【感想・ネタバレ】正体のレビュー

あらすじ

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

星5

大好きな作品です。
殺人で捕まった主人公が脱獄して、色々な場所で色々な人に出会います。
物語は、その出会った人々の視点で進んで行きます。
果たして主人公は殺人犯なのか?
最後は、主人公が出会った人達が終結して、ある行動を起こします。
そこはセリフがないんですが、反って印象的で、目がウルウルしちゃいますよ。

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

まず、読みながら一番に思ったのが、この物語の構成だった。
とても上手く組み立てられているなぁ、と。

鏑木慶一の脱獄からの逃亡生活の物語である。
たくさんの人と関わり、その中で絆が生まれていく。私も引き込まれてしまった。
どんどん読み進めることができるぐらい、描写に臨場感がある。
読んでいる私まで、鏑木慶一に感情が入ってしまって、心が辛くなる気持ちさえ持った。
雪山で死のうとした渡辺淳二とのシーンでは、本当に切ない気持ちになった。鏑木慶一はどんな気持ちで生きてきたのかが窺える場面、そして彼の優しさと強さ、温かさを一番感じられた。
警察に追われ、切迫した場面は私までドキドキした。

登場人物たちの葛藤も上手く描かれていた。

最後はなんか納得出来ない部分もあるが、著者の「あとがき」を読んで、流石!と思った。結末があれでなければならなかったのか、と。

人の人生、社会の問題、信じる強さ、温かさや優しさ、時には腹立たしさ…色んな気持ちにさせてもらえた一冊だった。

そして、現実問題として「冤罪」こそが罪であり、悪だと感じた。
人の人生まで理不尽に取り上げられる、恐ろしくて憎むべきもの。

つくづくそう感じた。

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2026年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めての600ページ越えの作品。読んで良かった。
鏑木慶一、死んでほしくなかった。
そう思ったけど、そうするしかなかった、冤罪の理不尽さを鏑木慶一という人物を通して伝えたかったという作者の意図を知って、納得した。
理不尽を前にして何ができるかなって考える。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

誰がどうすれば良かったのかわからない、正解のない問題のような物語でした。
他人のことを信じることが難しいのはもちろんのこと、時として自分すら信じられないこともあると。
とはいえ人は、知らないこと、わからないことを恐れて排除しようとし、分かりやすく納得しやすい手頃な理由があればそれを真実のように思ってしまうことも存分にあります。
気を付けて避けられるものでもないですが、加害者にも被害者にもなりたくないものです。

理不尽や不条理は当たり前のように転がっていて、それに見舞われたとき、自分ならどうするか。
どんな結末になろうとも自分だけは己のことを誇らしく思えるように生きたいです。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

めちゃ分厚いから読み切れるか!?って思ったけど、面白くてスイスイ読めちゃう
逃亡生活中にいろんな人に助けてもらってたのに泣

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなりの分厚さだったけど、中弛みすることもなくあっという間に読んでしまった。
これは面白い。
死刑囚が脱獄し、あちこちで身を隠して警察から逃げ続ける。ただ逃げているのではなく、何やら目的がある様子。
この脱獄犯が、少し風変わりで頭が良く、真面目で不器用な好青年。潜伏先であの人この人のハートを掴んでゆく。本当にこの人は極悪犯なのか?
そして警察が追い詰めてもギリギリで逃げていく。
まさかの全くの冤罪であり、目的果たさず亡くなってしまうという結末は納得できず、ただただ鏑木が哀れだった。本当に何一つ悪くないのに。最後の最後で冤罪が立証できたのがせめてもの救いだけど、生きて勝利を勝ち取って欲しかった。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

染井さんの文章はいつもとても読みやすく、こちらの本の内容は少し重めですが、どうなるの?どうなるの?と不謹慎ながらもドキドキしながら読み進みました。
詳しい感想を書いてしまうとネタバレになってしまうので書きませんが、とてもお勧めできる1冊です。
(^^)

