作品一覧

  • バリ島物語 1 神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死
    完結
    5.0
    全5巻660~880円 (税込)
    代表作『神童』『マエストロ』等で文化庁メディア芸術祭優秀賞、手塚治虫文化賞を受賞した巨匠さそうあきらが、ヴィキイ・バウムの原作『バリ島物語』のコミカライズに挑みます。物語は、約百年前の神秘の島、バリで実際に起きた王国の悲劇をベースにしています。大地は花に満ち、男たち女たちはヒンズー教の敬虔さの世界に暮らし、踊り、農耕し、大自然の恩恵を浴びています。そんな中、中国の商船が沖合で難破したことがきっかけで、甚大な戦火に巻き込まれていきます。侵攻するオランダ軍、毅然と対峙するバドゥン王。王の親友であり踊りの名手、ラカ。心優しき主人公、パック。彼らは歴史の波に翻弄され、やがて大いなる死の行進、「ププタン」へと事態はエスカレート。果たして華やかで儚い王国の行方は…?今も観光地として絶大な人気を誇るバリに、このような美しくて悲しみに満ちた歴史があったことにきっと読む者たちは驚かれると思います。
  • バリ島物語
    5.0
    1巻3,520円 (税込)
    バリ島にはかつてバドゥンと呼ばれる王国があった……百年前のバリを詩情豊かに描き、一九三七年の刊行以来、静かな感動を与え続けている古典的名作の完訳。
  • バリ島物語 1 神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死

    Posted by ブクログ

    さそうあきら先生の世界観にとても合ってる。

    華やかで儚く でも生臭く
    踊りと農耕 大自然の恩恵 宗教への敬虔さ
    同じ歩みで進まぬ世界
    ちぐはぐなのに歯車は回っていくのが
    読み手にもジワジワと伝わってくるのに
    淡々とすすんでいくのが 怖いと言うか凄いと言うか。


    しかし 最後まで付き合えるかどうか…
    ある意味とても読み手を選ぶ作品ではないかと。
    正直なところ、この作品の凄さは解るが…って人のが多いのではないか。と思う。
    ちょっとドグラマグラみたいな作品。

    1
    2017年03月28日
  • バリ島物語

    Posted by ブクログ

    バリ人の笑みはこの悲劇に裏打ちされたものなのではないか?と汲んでしまうのは、たぶんいきすぎ。けれど、このストーリーに至極の滅びの美学のようなものを見た気がする。ひとところに心を決めて散り・去っていく者の姿は幾霜月を超えて光輝き続ける。

    0
    2009年10月04日
  • バリ島物語 4 神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死

    Posted by ブクログ

    やっぱりバリ島の人たちの独特な風習、考え方や言葉回しは理解できずにえ?今のどういうこと?ってことは所々あったものの、鶏を連れていかれたときのパックの絶望は痛いほど伝わってきた

    0
    2018年08月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!