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  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    3.6
    「性愛」「肉食」「生殖」「自死」。それはテクノロジーの、最後のフロンティア。 高性能AIを搭載し、あなたの欲望をすべて叶えるロボットは「完璧な伴侶」になりうるか? 人工で培養した肉は動物たちの権利を守り、気候変動を防ぎ、地球を救うだろうか? 妊娠も出産も、代理母すら必要ない人工子宮による生殖は本当に女性たちを社会的に救うのか? 人間にとって「満たされた、完璧な死」とは何なのか……? 科学と倫理の境界でゆらぐ、21世紀の性、食、生、死。生命倫理、暴走する資本主義、ジェンダーとフェミニズム、気候変動、管理社会、ウェルビーイング……様々な命題が複雑に絡み合う最新技術開発の最前線で、気鋭のジャーナリストがその進歩や課題、あるいは華やかなシリコンバレーの起業家たちをはじめとしたプレイヤーの虚実を5年にわたって現場取材し、21世紀の「人間性」のゆくえを考察した、グレーな近未来ガイド。 Jenny Kleeman “SEX ROBOT & VEGAN MEAT - Adventures at the Frontier of Birth, Food, Sex and Death”の完訳。
  • その少年は語れない
    -
    ふたつの裁判の行方は? エドガー賞受賞作家による異様なリーガル・スリラー 緊急手術後に感情を表現しなくなった少年。彼の両親は医療ミスだとして訴えを起こす。それから10余年が……。現在と過去、ふたつの時間軸で描かれる物語は思いもよらぬ全貌を見せていく。『地上最後の刑事』三部作で世界のミステリ読者の度肝を抜いた著者の最新長篇。
  • 水平線
    4.3
    1巻2,750円 (税込)
    祖父母の故郷・硫黄島を墓参で訪れたことがある妹に、見知らぬ男から電話がかかってきた頃、兄は不思議なメールに導かれ船に乗った。戦争による疎開で島を出た祖父母たちの人生と、激戦地となった島に残された人々の運命。もういない彼らの言葉が、今も隆起し続ける島から、波に乗ってやってくルルル――時を超えた魂の交流を描く。
  • リリアンと燃える双子の終わらない夏
    4.2
    リリアン28歳、人間嫌い。自己肯定感はかなり低め、将来への希望もない。1995年、春の終わりに、そんなリリアンのもとに友人のマディソンから手紙が届く。おもしろい仕事があるので、彼女の暮らすお屋敷まで来てほしいという。それで、頼まれたのは10歳の双子のお世話係。なりゆきに任せて引き受けたけれど――子供たちは興奮すると〈発火〉する特異体質だった!? 全米ベストセラー作家ケヴィン・ウィルソンが涙と笑いで〈リアル〉に描く、ほろ苦い愛情と友情の物語。ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、USAトゥデイ紙、タイム誌、ピープル誌ほか、10の全米主要メディアが年間ベストブックに選出!
  • レックスが囚われた過去に
    3.3
    企業で弁護士として働くレックスは、子供時代は捨て去ったつもりだった――実の両親からきょうだいたちとともに虐待され、ベッドに鎖でつながれて監禁されていた過去は。だが刑務所で亡くなった母親の遺言をきっかけに、その過去の絶望と向かいあうことに……
  • 迷子の魂
    4.4
    あるところに,忙しすぎて魂をなくしてしまった男がいた.男は医師の助言にしたがい,迷子になった魂をじっと待つことにする.すると――.ノーベル文学賞作家トカルチュクが,コンセホのノスタルジックな絵とともに贈る,子どもたちと,忙しい大人たちのための,大切な魂のものがたり.2018年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞作.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • もうやってらんない
    3.9
    ある日、アフリカ系アメリカ人のベビーシッター、エミラは、誘拐犯に間違えられてしまう。黒人差別だと怒る白人の雇い主アリックスは、抗議するようエミラを焚きつけるが、そのいっぽうで名誉黒人気取りの恋人がアリックスの元カレだと知ったエミラは――。
  • 桂文我 上方落語全集 第四巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    第四巻では―― 「時うどん」「外法頭」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉 〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。  この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介しています。著者が収集した貴重な演芸資料も、多数写真で紹介しています。また、大師匠方の思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第四巻に収録されているのは、 ・時うどん ・お貞の話 ・木挽茶屋 ・借家怪談 ・裏の松風 ・八問答 ・外法頭 ・毛布芝居 ・とろろん ・吉野狐 ・月宮殿星の都 ・盆唄 ・螢の探偵 ・焼物取り ・南海道牛かけ   の十五席。  よく知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。上方落語の「時うどん」と東京落語の「時そば」についての比較・検証は、とても興味深いです。  著者は言います。「私の場合、書いた落語が城の石垣であり、ライブの高座が、その日の天守閣の形になる」と。「天守閣」たるライブの魅力にはかないませんが、書いた落語=「石垣」には、読むからこそわかる奥深い魅力があります。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第五巻 所収予定 5-1 しじみ売り 5-2 道具屋 5-3 始末の極意 5-4 吹替息子 5-5 打飼盗人 5-6 お盆 5-7 占い八百屋 5-8 猫の災難 5-9 箒屋娘 5-10 湯文字誉め 5-11 稲川
  • 阿片窟の死
    4.0
    1921年の独立の気運高まる英領インド。帝国警察のウィンダム警部が阿片窟で目撃した眼球のない刺殺体が消えた。英皇太子の訪問を前にカルカッタに厳戒態勢が敷かれるなか、街では同様の変死事件が。ウィンダムとバネルジーは独立テロと連続殺人を防げるのか?
  • 桂文我 上方落語全集 第三巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    上演ネタ・七百席以上! 桂文我が満を持して世に放つ 上方落語の集大成、第三巻刊行 第三巻では、『饅頭怖い』『歯抜き茶屋』など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠玉の高座、十五席を再現している 〈解説付き〉。 〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することにも取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタをテキストに起こし、本人解説付きで紹介しています。著者が収集した貴重な演芸資料も、できるかぎり写真で紹介しています。また、大師匠方との思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第三巻に収録されているのは、 二人癖 絵手紙 胴乱の幸助 ベンチャラ屋 豊竹屋 景清 花筏 饅頭怖い 癪の合薬 てないど 五人裁き 高野駕籠 歯抜き茶屋 大仏餅 裏の裏 の十五席。 知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。よく知っている『饅頭怖い』が上方落語だと、こんなに長い噺だったのかと驚くかもしれま せん。 著者は言います。「私の場合、書いた落語が城の石垣であり、ライブの高座が、その日の天守閣の形になる」と。「天守閣」たるライブの魅力にはかないませんが、書いた落語=「石垣」には、読むからこそわかる奥深い魅力があります。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。
  • シルバービュー荘にて
    3.5
    英国の小さな海辺の町で書店を営むジュリアンは、町はずれのシルバービュー荘に住むエドワードと親しくなるが、ある日、エドワードから見知らぬ女に手紙を渡すよう頼まれる。一方、英国諜報部長は重大な機密漏洩の犯人を追ってシルバービュー荘を訪ねるが……
  • 桂文我 上方落語全集<第二巻>
    -
    1巻2,750円 (税込)
    上演ネタ・七百席以上! 桂文我が満を持して世に放つ 上方落語の集大成、第二巻刊行! 第二巻では―― 「包丁間男」「青菜」「佐々木裁き」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉  〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することにも取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。  この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタをテキストに起こし、本人解説付きで紹介しています。著者が収集した貴重な演芸資料も、できるかぎり写真で紹介しています。また、大師匠方との思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第二巻に収録されているのは、 強欲五右衛門 蛸芝居 京の茶漬 能狂言 紺田屋 佐々木裁き 雑穀八 四四十六 青菜 秋刀魚芝居 住吉駕籠 短期息子 馬子茶屋 包丁間男 厄払い  の十五席。  知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。どんなネタでも、著者自身による解説が付いていて読者の理解を助けてくれるのが、本書の大きな魅力の一つです。  著者の大ファンである小説家の江上剛氏は、「解説なんか不要ではないかと考える人がいるかもしれないが、それは大いなる間違い。この解説が、まるで文我さんが噺の枕を語っているようで面白い」と言います。また、「落語全集などと重々しく、ちょっと気取った感じもするが、全くそんなことはない」とも…。  「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第三巻 所収予定 3-1 二人癖 3-2 始末の極意 3-3 道具屋 3-4 絵手紙 3-5 苫ケ島 3-6 胴乱の幸助 3-7 べんちゃら屋 3-8 豊竹屋 3-9 景清 3-10 花筏 3-11 しじみ売り 3-12 まんじゅうこわい 3-13 癪の合薬 3-14 吹き替え息子 3-15 打飼盗人
  • コモンズとしての日本近代文学
    5.0
    重たい文学全集はいらない。 日本近代文学は、いまや誰でも今ここでアクセスできる我々の共有財産(コモンズ)である。そこにはまだまだ見知らぬ隠されている。日英仏の文化とITに精通する著者が、独自に編んだ文学全集から、今の時代に必要な「未来を作る言葉」を探し出し、読書することの本質をあらためて問う。 【目次】 はじめに 文芸オープンソース宣言 寺田 寅彦『どんぐり』 織り込まれる時間 夏目 漱石『夢十夜』 夢をいきる時間 柳田 国男『遠野物語』 死者への戦慄 石川 啄木『一握の砂』 喜びの香り   南方 熊楠『神社合祀に関する意見』 神々と生命のエコロジー 泉 鏡花 『海神別荘』 夢と現実の往還 和辻 哲郎『古寺巡礼』 結晶する風土 小川未明『赤いろうそくと人魚』 死者と生きるための童話 宮沢 賢治『インドラの網』 インドラとインターネットの未来 内藤 湖南『大阪の町人学者富永仲基』 アップデートされる宗教 三遊亭 円朝『落語の濫觴』 落語の未来 梶井基次郎『桜の樹の下には』 ポスト・ヒューマンの死生観 岡倉 天心『茶の本』 東西翻訳奇譚 九鬼 周造『「いき」の構造』 永遠と無限の閾 林 芙美子『清貧の書』 世界への信頼を回復する 谷崎潤一郎『陰鬱礼賛』 闇のウェルビーイング 岡本 かの子『家霊』 呼応しあう『いのち』 他
