作品一覧

  • 名ごりの夢
    完結
    4.8
    全1巻3,630円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 御典医の家に生まれた著者は,父の許に出入りした洋学者,福沢諭吉,神田孝平,箕作秋坪らの若き日の姿を思いだしながら,その言動を語る。維新前夜の生活と時代の変遷をみごとに伝える回想録。
  • 名ごりの夢
    -
    年中行事や芝居見物、福沢諭吉らの思い出から御維新の衝撃とその後の労苦まで、徳川家御殿医の家に生まれた娘が語る逝きし世の面影。
  • 名ごりの夢
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 御典医の家に生まれた著者は,父の許に出入りした洋学者,福沢諭吉,神田孝平,箕作秋坪らの若き日の姿を思いだしながら,その言動を語る。維新前夜の生活と時代の変遷をみごとに伝える回想録。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 名ごりの夢

    Posted by ブクログ

    幕末の御殿医桂川家に生まれた女性の体験談。
    若き日の福沢諭吉をはじめとする各藩から勉学の為派遣されてきた武士に幼い著者がしたいたずらや、洋行した諭吉から石鹸をもらい、包み紙を宝物として保管していたというほほえましい話の一方で、幕府の終焉に伴って幼いながらも自害の練習をしたという話もある。その後の人生も起伏の多いものだったようで、当時を知る貴重な記録。語りを文章に起こしたものだからだろうか、文章も非常に読みやすい。全般にからりと明るい印象の本である。

    0
    2021年03月28日
  • 名ごりの夢

    Posted by ブクログ

    佐賀藩士にハマって色々文献を読んでいた頃、某サイトで
    “江藤新平・大隈重信・副島種臣などが語られている”
    とりわけ“副島種臣に関する回想が多い”
    ということが書かれてあったので、興味を持って読んでみました。
    結果。この本買って良かった…!!
    幕末の佐賀藩士に関する名著の多くは今や絶版もしくは入手困難となっている。そんな中でこの本はまだ購入すること出来る数少ない名著の一つなのです。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    江戸幕府の奥医者で唯一の公認蘭方医であった桂川家という名門の家に生まれた 今泉(旧姓:桂川)みね という女性が語り手の回想録。昭和10年から約3年、80歳のみねの驚異

    0
    2017年09月20日
  • 名ごりの夢

    Posted by ブクログ

    幕府のオランダ流外科医の家に生まれたみねが、維新後に少女時代のことを振り返り孫らに語った内容を嫁が筆記して出版された本。江戸の雰囲気が生き生きと美しく臨場感あふれて語られています。本当に江戸時代を生きた女性の口から語られた言葉。たくさんの古文書をよんでもなかなか得られない生きた江戸の姿に感動しました。

    0
    2010年01月14日
  • 名ごりの夢

    Posted by ブクログ

    徳川将軍家の奥医師の娘から見た、幕末から明治にかけてのいろいろな人々や生活ぶりが、いかにも生き生きと語られている。特に、当時の隅田川は透き通るように美しかったという語りが印象的。

    0
    2021年10月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!