卑弥呼

卑弥呼

990円 (税込)

4pt

4.2

ガラス張りの午後の喫茶店でも爽やかに口にしたくなる、大らかで明るい呼び名を女性のアソコに。そんなキャンペーンを企画したのは、低迷気味月刊男性誌の編集部員ユウコ、猫みたいにいい女。BFのカオルがまた、申し分なくいい男。でもこの二人には、一つだけ難点がある。どうしても出来ないのだ、アレが……。おかしくて切なく、卑猥にして気高きビルドゥングス・ラヴ・コメディ。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

卑弥呼 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読本
    大好きな本
    あらすじだけ見てこの本を敬遠する人は少なからずいるのではないだろうか
    本が好きなひとこそ読んでほしい。最初の方で、ん?苦手な感じ…と思っても読み進めてほしい
    主人公のふたりよりも周りの人たちが魅力的すぎて、ずっと読んでいたい
    カオルのおばあちゃんが繰り出す本の知識に圧倒される

    0
    2021年08月29日

    Posted by ブクログ

    私にとって久世光彦さんと言えば「寺内貫太郎一家」ではなく「時間ですよ」でもない。
    私にとって久世さんと言えば「刑事ヨロシク」だ。
    当時肩をカクカクさせながら「冗談じゃねねえよコノヤロウ」とかを速射砲的早口でまくし立てていた主演のビートたけしと、小刻みにギャグを間に挟んだかと思えばジェットコースターの

    0
    2019年01月03日

    Posted by ブクログ

    言葉のリズムが絶妙。
    大学時代に方言と民俗学の講義をとっていたせいなのかはわからないが、ぐいぐいきた。

    久々に、読んで声を出して笑った。

    0
    2013年12月23日

    Posted by ブクログ

    一見ラブコメ、でも実は新旧の作家や小説への深い愛と知識に溢れた作品。
    私自身この作品を通して興味を持った作家や小説は数知れず。太宰の「葉桜と魔笛」の切ない使い方に読む度に泣きそうになります。
    80歳になっても若者に文学問答をふっかけ恋に生きる橘のお祖母ちゃんは私の憧れ。

    0
    2014年01月05日

    Posted by ブクログ

    裏表紙に『・・・おかしくも切なく、卑猥にして気高きビルドゥングス・ラヴ・コメディ』とある。が、それだけじゃない。読んでみたくなるような本が、作中にちょいちょい出てくる。行きたくなる場所も。近所の摩耶山に摩耶夫人像があるらしい。知らんかった。ぜひ見に行きたい。でも見たら、松任・行善寺の摩耶夫人像も見た

    0
    2016年09月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女の子は赤い風船である。ちゃんと糸の端を持っていてくれないと、指の間をスルリと脱けてどこかへ飛んで行ってしまう。でも、ほんとうは、飛んで行きたいのではなく、飛ばないように糸をしっかり持っていて欲しいのだ。

    この文章に感心しました。

    そうだといいなー。

    0
    2011年07月06日

卑弥呼 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

久世光彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す