  • 新世代ミステリ作家探訪
    3.8
    若手書評家として精力的に活動を繰り広げる若林踏。主催するトークライブでは、新世代作家たちに真正面から問いをぶつけていく。熱中した物語、創作論作法、問題意識……。和やかなトークは、時に熱を帯びながら、深まっていく。そして、語らいの先に浮かび上がったものとは!? 各人各様に進化するミステリの最前線。読書をより深く楽しむための一冊。
  • 離れがたき二人
    3.5
    二〇世紀初頭のパリ。少女シルヴィーは、厳格な家庭で育ちながらも自分らしく自由を求めて生きる、ある少女と出会った。たがいに強く惹かれ合う二人の友愛は、永遠に続くはずだった――。一九五四年に執筆されるも、発表されることのなかった幻の小説を刊行。
  • 波〔新訳版〕
    4.0
    遠い太陽の光が海辺の一日に降り注ぎ、生まれては消える波のうねりを情感豊かに描きだす。男女六人の独白が物語るのは、幻想のように過ぎた半生の思い出。くり返す描写と語りが重なるとき、意識が風景に打ち解けていく。ウルフの傑作、四十五年ぶりの新訳!
  • 恋するアダム
    4.3
    独身男のチャーリーは、母親の遺産を使って最新型アンドロイドを購入した。名はアダム。どんな問題も瞬時に最適解を出すAI能力を利用して、チャーリーは上階に住む女子学生ミランダと恋仲になることに成功した。だが彼女は重大な過去を秘めており、アダムは彼女に恋心を抱きはじめる。人工知能時代の生命倫理を描く意欲作!
  • 透明性
    3.7
    2060年代後期。個人情報を企業に提供することにより収入を得られる世界で人々が「個」を失いかけていたさなか、データを管理するトランスパランス(透明性)社の元社長が、殺人の罪に問われる。 温暖化で存亡の危機が迫る人類に、彼女が用意した壮大な計画とは
  • ラヴクラフトの怪物たち 上
    3.0
    クトゥルー!ヨグ・ソトート!アザトート! ……ホラーの世界で、こんなにもぞくぞくする名で呼ばれる存在は類を見ない。その名だけで、異次元から来た想像を絶する怪物だとわかる。H・P・ラヴクラフトが創造した、幻想文学史上もっとも怖ろしいものたちを、21世紀にクトゥルー神話の可能性を追求しつづける気鋭の作家たちが、新たな視点から描く。 邦訳紹介が停滞しがちだった現代海外クトゥルー神話を一望するアンソロジー、堂々の登場。解説は幻想文学の第一人者にして『クトゥルー神話大事典』の著者、東雅夫。
  • パピヨン 上下合本版
    5.0
    無実の殺人罪で仏領ギアナ徒刑所の無期懲役囚となったやくざ者・パピヨン。自由への執念を燃やし脱獄を試みる彼は、度重なる挫折と過酷な懲罰に耐え、ついに命を賭けて海に身を投げる――。 脱獄冒険小説の金字塔であり、全世界に衝撃を与えた伝説的自伝。同名映画原作。 ※本電子書籍は、「パピヨン 上・下」の合本版です。
  • 夢の、感触
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ◆新詩集 西の彼方、 太陽が昨日に還る頃、 南天高く、夜は爪を伸ばす。 月の雫は、星座を作り その秩序に守られ、 私は、呼吸する。 一瞬、失うチャンスは、 流れ行き交う、星々。 眠りに落ち、見る夢と 目覚めて見る夢は、 同じ感触。 すべては、太陽が創り上げた 誰にも読めない暗号。 (「月の雫」より) ◆目次 I (温度差が風を生み、)/新月/冠月の、ころ/月の雫 II (言葉が)/(心が、動く。)/(尊く)/ III 思惑/(何もかも、何もかも、)/まるい種/地球/海辺の情動/昼寝の行進曲/音楽/夜の雲 IV (万人を負って)/(世界を)/(仔猫がしっぽを追うように、)/(登りつめると、)/(渇望していた時は、)/(傲慢さや惰性で)/枯れ葉/果実/記憶/結実まで V 悲しみの深さ/涙/悲しみのいちばんめ/悲しみの、玉/本当の気持ち/悲しい記憶/(答えが、)/言葉のしっぽ/涙の粒/(いろんな味を残して、)/(悲しみに彩られ、) VI 遠吠え/十一月/葡萄酒/狂おしく咲く、花/(存在している時点で、)/天滴り/(夢が、)/薔薇色/この場所から/幸福の一歩手前/夜明け VII 青空/(戦争も、)/(言葉に操られるまま、)/(記憶違いの思い出話に花が咲く。)/(憎しみも/妬みも)/ダイビング/早春/春/ピカピカ/天倫/晴天/(この気持ちは、)
  • 民主主義の死に方―二極化する政治が招く独裁への道―
    4.1
    世界中を混乱させるアメリカのトランプ大統領を誕生させ、各国でポピュリスト政党を台頭させるものとは一体何なのか。欧州と南米の民主主義の崩壊を20年以上研究する米ハーバード大の権威が、世界で静かに進む「合法的な独裁化」の実態を暴き、我々が直面する危機を抉り出す。全米ベストセラー待望の邦訳。
  • 自叙伝 ジャン=リュック・ピカード
    5.0
    宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏による初の自叙伝! 今初めて、 ここに綴る。 家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、 エンタープライズ艦長就任、そしてボーグによる同化、 宇宙で遭遇した数々の思い出を―― 〈U.S.S エンタープライズ〉元艦長・ジャン=リュック・ピカードの波乱の人生が語られる、初の自叙伝! ワイン農家に生まれ、宇宙にあこがれた少年は、いかにして“宇宙艦隊で最も偉大な艦長”として名を残したのか。 宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏の人生が、自身の言葉によってついに語られる。 著者の波瀾万丈の人生とキャリアは、読む者の心を強く突き動かす。 家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、カーデシア軍による監禁と拷問、そしてボーグによる同化、宇宙で遭遇した数々の出来事が、ジャン=リュック・ピカードの物語を真に忘れがたいものにしている。 ピカードは、ご存知のように探検家、外交官、なかでも〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D及びE〉艦長時代の功績により、銀河史にその名を永遠に刻んでいる。 本書では、幼少時代に宇宙に夢を馳せるようになったきっかけ、兄ロベール及び父親との長きに渡る確執、そして宇宙アカデミーへの入学に至る経緯が明らかにされている。 そして、〈U.S.S.リライアント〉での勤務から艦長として率いた初の船〈U.S.S.スターゲイザー〉での様々な冒険、惑星連邦宇宙艦隊の旗艦であるギャラクシー級戦艦〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D〉艦長就任とその数々の任務についても触れている。 また幼少期やアカデミー卒業時など、彼の人生における決定的瞬間を切り抜いている貴重な写真も収録。 「法が絶対である限り、正義は存在しえない。 人生そのものでさえ例外でできている」 ――ジャン=リュック・ピカード 難破し、命の尽きた“老嬢”を振り返る。山ほどの思い出の源泉。ロートン、マザーラと彼の子どもたち……艦長に就任し、ウォーカーとジャックが船に乗り組み……ビバリー……。 感傷に浸っているひまはない。やるべきことがある。日誌を開いた。その時だった、日付に気づいたのは。 クイン艦長が「メイク・イット・ソー」というのを初めて聞いたときのことを思い出した。二三五五年七月十三日。 わたしの五十歳の誕生日。そして、すべてを失った日だ。 ――第七章 再び宇宙へ――五十歳の誕生日、老嬢との別れ(本文より) 著者について [著者プロフィール] ジャン=リュック・ピカード Jean-Luc Picard 2305年生まれ。地球・フランス出身の地球人。惑星連邦の宇宙艦隊大佐。 [編者プロフィール] デイヴィッド・A・グッドマン David A. Goodman メモリー・アルファの歴史家でもある。ジャン=リュック・ピカードの引退後、自叙伝の編集を依頼され、彼とともに本書を書きあげた。 作家・脚本家・プロデューサー。一九八八年、『ゴールデン・ガールズ』の脚本家としてキャリアをスタート。これまでに『スター・トレック エンタープライズ』『アメリカン・ダッド』『フューチュラマ』など、二〇作あまりのテレビシリーズを手がけてきた。『フューチュラマ』では、『スター・トレック』へのオマージュとなるエピソード「Where No Fan Has Gone Before」の脚本を執筆。 代表作『ファミリー・ガイ』では、エグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターを担当し、一〇〇本以上のエピソードを手がけている。 『スター・トレック』のパロディ版ともいえる『宇宙探査艦オーヴィル』ではエグゼクティヴ・プロデューサーを努めている。カリフォルニア州パシフィックパリセーズに家族と住んでいる。
  • 【合本版】北方謙三 「挑戦」シリーズ(全5冊)
    5.0
    『危険な夏』から『いつか友よ』まで、水野竜一の魂の軌跡を辿る〈挑戦シリーズ五部作〉電子合本版! ○『挑戦シリーズ1 危険な夏』…ヤバイからおもしろい、人生ってヤツは―。死の恐怖とは無縁の竜一と復讐を誓った男・深江。頼れるのは男としての誇りだけ。巨大な企業を相手に、危険な夏を駆け抜ける。○『挑戦シリーズ2 冬の狼』…3年ぶりの日本。硝煙の臭いを漂わせて竜一が帰って来た。血に染めた心、身につけたゲリラの殺人術。姿を消した友、深江の行方を追って、獣の怒りが都会の闇を切り裂く。○『挑戦シリーズ3 風の聖衣』…地の果て、ペルー。風吹きすさぶ高山地帯。獣の血に目ざめた男たちの銃弾が、岩肌を打ち砕く! ゲリラの指導者になった「狼」竜一と、彼を追う傭兵・村沢のあくなき執念と闘い。○『挑戦シリーズ4 風群の荒野』…コマンド石本一幸がフランス外人部隊から戻ってきた。血にまみれた戦争のプロフェッショナルを連れて。硝煙と血、友情と憎悪。灼熱のジャマイカに、迎え撃つ狼(ロボ)の血がたぎる。○『挑戦シリーズ5 いつか友よ』…吹き荒れる雪。うなる銃弾。「闘え」と死者たちの叫びが響くロッキー山脈。流れついた“狼(ロボ)”竜一。父の復讐を誓う少年。2人はコマンドと化して強大な敵を追う。
  • ろんぐらいだぁす! オフィシャルファンブック
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アニメ誌版権イラストを収録したギャラリーページや、キャスト&スタッフインタビュー、各話紹介ページなど、盛りだくさんな内容でお届け!!
  • 物語の山脈
    -
    1巻2,750円 (税込)
    いくつもの物語を越えた先にはたして何が見えてくるのか。十四の物語を縦走する、極上の小説集。
  • 東日本大震災後文学論
    -
    「震災後」は終わっていない。いまだつづいている。 3・11で人々が受けた大きな抑圧、傷そして失望 創作者(クリエイター)は物語を用いて希望を再稼働させる!! 3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続……さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。

