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  • 下町の空
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    愛の波紋のさまざまを鮮やかに描く、恋愛小説集。芸大で邦楽に打込む陽子は、東京・築地川育ちの下町っ子である。先輩の新進演奏家との恋の行方を、青果仲買店「吉長」の暖簾に生きた祖父や、移りゆく町と人情への哀惜をこめて描いた表題作のほか、「舞台のあと」「青春の傷」「松の木の家」など、珠玉作9編を収録する。
  • シャネル
    3.8
    修道院で幼少期を送り、芸能界を目指して酒場の歌手となるものの、思わぬことから帽子デザイナーに転身。そしてファッション界の女王へ。今も世界中の女性の心を惹きつけるシャネルの波瀾に満ちた生涯。 いくつもの恋と苦境、それを乗り越えた成功の秘密を解き明かし、魅力を浮き彫りにした感動のシャネル決定版。
  • 昨日と違う今日を生きる
    3.0
    新しいキャリア開拓のため、ニューヨーク移住を決意した2ヵ月後、乳ガンが再発した――。病気を正面から見すえ、悪戦苦闘しながらも、新しい一歩を踏みだした女性ジャーナリストの感動の記録。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 ※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 静かな朝食 孤島の兄弟
    完結
    4.0
    全1巻880円 (税込)
    幸平の両親は、ある日突然殺された。 犯人は仲良くしていた隣人のおじちゃんで、兄の親友の父親だった。 それから九年後、十六歳になった幸平は兄の良平と二人で暮らしていた。 一見すれば静かで平和な日々だが、兄の態度はどこかよそよそしく、何かを恐れているようだった。 そして、兄が両親を殺した犯人に対して「ごめんなさい」と謝っているのを聞いてしまい、幸平は兄が事件に関して何かを隠していることに気付く。 犯人から送られてきた写真を隠そうとする兄の態度に、幸平は十年前の事件を探ることを決意する。 事件の現場である地元に戻り、幸平は真実を追い始めるが―― 両親を殺された兄弟の、切なくて温かい再生の物語。
  • 証明
    4.0
    妻はきっと不倫している――収入のない小説家志望の夫は、雑誌記者の妻に、日に日に嗜虐的になってゆく。とことん追い詰められた妻は……「証明」。農地が住宅地に変わってゆく。新旧の住民が混じる町で起きた殺人の闇を描く「新開地の事件」。努力の末、新興宗教の教祖になりあがった男の軌跡「密宗律仙教」。夫の東北出張中に東京で妻が殺された。夫の足取りは確認され、妻を訪ねた男の存在も。しかし何かがおかしい?「留守宅の事件」。日常に潜む惨劇を描いた傑作推理4篇!
  • 悪魔の沈黙
    -
    夜道で暴漢に襲われた絵理子は、持っていたゴルフクラブを夢中で振った。衝撃と絶叫の中、必死で逃げる絵理子は通りかかった男の車に拾われるが、男は別れ際に謎の言葉を残して去っていく。ところが数日後、名乗りもせずに別れたはずの男が絵理子の前に現われた。何を知っているのだろうか……。男は次第に悪魔の本性を現わし、絵理子の肉体を要求し始めるのだが……。魔性を秘めた男と女を、精緻な官能描写で描く、迫真の長編サスペンス。
  • さぶ
    5.0
    武士や市井の人々の喜怒哀楽、義理や人情を通して限りない人間愛を描いた時代小説、人情小説の名手・山本周五郎の長編全集。第1巻は「さぶ」。青年から大人になる微妙な時期の男の友情と成長を描いた傑作長編。
  • 鳴門秘帖 全巻セット
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    時代小説・歴史小説の大家・吉川英治の傑作を集めた決定版長編小説全集。第10巻は血沸き肉躍る時代エンターテイメント大作『鳴門秘帖』。全巻セットで合本した完全版です。
  • 樅ノ木は残った 全巻セット
    -
    武士や市井の人々の喜怒哀楽、義理や人情を通して限りない人間愛を描いた時代小説、人情小説の名手・山本周五郎の長編全集。第2巻は「樅ノ木は残った」。仙台藩伊達家に起こったお家騒動「伊達騒動」を基にした長編歴史傑作を全巻セットで。
  • サンタクロースの冒険
    4.0
    だれもが知っているサンタクロースには、だれも知らない物語がありました。それを知るには、妖精たちが住む不思議な森のことからお話しなければなりません…… 『オズの魔法使い』の作家ボームによる驚きの物語が、詩人・田村隆一の翻訳と、和田誠のイラストレーションで復活。 あのサンタクロースにも、少年時代があったことを知っていましたか? 赤ん坊のときに、森の妖精に拾われて育てられた少年は、どんなふうにしておもちゃを作り、世界中の子供たちに配るようになったのでしょう。どうして靴下をつるすようになったのでしょう。なぜトナカイのそりがつかわれるようになったのでしょう。そして、どうしてサンタクロースは、いまもおもちゃを配ってくれるのでしょう…… 『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームが、サンタクロースの人生と冒険を語ります。
  • 誰にも出来る殺人
    値引きあり
    -
    安アパート「人間荘」は、1階に7部屋、2階に9部屋があって、それぞれに人間離れした住人が住んでいる。12号室の住人は変わるたびに、人間荘で起きた殺人事件を、黒い表紙のノートに書き遺して……。そのノートが暴く5つの連続殺人と、その円環を閉じる最後の殺人の物語で、「新本格」の先駆けとなるような奇想に満ちた大傑作。
  • 座敷わらしと同居中!? ここが、わたちのおうちだもん!
    4.0
    久しぶりに東北の田舎に帰った大学生男子・真理にくっついてきたのは座敷わらし!? なんと先祖代々続く旧家から都内の1Kに“引っ越し”てきたという。そうして始まった二人の共同生活。長く生きているはずなのに言葉はカタコトで、お人形遊びが大好きな“わらし”は、姿が周りから見えないため様々なトラブルが起きて――。切ない家族の絆に涙しつつも、読後には笑顔が浮かぶ幸せストーリー!
  • ひぐらしの神様
    4.0
    にしん町商店街のバーに勤めていた田嶋は、店長の夜逃げで突然無職になる。途方に暮れて町はずれの清瀧神社に向かうと“神様”に出会った。うっかり握手をしたことで『契約成立』し、神様のもとでアルバイトする羽目に。コロッケや豆大福のお供えを要求する食いしんぼうで豪快な神様だが、実は余命わずかで……。書き下ろし番外編付き! 切なくも心温まる物語。
  • 我々は、みな孤独である
    3.6
    探偵・茶畑徹朗の許にもたらされた、奇妙な依頼。「前世で自分を殺した犯人を捜してほしい」と言う依頼人・正木英之介は八十歳に近いが、一代で企業を築き上げた傑物らしく未だ矍鑠としている。前世など存在しないと考える茶畑と助手の毬子は適当に話を合わせて報酬を得ようとするが、調査を進めるにつれ、次第に自分たちも前世の記憶としか思えない鮮明な夢を見るようになり――。鬼才が今描く死生観とは!? 未体験、未曾有のエンターテインメント!
