ニッポンの裁判

ニッポンの裁判

1,045円 (税込)

5pt

冤罪連発の刑事訴訟、人権無視の国策捜査、政治家や権力におもねる名誉毀損訴訟、すべては予定調和の原発訴訟、住民や国民の権利など一顧だにしない住民訴訟、嗚呼(ああ)! 日本の裁判はかくも凄まじく劣化していた・・・。ベストセラー『絶望の裁判所』の瀬木比呂志教授が、中世なみの「ニッポンの裁判」の真相と深層を徹底的に暴く衝撃作! 裁判の「表裏」を知り抜いた元エリート裁判官による前代未聞の判例解説に法曹界騒然! (講談社現代新書)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ニッポンの裁判 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最高裁長官はやめればただの人であり、矢口でさえ退官後はおおきな影響力を持ち得なかったと言われる。
    千葉勝美が衆議院法務委員会で、名誉既存訴訟の賠償額高額化に言及した次の日に検討会が裁判所で開かれて高度化へ向かっていった。
    地方議会による首長に対する債権放棄議決有効判決は千葉勝美であり、反対した須藤正

    0
    2017年07月05日

    Posted by ブクログ

    絶望の裁判所も読みましたが、こちらの方が、よりインパクトがあり、問題を的確に提示していると感じました。特に、127ページで取り上げられている名誉毀損訴訟の統制については、表現の自由を擁護する立場から、私も問題意識を持ち続けてました。65ページからの冤罪問題も然り。広く読まれるべき本です。

    0
    2016年07月16日

    Posted by ブクログ

    2014年に同じ講談社現代新書で『絶望の裁判所』を発表した、元東京地裁、最高裁の民事系の裁判官による著作。
    前著が、裁判所や裁判官制度のような制度面の問題を取り上げていたのに対し、本書では、裁判そのもののあり方について論じられている。
    本書で著者は、
    ◆裁判においては、裁判官による「判断」が先にあり

    1
    2016年01月11日

    Posted by ブクログ

    日本人の法意識を読み、日本の裁判、裁判官のことがもう少し知りたくなり手に取って読んだ。
    裁判所や裁判官は、良い意味で俗世間とは掛け離れた、天上人、のような漠然としたイメージを持っていたが、見事に打ち砕かれた☺️。
    別世界にいるには違いないものの、それは狭い裁判所のヒエラルキーの元にガチガチに固められ

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    読めば読むほど司法に対するイメージが最悪になっていく・・・
    要するに、戦後からのインフラがボロボロになってにっちもさっちもいかない困った困ったっていうのはどこでも同じで、それなりにごまかしてやれてるんだからこれからもごまかしてやればいいよね。


    だって日常生活にいっぱいいっぱいでそんなことする余裕

    0
    2021年11月09日

    Posted by ブクログ

    日本の裁判は「中世」並みだった!
    という見出しに思わず惹かれて手にしちゃいました。元裁判官が赤裸々に語る、裁判の裏側。なるほど、こういう状況だから「冤罪」というものが生まれるのか。。。

    最高裁判所は「黒い巨塔(法服の色から)」という章も読んでいたら、もはや馬鹿らしい?恐ろしくて裁判なんてできないな

    0
    2018年04月04日

    Posted by ブクログ

    『絶望の裁判所』の瀬木比呂志による第二弾。
    『絶望の裁判所』は裁判所と裁判官に対する分析に対し、これは実際の判例の分析。

    どちらも現行の日本の司法制度に対する絶望感と提言であるが、改めてそれを痛感した。

    0
    2017年11月04日

    Posted by ブクログ

    読み終わった、としたが、最後まで読むのは辛いので止めたというのが本当のところ。あまりにも酷い話が続々出てきて、現行のシステムを根本から再構築しないと、正義は行なえないと思ってしまう。ナントカしなくちゃいけないね。

    0
    2015年06月09日

    Posted by ブクログ

    元裁判官が明かす、日本の司法の実態。それにしても酷すぎますね、最高裁判所事務局官僚。権力の犬、手先と化してしまっています。そら鬱病になってしまう裁判官は当然出て来るでしょう。マインドコントロールされてしまって、事なかれ主義に走り、それはそれでよしとする裁判官の絶対数は増えるばかりでしょう。日本の正義

    0
    2015年05月20日

    Posted by ブクログ

     以前、「原子力ムラ」と言う言葉がメディアで話題になっていた。それと同様に「司法ムラ」と言うのがあるようだ。それは、裁判官の判決の下し方、最初から和解ありきのナンチャッテ裁判と言った具合に、裁判を受ける側を向いておらず、周りと上を気にした裁判で判決を下すことが多い。

     以前、日本の刑事司法は中世並

    0
    2015年03月12日

ニッポンの裁判 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

瀬木比呂志 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す