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  • 王様のためのホログラム
    3.0
    〈トム・ハンクス主演、トム・ティクヴァ監督の映画化原作〉起死回生の大口注文はとれるのか!? 中東の砂漠の都市に乗り込んだセールスマンを襲う悲喜劇を描いたアメリカ文学界の新鋭の話題作!
  • ブラウン神父全集
    -
    ホームズものとは一味ちがう、短編ミステリーの名手チェスタートンのブラウン神父もの51編を収録した初の全集。黒い大きな帽子とこうもり傘、丸顔でずんぐりした体型の神父が、どことなくユーモラスな雰囲気を漂わせながら意表をつく推理を披露する。
  • 平野啓一郎「分人」シリーズ合本版:『空白を満たしなさい』『ドーン』『私とは何か―「個人」から「分人」へ』
    4.5
    1巻2,750円 (税込)
    現代を生きるための新たなアイデンティティー像を提示して注目される、平野啓一郎の「分人」シリーズ3点を合本化した特別版!内容:『空白を満たしなさい』(小説)、『ドーン』(小説)、『私とは何か―「個人」から「分人」へ』(新書)
  • 近代文学セット 夏目漱石『こゝろ』『三四郎』『それから』森鴎外『舞姫』芥川龍之介『羅生門』など
    -
    日本の近代文学をセットで楽しもう! 明治、大正の文学を語る上で欠かせない名作ばかりを集めた「近代文学セット」! 夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介のほか、梶井基次郎の傑作選や島崎藤村の『夜明け前』(第一部上)も収録したお得なセットとなっています。 まとめて読みたい人も、もう一度読みたい人にもオススメです。
  • 最も遠い銀河 春夏秋冬 完結四巻セット【電子版限定】
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    白川道のミステリー巨編『最も遠い銀河』全4巻が電子版限定で、合本になって登場! ■『最も遠い銀河<1>冬』 建築家・桐生晴之は焦れていた。名を売るほどの大きな仕事ができていない現実に。最愛の女との約束、そして彼女を死に追いやった男への復讐心。激情を胸に秘め、成功を目指す晴之。だが、小樽署の元刑事・渡誠一郎が、隠し続けた彼の過去に迫る。出会うはずのない二人が追う者と追われる者になった時、それぞれの宿命が彼らを飲み込んでいく――。 ■『最も遠い銀河<2>春』 渡誠一郎は悔いていた。八年前に小樽の海に遺棄された女性の身元を割り出せなかったことを。死体が揚がったのは、愛娘が不運な事故で命を落とした場所でもあった。退官してなお消えない執念は、事件解決への僅かな手がかりから再燃する。そして、名前すらわからぬ一人の男を追い詰めていく。だが、既に誠一郎の肉体は癌に深く蝕まれていた……。 ■『最も遠い銀河<3>夏』 ついに晴之の名前を突き止めた誠一郎。一方の晴之は、大きなチャンスを前にしていた。超巨大企業「サンライズ実業」が極秘で進めるホテル建設のプロジェクト。彼は、金と欲と思惑が渦巻くその企業の中枢に食い込み、設計の仕事を得ようとする。だが、不良時代からの親友が、自らの命を犠牲にして起こした事件が運命を大きく狂わせてしまう……。 ■『最も遠い銀河<4>秋』 信じた友の、命を賭した凶行。晴之の成功は、日陰に生まれ落ちた者たちの悲願に変わった。哀しみと期待を一身に背負い、悲壮な決意で道を切り開く晴之。そして、彼に対して深い理解を示しながらも執拗に追い詰めていく誠一郎。ついに二人が対峙した時、運命は優しく微笑むのか、それとも――。人が人として生きる意味を問う感動巨編、完結!
  • 真・天狼星 ゾディアック 全6冊合本版
    -
    新宿で発見された少女三人の死体は、血を抜き取られ、バラバラに継ぎ合わされていた。その東京ヴァンパイヤ事件同様の猟奇事件が日本各地で勃発。少女たちの間で秘かに流行する「ゾディアック・カード」との関連は? 謎のバンド「ゾディアック」のライブで何が!? 魔人シリウス復活の予感に、伊集院大介は戦慄する。ミュージカル・スターになった竜崎晶が次なる標的に!? そして宿敵との最終決戦に挑む、名探偵伊集院大介!
  • 生としての文学 高見順論
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高見順は生涯を通し、どのように文学を考え、その理論を深化させていったのだろうか。生涯と作品、思想を追うことで、高見順にとっての「文学」を問う。「最後の文士」と呼ばれた高見順の作家性に光をあてる書。
  • 書影手帖
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今東西の書物に自在に遊び、知られざる'50年代以後の古書籍研究情況を熱く語る、名随筆集。
  • 枕草子[能因本]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『枕草子』の言葉は鮮烈なきらめきを放つ。「三巻本」に比べて、いまでは入手しにくくなった学習院大学蔵「能因本」の本文と現代語訳を提供。解説・年表・関係系図・校訂付記・三巻本系統諸本逸文・栞(月報より)付き。
  • ささくれた心の滋養に、絵・音・言葉をほんの一滴
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 街にあふれる、絵画、芸能、詩、音楽で、人生を満喫する方法!死生をまたぐ大病で、少し早めの隠居生活を送る詩人が伝える、芸術鑑賞術。
  • あめつちの心
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伏見院は、高雅な広沢切の筆者であり、また近代的な京極派歌風と帝王ぶりの大らかさとを合わせよくした、超凡な歌人である。その歌をこよなく愛する著者の評釈は冴えわたり、巨峰伏見院の歌のみならず中世和歌の本質を知るための最短の道しるべとなっている。
  • 我身にたどる姫君(全)
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、旧禁裏御蔵書本を底本とし、尊経閣文庫蔵本と旧九条家蔵本とによって対校。校異を辿ると対校本文が復元できるよう、すべての差異を厳密に示した。伝本、成立、構成、主題、研究史、参考文献等を詳密に解説し、各句、和歌索引を付す。講読、演習に好適。
  • 地中海遊覧記(上)
    -
    トウェインを空前のベストセラー作家にしたアメリカの“お上りさん”の旅。豪華蒸気船に乗りジブラルタル海峡を渡り、フランス、イタリア、ギリシア、トルコ、パレスチナ、エジプト、スペインなど地中海沿岸を回遊した紀行文学の傑作。