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

本を読む気になるのに時間がかかる人間ですが、この本は仕事の休憩時間や睡眠を削ってまで読んでしまったくらいおもしろかったです。その分期待してみた実写映画は、だいぶ端折られていて残念でした。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

短編小説のようにそれぞれの章が完成されており、章を重ねるごとに鏑木の性格や関わる人達からの信頼が伝わってくる。
そして、物語が終わったと思ったところから、あえてその言葉を使わずに情景だけで全てを表現する感動のラストまで一気に加速する最終章

鏑木だけが主人公の単純な物語じゃなかった

自分が周囲の人に対してどうあるべきか。
周りの人達は、自分がどんな人間なのかを映す鏡なんだと考えさせてくれた1冊。

おすすめしたい物語

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

とても読みやすく最後まで一気に読み進められた。やるせなくて悔しくて、辛かった。そして深く考えさせられた。小説としてすごく面白かった。絶対に読んで欲しい1冊。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと主人公鏑木の脱獄生活を描きつつ、鏑木に関わる人の心中を描いた話。
脱獄生活を描いて面白いのかわからなかったが、色々な人々のリアルな葛藤が描かれており、すらすらと読めた。
最後に鏑木の正体が明らかになってくる部分は、予想はしていたので、ストーリー的にはハッピーエンドで終わるのかなと予想していたが、最後の最後にもっとも悲惨な結果となる。
舞が判決を聞き、叫ぶところに想像を絶する悲しみを感じた。鏑木救われてほしかった、、

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

本が分厚いのでのん気な感じで読み始めたけど、題材にしてはテンポよく、スリリングでグイグイ読めました。
主人公が凶悪犯でありながら、いいやつな前半から後半は冤罪へと話は進みます。主人公は警察に葬られますが、時遅くして無実が認められます。
誰かが救えなかったか?という思い半分。これでやむを得ないかなあっていう思い半分。
面白い物語でした。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

どの章も読みやすく、続きが気になる展開で一気読みした。

各章は主人公と関わる第三者の視点で描かれていて、
それぞれのエピソードがどれも面白い。

結末が悲しい。 
鏑木には報われて欲しかった。

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2026年08月10日

匿名

購入済み

脱獄し、別人になりきって暮らしてゆく鏑木、幾度も周りに正体を知られ、さらに何度も逃走してまた別人になりきるを繰り返す。ほんとに凶悪犯人?と、何度も思いました。純情で優しさ溢れる人だから、途中から犯人であってほしくないと何度も思いました。

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2024年04月24日

m

購入済み

凄かった

一気に読みました 言葉にできない…

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2024年03月17日

Posted by ブクログ


鏑木慶一が「鏑木慶一」として物語に出てくることは少なかったが、
様々な場所での潜伏生活と彼を取り巻く人々との関わりを通して、彼の性格や人物像を理解することができた。

彼の生い立ちと性格だからこそ、冤罪を生んでしまったのかなと思う。

最後の章では、それまで動きを見せていなかった物語と点在していた情報が一気につながり、まるでパズルのピースが最後に埋まっていくように、それまで曖昧だったことが次々と明確になっていく展開が印象的だった。

あとがきがものすごく良かった

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

今までで1番分厚い本に挑戦しました!
最後まで読めるか不安でしたが、場所場所で出会った人々に助けられながら過ごしていた死刑囚の姿に引き込まれました。冤罪だと信じて、周りの人たちの力を借りながら真実に近づいていく展開はとても良かったです。冤罪が明らかになった時には、もう彼がいないという結末が悲しくて、なんとも言えない気持ちになりました。

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2026年09月07日

Posted by ブクログ

最後のたった数ページを読むだけで、背中から両腕にかけてさざめき立つ感覚を味わえた。600ページかけて培ってきた人との関わりがやはり必要だったと感じられるいい作品だった。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは?