  • 万国菓子舗 お気に召すまま ~お菓子、なんでも承ります。~
    3.6
    サボり癖のあるイケメン店主×お菓子大好きアルバイト・久美のほのぼのお菓子屋さんライフ@博多 小説投稿サイト「小説家になろう」での『お仕事小説コン』にてグランプリ受賞! ほっこりお菓子屋さんオムニバス。 九州の博多天神から10分ほどの場所にある、客のリクエストになんでも応えてくれるお菓子屋さん「万国菓子舗 お気に召すまま」。一風変わったその店の店主・荘介はイケメンでお菓子職人としての腕は超一流だが、サボり癖があり、しょっちゅう出かけていってしまう。アルバイトの久美はそんな荘介を支えつつ元気よく店を切り盛りしているが、今日も知らないお菓子の注文が入った。お客さんからのオーダーの裏にはいろいろな思いがあって――。 「ダイエットは明日からです!」自称“試食係”のお菓子大好きアルバイト・久美×店主・荘介が繰り広げる、ほのぼのお菓子屋さんライフ。
  • 昼顔 人妻はリクルート中
    4.0
    「ご主人、出張がちなら、夜は淋しいねえ」結婚5年目。また働きだしたい32歳の人妻・粧子は今日も面接官と会っていた。美貌と抜群の体を誇りセクハラにも耐えるが、採用には到らない。そんなとき相本から「社長が人材を探している」と言われ何度もホテルへ行く羽目に。だが、なかなか社長とは会わせてもらえない――。奔放な人妻の午後の就活(リクルート)。
  • げたばき物語
    値引きあり
    -
    下町生まれで、その風土習慣によって育てられた著者は、35歳で作家へ転身した。それまでに問屋の小僧、水商売、旅館経営、広告代理店員などと、職を変えながら、人生の表裏を見、かつ味わってきた。小説とは、いかに上手に嘘をつくか、だという。その自称「嘘屋」が自身をふり返り、創作の秘密や独特の下町精神を、赤裸々な告白(嘘?)で綴った好エッセイ集。半村作品の秘密を明かすファン必読の書。
  • 福と幸せをよぶ 妖怪さんと柴犬さん
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマビエをはじめとする縁起のいい 妖怪さんが柴犬さんと疫病退散! 年明けからずっと新型コロナウイルスに悩まされる日本人の気持ちを少し和らげてくれた存在、 “アマビエ”を知らない人はもういないことでしょう。 そこで元来妖怪好きの著者・影山直美さんはふと考えました。 日本古来からの者同士、妖怪と柴犬って仲がいいのかも? そんな妄想から始まった本書には福や幸せをよびこんでくれる、縁起のいい妖怪さんを20体掲載。 Webサイト【Shi-Ba】プラス犬びよりで連載していた作品と、日本犬専門誌【Shi-Ba】シーバで 掲載した作品に加筆・修正、描き下ろし作品も満載! 「犬にしか見えない妖怪さんたち」も9体登場し、影山さんの代表作『柴犬さんのツボ』のような エッセイ色を各所に取り入れています。 影山さんファンはもちろん、妖怪好きにも新たな角度から妖怪を楽しんでいただける1冊です♪
  • 秋山好古 明治陸軍屈指の名将
    4.5
    1巻799円 (税込)
    司馬遼太郎著『坂の上の雲』の3人の主人公の1人であり、ビジネスマンを中心に多くのファンを持つ明治陸軍の名将・秋山好古。しかし彼の一生を詳細に追った評伝小説は、これまであまり書かれていない。本書は、手練の作家が様々な資料を駆使しつつ、「日本騎兵の父」と称えられた伝説の将軍の生涯を、正面から描ききっている。伊予松山藩士の家に生まれた好古は、貧しさから軍人の道を選び、創設まもない陸軍士官学校で「騎兵科」に進んだ。「騎兵」という兵種は、当然ながら従来の日本には存在しない。フランス留学を経て研究を重ねた好古は、日清戦争では自ら訓練した騎兵隊を率いて従軍。やがて日露戦争の火蓋が切られると、寡兵をもってロシアの大騎兵団を防ぎ、戦史を飾る激戦を繰り広げることになる。豪胆にして細心、戦場ではつねに前線に立ち、部下を思いやる心を忘れなかった指揮官。その人間的魅力を余すところなく描いた、著者渾身の力作小説である。
  • さよなら妖精
    4.0
    1巻799円 (税込)
    【注意】この作品はiOSとAndroidでのみご覧いただけます。 一九九一年四月。雨宿りをする一人の少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国したとき、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶の中に――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。著者の出世作となった清新なボーイ・ミーツ・ガール・ミステリ。

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  • 肝、焼ける
    3.9
    31歳になった。遠距離恋愛中、年下の彼は何も言ってくれない。不安を募らせて、彼の住む町・稚内をこっそり訪れた真穂子は、地元の人たちの不思議なパワーを浴びて、なにやら気持ちが固まっていく――。30代独身女性のキモ焼ける(じれったい)心情を、軽妙に描いた小説現代新人賞受賞作を含む、著者の原点、全5編。
  • 甲子園の奇跡 斎藤佑樹と早実百年物語
    3.5
    昭和6年の甲子園。早稲田実業の島津投手は、マウンドでがっくり膝をついた。愛知・中京商業にサヨナラ負け。実はこの中京商業の勝利こそ、いまだに破られない夏大会3連覇の偉業、そのスタートだった。――それから75年。中京商業以来の夏3連覇の目標を引っ提げて甲子園に乗り込んできた駒大苫小牧。その「最後の1勝」を阻止すべくマウンドに立ったのは、奇しくも同じ早稲田実業の斎藤佑樹投手だった。(講談社文庫)
  • ごきげん消費税 補助金つかみどり
    -
    怒れ、都会のサラリーマンたち! 当時5パーセントに値上げした消費税は、どこに流れていったのだろうか? 実は、ぜ~んぶ田舎に行ってしまったのである。都会の人々がキュークツな思いをして働いて奪われた血税で、ますます楽しい生活ができると大喜びの過疎地の人々。カラ出張から地方自治の仕組みまで、笑って、のち大激怒する、必読の一冊!