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  • バージェス家の出来事
    4.3
    やり手の企業弁護士ジム。ばかにされながらもジムを慕う、温厚な弟ボブ。ニューヨークで暮らす二人のもとに、ある日、故郷のメイン州に残ったボブの双子スーザンから電話がかかってきた。スーザンは一人息子ザックが事件を起こしたと言い、助けを求める。久しぶりに生まれ育った町に帰ることになるジムとボブ。しかしそれをきっかけに、三人きょうだいの固まり切った関係は根底から揺るぎはじめる。/掲出の書影は底本のものです
  • 守備の極意(上)
    5.0
    ウェスティッシュ大学野球部の捕手マイク・シュウォーツは、痩せっぽちの高校生ヘンリーの守備練習に見とれていた。ますます強くなるコーチのノックを、この小柄な遊撃手は優美なグラブさばきで楽々と捕え、矢のような球を次々と一塁に送る。その一連の動きはまさに芸術品だった。「来年はどこの大学でプレーするんだ」と聞いた。「大学へは行かない」シュウォーツはにやりとした。「さて、そうかな」シュウォーツはようやく見つけたのだ。みずからの弱小チーム立て直しの切り札を―アメリカ文学界の新星が贈る、野球への愛にあふれる傑作小説。
  • 不平の中国文学史
    -
    1巻2,750円 (税込)
    日本の公務員試験もルーツは中国の科挙。20世紀初頭に廃止されるまで実に1400年間、王朝を支える高級官僚を選抜してきた。中国全土からの受験者はなんと300万人。何段階もの関門を勝ち抜いて選ばれるのは300人。1万分の1! 異常なまでに激しい戦いに敗れた連中は一生落伍者として生きねばならなかったのか? 彼らの不平不満が社会的混乱の原因とならなかったのはなぜか? 不合格とはいえ、そうそうたる知識人が敗北を受け入れた秘密を切り口に語る異色の文学史。
  • マーク・トウェイン新研究 夢と晩年のファンタジー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名作『ハックルベリィ・フィンの冒険』の「脱出のエピソード」から、後期に多数書かれた未完の作品、『ミステリアス・ストレンジャー44号』までの作品を通し、トウェインの「ファンタジーの世界」を今注目の研究者が初めて明かす。日本におけるトウェイン関係の詳細な文献目録付き。

