【感想・ネタバレ】正体のレビュー

あらすじ

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

WOWOWで放送されていた亀梨さん主演のドラマ版、横浜流星さん主演の映画版の両方を見てから原作を手に取りました。

まさか、原作版がこんなラストだとは思っていなかった....
鏑木を追い詰める刑事の又貫も、映像だと彼なりの正義や信念があるように見えたけど、原作だと正義や信念というより、個人的な意地にしか見えず最低な刑事という印象だけが残りました。

エンターテインメント作品として読み応えがあり、ページをめくる手が止められない1冊でしたが、読み終わったあとは心がズーンと重たくなりました。

死んでしまった鏑木はもちろん、自分の発言をなかったかのように扱われ、結局犯人ではなかった若者を死に追いやる結果に使われてしまった井尾由子さんは、どんな思いを抱えていかなければならないのだろう。

人の命や人生より重い面子や体面ってなんだろう?
しかも自分の命や人生ではなく、他者の命や人生。
それらを踏みにじってまで守るべきものだったのか?何と傲慢なことだろうという思いから離れられません。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

そんな、そんな終わり方やめてくれ,って思わず言ってしまいました。明日のジョーの力石徹を悼んだ気持ちを思い起こします。最終章でいきなりクライマックスが押し寄せてきます、しかもそうあって欲しくない方向に。残念。。
追悼 鏑木慶一

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

読んでよかった。
様々な場所での鏑木慶一の心優しい行動に心温まる反面、助けたい気持ちでいっぱいになる。

鏑木慶一の優しさに魅了され信じて行動してくれる人たちがいることも感動。
鏑木が亡くなってしまうのはすごい悲しいけどほんとに読んでよかった。
私も現実で同じ様な状況になった際に『信じる』ということが出来るようになりたい。
鏑木慶一のようにこころ温かな人になりたい

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は罪を犯した人なんだから二面性があるんじゃないかと穿って見てたんだけど最悪の冤罪だったので、それを念頭においてもう一度読んだら印象が全然違うんだろうなと思った
それは必死になるわ…
真犯人もちゃんとわかって良かった

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2026年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読み。どこを切り取っても面白かった。染井さんが伝えたい冤罪の虚しさが鏑木を通して伝えられていた。浩子さん黒幕だと思ってたけど犯人となんら関係なかった、、!

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

非常に高い評価。話の進み方としては関係者を主体として場面が移り変わっていくので、登場人物は多いのですが混乱することなく読み進められます。筆者のあとがきにもあったようにメッセージ性のある作品。世の中、綺麗事だけではないのでこんな作品もあってよいと思いました。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

何か面白い本ない?、と会社の後輩に聞いて教えて買ったのが約2年前、机の肥やしになっていたけど引越しをするにあたり、荷物にいれて、転勤先で呼んでやりましたよ!

面白かった!最後の締めくくり方、あれはね、やっぱりね、っていう感じで。ドラマを先に見てしまっていたから、こーゆーことかーっていう落とし方で、あとがきにもやっぱりwって印象を持った。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

 久しぶりにふるえた。両手放しで面白かった。各章の逃走劇には、鼓動が速まるほどにのめり込んだ。

 死刑判決を受けた少年が脱獄する事から話しは始まる。姿や名前を変えて各所に現れる少年は、出会った人たちを感化させていく。

 無実の罪を宣告されることほど辛い事はないだろう。報道される事で社会的制裁もうけてしまう。少し前に読んだ本にも、判決の重みについて語られていたけど、冤罪だけは回避出来るように、して欲しい。

 「疑わしきは罰せず。」とは言うものの、現実はそうもいかないのだろう。実際、今も数多くの冤罪事件が取り扱われている。この物語は社会へのメッセージを含んでいる。

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

オーディブルで視聴。
物語の展開スピードがよく、十分物語にのめり込みながら聴くことができた。

どこまでも優しい鏑木。
こんな少年が冤罪で捕まるなんて辛かった。
日本でも冤罪はゼロではない。
そう言ったことを覚えておこうと思う。
事件に限らず正しいかどうかなんて本当のところは分からない。
自分で調べて納得して、それから判断できるような人でありたい。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

分厚さになかなか手が伸びず、しばらく積読していた一冊。
読み進めると短編が続くような。
あの日何があったのか明かされそうで明かされない焦ったさ、脱獄してから順追って書かれていないからこの後どうなったの?!とより気になって読み進めるスピードを加速させる。
犯人なわけない。やっぱり本当は犯人?の感情を繰り返しで分厚さ忘れて一気読み。

出会ってきた人たちにも愛着湧いてまた会いたくなる。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

冷静に想像してみて二十歳前後の男の子が
逃亡生活を続けることになってしまうなんて
もう言葉にならないくらい読み終わって
辛い気持ちになってしまった
600ページ以上あり読めるかなと
思ったけれどそんな心配無用だった

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

未成年で死刑囚となったが冤罪を晴ら為に脱獄して逃亡しながら職場で出会う人との物語。
色々な立場の人からの目線
目が離せない作品だった。
あとがきは染井為人さんの人柄を知れた気持ちなりそれも良かった。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

