谷昌親の作品一覧

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作品一覧

2014/07/18更新

ユーザーレビュー

  • 批評と臨床
    2010/9/14ジュンク堂で購入

    もはや愛さず、身を捧げず、取ることもしない。そのようにして自分自身の個人的な部分を救うのだ。というのも愛は個人的な部分ではなく、それは個人の魂ではないからだ。それはむしろ個人の魂を一つの自我にしてしまうものだ。ところが、自我というのは、与えるべき、あるいは取るべ...続きを読む
  • 批評と臨床
    村の隅々をあちこち探索してみても、「城」への入り口は一向に見えてこない。
    注の極小ポイントの活字が眼を射る。
    まるでカリンティ・フェレンツ『エペペ』の、未知の言語を使用する国に迷い込んでしまったブダイのようだ。
    あるいは、そもそも僕は最初から追放されてあるのだろうか?/

    カフカの『流刑地にて』の「...続きを読む
  • 批評と臨床
    総括して、まだまだ理解が及んでいない。全体像を理解してからまた読むことの必要性を感じている。しかし所々で自分にはなかった文学の見方、或いはそもそも世界に対する認識の視点を得ることができたと感じている。

    中でもお気に入りは「l prefer not to」というそれ。この文章によって全てが曖昧になる...続きを読む
  • 批評と臨床
    大きな前提をふまえて書かれている留保であったり拡張であったり別の可能性を提示する内容。なので、その前提への理解がないと正確なニュアンスを感じるのは難しい。が、その目指そうとする感じは難しいけど耳を傾けてしまう不思議な魅力がある。徐々に機会を見つけて読んでいきたい人かな。
  • 批評と臨床
    文庫で再読。
    改めてドゥルーズでさえラブクラフトを読んでいたのだなあと。数少ない哲学をした人の一人。

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