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  • 赤道に沿って(上)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 事業に失敗したトウェインは借金返済のため一年間にわたる世界講演旅行に出かける。その訪問先はフィジー、オーストラリア、ニュージーランド、セイロン、インド、南アフリカである。好奇心旺盛な彼はここでも鋭い観察力を発揮する。本邦初訳。

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  • 西部放浪記 (上)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 トウェインが銀鉱採掘ブームにわく西部のネヴァダへ向け兄と共に出発するところから始まる本書は、カーソン、ヴァージニア、サンフランシスコ、ハワイと5年半にわたる旅で見た西部の自然と生活を文学者の眼で鋭く描く。本邦初の完訳。

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  • 王子と乞食
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史上実在の英国国王ヘンリー8世の死からその息子エドワード6世即位までの期間を背景に、人間の残酷さと優しさを、皇太子エドワードと少年トムを主人公に“とりかえばや物語”として描いた初の歴史小説。

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  • アメリカの爵位権主張者
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 産業社会が開花する19世紀末のアメリカ社会の混乱を鋭く体現した奇想天外な物語。『金メッキ時代』の15年後の2カ月間を描く本書は、空想癖のある爵位権主張者と、平等主義に憧れる英国の子爵との奇妙な出会いを描く傑作。本邦初訳。

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  • ハンス・カロッサ全集 第4巻 美しい惑いの年/学位授与/ミュンヒェンへの移住
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1次世界大戦に取材した文学のうち、『ルーマニア日記』をはじめ、その真摯な生き方の記録ともいえる文章で、人々に勇気と希望を与えてきたカロッサの作品を、初邦訳作も含め全篇新訳でおくる決定版全集。各作品には原則として、原注・訳注をあわせた後注を付し、さらに翻訳担当者による解説を付した。第4巻には、カロッサの幼年時代から青春時代を自伝的に描いた作品群の中から『美しい惑いの年』(相良憲一・濱中春共訳)と、二つの小品『学位授与』『ミュンヒェンへの移住』(相良憲一訳)を収録。

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  • アブドゥッラー物語
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 19世紀のマラッカに生まれ,白人たちのマレー語の教師として働いたマレー人の,マレー語による自伝。マラッカの変容,シンガポールの建設など,植民地の実態と西欧各国の植民地政策を記録。