友人からのオススメ本。

少し読んだだけで犯人が分かり600ページもあるのにどう繋げるのか気になって読み進めていました。結末は予想の範囲内だったので驚きはなかったけど、どうか助かって欲しいと感情移入してました。それだけ作者の筆力と臨場感があったと言うことなのでしょう。粗悪な職場環境、宗教問題、介護、冤罪など一冊の中に沢山の社会的なこと触れられているのが特徴的でした。

日本の警察、検察のメンツ、仕組みなんでしょうけど分かっていても軌道修正しないしねじ曲げるし謝らないよね…

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

親子を殺害し、死刑判決を受けた青年が脱走、その少年が介護施設で働くところから話は始まり、時系列を行き来しながら話は進む。
凶悪な犯罪者かと思うが、主人公の青年が場所を変え、生活している、働いている姿を読むと違和感が募り(こんな良さそうな子がどうして殺人を?)何か事情があるのではと興味が膨らみ、物語はその青年の「正体」迫って行く。

小説として、謎、正しい心、転換、日本のシステムへの疑問と学びもあり楽しく読めた。幅広い人が楽しめると思う、お勧めしたい一冊。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

社会派ミステリー。
殺人の罪で死刑判決となった少年が脱獄した。工事作業者、フリーライター、旅館住み込み、パン工場作業員、グループホーム職員、仕事を転々とする逃避行の先にあるものとは・・・

作者自身がエンタメ小説であると述べていますが、確かに良くも悪くもエンタメでした。
本作のテーマである〇〇罪という大きな社会問題を意識しつつ、脱獄犯の逃亡生活の緊張感とそこでの束の間の人間ドラマが上手く描かれています。染井さんの心情描写は秀逸で、人物の想いが何の引っ掛かりもなく胸に染み入ります。
一方で、次々と展開する怒涛のイベントは如何にもエンタメ的で、個人的にはちょっとわざとらしく感じました。これくらいが好きという読者も多いでしょうが。
終盤のドン底に落としてからちょっと上げるという締め方には色々な意見があるようですが、私は嫌いではないです。〇〇罪に対する作者の思いが反映されていると感じました。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。鏑木慶一が、いく先正体を隠しながら冤罪を晴らそうと奔走する話。
彼の冤罪が、彼が生きてる状態で晴らされるのが、1番のハッピーエンドだか、そうならないところがリアルさを残していい。
鏑木慶一が、正体の隠し方が徐々にうまくなっていくところ、ただ逃げている状態から実は冤罪をはらそうと奔走していると徐々にわかってくる点が面白い。彼が孤児で、彼の無罪を信じる親族がいないという設定が、彼の人生をハードにしていて、上手く描かれてるなと思った。

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

久しぶりに普通の読書が出来た嬉しさ。
1ヶ月に1冊ペースはまだまだ程遠い…もっと読みたい気持ちはある。

本題ですが、めちゃくちゃ没入して読んでしまった!
久々に読書の楽しさを味わったな〜
ここまでの厚さの本を読むことはなかなかないけど、本当にすらすら読めた。本当に面白い本ってむりやり時間を捻出してまで読もうとするんだなと実感。果たして私はそんな風に本を読んでいるのだろうか笑
ページをめくることが止まらないのはただただ続きが気になるから!なんでなんで?と最後までその一心で読み続けた!こんな本初めてかもしれない…

つい最近、袴田さんの無罪が確定したこともあるし
タイムリーに今の世の中を描いていると思うと同時に、本当にこんなことがあるのかと思うとそれこそ神様なんで?と思う。そんなことすらもどこかに意味があって欲しいと願ってしまう。
だけど私はこの本を読んで、日本の法制度について考えるきっかけになった!だから、悲しいニュースも、胸が苦しくなる事件も、周りの人や残された人たちがこれから生きていく上で必要な出来事だったんだと思いたい。

本当に色々なことがある世の中だけど、だからこそ、美しいもの、感動すること、楽しいことに心を躍らせていたい。

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

先にドラマで観てしまったので、亀梨くんの顔を思い浮かべながら読みました。ドラマでも本でも、やはりのめり込める作品です。冤罪の辛さも伝わりますが、その他にも、建設現場、ライター、介護施設などの臨場感あふれる様子が描かれていて、場面はころころ切り替わるのに、常に引き込まれている気分でした。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