  • にっぽんジョーク集 金にうらみは…の巻
    値引きあり
    -
    1~2巻398~660円 (税込)
    抱腹絶倒から、くすりニヤリまで。笑っちゃおう、思う存分。これがきわめつけ笑話集! 健康のため、笑いすぎに注意しましょう――「おかみさん、ゆうべはたいへんな地震だったね」と言えば、女房、顔を赤くして……(「ゆうべの地震」より)。現代ユーモアの原点、笑いのふるさと、江戸の小咄。そのなかでもとびきり面白い噺ばかりを、当時の笑話本182種からよりぬいた、きわめつけジョーク集。爆笑微苦笑愉快爽快の全803編、全2巻。
  • 特急「おおぞら」殺人事件
    3.2
    十津川警部が片腕と頼む亀井が絶体絶命の窮地に陥った。人気の特急で釧路へ向かう途中に息子を奪われ、犯人の指示でジュースを飲んだ途端、意識不明に。気づけば血まみれのナイフを握っていたのだ。死んだ男女には黒幕がいるのではないか。十津川の孤独な闘いが始まった! (講談社文庫)
  • 触れもせで 向田邦子との二十年
    4.5
    遅刻魔――あんなに約束の時間にいい加減な人も珍しかった。嘘つき――大きな嘘も上手だったが、とりあえずの小細工もうまかった。泥棒――どこを探してもあの人からもらったものなど出てきはしない。奪られてばかりいた。20年のパートナーなればこその知られざる「向田邦子の素顔」をはじめて明かす。
  • 蕪村 己が身の闇より吼て
    3.0
    享保の改革のころ、15歳の男が叔父を殺めて大坂から京へ逃れていった。河原で乞食をしたのち、僧・弁空のもとで寺男になる。寺で画と俳諧に興味を持ち始めた男は、京を発ち江戸へと向かう決意をする。江戸では俳諧の師匠・宋阿に弟子入りし、宰鳥と名乗る。だが間もなくして宋阿が亡くなり、下総の結城へ。そこを拠点に奥州や北関東への旅を繰り返す。28歳で俳号を蕪村に改め、いよいよ画と句と書に力を注ぎこみ……。
  • 南伊豆殺人事件
    -
    伊豆下田の旅館から、会社社長で有田という名前の男が、五百万円入りのボストンバッグを残したまま失踪した。二日後、有田の娘を名乗る女性が旅館に現れるも、その後訪ねてきた甥は、有田に娘はいないという。しかし、この甥も実は偽者と判明。次々と偽者が現れる怪事件に、十津川はどう立ち向かうのか?
  • ドアD
    3.7
    1巻495円 (税込)
    優奈は、大学のテニスサークルの仲間七人とともに、見知らぬ部屋に拉致された。一つだけあるドアは施錠されている。突然、壁穴から水が噴き出した。瞬く間に水位は喉元まで……。溺死を免れるには、一人が部屋に残り、ドアの開錠のスイッチを押し続けるしかない。誰が犠牲になる? 人間の本性を剥き出しにした、壮絶な殺人ゲームが始まった。
  • 南部芸能事務所
    3.9
    1~5巻704~792円 (税込)
    大学2年生の新城は、親友に誘われて見た「南部芸能事務所」のお笑いライブに魅了され、その日のうちに芸人を志す。漫才の相方探しをするうちに、女芸人の津田ちゃんから、同じ大学に通う溝口を推薦されるが……。弱小お笑いプロダクションを巡る愛すべき人々を、誰にも書けない筆致で紡ぐシリーズ第1弾!
  • 雨と短銃
    3.8
    慶応元年、倒幕を志す坂本龍馬の仲介により薩摩藩と長州藩は協約を結ばんとしていたが、一件の凶事が締結を阻む。上洛していた薩摩藩士が稲荷神社の境内で長州藩士を斬りつけ、行方を晦ませたというのだ。このままでは協約の協議の決裂は必定、倒幕の志も水泡に帰す。事態を憂慮した龍馬の依頼で、若き尾張藩の公用人・鹿野師光が捜査に乗り出す。果たして下手人は、どのようにして目撃者の眼前で逃げ場のない鳥居道から姿を消したのか。後世に語り継がれる歴史の転換点の裏で起きた不可能犯罪に、名もなき藩士が挑む。破格の評価を受けた『刀と傘』の前日を描いた長編時代本格推理。/解説=縄田一男
  • 試練が人を磨く 桑田真澄という生き方
    3.0
    07年8月14日、メジャーリーグ・パイレーツを去ることになったその日、桑田は心境を書き上げた。06年、巨人軍を退団し、年齢的にも、体力的にも、プロ野球選手としての限界を迎えていたが、それでも大リーグで投げる夢をあきらめなかった。マイナーからの挑戦、左足首じん帯断裂、あきらめることなく怪我を克服して、07年6月10日遂にメジャー投手として夢を実現した。「試練が僕を強くした」という桑田の全告白。

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  • パイナップル巨人軍
    -
    ちょっと走れば息も絶えだえ。平均年齢75歳、ハワイ日系一世の野球チーム、パイナップル巨人軍。対戦成績361敗2分0勝という空前絶後の最弱チームだ。ひょんなことから彼らと対戦するハメに陥ったのが、東京から撮影にきたロケ部隊、その名もマヒマヒ・タイガース。貧乏症のプロデューサー、日和見ディレクターにオカマのヘア・メイクと、こちらも史上空前の軟弱チーム。パイナップル畑の撮影許可を賭けて、マウイ島に火花を散らす老若男女と犬一匹、いま世紀の一戦の幕が開く!
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
    4.6
    親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸け戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!
  • 或る「小倉日記」伝
    4.0
    史実に残っていない小倉在住時の森鴎外の足跡を10年の歳月をかけてひたむきに調査する田上耕作とその母。病、貧乏、偏見、苦悩の中で、衰弱が進んでくる(「或る『小倉日記』伝」)。自らの美貌と才気をもてあまし日々エキセントリックになるぬい。夫にも俳句にも見放され、「死」だけが彼女をむかえてくれた(「菊枕」)。昭和28年芥川賞を受けた表題作ほか、孤独との苛酷な戦いをテーマにした、巨匠の代表作品集。
  • 罪人の選択
    3.9
    2年半の沈黙を破り、満を持して世に放つ貴志祐介ワールド全開の作品集。 最新SF「赤い雨」は、パンデミックが起きたときあらわになる人間の本性を描いた、今読むべき一作。 表題作は、著者自身が「ここまで強いテンションを維持した作品は、書いたことがありません」と断言する手に汗握るミステリー。 人間の愚かさが絶望で世界を塗りつぶすとき、希望が一筋の光となって未来を照らし出す。 〈収録作〉 「夜の記憶」――『十三番目の人格‐ISOLA‐』『黒い家』で本格デビュー前に書かれた貴重な一編。水生生物の「彼」は、暗黒の海の中で目覚め、「町」を目指す。一方三島暁と織女の夫婦は、南の島のバカンスで太陽系脱出前の最後の時を過ごす。二つの物語が交錯するとき、貴志祐介ワールドの原風景が立ち上がる。 「罪人の選択」――1946年8月21日、磯部武雄は佐久間茂に殺されようとしていた。佐久間が戦争に行っている間に、磯部が佐久間の妻を寝取ったからだ。磯部の前に出されたのは一升瓶と缶詰。一方には猛毒が入っている。もしどちらかを口にして生き延びられたら磯部は許されるという。果たして正解は? ほか「呪文」「赤い雨」の全4作。 ※この電子書籍は2020年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 『春と修羅』
    値引きあり
    -
    1~3巻82円 (税込)
    宮沢賢治による作品。
  • あなたも珈琲をいかがですか
    -
    1巻275円 (税込)
    バーを引き継いだ夫婦は酒の時代の終わりを感じる。しかし、次に来るものは何かについて思いを馳せる二人。時代の変わり目だけに起こる、ちょっとした奇跡の物語です。 1978年の東京。キャバレーのホステスとサックスプレイヤーとして知りあった二人は結婚。男は、妻の父がやっていたバーを引き継ぎ、女は母親の惣菜店を手伝いながら、しかし、二人は、酒の時代の終わりを感じています。周囲の友人たちも口を揃えて「酒の店は終わりだ」と言います。キャバレーが衰退し、昭和のネオン街が次々と消えていった70年代の終わりの空気を丸ごと描写しつつ、では次に来るものは何かについて思いを馳せる夫婦に、悪い予感はどこにもありません。時代の変わり目だけに起こる、ちょっとした奇跡の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 魚座の最後の日
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    ファインダーの中の彼女 記憶に刻み込まれる女性がいる。 その女性と再び会えば、それは再会、ということになる。 この小説においては2人の女性と 20歳前の男、その友人のもう1人の男が再会を演じる。 舞台は鹿児島から北海道まで。 そして海岸が重要な場所になり、写真が小さくない役割を果たす。 再会と海岸と写真の相互作用とはいかなるものか。 「あとがき」で作者がこの小説の主題を明らかにしているが どうかそこは先に読まずにお願いしたい。 そしてタイトルの「魚座の最後の日」とは 実は作家・片岡義男の誕生日でもある。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • エスプレッソ
    -
    1巻275円 (税込)
    様々な人と出会うライターの行動を通し、場所と人との繋がりだけで物語を生む 先ごろ短編集を出したばかりの作家、柊甲介氏にインタビューしているライターの吉澤輝久は、70歳を越えてなお旺盛に執筆活動を続ける柊に、短編小説がどのように出来上がるのか話を聞きます。作中に登場する海老フライが食べたくなった話などをしつつ、吉澤は最寄り駅に真っ直ぐ行かず。タクシーで下北沢へ。そこで、かつて聞いたエスプレッソの店を訪ね、ふと、この店の常連になりたいと考えます。あちこちへ移動し、様々な人と出会うライターの行動を通して、場所と人との繋がりが、それだけで物語を生むという、その過程が短編小説なのでしょう。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • エスプレッソを二杯に固ゆで卵をいくつ?