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  • 大本神諭火の巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末に丹波の福知山に生まれ,大工の夫に先立たれて生活の辛酸をなめつくした出口ナオは,明治25年,突然神がかりとなり,神政による理想の平和世界の実現を説く。本書はその大本教義の真髄を伝える。本巻は,明治31年から同43年までの「筆先」。

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  • 義経記 1
    -
    1~2巻2,750~2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 義経を愛する「判官びいき」が育てた非運の英雄「義経」の物語。民衆のつくりあげた数多くの「義経」イメージの祖型と,その成立過程を解明する豊富な注を加えた現代語訳。第1巻は,巻一から巻四,物語の発端,義朝の都落ちから,頼朝に追われた義経の都落ちまで。巻末に解説を付す。

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  • 魏書釈老志
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 漢代に中国に伝来した仏教と,中国固有の民間宗教である道教の,6世紀にいたるまでの通史。中国中世の宗教史を知るうえでもっとも重要な文献。懇切丁寧な訳注に長文の解説を付す。

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  • 貞丈雑記 1
    -
    1~4巻2,750~3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 室町?江戸時代の武家社会のしきたりを集大成し,有職故実の古典とされる名著。生活の細部まで,手にとるようによみがえる。漢文部分を読み下すなど本文を読みやすくし,原本の体裁にそって挿図を収録。第1巻は,巻一から巻四まで。

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  • 菅江真澄遊覧記 1
    -
    1~5巻2,750~2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 天明3年(1783),30歳で故郷三河を出発し,信州から東北・北海道までを巡歴,後半生を旅に送り秋田で没した稀有な旅行者の記録。客観的で人間愛にみちた眼で常民の生活と民俗をつづる。各巻に内田による収録各編の解説を載せる。第1巻は,天明3年から5年,伊●路,姥捨山,越後,秋田,津軽,岩手などをめぐる7編。巻頭に「菅江真澄というひと」(内田),菅江真澄年表を収載。

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  • 中国の酒書
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 「何をもって憂を解かん,ただ杜康(酒)あるのみ」。中国の造酒史上もっとも詳細に醸造法を記した『北山酒経』と,酒に関する名物と故事を集めた『酒譜』。ともに宋代の酒書で,整ったテキストとしては中国最古のもの。

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  • 懲毖録
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 豊臣秀吉軍の侵入をうけた朝鮮は,現代,なお全土に爪痕をのこす惨禍に見舞われた。判断力を失った李朝要人と勝手気侭な明国軍の間にあって,局面打開の任にあたった著者の,苦悩の記録。

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  • 東洋における素朴主義の民族と文明主義の社会
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 東アジアの歴史の歩みを文明主義(漢民族)と素朴主義(遊牧民族)の相克としてとらえ,東アジア文明史をダイナミックに描いた著者会心の著。この書が対象とする時代(宋代まで)以降を論じた「東洋的近世」も併録。

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  • トルキスタンの再会
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 天津で結婚したオウエンとエリノアは,1927年の春,雪に埋もれた新疆の塔城で再会した。ウルムチ,トルファン,カシュガルをへてラダックのレーにいたる,楽しくも苦しい民族学的な新婚旅行記。

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  • ニーティサーラ
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 権力がなければ,弱肉強食の「魚の道理」が支配しよう__権力の本質,政治の基本原則に関する箴言にみち,マキアヴェリの『君主論』をはるかに凌駕するインド的戦略思考の古典。

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  • 入唐求法巡礼行記 1
    -
    1~2巻2,750~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 平安初期に入唐した天台宗の僧円仁の求法旅行記。10年にわたる苦難の記録は,9世紀なかば,武宗の仏教排撃(会昌の法難)の体験記としても名高い。足立喜六の遺稿に塩入良道が補注を加えた。第1巻は,出発から入唐,五台山にいたるまで。巻末に塩入の解説を付す。

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  • 抱朴子外篇 1
    -
    1~2巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 文章と徳行,貧窮と栄達,友人との交わり,人を見る目,博学のすすめ,酒のいましめ,などなど,中世中国の生活の知恵が縦横に語られる本書は,処世術の一大宝庫でもある。別に「内編」を本文庫(512)に収める。第1巻は,巻一から巻三十まで。

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  • 前野蘭化 1
    -
    1~3巻2,750~2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『ターヘル・アナトミア』の翻訳をリードして『解体新書』を実現した前野良沢(蘭化)を中心に,黎明期の蘭学にするどくせまる基本文献の復刊。第1巻は,『解体新書』以前の蘭学を見通し,青木昆陽と良沢のオランダ語学習と翻訳の過程を追う。

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  • 将門記 1
    -
    1~2巻2,750~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 10世紀半ば,関東一円を征服して「新皇」を称し,死後も英雄伝説の主人公として語り伝えられた平将門。その一代を述べ,史書としても初の軍記物として重要な作品に,詳細な注を付しておくる。第1巻は,戦いの発端から,将門が源経基に謀反の意ありと訴えられるまでの経緯。

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  • ミール狂恋詩集
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 冷淡な恋人に対する情熱的な求愛者の片想いを切々と詠む,インドの定型抒情詩ガザル。その澄んだ調べにのせて,中世インド最大の詩人ミールが狂おしいまでの恋心を歌う。

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  • 八代集 1
    -
    1~4巻2,750~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『古今集』から『新古今集』までの8つの勅撰和歌集。平安朝文学の精粋として,古来,日本文学の規範とされてきた。江戸時代の木版本を底本に,勅撰集相互,説話,歴史物語,歌学・歌論への引用を注記。第1巻は,『古今集』『後撰和歌集』。

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  • 遊歴雑記初編 1
    -
    1~2巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 19世紀前半,文化・文政期のころ,隠居の僧十方庵大浄敬順は携帯コンロと煎茶道具を携え,江戸内外の名所旧跡を訪ね歩いた。道行く人,道の草木,風の色をもふかい愛情でつづり,200年前の江戸を髣髴させる。第1巻は,上と中。

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  • ラーマーヤナ 1
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 賢明にして勇敢なラーマ王の活躍,理想の女性シーター王妃,恐ろしい人食い羅刹や魔物の出現,猿のハヌマト王の手柄話など,今なお人びとの間に生きつづけるインドの英雄伝説。初の原典完訳。第1巻は,少年の巻。解題を付す。

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  • 列子 1
    -
    1~2巻2,750~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 荘子に先だつ思想家,列禦寇に仮託された中国古代の一大説話集。原始道家の「道」の哲学を継承しながら,道家の哲学を幅ひろく展開する。神怪伝奇の虚構文学の先駆けをもなす。第1巻は,天瑞,黄帝,周穆王,仲尼。解題を付す。