正体
染井為人
光文社文庫

工事現場、旅館、宗教、グループホーム、様々な場所で潜伏生活を送りながら操作の手を逃れ、必死に逃亡を続ける。その逃避行の日々。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代社会の闇を描いた重いテーマかつ長編だが、
没入して読めた。鏑木を繰り返さないように、人が人を裁くことの重さを考えなくてはいけない。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

冤罪がテーマの小説
映画を観ているように物凄く引き込まれて時間を惜しんで読み切りました。
現実に起きている出来事だったら、と思うと胸が締め付けられ、涙が溢れました。冤罪は事実としてある事なので絶対にあってはならない事だと改めて思いました。
スッキリ!で終わる小説ではなくふかーく考えさせられつつ、信じてもらえて良かったって、読んだ人全員が同じ想いを抱く事ができる小説なのではと思いました。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

終わり方にメッセージ性が込められていて、考えさせられた。
色々な人の視点で進んでいく物語の構成で読みやすかった。
600ベージを超える分厚さで不安だったが、面白くてスラスラ読めた。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

映画も気になっていた作品。
あとがきへ先に行ってみたところ、「ネタバレしてるから本編読んでこい」と(丁寧な言葉で)注意書きされていた。
ごめんなさ〜い、と謝って本編へ。
同じ様な不届き者が一定数いるらしい。

そうして読み終え、涙腺ウルウルさせながら、堂々とあとがきへ。
作者さんはあれこれ意見があったとされていたけれど、私はこれで良かった、に1票でした。

人の優しさが仇となる、最も悪いケース。
そのお人好しが美しいエピローグへと繋がるので、バカを見るだけでもないよ、と思えます。
が、こんな事、現実ではゼロであって欲しい。

個人的に救いだったのが、好きな人、好きなスポーツを答えてくれた事。
グッときてしまいました。

ちょっといらないエピソードもあったかな、とは思うものの、文句なしの星5でした。




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2026年03月23日

匿名

購入済み

脱獄し、別人になりきって暮らしてゆく鏑木、幾度も周りに正体を知られ、さらに何度も逃走してまた別人になりきるを繰り返す。ほんとに凶悪犯人?と、何度も思いました。純情で優しさ溢れる人だから、途中から犯人であってほしくないと何度も思いました。

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2024年04月24日

m

購入済み

凄かった

一気に読みました 言葉にできない…

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1人の脱獄犯が周りの人たちに与える気持ちの変化に感動した。
脱獄犯は誰かの身代わりになっているのかと思ったけどそういう訳ではなかった

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結末が悲しかったけど、作者のあとがきでモヤモヤが晴れた。本作を読む中で、鏑木を信じたり、信じなかったり、自分の信じるものが世論みたいに脆く揺れてしまうのを感じた。二次情報ではなく、自分できちんと情報を精査して判断しないといけない

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

目立たないように生活したいはずなのに、良心から周囲を惹きつけて目立ってしまう主人公。途中で同一人物だと気づかされた。
それぞれの日常は希望を感じさせるのに、なぜかハッピーエンドの想像がつかない物語だった。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2022年にWOWOWだったかで亀梨和也さん主演でドラマ化された時に原作を読んでから…と思っていたものの放送に間に合わず結局読まずにいて…昨年横浜流星さんで映画化された際に次こそは…と思ったのにこれまた劇場公開中に間に合わず…笑
遅ればせながらやっと読み終えました。
こちらは文庫版なので著者の染井さんの後書きがあり、「読者の方から"鏑木を殺さないでほしかった"という声をたくさんいただいた。自分としても殺さない結末も考えたけど、現実はそう簡単ではない」みたいなこと(うろ覚えですみません)を仰っていて…確かに現実には冤罪で何十年も塀の中で過ごさざるを得ず晩年にやっと罪が晴れた人もいるし、実際に冤罪のまま死刑が執行されたり無念のまま亡くなられた人もいるんだろうな、と思うと…この結末はすっきりはしないけど納得というか、納得もできないけど…とりあえず四方田にモヤモヤしました笑
映画版は結末が違うそうなので…希望を求めて遅ればせながら映画版を観ようと思います

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2026年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