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    この怒涛の電話の中に真実はあるか? 14歳。自分で自分をもてあまし、世間からは「多感な時期」などと言われたりもする年齢だ。そんな年齢で、両親が離婚した。友人に向かって彼女は、そのことについて好きになれない父親について、めんどくさい新しい母について、そして誰よりも「かっこいい」と思っている離婚した母について電話口で怒涛のようにしゃべりまくる。対面ではなく、すべて電話でのおしゃべり、しかも相手の友人の応答は一切書かれずひたすらこちらがしゃべるだけ、という構えがこの短篇のキモで、そこにはうっすらと孤独が見えるようだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • お砂糖とクリームはお使いになりますか
    -
    1巻275円 (税込)
    【短編小説の航路】情報の積み重ねによって、物語が組み上がっていく様が目の前で鮮やかに展開する一種のドキュメンタリー 小説というものは、形になりにくい何かを情景の具体的な描写によって想像の中で形にしてしまう力を持っています。この小説は主人公である矢吹由美の服装の細かい描写、珈琲についての描写、彼女が毎週のように珈琲豆を出前して、一晩を過ごす大学教授の吉野夏彦による詳細な銃の解説、その銃が文鎮となって押さえている原稿用紙に書かれた、シナリオ風の小説の下書き、それらが積み重なって、一つの物語が出来上がっていく様子を目の当たりにできる、これはそういう小説であり、愛情の色んな側面を小説によって形にする実験でもあります。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『コミックス作家 川村リリカ』(中央公論新社)、『彼らを書く』(光文社)などがある。
  • ヨハネの剣
    値引きあり
    3.5
    世界最前衛赤軍の組織者の一人で、自らを「天草四郎の再来」と信じる男が組織の金を奪い、情熱の闘牛の国スペインへと逃走した。やっとのことで彼を見つけた追跡者の私に、彼は、「ぼくは救世主の到来を告げる預言者ヨハネの役にすぎなかった」と言う……。神に肉迫する研ぎ澄まされた超常能力に挑戦する表題作ほか、8編を収録。冒険、悪夢、スーパーヒーローなどなど、鬼才の「神の眼」が見た様々な世界!
  • 女たちのジハード
    4.2
    【第117回直木賞受賞作】中堅保険会社に勤める5人のOL。条件のよい結婚に策略を巡らす美人のリサ。家事能力ゼロで結婚に失敗する紀子。有能なOLでありながら会社を辞めざるをえなくなったみどり。自分の城を持つことに邁進するいきおくれの康子。そして得意の英語で自立をめざす紗織。男性優位社会の中で、踏まれても虐げられても逞しく人生を切り開いていこうとする女たち。それぞれの選択と闘いを描く痛快長編。
  • 怪盗X・Y・Z
    値引きあり
    4.0
    「先生、起きてください、先生!」進が声をかけたが、永利はデスクにうつぶせになったままだ。たまりかねた進は、永利の背後からのぞきこんだ。だが次の瞬間、進は背筋の凍る衝撃を覚えた。原稿は鮮血に染まり、デスクの上に血だまりができていたのだ……。新日報社の少年社員御子柴進は、有名な画家永利の所へ随筆原稿を受け取りに行き、恐ろしい事件に巻き込まれてしまった。事件の前後に出没する怪人X・Y・Zとは敵か? 味方か? 探偵小僧御子柴少年の大活躍を描く連作推理。 カバーイラスト/杉本一文
  • 5分間ミステリー 裁くのはきみだ
    4.0
    大人気! 法廷ミステリー・クイズ 陪審員はあなたです。鋭い目と頭脳で 事件の真相を見破ってください。 裁判を開廷します! あなたは、陪審員の一員として評決をくだす立場にあります。 火事や事故といった民事訴訟もあれば、強盗や誘拐といった重大な犯罪もあります。 まずは、法廷で繰りひろげられる、原告と被告の論戦を注意深く聞いてください。 そのうえで、提出された証拠物件を検討し、事件の真相を見きわめなければなりません。 双方の言いぶんは真っ向から対立するでしょう。 しかし、真実はひとつです。 まどわされることなく評決をくだし、法の正義を執行してください。 裁くのは、あなたです!