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  • 魯迅「野草」全釈
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 激動する近代中国の社会を描いて同胞に覚醒をよびかけた魯迅。散文詩集「野草」は,その文学を凝縮し,作品世界を理解するうえで不可欠なものである。新たな訳に加え,テキストを丁寧に読みこんだ意欲的な注解をこころみる。

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  • ミリンダ王の問い 1
    -
    1~3巻2,750~3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 仏教は,ギリシア的論理をとり入れることによって,世界宗教としての普遍性を獲得した。紀元前2世紀のインドで,支配者たるギリシア人王と仏教長老の対話のかたちで語られる聖典。第1巻は,第2編第1章第2まで。中村元の解説を付す。

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  • ペルシア放浪記
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 貧窮と障害から身を起こし,トルコからテヘランをへて,ボハラ,サマルカンドへと大旅行をしたハンガリー出身の東洋学の鬼才の自伝。托鉢僧に身をやつした旅は,苦難にみち生命の危険におびえる惨憺たるものだった。

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  • 日本疾病史
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 呉秀三博士らとともに日本医学史の分野にはじめて鍬入れした著者が,『日本医学史』についで著した名著の覆刻。本書は,長いあいだ悪霊に悩みつづけた日本の民衆の苦難にみちた闘いの記録ともいえる。

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  • 日本雑事詩
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治10年,初代駐日公使の書記官として来日した著者が記した精細な日本研究と明治風俗誌。200項目余の詩と散文で構成された本書は,明治の日本を浮き彫りにする貴重な文献である。

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  • ナスレッディン・ホジャ物語
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中世トルコの奇知縦横のナスレッディン・ホジャは,イスラム文化圏の多くの笑話の主人公になっている。庶民的英知の持ち主としてもてはやされ,その実在に異説もある“トルコ版一休さん”の,故態をとどめる500余話。

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  • 徳川慶喜公伝 1
    -
    1~4巻2,750~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末・維新期の通史として最高水準にあるといわれる本書は,財界の大御所渋沢栄一が旧主の汚名をそそぐため明治26年に企画したもの。以後25年におよぶ歳月を費やして完成された。第1巻は,慶喜の誕生と幼児期について記す第1章から,安政の大獄にともなう隠居謹慎を解かれる第7章まで。巻末に解説を付す。

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  • 東方への私の旅
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 第一次世界大戦後のモロッコの反乱と中国の大革命は,その後の世界各地の民族運動に大きな衝撃を与えた。この渦中に飛び込んだアメリカの若いジャーナリスト,シーンが生き生きとつづる革命と革命家群像。

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  • 長安の春
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 詩に歌われ,栄華を誇った唐の都の物語。わが国東洋史学の泰斗石田博士の麗筆とふかい蘊蓄により,「詩」にまで高められた名随筆のかずかず。『唐史叢抄』その他に増訂をほどこして定本とした。

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  • 女大学集
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 貝原益軒の「女子を教ゆる法」(通称「女大学」)以降,それを論評・演繹するかたちで数多くの女子教訓書が出版され,それぞれの「婦人論」が唱えられた。そのなかから,福沢諭吉などによる10編を収める。

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  • お経様
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末尾張の農婦きのに,最高神如来様から遣わされた金毘羅様がついて語る。「諸人を済度させたいばかりに苦労するほどに,心に誠を持てよ,信心して成仏せよ」。100年以上も秘蔵されていた聖典を公開。

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  • 江戸参府紀行
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 文政6年(1823),長崎出島の医者として来日したジーボルトが,わが国文化史に残した足跡は大きい。本書は,同9年の江戸への旅を軸に,当時の風俗・地理を記した名著の口語新訳。

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  • 赤松則良半生談
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 長崎海軍伝習所に学び,咸臨丸で渡米,のち幕府最初の留学生として6年間オランダで造船術などを学んだ赤松則良。本書は,出生から幕府瓦解による帰国にいたる半生を語った赤松の談話を,嗣子の範一がまとめたもの。