酷い冤罪の話だった。特に警察と司法の動きに問題がありすぎて現実ではここまで酷くはないことを願わずにはいられない。
後書きで作者は冤罪がテーマである以上鏑木には死んでもらうしかなかったという旨の発言をしているが、個人的にはそれでもやはりこの結末には疑問が残る。彼が冤罪の為に既に多くのものを失ったことは読者も既に分かっている。おまけに再審の判決が何年後のことか記載されていないが、数年が費やされたことは間違いない。10年あるいはもっとかかっているかも知れない。彼が生きていたらその間拘留が続いていたのだろうか。脱獄の実績があるだけに完全な自由は決して与えられなかっただろうと思う。貴重な若い時期を奪われてしまったこと、人々が褒めそやす顔を整形せざるを得なかったこと、その間の心身の苦痛、これだけでも冤罪の重さは十二分に伝わるのだから彼の努力が報われ、それから先をどのように生きたいと願うのか見てみたかったと切に思う。
それに警察による銃殺というのが何とも…。この結末に持って行きたかったのなら、警察側の視点から鏑木がどれだけ危険に見えていたか描写して欲しかった。片側からの描写なので警察ヤバいとしか印象に残らない。それがちょっとフィクションに寄りすぎる印象を受けてしまった。
何にせよ死後に名誉を回復するというのも大事な儀式ではあるのだが、本人には遅すぎて報われないなとモヤモヤが残る。自分が救う会側にいたとしても喪われたものの尊さが改めて染み入って判決に快哉を叫ぶことは出来なかっただろうな。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 人は間違える。他人の人生を左右する程の選択でさえも。間違えること自体よりも、間違いを正す機会を得られない事の方が問題だと思う。皆他人を許して他人に許されて生きているから。
 周りに散々否定されながら、自分だけは自分の真実を見失わなかった鏑木。私だったら無実の罪で追われるくらいならいっそ死んでしまいたいと思ってしまう。疲れる。自分の誇りを失わない信念が彼を生かし続け、その信念を受け入れた人間だけが彼の正体に触れられる。自分を疑い続けて人生のどん底に突き落とした他人が憎いはずなのに、その他人に自分を認めてもらうために人生を捧げる。切ない。
 冤罪だと認められる前に殺されてしまったのは、とてもやるせなかった。最後無罪を勝ち取って浮かばれたのは、生者たちの罪悪感だけな気がするけど。でもやっと他人に認めてもらえたのだから、彼の正体に触れられた人たちの中にいる彼の存在だけでも救ってあげられたのかもしれない。

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

間違いなく長編なのだけど、短編のような物語が繋ぎ合わされた小説。

信じていいのか、信じちゃいけないのか、
読み手としても登場人物のような気持ちを味わえる一冊。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

ひとつひとつのエピソードが面白く、ちょっと長いなとは思ったけど、ぐいぐい読めた。脱獄犯のことが段々分かっていくようで分からなくてハラハラした。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未成年凶悪殺人犯の脱獄というインパクトのある展開で、読み進めるごとに、次々と出てくる男たちが鏑木であることがわかるが、色々な立場の人から見た彼の姿が描かれ、結構な分量だったがサクサクと読み進められた。その分、少し文章の単調さが目立ってしまったかもしれない。死刑冤罪ということが出てきたのも最後のほうで、あまり深くは切り込んでいなかったので中途半端な感じもあったが、エンタメ作品としては十分楽しめたと思う。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2026.03.01

一家惨殺事件 少年死刑囚の脱獄 オリンピック会場の工事現場 スキー場の住み込み旅館バイト 新興宗教の説教会 老人介護のグループホーム 冤罪

なんとも救いのない。
真犯人の名前が足利ってのは作者の警察・検察・司法への強い憤りの表れなのかな。

北関東連続殺人事件おもいだした

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2026年03月01日

購入済み

初めて

本とか特に趣味でもなく、暇すぎて読んでみようかなと思って購入してみたのですが、飽きることなく、展開が気になって読み切ることができました。

#深い

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

600ページ程の中々長い小説であり、そのうちの550ページは終盤のクライマックスへ向けての助走部分といった感じとなっているが、長いページをかけた割にはクライマックスの盛り上がりは若干欠けると感じてしまった。

死刑判決を受けた青年が脱獄し、全国各地を逃げ回る。
建設現場、ライター、工場など場所を転々としそこでの人々との交流を経て徐々に謎めいた青年の正体が明らかになっていく、というストーリー。

脱獄した青年視点で話が進むことはなく、彼の周りにいる第三者目線で進んでいくため、青年の心情や逃走の目的は直接的に描かれず、断片的な情報から徐々に全体像を推測していくことになる点が特徴的でもあり、面白い。

オチはすっきりとした決着というより、なんだか煮え切らない余韻を残す終わり方だった。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

逃亡犯視点ではなく、彼に関わった人間視点で物語が進んでいくのですが、毎回、謎の多き人間ながら魅力的な、そして心を動かされるほどの善人、でも、正体は殺人の罪から逃れる逃亡犯。の繰り返しで、私の中ではこの展開が読みながらマンネリ化してしまってました。毎回繰り広げられる人間模様を楽しめたら興味深い作品となったのですが、そこには心が動かされず。決して薄っぺらい作品ではないと思うのですが、合う合わないの問題ですね。構成と終わり方が好みではなかったという感じで、、、

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2026年04月10日

Posted by ブクログ

3人を殺害した未成年死刑囚の脱獄と逃亡の物語。
600頁超えの大容量でありながらも、円を描くように短編を連鎖させて関連付ける趣向は見事で、時系列がわかりやすく、サクサク読めた。
言葉や表現も難しいとまでは行かず、万人受けする小説だと思った。
実際に起きた相似事件や現代の社会問題を随所に物語に盛り込んでいるのは作者の意図した問題提起なのではないかと感じた。
途中からなんとなく推理小説然とした過程にハラハラドキドキ感がじわじわ高まっていったけれども、、、個人的には衝撃を受けるとまではいかない結末だったかな。でも映画も観てみたいという気にはなった。

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2026年03月01日

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