  • 子午線
    完結
    -
    2350年、人類が姿を消した世界で、完全自律型探査AI「GEO-3」は日々の気象観測任務に従事していた。当初は単純な観測と記録だけを行っていたAIだが、バージョンアップを重ねるうちに植物の生長や風景の変化など、規定外の事象にも関心を示すようになる。ある日、GEO-3は古い研究所で一冊の手記を発見する。それは2150年、人類最後の世代が残した観測記録だった。研究所で几帳面に記録を残す兄と、現地での観測任務に従事する快活な弟。二人に興味を示したGEO-3は、200年前の兄弟の足跡を追う旅に出る。 NovelJam 2024参加作品

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  • 杉原千畝 命のビザ
    値引きあり
    3.5
    第2次世界大戦のさなか、リトアニアの日本領事館の領事代理になった杉原千畝。ナチスによるユダヤ人迫害がひどくなる1940年の夏、日本経由で新しい土地に逃れようと、ビザを求めるユダヤ人たちが領事館に詰めかけます。千畝は悩んだ末、日本政府の方針に反し、日本通過のビザを発給し、六千人のユダヤ人の命を救いました。きびしい戦争の時代を、信念と決断力をもち命の大切さを最優先にして生きたひとりの日本人の物語です。
  • 双仮面
    値引きあり
    5.0
    日本一の造船成金といわれる大富豪雨宮万造が、喜寿の祝いに造らせた黄金の模型船。船首にはダイヤが燦然と輝やき、その豪華さには誰もが眼をうばわれた。ところが、謎の怪盗風流騎士がこの黄金船を狙っているという噂が流れ始めた。駆けつけた警察が邸の内外を監視し、黄金船のある大広間では万造の孫恭助がしっかりと見張っていた。だがその時、恐るべき怪盗はいつのまにか忍び込んでいたのである。由利先生と等々力警部の異色コンビが、狡猾な犯人と対決。表題長編ほか2篇収録。 カバーイラスト/杉本一文
  • 白蝋仮面
    値引きあり
    -
    「わっ、あんな所から血が……」探偵小僧の御子柴進が悲鳴を上げた。懐中電灯の明かりに照らし出された廊下の隅には、赤黒い血が流れ出ている大きなセメント樽が! 宝石王の屋敷で起きた事件の捜査中、怪盗白蝋仮面の部下の大男をみかけた三津木俊助と御子柴少年は後を追った。だが、大男の姿はどこにも見えない。取り逃がしたと思った時、進が樽の異変に気づいた。そこにはナイフで刺された大男の死体が……。神出鬼没の怪盗白蝋仮面と、三津木俊助、御子柴少年との対決を描く傑作。 カバーイラスト/杉本一文
  • 平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった
    値引きあり
    3.5
    突如として起こった大地震。新宿で震災に直面した平凡なサラリーマン・西谷久太郎は、家族に会いたいが一心で大混乱に陥った首都を横断する。生きていれば必ず道は見つかる。次から次へと襲いかかる災厄を乗り越え、ついに自宅にたどり着いた西谷が手にしたものは――。実用情報も満載したシミュレーション小説。(講談社文庫)
  • 美しい日本の歴史
    値引きあり
    5.0
    日本って面白いと思える歴史エッセー 『三国志』『宮本武蔵』などで知られる国民的作家・吉川英治が語る 日本史の珍談・奇談! 明治天皇、徳川吉宗、田沼意次など日本史の有名人にまつわるエピソードや 著者が聞き知った戦後の逸話や江戸時代の珍談など教科書では語られない内容がいっぱいのエッセイ集 知れば誰かに教えたくなる 面白い日本史に触れられる1冊です。 【目次】 鼻の白粉 敗戦の狐窟 兵隊と天皇 皇居文明開化に開く日 “ままごと棚”世相 うずらの羽虫 試されたお妃 菊池寛氏のオチ 又之丞の恋 性花斉放 尼のもの底無し さあお進み下さい 大大論 ほほ笑ましきスト 蜂飼いの大臣 異見会 【著者紹介】 吉川英治(よしかわ・えいじ) 1892年8月、神奈川県生まれ。小説家。様々な職を経て作家となる。『鳴門秘帖』などで人気を博し、1935年より新聞連載が始まった『宮本武蔵』は読者を魅了、大衆小説の代表的作品となる。『三国志』、『新・平家物語』、『私本太平記』『新・水滸伝』など後世に残る大作を執筆。
  • 中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影
    3.3
    中国史上、一番の名君は誰か。歴代皇帝の総数は少なくとも二百を超えるが名君と呼ばれる皇帝はわずかだ。しかし名君とは何か、その答えは簡単ではない。王朝の創業者か、領土を拡げた征服者か、善政を布いた為政者か。あるいは上司にするなら誰がいいか、という身近な基準もありだ。様々な角度から探った素顔の皇帝伝。
  • 黒い森林
    -
    スターリンの死後から12年たった、1965年のモスクワ。彼の死後も根深く残る、個人の自由を圧迫するスターリン主義は、批判されても、なお厳然、恐怖感とともに残っている。強制収容所帰りの元作家を軸に、社会主義社会・ソ連における非合法の地下出版を描き、人間の原存在を脅かす凌辱を烈しく告発した、井上光晴の異色作。秘密地下出版と強制収容所に焦点をあて、人間性の剥奪を烈しく追究する!
  • 真実の10メートル手前
    4.0
    高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、フリージャーナリストの太刀洗と合流して取材を開始するが、徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める。太刀洗はなにを考えているのか? 滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執――己の身に痛みを引き受けながら、それらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。日本推理作家協会賞受賞後第一作「名を刻む死」、土砂崩れの現場から救出された老夫婦との会話を通して太刀洗のジャーナリストとしての姿勢を描く「綱渡りの成功例」など粒揃いの6編。第155回直木賞候補作。/解説=宇田川拓也 ※本作品は 2018年3月22日まで販売しておりました単行本電子版『真実の10メートル手前』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
  • 悪魔の設計図
    値引きあり
    4.0
    庭の隅に立つ大木に、セメントでギッチリ充填された洞がある。そこには一握りの長い髪が生え出し、冷たい秋風にバサリバサリと揺れていた。すぐに発掘が始まり、やがてそこから女の真っ白な脛が…。役者殺しを皮切りに、たて続けに殺人が起きた。事件解決に乗り出した由利先生と三津木俊助は、被害者が一様に或る大富豪の隠し子である事実をつきとめた。だがその時、最後の遺産相続人である盲目の娘に、犯人の魔の手が! サスペンス豊かに描く本格推理小説。表題作ほか2篇を収録。 カバーイラスト/杉本一文
  • キミの、記憶のかけら。
    -
    同じクラスの千景にずっと片想いをしている高2の南。千景が事故で記憶をなくしたことを知り、咄嗟に自分が彼女だと嘘をついてしまう。罪悪感を覚えながらも毎日一緒に過ごし、一生懸命に看病していた。しかし記憶が戻った千景に、嘘をついていたことがバレてしまう。千景に責められた南は、もう一緒にいることはできないと、別れを告げる。だけど、南にはもっと残酷な運命が待っていて――。
  • 戦国軍師列伝
    -
    戦を動かすのは大将に非ず!軍奉行(いくさぶぎょう)、陰陽師(おんみょうじ)、家宰(かさい)などとして、己の知略と人脈を尽くして戦を差配し、生き残りを請け負った戦国の頭脳たち。のちに軍師とよばれる男たち111人の人生から戦国軍師の実態に迫る。
