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世間を騒がせている半グレ集団「凶徒聯合」のメンバーが殺された。警察は暴力団や半グレ同士の抗争と見て捜査をはじめるが、それを嘲笑うかのように次々にメンバーが殺害されていく。疑心暗鬼になっていくメンバーたち。そして、犯人を持ち上げるSNSの住民たち。犯人の正体はいったい……。大ベストセラーになった『悪い夏』やドラマ化、映画化などで注目を集める『正体』の著者が「都会の闇」に斬り込む傑作社会派サスペンス。
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Posted by ブクログ
滅茶苦茶、悪い夏の後に。すごくちゃんと組み立てられていて、読者のもやもやも解いてくれるし上手く誘導されている。そして、純粋にエンターテイメント性が高い上に、はんぐれの人たちこんななんだろうなーとすごく解像度が高く、社会問題に対しての考えが一段深くなる。
素直に読んで作者のミスリードに気持ちよく騙されました!なんなら、犯人わかったしぃ!くらいにドヤりながら読んでたら、そっちー!てなりました。 三連休だったのでイッキ読み。 映像化は難しいだろな。小説ならではの犯人わからなくする感じ。
とても面白かった。 関東連合を題材にした話だと知らなかったが、あまりにも似ていてすぐに気づいた。 悪が無くなればいいのにて感じた
想像以上にハードボイルドかつミステリな一冊でした。様々な伏線もしっかり回収されて非常に面白かったです。ラストに改めて鎮魂というタイトルが繋がるのもよかった。
染井さんの本、山から取り出してと〜 半グレって怖いな。 別に貧困とかもなく、普通に育てられてるヤツが暴力とかヤバい事ばかりやる。 暴力団やないから、暴力団に対する法律も使えんし。 魂を鎮めるためか… 確かに、何もやってない弟、半殺しにされたらなるか… もう復讐の鬼というか、修羅に堕ちてるからか、弟...続きを読むをやった半グレに憎しみながら、殺すって感じやなく、淡々と殺すのが逆に怖い。 もう儀式になってるんかな。鎮魂の。 怖いけど、あかん事やけど、やはり半グレが1人ずつやられていくのは、スキッとはする。 最後ら辺に、色んな事実が明らかになるんやけど、頭の中は鎮魂だけ… 唯一、許した半グレの一員もおるけど、どれだけの犯罪者がキチンと自分と向き合って、自分の罪を理解出来てるんやろ? う〜ん。 ツラいわ〜(−_−;) この先も犯罪はなくなりません。残念ですが、それが現実です。 ルールを守れる者と、守れない者。この玉石混淆の社会を思うと、気が遠くなります。(あとがきより) ****************** 友達とファンタスティック4行くの来週になったんで、話題作を! 「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来」 色々言っても、前作の劇場版も観たし。 しかし、人も上映回数も半端ない! 「国宝」が人気で、30億突破とかあるけど、3日で50億とかやし… 無限城って、エッシャーみたいな、上とか下とか分からんし、幻想的やな。 ボスキャラ倒したら、全て終わりってのが少し寂しいけど。吸血鬼そのもの。 猗窩座…煉獄さんを殺めたヤツ。 上弦ともなると、人間時代に色んな想いがあって、人間に絶望して… 回想シーンだけ観ると可哀想やと思ってしまう! あかん!あかん!コイツは人いっぱい殺してんねんで!ってパターンにいつものめり込んでしまうなぁ…(−_−;) 泣きはしませんよ!
4.5/5.0 「復讐」と「正義」は相入れるのか。 絶対悪として描かれる「凶徒聯合」。この組織に弟の人生を壊された兄、英介が次々と組織の人間を殺害していく。 英介はこの連続殺人を弟の魂を鎮める為の行為だとして、それが人を殺す行為であってもその信念は一切揺らがない。 そして凶徒聯合のメンバーが殺さ...続きを読むれていくことに対して世間からは賛美の声が挙がるようになり、犯人である英介を神格化するような声を聞かれるようになる。 そしてこの連続殺人に誰よりも賛成の意を示すのが、聡之。個人的に一番気になったのがこの聡之だった。彼は人一倍正義感が強い。嘘を許で ず、正義を信じて生きてきた自分が憂き目に遭い続け、悪事を繰り返す凶徒聯合はのうのうと生きていることが許せず彼はこの連続殺人を肯定する。個人的に彼にどこか共感するところがあった。持ち前の正義感により、匿名ではなく顔と名前を晒してSNSで発信を続ける。聡之の正義感は間違った方向に突き進んでいく。 この「正義感」の捩れこそがこの小説に通底したテーマだと感じた。 悪に対する復讐を正義と呼ぶのか?本当に復讐によって死者の魂は鎮まるのか? 読み応え充分のサスペンスを通して「悪」と「正義」が力強く描かれている。
今まで読んできた染井さん作品の中で一番読み応えのある作品だったと思います。 外部から当事者の気持ちを勝手に想像して正義の鉄槌を好きに下して気持ち良くなっている人、今の自分がどれだけ幸せな生活を送っていてもいつまでも自分の後をついて回る過去の悪事、等様々な思考を巡らされる作品でした。 作中で起こってい...続きを読むる半グレグループによる事件というのは実際にあった事件をモデルにしていると思われますが、現実を知っているだけに余計に込み上げてくる感情が大きかったです。
この最後の最後に真実が明らかになる感じが大好き 読むのが止まらなくなるくらい引き込まれた 似たようなトリックはどこかで読んだ気もするけど、それでも凄かった
初めて染井為人さんの作品を読んだのが「正義の申し子」で少しその時のことを思い出した作風でした。 決して嫌な感じとかではなく、色んな視点で描かれていて読みやすくて重厚な作品だと思いました。
半グレが題材の本と知ってずっと読みたかった。 疾走感のある文章で一気読み。 終盤は特にハラハラした。 染井為人さんの作品をもっと読みたくなった!
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