一家3人を惨殺した少年死刑囚が脱獄した。
様々な場所で潜伏しながら逃げ続ける彼の目的とは…
各潜伏先の人物の視点で彼と関わっていく構成で、彼のひととなりを知ってしまったら、やるせなさと悔しさで押し潰されるような読後感だった。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

他の染井さんの本とはちょっと毛色が違ってとても興味深いテーマだった。

なかなか死刑囚の言葉って、
信じられないのが当たり前で
でも自分が関わった一人の人間として
その言葉を信じれる6人が素敵だし
そう思わせる鏑木の人間性は素敵なんだと思う。

だからどうしても悲しい結末でした...

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

どんな悪人よりも何者か分からないことの方が人は恐怖を感じるのだと気づかされる物語でした。
自分で考えて判断するのはどんなことでもこわいことで、流された自分を正当化したくなる。
人が行うことに完璧などないと分かっていても、どこかで早く決めつけたくなる人間の弱さとこわさを書いた作品は読んでいてただのフィクションとは割り切れませんでした。

ひとりで生き延びる日々はさぞかし孤独であっただろう、鏑木のことを思うと読んだ後も、さみしくかなしい気持ちになります。
あまりに情報が多い世の中だけれど、人と人が出会えばそこには何かしらの真実が生まれること、自分の目で、心で、判断し向き合うことの大切さを考えさせられました。

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2026年07月05日

購入済み

初めて

本とか特に趣味でもなく、暇すぎて読んでみようかなと思って購入してみたのですが、飽きることなく、展開が気になって読み切ることができました。

#深い

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

どんな小さいことでも疑われるとすごく嫌だ。
ましてたくさんの人に疑われるのはもっと嫌だろう。それが小さな罪でも。誰も信じてくれない怖さ。
孤独にそれでも最後まで負けずに大きな力と戦った彼はすごい。日本で冤罪事件があるのは悲しいが
まず疑わしきは罰せず。
裁判でも間違いがあるとしてもそれを認め訂正することができる潔さがないと冤罪を0にできない。
間違いを認めたり謝る事ができる素直な人になりたい。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少年死刑囚が脱獄。その逃亡劇の中で様々な人達と出会っては別れ、その結末までを描くストーリー。
読めば読むほど鏑木君の人柄、抱える苦悩や寂しさが分かっていき、その最期にとてつもない理不尽さを感じた。
自分の考えの軸を持とう、とここ最近読んでいた読書術の本に幾度となく書かれていたが、この小説でもそれを痛感。
また、過ちを素直に認める人間性を備えていたいと思う。立場が上になり組織が大きくなれば過ちを中々認められないけれど、それは他の誰かにとって大きな歪みになってしまう。
色んな内省が得られた一冊でした。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

なんか、中途半端だな〜
という感想です。あとがき読んだら、尚更。
細かいところで色々としっくりこない点もあり、星は3つ。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冤罪を葬り去ろうとする巨悪が題材。

しかし、労働の現場の実情や理不尽さをそれに代表させた作品のような気もします。

様々な仕事の現場のリアルな人間関係の描写によって、濡れ衣の逃亡者の誠実さや正義が積み重なり、巨悪の理不尽さや恐ろしさが際立つ。

構成もユニークで、文体も平易で読み進み易い。

敢えて権力側との直接的な対峙から離れて物語が進むところも面白かったです。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

これはせつない。
あってはならない。

愛しいと思える沙耶香さんや潜伏先でお仲間に出会えた事には、ほんの少しだけ救われる。

状況証拠があったとて、、、
それでもやってないものは断じてやってない。
そんな鏑木さんと遭遇した時に、彼を信じられるか?

報道や思い込み、偏見に惑わされる事なく、自分の感覚を信じられるか?
と突きつけられた。

ある日突然、犯罪者として捕らえられる恐怖。
このような事件を防ぐために⋯
AIクン、なんとかならないか?

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2026年07月16日

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