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  • 中国民衆叛乱史 1
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    1~4巻2,772~3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国2000余年の歴史の真の主役は誰だったのか? 興亡をくり返す政府にひきかえ,自分たちの世界をみずからの手で築こうとした民衆叛乱こそ,中国の歴史を動かす原動力だった。第1巻は,秦から唐,陳勝・呉広の乱から黄巣の乱まで。
  • 大唐西域記 1
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    1~3巻2,772~3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 7世紀前半,唐の僧・玄奘三蔵はインドへの求法の旅にでて,苦難の末に大部の経典をたずさえ帰国する。その間,遊歴・伝聞する国は百数十。世界旅行記中の白眉と賞される書を,綿密な注釈で読む。第1巻は,ガンダーラまで。解説を付す。
  • 朝鮮旅行記
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀末のロシア人による朝鮮踏査報告5編をおさめる。社会構成,重大な政治事件から,悲惨な庶民の生活や農業事情にいたるまで,当時のようすがいきいきと描きだされる。
  • チベットの報告 1
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 18世紀初期,イエズス会のイタリア人宣教師デシデリは,十数年にわたる滞在ののち,チベットの自然,社会,宗教や伝道活動,旅の見聞について詳細な記録をのこした。2世紀をへて公刊された古典の本邦初訳。
  • 小さくも重要ないくつもの場面
    3.3
    いくつもの秘密は家族をどこへ連れていくのか 『マグヌス』で知られるフランスの著名な小説家が、互いの関係を模索する再構成家族の姿と秘密を詩的に描いた中篇小説。 幼い頃から母のいないリリは、赤ん坊の頃の自分の写真を見て、自分はいったいどこから来たのか、母はどこへなぜ行ってしまったのかと疑問を抱いてきた。父の再婚により、新たに四人の兄姉ができるが、継母ヴィヴィアンや異母兄姉との関係を模索しながらも心からは馴染めずにいた。 ある日、家族そろって出かけたピクニックで写真を撮るため、子どもたちはぎゅうぎゅうに身を寄せ合った。それが悲劇につながるとは知らずに……。 やがて兄姉たちがそれぞれの道に進んでいく一方、リリはどこへ向かえばいいのかわからず、左翼グループと共同生活をしてみたり彫刻に打ち込んでみたりするものの、どれも長続きせずさまよう。 タイトルが示すとおり、小さいがひとつひとつが何らかの働きや意味をもつ多くの出来事の連なりで構成されている。リリは愛する人を見つけ、自分の居場所にたどり着けるのか。知りたかった秘密は明らかになるのか。喪失を抱えながらも、時の重なりを感じ、自己や他者と向き合うことの尊さを静謐に描く。
  • 都風俗化粧伝
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 美しくありたいという女心は,いつの世にも変わらない。本書は美人になるための実用絵入り百科ともいうべき,江戸後期のファッション・ブック。ニキビ・ソバカスの手入れ,紅白粉のつけ方,髪型,かぶり物,等々。
  • 日本の茶書 1
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    1~2巻2,772~3,069円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめ薬として飲まれた茶は,やがてその風味を愛されて文人の間に流行し,「わび」文化の主役として彼らの思惟をふかめた。その多様な展開のあとを,諸文献によって再構成する。第1巻は,『喫茶養生記』『喫茶往来』『山上宗二記』『分類草人木』『古田織部伝書』『南方録(覚書)』を収録。巻頭に「茶書の歴史」(林屋)を付す。
  • 氷上旅日記[新装版]:ミュンヘン―パリを歩いて
    4.0
    「あのひとを死なせるわけにはいかない。ぼくが自分の足で歩いていけば助かるんだ」――重病の親友の快復を願かけて、ミュンヘンからパリへ向かい、雪と氷のなかを彷徨し、魂に呼応するような風景と忘れられたような人びとに出会う……。ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才が綴る孤高の幻視行。 最新作『歩いて見た世界』の監督による孤高の幻視行 鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督は、人間と自然の壮大なドラマをテーマにした映画で広く知られる。『アギーレ・神の怒り』『フィツカラルド』など初期の代表作から最新作『歩いて見た世界』まで、野心的な作品は高い評価を受け、数々の映画賞を受賞している。 一九七四年十一月、ヘルツォークはパリにいる友人の映画評論家ロッテ・アイスナーが重篤と知らされる。自分の足でパリまで歩いていけば、アイスナーの病は治る……と願をかけ、真冬のミュンヘンを発つところからこの日記は始まる。 痛む足をひきずりながら、死んだような小さな村をいくつも通り過ぎ、空き家に泊まり、田舎道を彷徨する。あるときは、自分がまだ人間の姿をしているのを確かめようとガソリンスタンドのトイレに駆け込む。やがて寒さに凍えるカラスを兄弟のような感情を抱くようになり、リンゴの実がすべて落ちるまで木を揺さぶった直後の静寂に、孤独と疲労が頂点に達する…… 研ぎ澄まされた感覚で、魂を震わすような自然に身を投じるヘルツォークならではの眼差し。極寒のなかをひたすら歩く真摯な姿と、狂おしいまでの思いが読者の心を打つだろう。
  • 中国昔話集1
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国の昔話、その広くて深い世界を総ざらいした待望の集成。ドイツの中国学者エーバーハルトが著した『中国昔話のタイプ』に基づき、編訳。第1巻には122話を収める。
  • 文芸東西南北
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    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今東西の文献を博捜し,ユニークな視点から明治・大正文学史を考証的に研究した“最後の文士”木村毅の代表作。泉鏡花,島崎藤村らの大家から,今や忘れ去られた小説家まで。
  • ブリス・モンタージュ
    4.0
    全米批評家協会賞受賞作品 本書は、中国出身の米国作家リン・マーの長篇『断絶』に続く第一短篇集。前作は、移民の女性が米国のミレニアル世代の一員として根無し草的な生活を送るなか、パンデミックとゾンビという物語形式を借りて、グローバル資本主義の制度に組み込まれた人生の虚無感、今世紀の米国社会の空気を巧みに切り取ってみせた。 同様に若い女性を主人公とする本書においても、移民にとっての「ホーム」はどこなのかという問いや、醒めた距離感を保つ一人称の語り口など、マーの作風は前作から連続している。ただし本書では、人間関係における暴力や、存在の孤独という、マーの中核的主題がより前景化され、人と時代に対する鋭い観察眼と、物語を組み立てていく手腕の凄みが際立っている。 本書の評価は非常に高く、〈全米批評家協会賞〉と〈ストーリー・プライズ〉を受賞、『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』では、「予測不可能な展開を見せ、読了後も心に残る」と評され、短篇の名手としてもマーの才能を確かなものとしている。「ロサンゼルス」「オフィスアワー」「明日」ほか、不可思議な語り口と冷徹な観察眼が冴える8編を収録。 [目次] ロサンゼルス オレンジ G イエティの愛の交わし方 戻ること オフィスアワー 北京ダック 明日 謝辞 訳者あとがき
  • 発禁本の世界
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治期から戦時下、当局の検閲にて発売頒布禁止の処分を受けた「発禁本」。その蒐集家として知られる城市郎のコレクションを開陳!
  • 名場面で愉しむ「源氏物語」
    4.0
    1巻2,772円 (税込)
    読み手によってさまざまな解釈の可能性を与える「源氏物語」。ひと癖、ふた癖……ひねった視点で読み解く安田流源氏本が登場!
  • 講談落語今昔譚
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 落語・講談の起源から人情噺の末路まで,実見にもとづいた珠玉のエピソードを交え自在の筆で語る,話芸についての日本初の通史。厳密な校訂・注記をほどこし,詳細な索引を付す。
  • 桂太郎自伝
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長州閥嫡流の軍人・政治家として生き,日英同盟・日露戦争・韓国併合を主導した桂は,ニコっと笑ってポンと相手の肩をたたくところから“ニコポン宰相”とよばれた。半生の叙述から,明治政界と人間桂の姿が浮かびあがる。
  • 中国の茶書
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『茶経』『茶録』『大観茶論』など,中国の代表的な茶書10種を翻訳し,詳細な注を付したもの。「茶」に関する基本書として,また日本の「茶道」の源泉を示すものとして,研究上欠かすことのできない史料。
  • 朝鮮奥地紀行 1
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    1~2巻2,772~2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『日本奥地紀行』(240)につづく,イサベラ・バードのアジア紀行第2弾。1894年の甲午農民戦争と,それをきっかけとする日清戦争__19世紀末の朝鮮の実態を直接見聞したイギリス女性の貴重な記録。 第1巻は, 第18章まで。
  • 東洋紀行 1
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者はオーストリアハンガリー帝国の軍人で地理学の研究者。上海・京都などの都市,アイヌの人びと,中国の餓死者の群れ,敦煌への旅の途上の景観など,19世紀後半のゆれ動くアジアが活写される。第1巻は,ボンベイ,カルカッタ,シンガポール,上海,京都,函館など。解説を付す。

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