ユーザーレビュー 精神分析学入門I ジークムント・フロイト / 懸田克躬 非常に平易で、まさに「入門」という名にふさわしい。 このⅠで、錯誤行為および夢については把握できます。 あらゆる原因を無意識に還元するのは眉に唾をつけながら読むべきな気がするが、しかしその発想は面白く、まだあまり馴染みのない者としては新鮮。 当たり前でしょ、という内容と、突拍子もない飛躍した発想...続きを読むの落差が魅力的でした。 Posted by ブクログ 精神分析学入門II ジークムント・フロイト / 懸田克躬 前巻に比べるとやや内容がわかりにくくなっているが、とは言ってもあくまでも入門なので、さほど込み入っていないから問題なく読めるかと思います。 錯誤行為から夢、夢からノイローゼというふうに、つながりを持たせつつ題材を替えて論が展開されているので、始めから続けて読むことで段々と理解を深めることが出来るでし...続きを読むょう。 内容についていえば、ノイローゼについてよりもⅠで扱っていた夢の件の方が面白かったです。 このⅡだと、「不安」の講が興味深い。 不安の原初体験を〈出産行為〉に求めるというのは、そんなとこに求められてもたまんないなと思いつつ、いかにもフロイトらしい発想で面白い。 Posted by ブクログ 精神分析学入門II ジークムント・フロイト / 懸田克躬 下巻は「第三部 ノイローゼ総論」。上巻と比べるとわかりにくかった。第27,28講で語られる感情転移の話が面白そうだった。これを展開している本ってないかな。 Posted by ブクログ 精神分析学入門I ジークムント・フロイト / 懸田克躬 精神学者フロイトの考えをまとめたもの まぁ・・・雑学です。えぇ、使いませんが。自分自身を見つめるのに役に立つかも・・・? Posted by ブクログ 精神分析学入門I ジークムント・フロイト / 懸田克躬 フロイトの基本的主張がまとめられた本。冗長で内容が婉曲的なため読みにくいが、丁寧に読んでいけばよく理解できる。 フロイトの理論の要点はリビドの抑圧と発露にある。ここで無意識と自我が絡む。深層心理学を理解する上では避けて通れないロジックかと思う。 Posted by ブクログ 懸田克躬のレビューをもっと見る