが、それが強調されている。大岡裁きのようなものは期待するものではなく、なるべく捕まらないことが大事と思われる。
基本的には政治を見ている役人であり、外の世界とは触れ合わず、堅いヒエラルキーの中で一生を終える仕組みになっているため、広い視野や一般性を持つことが難しく、政治に逆らうことはない。特に刑事事件は99.9%有罪になり、特に権力が絡むものは絶対である。地裁で画期的な判決を出したとしても現在の原発裁判のように統一見解が出され、当裁判官は左遷されていることもある。(がそれをメディアは報じないような記者クラブ内の癒着構造がある)。
Posted by ブクログ
「絶望の裁判所」の著者、元裁判官の瀬木比呂志と、「殺人犯そこにいる」の著書でジャーナリストの清水潔の三日間にわたる対談をまとめた一冊。基本的には清水さんが質問者でそれに瀬木さんが答えるという形式。両者の著書を読んでいる読者にはそこまで目新しい内容ではないかもしれないが、お互いに突っ込んだり質問したりしながらの対談の内容をそのまま対話形式でまとめてあるので、内容はより分かりやすくなっていると思う。最高裁に統制された日本の裁判所は「権力の監視機関」ではなくて「権力の補完機関」になっていると言うのは、なかなか重い事実のようだ。記者クラブ制度によって政府権力の広報機関に成り下がっているマスコミもしかり。行政裁判の弁護士は法務省に出向している民事系の裁判官が担っているとか、一般人には驚きの事実もたくさん。どこが三権分立じゃ。現在の最高裁がいかに権力よりで期待できないか、と言う事実も正直驚きと同時に失望を感じた。テレビを置いただけでNHKとの受信契約を結ばなければならないとする放送法の是非を問う最高裁の判断が今年中になされようとしているので、「契約の自由」との整合性がどう判断されるか楽しみだったのだが、こりゃ期待してもダメだな、と言うことが良く分かった。
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