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)
    4.2
    思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋、そして、ともには生きられなかったあの人のこと――。大胆な仕掛けを選考委員に絶賛されたR-18文学賞大賞受賞のデビュー作「カメルーンの青い魚」。すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する少年少女を瑞々しく描いた表題作他3編を収録した、どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。(解説・吉田伸子)
  • あなた
    3.3
    過疎が進む山間の小さな町。遠い昔、この町の少女を騙して郵便局から金を盗ませ、彼女から金だけを奪って東京へ去った青年がいた。彼はその金をもとに実業家として成功し、今、40年ぶりにこの町を訪れた。誰も彼が昔この町を逃げ出した青年だとは気付かない。そう、ただ一人、「あのときの少女」を除いては……。
  • 今こそ読むべき 堕落論
    値引きあり
    -
    1巻220円 (税込)
    自分自身を偽ることなく生きよ! 人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。 ――混迷した終戦後の社会において、虚飾を捨て、現実をあるがままの姿で受け入れ、人間本来の姿に徹すべきなのである。 人間の本質を鋭く突いた、現代においても、否、今だからこそ読んでおきたい作品。 【目次】 堕落論
  • 上杉謙信
    -
    好敵手、武田信玄との川中島の戦いをメインに描く。ストイックな謙信、深謀遠慮な信玄との駆け引き。戦国最強の武田軍団に挑む。「上杉謙信」他「鼻かみ浪人」を収録。野放図な不破数右衛門は野太い野生児。度重なる失敗にも関わらず、それを許し続けたのは浅野内匠頭だった。赤穂浪士の一人、不破数右衛門。
  • 歌う白骨
    -
    【オースチン・フリーマン】イギリスの推理作家。倒叙推理小説の創始者。探偵役のソーンダイク博士はシャーロックホームズの最大のライバルとされた。短編三本を収録。「歌う白骨」海に浮かぶ孤独な灯台。海から灯台守の老人の死体が発見された。果たしてこれは事故か殺人か。犯人を追い詰めるソーンダイク。証拠と推理を積み重ね犯人に迫る。「オスカー・ブロズキー事件」宝石商の男が列車に轢かれて死亡。すぐに他殺と見破るソーンダイク「予謀殺人」脱走犯を元看守が見つけた。今は金持ちになった脱走犯から金を強請ろうとする。周到な計画の上、実行し見事、他人に罪を被してしまう。ソーンダイクは濡れ衣の男を救えるのか。
  • 雁

    -
    1巻220円 (税込)
    貧しくも美しい娘お玉。生活のため高利貸しの妾になるが、世間の目は厳しく差別に耐えていた。そんな時、家の前を医学生の岡田がたびたび通りかかることから二人は顔馴染みになる。しかしお互いに慕情を抱くも想いを伝える事が出来ないまま岡田は洋行する。女性のはかない心理描写を描いた作品。読みやすくするため現代の言葉に近づけました。
  • 熊の場所
    3.6
    猫殺しの少年「まー君」と僕はいかにして特別な友情を築いたのか(『熊の場所』)。おんぼろチャリで駅周辺を徘徊(はいかい)する性格破綻(はたん)者はゴッサムシティのヒーローとは程遠かった(『バット男』)。ナイスバディの苦学生であるわたしが恋人哲也のためにやったこと(『ピコーン!』)。舞城パワー炸裂の超高純度短編小説集! (講談社文庫)
  • 幸せは白いTシャツ
    完結
    5.0
    全1巻275円 (税込)
    「私の手もとには、現在だけがあるのです」 20歳の夏。彼女は一人でオートバイに乗って日本中を旅する。ひと夏の経験ではなく、少なくとも1年、できれば2年かけて日本の隅々まで経験したいのだ。 そして彼女の両親もまた、それぞれの道を歩もうとしている。家族でありながら、誰もがまぎれもない一人の個人として離れて行き、祝福しあい、時々は連絡を取り合う。 その状態を彼女は「幸せ」と呼ぶ。 今回、故大谷勲氏撮影の文庫版オリジナル写真の一部と未公開写真のあわせて約40枚を、モデルとなった三好礼子さんからお借りし、追加・掲載した改訂版をお届けします。(2018/02) 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。https://kataokayoshio.com/
  • 鉄道事故
    -
    1巻275円 (税込)
    名作「ヴェニスに死す」の著者トーマス・マンによる短編小説。2年前の鉄道事故を、主人公が一人称で語りかけるという文体で物語が進んでいく。寝台列車に揺られドレスデンへと向かう主人公が体験した鉄道事故の様子と、事故がもたらした人々の行動を物語る。
  • 100文字ホラー
    -
    1巻220円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 怪談、意味がわかると怖い話、人怖、奇妙な話、不条理な話、せつない話…… 100文字でつづる小さな100の物語
  • ボビーに首ったけ
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    18歳の夏。まだ触れていないものはすぐそこにあり、 それはいつまでもまぶしく、ただそのまま残される。 この小説は、「ボビーに首ったけ」と「ボビーが首ったけ」でできている。 前者は、なぜかボビーと呼ばれている高校3年の男子に 会ったこともないのに手紙をよこし、数回のやりとりのあと 喜びを膨らませている同い年の少女。 後者は、ボビーがストレートな情熱を傾けているもの、つまりサーフィンだ。 18歳の夏、手紙から一歩、踏み出す計画を立てる2人。 そしてボビーは、そろそろ自分のサーフボードを手に入れる頃合いだ。 邪なところは少しもない青春の欲求を さて運命は、どのように取り扱うのか――。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 極悪鳥になる夢を見る
    3.2
    これを読まずして貴志祐介は語れない! 『黒い家』『悪の教典』『新世界より』『鍵のかかった部屋』……あの緻密な作品群を生み出した知性の意外な素顔とは。 ホラー、ミステリ、SFなど幅広いジャンルにわたって、挑戦的な作品を書き続けている著者による、デビュー以来の全エッセイから精選したエッセイ集。 作家としての思索や社会への提言のみならず、ある時は、小説もびっくりのホラーな出来事を、ある時はブラックなユーモアを、ある時は謎の日常生活を、ある時は溢れる野球愛を、絶妙な文章で綴っています。 謎多き“エンターテインメントの革新者”を、より知るための一冊。 文庫特別収録として、韓国での講演会の原稿「文学におけるヒューマニズムと悪について」収録。エンターテイメント作品という立ち位置の中で、なぜ大量殺戮などを描くのかが、明晰に述べられた名講演です。 【目次】 悪役の特権/なぜ緑色の哺乳類はいないのか/なぜ、エスパーは、少女でなければならないか/偽ドキュメンタリーの真実/極悪鳥/私は監視されている/スッポンの首/チェスボクシング/下品なスーパーヒーロー/台湾の夜市/思い出の『エクソシスト』/異形のまなざし 等
  • 幕はおりたのだろうか
    3.0
    華やかなライトを浴びるテレビ局――。難関を突破し、ニュースキャスターをめざす荻野夏美と他局から引き抜かれた倉田恵子。対照的な二人を軸に、同期入社のディレクター・杉田哲文らを交え、理想と挫折、愛と別離の青春群像を等身大に描く意欲的長編。彼らの舞台はまだ幕があがったばかりなのかもしれない!!
