大江健三郎全小説全解説

大江健三郎全小説全解説

小説・文芸
3,850円 (税込)

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新聞記者として長年大江健三郎を取材してきた著者による、わかりやすい大江健三郎入門書。『大江健三郎全小説』(全15巻)を通して書かれた解説を一冊にまとめる。大江健三郎全小説のあらすじから説き起こしつつ、個々の作品発表当時の文芸批評家による主要評論に言及、その作品がどのように受容されてきたかを論じる。またときに作家へのインタビューを引用しながら作品の意義を明らかにする。大江文学がどのように生まれ、どのように読まれ、さらにこれからどのような研究課題がありえるのかを総合的・俯瞰的に論じた大江評論の決定版。

目次
はじめに
よろしい、僕は地獄に行こう!
惨憺たる青年たち
封印は解かれ、ここから新たに始まる
復元された父の肖像
神話としての「個人的な体験」
知と懐かしさの容れ物として
ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
果てしなく多義的な偽史をめざす
アメリカの影が差す女性たち
予戒としての近未来SF
青年の夢想と酷たらしさ
世紀末に集中した「魂のこと」
再びの「カラマーゾフ万歳!」
永遠のモラリスト、伊丹十三
「晩年のスタイル」こそ苛烈に
大江健三郎年譜
『大江健三郎全小説』収録作リスト
文献一覧
索引

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    大江健三郎全小説全解説
  • タイトルID
    :
    844121
  • ページ数
    :
    528ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年09月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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    Posted by ブクログ

    大江作品が凄いのは勿論だが、全小説(「夜よゆるやかに歩め」は未収録だけど)を網羅・総覧できる、素晴らしい一冊本。
    しかも必要にして十分なあらすじと、時代の説明、同時代のリアクションから、2020年の今だからこその評まで。
    巨大な山脈の、微細なミニチュア模型。

    目次
    ◆はじめに
    ■第01章 よろしい、僕は地獄に行こう!
    奇妙な仕事/他人の足/死者の奢り/石膏マスク/偽証の時/動物倉庫/飼育/人間の羊/運搬/鳩/芽むしり仔撃ち/見るまえに跳べ/暗い川 おもい櫂/鳥/不意の唖/喝采/戦いの今日/部屋/われらの時代
    ──初期作品群その1
    ■第02章 惨憺たる青年たち
    ここより他の場所/共同生活/上機嫌/勇敢な兵士の弟/報復する青年/後退青年研究所/孤独な青年の休暇/遅れてきた青年/下降生活者
    ──初期作品群その2
    ■第03章 封印は解かれ、ここから新たに始まる
    セヴンティーン/政治少年死す──セヴンティーン第二部/幸福な若いギリアク人/不満足/ヴィリリテ/善き人間/叫び声/スパルタ教育/性的人間/大人向き/敬老週間/アトミック・エイジの守護神/ブラジル風のポルトガル語/犬の世界
    ──初期作品群その3
    ■第04章 復元された父の肖像
    走れ、走りつづけよ/生け贄男は必要か/狩猟で暮らしたわれらの先祖/核時代の森の隠遁者/父よ、あなたはどこへ行くのか?/われらの狂気を生き延びる道を教えよ/みずから我が涙をぬぐいたまう日/月の男(ムーン・マン)/水死
    ──父と天皇制
    ■第05章 神話としての「個人的な体験」
    空の怪物アグイー/個人的な体験/ピンチランナー調書/新しい人よ眼ざめよ(無垢の歌、経験の歌/怒りの大気に冷たい嬰児が立ち上がって/落ちる、落ちる、叫びながら……/蚤の幽霊/魂が星のように降って、跗骨のところへ/鎖につながれたる魂をして/新しい人よ眼ざめよ)
    ──共生
    ■第06章 知と懐かしさの容れ物として
    身がわり山羊の反撃/「芽むしり仔撃ち」裁判/揚げソーセージの食べ方/グル―ト島のレントゲン画法/見せるだけの拷問/メヒコの大抜け穴/もうひとり和泉式部が生まれた日/その山羊を野に/「罪のゆるし」のあお草/いかに木を殺すか/ベラックヮの十年/夢の師匠/宇宙大の「雨の木(レイン・ツリー)」/火をめぐらす鳥/「涙を流す人」の楡/僕が本当に若かった頃/マルゴ公妃のかくしつきスカート/茱萸(ぐみ)の木の教え・序
    ──中期傑作短・中編
    ■第07章 ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
    万延元年のフットボール/洪水はわが魂に及び
    ──ノーベル賞受賞をもたらした作品ほか
    ■第08章 果てしなく多義的な偽史をめざす
    M/Tと森のフシギの物語/同時代ゲーム
    ──森の神話
    ■第09章 アメリカの影が差す女性たち
    「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち(頭のいい「雨の木」/「雨の木」を聴く女たち/「雨の木」の首吊り男/さかさまに立つ「雨の木」/泳ぐ男――水の中の「雨の木」)/人生の親戚/静かな生活(静かな生活/この惑星の捨て子/案内人(ストーカー)/自動人形の悪夢/小説の悲しみ/家としての日記)/(美しいアナベル・リイ)臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ
    ──女性的なるものの力
    ■第10章 予戒としての近未来SF
    治療塔/治療塔惑星/二百年の子供
    ──時空を超えたSF的試み
    ■第11章 青年の夢想と酷たらしさ
    河馬に噛まれる(河馬に嚙まれる/「河馬の勇士」と愛らしいラベオ/「浅間山荘」のトリックスター /河馬の昇天/四万年前のタチアオイ/死に先だつ苦痛について/サンタクルスの「広島週間」/生の連鎖に働く河馬)/懐かしい年への手紙/キルプの軍団
    ──理想郷の建設・学生運動
    ■第12章 世紀末に集中した「魂のこと」
    燃えあがる緑の木(第一部 「救い主」が殴られるまで/第二部 揺れ動く〈ヴァシレーション〉/第三部 大いなる日に)
    ──魂の救済
    ■第13章 再びの「カラマーゾフ万歳!」
    宙返り
    ──神なき祈り
    ■第14章 永遠のモラリスト、伊丹十三
    日常生活の冒険/取り替え子(チェンジリング)/憂い顔の童子
    ──親しい友人の死
    ■第15章 「晩年のスタイル」こそ苛烈に
    さようなら、私の本よ!/晩年様式集(イン・レイト・スタイル)
    ──カタストロフ 3.11
    ◆大江健三郎年譜
    ◆『大江健三郎全小説』収録作リスト
    ◆文献一覧
    ◆索引

    (以下コピペ)
    新聞記者として長年大江健三郎を取材してきた著者による、わかりやすい大江健三郎入門書。
    『大江健三郎全小説』(全15巻)を通して書かれた解説を一冊にまとめる。
    大江健三郎全小説のあらすじから説き起こしつつ、個々の作品発表当時の文芸批評家による主要評論に言及、その作品がどのように受容されてきたかを論じる。
    またときに作家へのインタビューを引用しながら作品の意義を明らかにする。
    大江文学がどのように生まれ、どのように読まれ、さらにこれからどのような研究課題がありえるのかを総合的・俯瞰的に論じた大江評論の決定版。

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    2023年05月28日

大江健三郎全小説全解説 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    大江健三郎全小説全解説
  • タイトルID
    :
    844121
  • ページ数
    :
    528ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年09月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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