作品一覧

  • コンビニたそがれ堂
    4.0
    1~11巻594~770円 (税込)
    駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは・・・? 慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。
  • ここは墨田区向島、お江戸博士の謎解き日和
    3.5
    唯一の家族だった祖母を亡くした天涯孤独の大学生・祐里は、祖母の貸家に住む冴えない歴史ライター・桜介と出会う。二人は下町ならではの事件へ挑むが、一方で祐里は未だに祖母との喧嘩を悔やみきれずにいて――!?
  • あの日、ぼくは龍を見た
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    斉藤真琴は小学6年生。ある日、死んだはずの祖父・熊岡獅子之介から真琴の家に1枚のハガキが届く。そこには、今年の夏で旅館をやめる、とだけ書いてあった。不思議に思った真琴は、夏休みに一人で、九州の秘境にある祖父の旅館を訪ねることに。羽田から福岡への空の旅を経て、列車を幾度も乗り継いだあと、ハプニングが起きた。なぜか、祖父の旅館があるねじまき温泉行きの路線がなくなっていたのだ。途方に暮れていた真琴は、いつしか祖父が若い頃の時代、今から38年前のねじまき温泉郷に迷いこんでしまう。この温泉郷は、神秘の祭りである「臥龍の大祭」をやめてから人気が低迷していた。「この祭りの復活こそがこの町を救う!」――子ども時代の父・虎之介とまちがわれているぼく・真琴は、同級生のツグミと共に大人たちを説得し、「臥龍の大祭」の復活に挑む。温泉郷の未来をかけた、子どもたちの町興し物語。
  • そして少女は悪女の体を手に入れる 1
    3.3
    1巻990円 (税込)
    病弱だった少女が嫌われ者の身体を手に入れる。嫌われようが健康なら文句なし! 笑いあり涙ありの、青春学園ラブコメディー。 生まれつき病弱で、病院の外の世界を知らずに亡くなってしまった少女。 お迎えを待っていたが、現れた天使に、予定外の自殺があってあの世へ連れていけないと言われる。 そこで天使は言った。「この子の体、欲しくない?」。 自殺した女の子の名前は篠塚愛花。 傲慢でわがままで、友達もいなく家族からも嫌われている【悪女】だったという。 周囲の環境はそのままだが、それでもいいのなら体をあげると言われ、少女は即答する。 「健康な体であれば言うことないです! 」。 かくして、少女は篠塚愛花の体で人生をやり直すことになったのだが―――。 黒川 天理(クロカワテンリ):福井県在住。本作にてデビュー。 こより(コヨリ):イラストレーター。鹿児島県在住。宮部みゆき『この世の春』(週刊新潮)、 村山早紀『コンビニたそがれ堂 祝福の庭』(ポプラ文庫ピュアフル)、 柴崎竜人『あなたの明かりが消えること』(小学館文庫)など多数の書籍の挿絵、装画を中心に活躍中。
  • 樹木医補の診療録 桜の下にきみを送る
    3.5
    1巻517円 (税込)
    花守として有名な祖父を持つ咲(えみ)。樹木医を志し、造園会社『陽光園』に就職した。けれど祖父は咲が樹木医になるのを反対し、和解できないまま亡くなっている。複雑な想いで新天地へ来た咲は、祖父が守ってきた大糸桜を見にいく。しかし開花しておらず、謎めいた青年から「花守の死を悼んでいるようだ」と言われる。そんな大糸桜の様子に違和感を覚える咲だが…?
  • ・・・穴の穴
    -
    1巻275円 (税込)
    月間1億PVを超える大人気のケータイ小説サイト「おりおん☆」から生まれた小説。たまたま書いた妄想小説が賞を取り、官能小説家となった私。しかし全く売れず、おんぼろアパートに引っ越すことに。隣人は誰もが認めるイケメン!そんなイケメンの部屋に続く“穴”を見つけてしまった私は、好奇心から彼の生活を覗いてみることにした…。

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ユーザーレビュー

  • コンビニたそがれ堂 夜想曲

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今巻のタイトルがタイトルだけに音楽の秋、読書の秋!それぞれの秋が同時に味わえる一冊ですね(*´ω`*)笑 この時期に読むのも良いですね!残暑続きますがちょうど秋に変わりつつ…年末までには読み終えたら良いけれど(汗)そしたら今年最後の一冊になるのか??(∩∩⸝⸝)今までと同じペースだと間に合わないかも―(;^ω^)笑 本を持ったとき、分厚く読み応えありますね☆楽しみます!年末までには読めたら良いなと思ってた本が、やっと読めた―――!
    【ノクターン】
    私も音楽好きなので、小さい頃放課後、小学校でお友達とピアノ遊んだり誰かが弾いていて、私も遊びたいなと羨ましく思ったこともありました。家では、『楽しい

    0
    2025年03月15日
  • コンビニたそがれ堂 夜想曲

    Posted by ブクログ

    昨今の世界情勢と戦時中の日本。
    戦時中にあったこと(と知識として知っていること)を考えると胸が苦しくなることが沢山ある。

    ひとつひとつのエピソードはほっとするしまりかたではあるものの、後半2つは苦しさをおぼえる描写がとても印象的でした。
    ちょうど広島の原爆の日に読み終えたということもあるのですが、どんなにも熱く、苦しく、悲しい時間だったのだろうかと想像することしかできない。
    想像することであのような時間を繰り返してはいけないと思う。
    そして今そのような状況の中におかれている人たちがいるということも。

    0
    2024年08月15日
  • コンビニたそがれ堂 夜想曲

    Posted by ブクログ

    ノクターン
    夢見るマンボウ
    空に浮かぶは鯨と帆船
    天使の絵本
    の4作品です。

    どれも心に灯りが灯る作品です。

    戦争を知らない子供たちに、と言うよりは憲法9条をこれ以上変えないために、ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン氏に『天使の絵本』を読んで欲しいと思います。

    0
    2024年07月27日
  • コンビニたそがれ堂 夜想曲

    Posted by ブクログ

    今回こそは泣かない、と思って読み始めるんだけど、やっぱり1話目から泣いてしまった。

    風早の街の片隅に、どんな願い事も叶えてくれる、不思議なコンビニがある。
    「コンビニたそがれ堂」シリーズ11作目。

    家族想いのピアニスト、
    いつも誰かの幸せを願っている女の子、
    地球を愛してくれる宇宙人、
    優しい少年サンタさんの話、計4話。

    途中、コンビニたそがれ堂×SFだ!!と1人興奮してしまった。村山早紀さんにかかると、魔女も宇宙人も、優しくて切ない生き物になるんだな。一緒に地球と人間を見守ってくれてありがとう。
    誰かに優しくしたい気分のときは、このシリーズの本をおすすめする。わたしの鉄板本。

    0
    2024年07月15日
  • コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙

    Posted by ブクログ

    魔神の話は、真面目な淳が切なかった。だからおむすびの差し入れがされたんだな。
    千花の話はほっこりした。
    星野百貨店の番外編はわくわくした。百花の魔法も銀河堂書店の話も大好きだから。

    0
    2022年09月16日

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