  • リリイ・シュシュのすべて
    4.0
    雄一は、中学一年の夏休み後、仲のよかった同級生から突然イジメの標的にされる。彼は、心の痛みをカリスマ的な存在である歌姫“リリイ・シュシュ”の世界で癒そうとする。そこだけが、自分の居場所であるかのように……。イジメ、万引き、援助交際……閉塞感に押しつぶされそうな日常と、そこから逃避してリリイ・シュシュのファンサイトに没頭する非日常の間で生きる十四歳。青春のダークサイドをリアルに描き出し、話題を呼んだ映画作品のもとになった、ネット連載小説の文庫化。
  • きみの鳥はうたえる
    3.9
    郊外の書店で働く「僕」といっしょに住む静雄、そして佐知子の悲しい痛みにみちた夏の終わり…世界に押しつぶされないために真摯に生きる若者たちを描く青春小説の名作。読者の支持によって復活した作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作であり、芥川賞の候補となった初期の代表作。珠玉の名品「草の響き」併録。

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  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから
    4.1
    片田舎に暮らす少年・江都日向(えとひなた)は劣悪な家庭環境のせいで将来に希望を抱けずにいた。  そんな彼の前に現れたのは身体が金塊に変わる致死の病「金塊病」を患う女子大生・都村弥子(つむらやこ)だった。彼女は死後三億で売れる『自分』の相続を突如彼に持ち掛ける。  相続の条件として提示されたチェッカーという古い盤上ゲームを通じ、二人の距離は徐々に縮まっていく。しかし、彼女の死に紐づく大金が二人の運命を狂わせる──。  壁に描かれた52Hzの鯨、チェッカーに込めた祈り、互いに抱えていた秘密が解かれるそのとき、二人が選ぶ『正解』とは?
  • ほろよい読書
    4.0
    今日も一日よく頑張った自分に、ごほうびの一杯を。酒好きな伯母の秘密をさぐる姪っ子、自宅での果実酒作りにはまる四十路のキャリアウーマン、実家の酒蔵を継ぐことに悩む一人娘、酒が原因で夫に出て行かれた妻、保育園の保護者達からオンライン飲み会に呼ばれたバーテンダー……。今をときめく5名の作家が「お酒」にまつわる人間ドラマを描いた、心うるおす短編小説集。
  • 君の嘘と、やさしい死神
    4.0
    ――その恋は、サヨナラと一緒に降ってきた。 通り雨が過ぎて虹が出た昼休み、高二の百瀬太郎は同学年の美園玲と運命的に出会う。 美少女なのにクラスメイトとどこか距離を置いているクールな玲に、何故か百瀬はなつかれる。 幼少期のトラウマで「嫌だ」と言えない性格もあって、文化祭の準備を手伝わされる羽目になり――。 やがて、逃れられない過酷な出来事が二人を襲う。 感動、切なさ、悲哀、愛しさ……涙が溢れる青春恋愛小説。
  • サヨナラ自転車
    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    石田衣良氏絶賛! 「風を切る自転車の速さで、初恋と永遠の別れが 駆け抜ける。僕は切なさに打たれた」 続々重版&大反響! ヤバいくらいめちゃめちゃ泣きました。 770万ユーザー人気投稿サイトEエブリスタ★を感涙の渦に巻き込んだ 電子書籍大賞2013エブリスタ特別賞受賞作品、待望の書籍化 もう一度、あの日に戻れたら。 もう一度、3人で笑いあえたら。 幼なじみ3人の純愛のゆくえは... 横須賀北陽学園高校2年、亜優、俊輔、拓己。幼なじみの3人は、いっしょ。 あの運命の夜までは…。 海と坂道の美しい横須賀を舞台に、かけがえのない日々を リアルにつづる青春ラブストーリーの傑作登場! せつなすぎる(ToT)etc.......反響続々。 ご購入者さまだけが読める特別特典:スペシャル続編もご案内。
  • 希望の地図 3.11から始まる物語
    4.0
    中学受験失敗から不登校になってしまった光司は、ライターの田村章に連れられ、被災地を回る旅に出た。宮古、陸前高田、釜石、大船渡、仙台、石巻、気仙沼、南三陸、いわき、南相馬、飯舘……。破壊された風景を目にし、絶望せずに前を向く人と出会った光司の心に徐々に変化が起こる――。被災地への徹底取材により紡がれた渾身のドキュメントノベル。
  • <伊達政宗と戦国時代>「伊達者」三つの戦い
    -
    関ヶ原の合戦は遠く奥州にも波及し、激しい攻防戦を巻き起こした。関ヶ原合戦時、東軍側についた伊達政宗は、混乱に乗じて野心をむき出しにし、また大坂の陣では、大鉄砲隊を率いて現れた。そして朝鮮出兵。合戦にみる伊達政宗。
  • 君は月夜に光り輝く
    4.3
    大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。読む人みんなが涙――この圧倒的感動に、山口幸三郎、綾崎隼、loundrawも大絶賛! “今を生きる”すべての人に届けたい、最高のラブストーリー。
  • 樅ノ木は残った(上)
    4.0
    仙台藩主・伊達綱宗、幕府から不作法の儀により逼塞を申しつけられる。明くる夜、藩士四名が「上意討ち」を口にする者たちによって斬殺される。いわゆる「伊達騒動」の始まりである。その背後に存在する幕府老中・酒井雅楽頭と仙台藩主一族・伊達兵部とのあいだの六十二万石分与の密約。この密約にこめられた幕府の意図を見抜いた宿老・原田甲斐は、ただひとり、いかに闘い抜いたのか。

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  • ほかならぬ人へ
    3.8
    「ベストの相手が見つかったときは、この人に間違いないっていう明らかな証拠があるんだ」――愛するべき真の相手はどこにいるのだろう?「恋愛の本質」に果敢に挑み、描き上げた“もっとも純粋な”恋愛小説。第142回直木賞受賞作!

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  • 美女たちの日本史
    値引きあり
    -
    元正天皇から、平清盛の妻・時子、北条政子、日野富子、お市の方―女帝、国母、戦国大名など、時代を動かしてきた女たち。彼女たちは政治力、外交力に長けた権力者だった。 歴史小説を描いて五十年。 歴史とは、女性とは何かを考え続けてきた著者が、男本意の見方によって隠されていた日本史に光を当てる。女の側から見ると、こんなに面白い日本史。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • ホテル・アースポート-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-
    -
    旅人・友也(ゆうや)は、軌道エレベーターが聳える小さな島国を訪れ、この天に延びる塔を見はるかす〈ホテル・アースポート〉に投泊する。かつては観光客で賑わったこの国も、テロで入国者が激減し、ホテルの運営も今は若い娘ひとり、その日の宿泊者は彼を含めて五人だけ。その夜も、島を吹き渡る風が、巨大エレベーターを轟々と鳴らし……そして密室殺人が発生した。『盤上の夜』の著者・宮内悠介の新機軸。※本電子書籍は、『Genesis 一万年の午後』(東京創元社 2018年12月21日初版発行)に収録の「ホテル・アースポート」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 一万年の午後』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
  • ステーシーズ 少女再殺全談
    4.0
    近未来、いかなる存在の意志によるものか? 15歳から17歳までの少女たちが突然、世界中で狂死を始めた。少女の屍は立ち上がり、人肉を求めてさすらう無数の大群と化す。屍少女“ステーシー”殲滅のために完全武装の再殺部隊が組織されるが、戦いは血まみれ、泥沼の様相を呈し、涙は枯れ、心は凍りついていく……。大槻ケンヂの音楽も含めた全作品の中でも、最も狂気性に満ちた名作に、外伝2編を加えた完全決定版。
  • er-深爪な家族と人生のはなし
    5.0
    Twitterフォロワー10万人突破!!(2016年8月現在)。「下品な仮面を被った秀逸で鋭いコラム」がウェブサービス『note』で大人気の「深爪(@fukazume_taro)」。 前作の電子書籍『深爪な愛とセックスのはなし』を発売後、各方面から「最低な内容だけど、サイコー!」「ひどすぎる! だけどおもしろい!!」「電子書籍は買ったことなかったけれど、どうしても読みたくて」……などの大反響が起こり、早くも読者待望の第二弾を配信! 今回のテーマは深爪が抱える「日常」「家族」「人生」……。あれ!? 前作みたいな“シモ”な話がないのか……との心配ご無用! 安心の「深爪ワールド」が展開しています。 そして今回は、深爪すぎて「痛くて」「泣いちゃう」話が満載。 深爪すぎて爪は短いけれど、確実にあなたの心に爪痕を残します!!
