竹内照夫の作品一覧
「竹内照夫」の「四書五経」「四書五経」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「竹内照夫」の「四書五経」「四書五経」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
四書五経を勉強しようと思い、勉強を始める前にまずは入門書を読んでみました。
本書では、以下の順番でそれぞれに何が書いてあるかの概要がまとまっています。
書経、易経、礼記、詩経、春秋
論語、孟子、大学、中庸
また、中国や日本でどのように四書五経が歴史的に位置付けられてきたのかがありました。
これは、結構面白いです。
日本では、素読を通じて、幼少の頃から勉強されてきたとありましたが、四書五経の素読ってなかなかすごい勉強法だったんだなあと思いました。
実際に四書五経の勉強を始めて少し時間がたってから、この入門書の価値をいつか改めてレビューしてみようと思います。
Posted by ブクログ
四書五経の全体像を俯瞰できるところが良かった。『論語』ばかりが取り上げられることが多いが、それぞれ役割をもっており、全体で一つということがよく分かる。そもそも『大学』『中庸』は『礼記』の一篇だったことからもそれが分かる。
四書五経が日本、中国の思想史に与えた影響の章はなかなかの読み応えがあり、これだけで十分一冊の本にできるぐらいの内容があった。日中共にかなりの影響を受けているが、日本においては既に日本的な考え方がほぼ固まっているところに、朱子学、陽明学として四書五経の考え方が入ってきたこともあって、相当の影響は受けているものの、上手く受け流している印象がある。一方で中国は染まっているとい