正体

正体

小説・文芸
990円 (税込)

4pt

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    正体
  • タイトルID
    :
    1060637
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「正体」

    2024年11月29日公開
    出演:横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎

  • ドラマ化

    「正体」

    2022年3月12日~ WOWOW
    出演:亀梨和也、黒木瞳、市原隼人

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正体 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    冤罪や死刑がテーマの作品。この手の作品は過去に読んだことがあるが、読後感が全く違う。ここまで救いがない結末は、初めてかもしれない。非常に悲しいが、より現実味がると思った。
    冤罪と死刑は非常に重いテーマであり、立場や状況によって正義が変わるので難しいとされていると思う。
    今作は冤罪者の目線で描かれているので、冤罪者に肩入れをして読んだが、自分と近い存在が殺された場合、遠い存在が殺された場合、警察組織の人間だった場合になって考えると180度感想が変わると思う。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    染井為人さんの『正体』は、ページをめくる手が止まらない極上のサスペンスでした。

    逃亡犯を追う物語でありながら、本当に描かれているのは「人は肩書きや過去だけで判断できるのか」という問いです。主人公が出会う人々との交流を通して、ニュースや世間のイメージだけでは見えない人間の姿が少しずつ浮かび上がり、善悪の境界について何度も考えさせられました。

    章ごとに異なる視点で物語が進む構成も秀逸で、真実が少しずつ明らかになるたびに緊張感が高まります。ただの逃亡劇では終わらず、社会の偏見や司法のあり方、人を信じることの難しさまで描き切った読み応えのある一冊でした。

    ラストは切なさと希望が入り混じり、読後もしばらく余韻が残ります。エンターテインメントとして面白いだけでなく、「正義とは何か」「正体とは何か」を静かに問いかけてくる、心に深く残る作品でした。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    星5

    大好きな作品です。
    殺人で捕まった主人公が脱獄して、色々な場所で色々な人に出会います。
    物語は、その出会った人々の視点で進んで行きます。
    果たして主人公は殺人犯なのか?
    最後は、主人公が出会った人達が終結して、ある行動を起こします。
    そこはセリフがないんですが、反って印象的で、目がウルウルしちゃいますよ。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    まず、読みながら一番に思ったのが、この物語の構成だった。
    とても上手く組み立てられているなぁ、と。

    鏑木慶一の脱獄からの逃亡生活の物語である。
    たくさんの人と関わり、その中で絆が生まれていく。私も引き込まれてしまった。
    どんどん読み進めることができるぐらい、描写に臨場感がある。
    読んでいる私まで、鏑木慶一に感情が入ってしまって、心が辛くなる気持ちさえ持った。
    雪山で死のうとした渡辺淳二とのシーンでは、本当に切ない気持ちになった。鏑木慶一はどんな気持ちで生きてきたのかが窺える場面、そして彼の優しさと強さ、温かさを一番感じられた。
    警察に追われ、切迫した場面は私までドキドキした。

    登場人物たちの葛藤も上手く描かれていた。

    最後はなんか納得出来ない部分もあるが、著者の「あとがき」を読んで、流石!と思った。結末があれでなければならなかったのか、と。

    人の人生、社会の問題、信じる強さ、温かさや優しさ、時には腹立たしさ…色んな気持ちにさせてもらえた一冊だった。

    そして、現実問題として「冤罪」こそが罪であり、悪だと感じた。
    人の人生まで理不尽に取り上げられる、恐ろしくて憎むべきもの。

    つくづくそう感じた。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    誰がどうすれば良かったのかわからない、正解のない問題のような物語でした。
    他人のことを信じることが難しいのはもちろんのこと、時として自分すら信じられないこともあると。
    とはいえ人は、知らないこと、わからないことを恐れて排除しようとし、分かりやすく納得しやすい手頃な理由があればそれを真実のように思ってしまうことも存分にあります。
    気を付けて避けられるものでもないですが、加害者にも被害者にもなりたくないものです。

    理不尽や不条理は当たり前のように転がっていて、それに見舞われたとき、自分ならどうするか。
    どんな結末になろうとも自分だけは己のことを誇らしく思えるように生きたいです。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    めちゃ分厚いから読み切れるか!?って思ったけど、面白くてスイスイ読めちゃう
    逃亡生活中にいろんな人に助けてもらってたのに泣

    0
    2026年08月21日

    Posted by ブクログ

    染井さんの文章はいつもとても読みやすく、こちらの本の内容は少し重めですが、どうなるの?どうなるの?と不謹慎ながらもドキドキしながら読み進みました。
    詳しい感想を書いてしまうとネタバレになってしまうので書きませんが、とてもお勧めできる1冊です。
    (^^)

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    本を読む気になるのに時間がかかる人間ですが、この本は仕事の休憩時間や睡眠を削ってまで読んでしまったくらいおもしろかったです。その分期待してみた実写映画は、だいぶ端折られていて残念でした。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    短編小説のようにそれぞれの章が完成されており、章を重ねるごとに鏑木の性格や関わる人達からの信頼が伝わってくる。
    そして、物語が終わったと思ったところから、あえてその言葉を使わずに情景だけで全てを表現する感動のラストまで一気に加速する最終章

    鏑木だけが主人公の単純な物語じゃなかった

    自分が周囲の人に対してどうあるべきか。
    周りの人達は、自分がどんな人間なのかを映す鏡なんだと考えさせてくれた1冊。

    おすすめしたい物語

    0
    2026年07月16日

    Posted by ブクログ

    どの章も読みやすく、続きが気になる展開で一気読みした。

    各章は主人公と関わる第三者の視点で描かれていて、
    それぞれのエピソードがどれも面白い。

    結末が悲しい。 
    鏑木には報われて欲しかった。

    0
    2026年08月10日

正体 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    正体
  • タイトルID
    :
    1060637
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「正体」

    2024年11月29日公開
    出演:横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎

  • ドラマ化

    「正体」

    2022年3月12日~ WOWOW
    出演:亀梨和也、黒木瞳、市原隼人

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