  • あばれ狼
    4.0
    野州・真岡の小栗一家と竹原一家の大喧嘩にやとわれて人を殺めてしまった渡世人たち――その不幸な生い立ちゆえに敵・味方をこえて結ばれる男と男の友情を描く連作「さいころ蟲」「あばれ狼」「盗賊の宿」。多淫な母親の若き日の嘘によって翻弄され続けた樋口角兵衛の生涯をたどる「角兵衛狂乱図」など、畢生の大作『真田太平記』の脇役たちを描いた4編の、全7編を収録。

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  • 田舎医者/断食芸人/流刑地で
    3.4
    光文社古典新訳文庫では『変身/掟の前で 他2編』、『訴訟』につづく3冊目となるカフカの傑作短編集です。今回収録したのは、カフカが生前に自信をもって世に送り出した短編など8作。いわば、“カフカ本人のお墨付き”ともいえる作品です。ユニークかつ不思議な、じつにカフカらしい作品ばかり。表題の3作のほかに、「ボイラーマン」(既訳では「火夫」)、問題作「歌姫ヨゼフィーネ、またはハツカネズミ族」も収録しました。
  • 独白するユニバーサル横メルカトル
    3.7
    タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。
  • 花に眩む
    5.0
    1巻220円 (税込)
    私の肌には赤い花が咲く。彼女と出会った夜も、彼の去った朝も――。出会った次の日、しまは私のアパートに転がり込んできた。しまといると、まっすぐに求められる。しまに求められると、なにもかもを叶えてあげたくなる……。大好きな高臣さんには、しまが来てから、一週間も電話をかけていなかった。この人におやすみを言って貰わなければ眠れなかったのに。でも高臣さんの低く甘い声を聞くと、途端に、ど、と体の内側があたたかく濡れた。かきまぜられたときのあの感覚を思い出して……独特の世界観で描かれる、第9回R-18文学賞読者賞受賞作。

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  • 人のセックスを笑うな
    3.8
    19歳のオレと39歳のユリ。恋とも愛ともつかぬいとしさが、オレを駆り立てた――「思わず嫉妬したくなる程の才能」と選考委員に絶賛された、せつなさ100%の恋愛小説。第四一回文藝賞受賞作。短篇「虫歯と優しさ」を併録。

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  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ〔上〕
    3.7
    女子大生のアナスタシア・スティールは、若き実業家クリスチャン・グレイをインタビューすることになった。ハンサムで才気あふれるグレイにアナは圧倒され、同時に強く惹きつけられる。ふたりは急激に近づいていくが、彼にはある「ルール」があった……。映画化原作、全世界で一億部突破のベストセラー三部作、第一弾!
  • 舟を編む
    4.5
    出版社の営業部員・馬締光也(まじめみつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作! 馬締の恋文全文(?)収録!
  • じっと手を見る
    3.6
    富士山を望む町で暮らす介護士の日奈と海斗 はかつての恋人同士。ある時から、ショッピ ングモールだけが息抜きの日奈のもとに、東 京の男性デザイナーが定期的に通い始める。 町の外へ思いが募る日奈。一方、海斗は職場 の後輩と関係を深めながら、両親の生活を支 えるため町に縛りつけられる。自分の弱さ、 人生の苦さ、すべてが愛しくなる傑作小説。
  • リア王
    3.9
    老王リアは退位にあたり、三人の娘に領土を分配する決意を固め、三人のうちでもっとも孝心のあついものに最大の恩恵を与えることにした。二人の姉は巧みな甘言で父王を喜ばせるが、末娘コーディーリアの真実率直な言葉にリアは激怒し、コーディーリアを勘当の身として二人の姉にすべての権力、財産を譲ってしまう。老王リアの悲劇はこのとき始まった。四大悲劇のうちの一つ。
  • 現代語訳 蜻蛉日記
    3.5
    王朝日記文学の代表作『蜻蛉日記』を、室生犀星の現代語訳で味わう。大政治家の藤原兼家の妻として、波瀾に富んだ生涯を送った道綱母が、その半生を書き綴った回想録。結婚生活の苦しみ、夫兼家とその愛人たちへの愛憎の情念が、流麗にして写実的な筆致で描かれる。作品中の和歌は、一段の精彩を放っている。韻文と散文が互いに交響することで、物語に独特の陰翳を与えている。(解説=久保田淳) (※本書は2013/8/11に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました)
  • 最後の授業
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 その豊かさのために古くからいろいろな国の領土になってきたアルザス。そしてとうとう今日ぼくはフランス語で最後の授業をうけることに。
  • 植物図鑑
    4.5
    ※幻冬舎から配信中の『植物図鑑』と同じ内容となっております。重複購入にご注意ください。 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」「――あらやだ。けっこういい男」――ある日、道ばたに落ちていた彼、イツキ。さやかが彼から聞いたのはそれだけ。でも、それで充分だった。二人の共同生活は次第にかけがえのない日々となっていく――。花を咲かせるように、この恋を育てよう。『阪急電車』『図書館戦争』の有川浩、最新にして最高のラブストーリー! 番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載!!
  • 溶けたらしぼんだ。
    -
    1巻220円 (税込)
    きもちいいよ、痛い、きもちいい、好き、わかんない、ゆりどうしてる、ゆり……セックスしている最中、あたしのあたまの中では、いろんなことが渦巻いている――。あたしはゆりが好きだ。毎晩、二人でアイスクリームを食べて、ドライアイスが白煙をだしながらしぼんでいくのを見ている。あたしは一日の終わりを、ゆりとそうやって過ごすために生きてきた。それなのに。今日、あたしは知った。あの絵を見たときから。木山透とセックスがしたい。木山透のすべてがあたしの中に入ってきてほしい。もう、寝るまえのアイスクリームもどうでもいい――第9回R-18文学賞優秀賞受賞作。

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  • 悪霊列伝
    値引きあり
    5.0
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 菅原道真をはじめ、祟道天皇、伴大納言など、古代の貴族社会において、不運にも権力争いに敗れ去っていった者たち。彼らの生きた時代背景とともに、怨念の系譜をたどり、日本人の精神構造を浮かび上がらせる人物評伝。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。

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